法第34条第1号（店舗）運用基準（PDF形式：123KB）

法第 34 条第１号（日常生活のため必要な物品の販売の店舗等）の運用基準
（平成 27 年４月１日施行）
１
開発区域
(1) 開発区域は，建築物の敷地相互の間隔が 70 メートル未満であり，かつ，市街化調
整区域内の 50 戸以上の住宅が連たんしている集落内に存していること。ただし，以
下の場合を除く。
ア
農機具修理業は，建築物の敷地相互の間隔が 70 メートル未満であり，かつ，市
街化調整区域内の 50 戸以上の農家住宅が連たんしている集落内とする。
イ
銀行業（ 62）及び協同組織金融業（ 63）は，建築物の敷地相互の間隔が 70 メー
トル未満であり，かつ，市街化調整区域内の 150 戸以上の住宅が連たんしている集
落内とする。
ウ
郵便局（ 86），協同組合（ 87）及び地区集会所は，既存の集落と密接な関連があ
る地域内とする。
(2) 開発区域は，建築基準法第 42 条第１項に規定する道路に６メートル以上接してい
ること。
(3) 開発区域の面積は，1,000 平方メートル未満とすること。ただし，以下の場合を除く。
ア
自動精米所及び銀行等出張所は， 100 平方メートル以下とする。
イ
住宅を併設する場合は， 200 平方メートル以上 1,000 平方メートル未満とする。
(4) 開発区域内に適正な規模の駐車スペースを有すること。
２
申請者
申請者は，当該店舗，事業場その他これらに類する建築物（以下「店舗」という。）
を自ら営業する者であること。ただし，建築物の貸借契約等に基づき，継続的かつ適正
に営業できることが確実と認められる場合は，この限りでない。
３
予定建築物の用途
(1) 予定建築物は，別表に掲げる業種に属する事業の用に供するものであること。ただ
し，風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律（昭和 23 年法律第 122 号）
の適用を受ける営業の用に供するものを除く。
(2) 予定建築物は，共同建て又は長屋建てでないこと。
(3) 水戸市開発審査会付議基準の包括承認基準１（既存集落内の自己用住宅の取扱いに
ついて）第３に該当する土地である場合は，店舗と同一棟に限り自己用住宅の併設を
認めるものとする。
４
予定建築物の規模
(1) 予定建築物の階数は２階建て以下，かつ，高さは 10 メートル以下とすること。た
だし，両階が店舗の場合は，両階の店舗が一体的な計画になるものとし，屋外階段を
設置しないこと。
(2) 業務の用に供する部分は，店舗，事務室，作業室，調理室及び製造部門とし，その
1
規模は 200 平方メートル以下とすること。
(3) 業務の用に供する部分以外の規模は，次の各号の要件を満たすものとする。
ア
管理上必要なものは，休憩室，湯沸室，更衣室，シャワー室及び便所とし，その
規模は 20 平方メートル以下とすること。
イ
倉庫の規模は，店舗の用途及び規模を総合的に判断し，必要最小限を認めるもの
とし，倉庫と管理上必要なものの規模の合計は，最大でも業務の用に供する部分の
２分の１以下とする。
５
各施設の基準
４のほか，次の各号の要件を満たすものとする。
(1) 菓子・パン小売業（ 586），料理品小売業（ 5895），豆腐・かまぼこ等加工食品小売
業（ 5897）
ア
製造部門を併設できるものとするが，製造部門を主体とするものではなく，当該
店舗での販売を目的としたものであること。
(2) ガソリンスタンド（ 6051）
ア
洗車場及び自動車点検のための作業所を併設できるものとする。ただし，自動車
点検のための作業所を併設する場合は，床面積は 150 平方メートル以下とし，道路
運送車両法（昭和 26 年法律第 185 号）第 94 条の２第１項の指定を受けた事業場（指
定工場）でないこと。
イ
業務の用に供する部分には，キャノピー部分を含まないものとする。
(3) 燃料小売業（ 6052）
ア
プロパンガスの配送を含むものとするが，敷地内にガス貯蔵庫を設けること。
(4) 自動車整備業（ 89）
ア
事務室と工場は同一棟とし，ショールームの設置は認めないものとする。
イ
従業員は４名以内とすること。
ウ
管理上必要なものの規模は， 50 平方メートル以下とすることができる。
(5) 農機具修理業
ア
農機具の販売部門を併設できるものとするが，販売部門のみでないこと。
イ
販売部門の規模は， 100 平方メートル以下とすること。
(6) 自動精米所
ア
業務の用に供する部分の規模は， 25 平方メートル以下とすること。
イ
米ぬか，もみがら等の貯蔵庫は，倉庫として取り扱うものとする。
ウ
貯蔵庫の規模は， 25 平方メートル以下とすることができる。
(7) 銀行等出張所
ア
業務の用に供する部分の規模は， 25 平方メートル以下とすること。
イ
普通銀行（ 6221），郵便貯金銀行（ 6222），信用金庫（ 6311），信用協同組合（ 6312），
労働金庫（ 6314）又は農業協同組合（ 6324）のＣＤ又はＡＴＭに限るものとする。
2
別表
中
分
類
織物・衣服・身の回
り品小売業（ 57）
小
分
類
又
は
細
分
類
男子服（ 572），婦人・子供服（ 573），靴・履物（ 574），かばん・袋
物（ 5791），下着類（ 5792） ,洋品雑貨・小間物（ 5793）
各種食料品（ 581），野菜・果実（ 582） ,食肉（ 583），鮮魚（ 584），
酒（ 585），菓子・パン（ 586），コンビニエンスストア（ 5891），料
飲食料品小売業（ 58）理品（ 5895のうち惣菜屋，揚物，調理パン，おにぎり，すし，煮豆
の小売業，持ち帰り弁当屋），米穀類（ 5896），豆腐・かまぼこ等加
工食品（ 5897）
機械器具小売業（ 59）二輪自動車（ 5914），自転車（ 592）
医薬品・化粧品（ 603），苗・種子（ 6042），肥料・飼料（ 6043），ガ
その他の小売業（ 60）ソリンスタンド（ 6051），燃料（ 6052），書籍・文房具（ 606 新聞を
除く。）
銀行業（ 62）
普通銀行（ 6221）
協同組織金融業（ 63）信用金庫（ 6311 連合会を除く。）
技術サービス業（ 74）獣医業（ 741 家畜診療所を除く。）
飲食店（ 76）
食堂，レストラン（ 761），専門料理店（ 762 料亭を除く。），そば・
うどん店（ 763），すし店（ 764），喫茶店（ 767），その他の飲食店（ 769）
洗濯・理容・美容・
浴場業（ 78）
普通洗濯業（ 7811），理容業（ 782），美容業（ 783）
その他の教育，学習
支援業（ 82）
学習塾（ 823），音楽教授業（ 8241），書道教授業（ 8242），生花・茶
道教授業（ 8243），そろばん教授業（ 8244），外国語会話教授業（ 8245）
医療業（ 83）
あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師・柔道整復師の施術所
(8351)
郵便局（ 86）
郵便局（ 861）
協同組合（ 87）
農業協同組合（ 8711）
自動車整備業（ 89）
自動車一般整備業（ 8911），自動車車体整備業（ 8919 板金塗装）
農機具修理業
地区集会所
自動精米所，銀行等出張所（ＣＤ又はＡＴＭの設置に限る。）
※（
）内番号は，日本標準産業分類（平成 25 年 10 月改定）の分類番号を示す。
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