平成２７年３月９日午前９時１５分大垣共立為替相場速報１．先週末の海外市場と今朝の東京市場の相場動向ＵＳドル／円ユ－ロ／円ユ－ロ／ドル先週末の東京市場 17:00 １２０．１０－１２１３２．４１１．１０２５先週末の海外市場レンジ１１９．９０～１２１．２９１３０．９４～１３２．４５１．０８４２～１．１０２６本日の東京市場 9:00 １２０．７４－７６１３０．９４１．０８４４【主な材料】（海外）米 2 月雇用統計失業率 5.5%（前回 5.7%）非農業部門雇用者数増減 295 千件（前回 239 千件）【コメント】先週末の東京時間のドル／円は 120 円台前半でオープン。米雇用統計を控え、 120 円を挟んで小動きとなった。海外時間序盤も同様の動きとなったが、 NY 時間に公表された米雇用統計の予想比強めの結果を受けてドル買いが強まり、ドル／円は 121 円台前半まで急伸。ただその後は、米利上げ観測の前倒しにより米株式市場が崩れると、ドル／円の上値は抑えられ 120 円台後半でこの日の取引を終えている。２．本日の東京市場から海外市場にかけてのＵＳドル／円予想レンジ本日の予想レンジ（単位：円）【主な材料】（海外）米１２０．００－１２１．５０ 2 月 LMCI コチャラコタ・ミネアポリス連銀総裁講演メスター・クリーブランド連銀総裁講演【コメント】米雇用統計は期待を大幅に上回る結果となった。利上げ観測の前倒しに繋がっており、金利マーケットでは 6 月の利上げ織り込みが五分五分といった状況にある。来週の FOMC までは米短期金利の上昇は継続すると考えられ、ドル買いも強まっていくだろう。ただ一方で、米株式市場が下落しドル／円の上値を抑えている。そのため、金利面ではドル／円の底堅さが増すだろうが、一本調子での上昇には繫がらないと考える。 (AU) このレポートは、外国為替相場に関する情報の提供を目的としたものです。また、このレポートの予測はあくまで参考に記載させて頂いているものです。従いまして、本レポート記載内容および予測結果に対しましては、当行は一切責任を負うものではありません。このレポートのいかなる部分も一切の権利は大垣共立銀行に帰属しており、無断での複製・転載を行わないようにお願いいたします。また、本レポートの内容に基づいて当行がお客様に何らかの勧誘を行うこともありません。電子メールで配信をご希望の方は、当行担当者までお申し出下さい。