平成27年2月号 《今月号のメニュー》 ◆ 今月のシンガポールトピックス 「マレーシア政府予算案と GST 導入について」 ◆ 今月のバンコクトピックス 「タイ人観光客を千葉県へ」 ◆ アセアンニュース短信 ◆ アセアンマーケット情報 千葉銀行 シンガポール駐在員事務所 バンコク駐在員事務所 今月のシンガポールトピックス 「マレーシア政府予算案と GST 導入について」 マレーシアは、アセアン諸国の中でシンガポールに次いで発展している国として知られてお り、アセアンでは唯一、国産自動車メーカー(プロドゥアやプロトン)が自動車生産をしています。 日系企業では電子機械、半導体関連企業などが古くから進出していることに加え、島津製作 所が医療機器の製造を始めるなど高付加価値な製造業が集積しつつあります。 また最近では、イスラム教の戒律に従った「ハラル」ビジネスや、マレーシア・シンガポール間 を結ぶ高速鉄道に対する日本技術の売り込みなど、日本のビジネスパートナーとしてのマレー シアの存在感が高まっています。マレーシアの特徴としては、個人所得の増加による内需の伸 び、安定的な経済成長、抑制された物価上昇率、政治的安定度の高さなどが挙げられます。 今月のシンガポールトピックスでは、マレーシアの 2015 年度政府予算概要と、4 月からの導 入が予定されている GST(物品・サービス税:Goods and Services Tax)について報告します。 1.マレーシアの 2015 年度予算概要 予算戦略の比較 2015 年の予算戦略では、「ブミプトラ政策(※)の更なる推進」「女性の役割向上」「国家青年 改造計画の立ち上げ」が新たに加わっております。政府は、2020 年までに 1 人当たり GDP を 15,000 ドル以上(先進国の基準)とすることを目指しており、2015 年の予算案は、その重要な ステップとして位置付けられ、特に「経済の多様化」がキーワードとなっております。人種、女性、 青年に新たに的を絞った予算戦略にもこれが反映された形です。 (※)人口の多数を占めるマレー人への優遇政策 2015 年政府予算戦略 1.経済成長の強化 2.財政基盤管理の向上 3.人材と企業家の育成 4.ブミプトラ政策の更なる推進 5.女性の役割向上 6.国家青年改造計画の立ち上げ 7.国民福利優先の再確認 2014 年政府予算戦略 1.経済活動の活性化 2.財政基盤管理の強化 3.人材の優秀性向上 4.都市部・過疎地での開発振興 5.国民福利の確実性向上 1 2015 年予算案の概要 2015 年の予算案では、歳入・歳出ともに過去最大規模を見込んでいます。歳入では、2015 年 4 月に導入予定の物品サービス税(GST)による税収増を見込み、法人税率、個人所得税 率の引き下げ財源を捻出するほか、歳出としてはハイテク分野・技術革新への支援や、多国籍 企業拠点誘致のための投資インセンティブ強化、インフラ投資の加速などを盛り込んでいます。 歳入(百万RM、左軸) 歳出(百万RM、左軸) 対GDP比債務残高(%) GDP成長率(%) 300,000 60 200,000 40 100,000 20 0 (百万RM) 2014年 2015年 歳入総額 224,094 235,219 直接税 133,148 135,646 間接税 38,822 47,732 その他 52,124 51,841 一般歳出総額 217,651 223,440 給与・手当等 79,277 81,908 補助金 39,408 37,688 一般経費 36,623 38,099 債務手数料 23,186 24,379 その他 39,158 41,366 経常収支 6,443 11,779 開発支出 44,500 48,500 歳出総額 262,151 271,940 総合収支 - 37,108 - 35,688 0 2010 2011 2012 2013 2014 2015 マレーシア政府 HP よりシンガポール駐在員事務所作成 2.物品サービス税(GST)の導入 GST とは(定義) GST とは Goods and Services Tax の略語であり、マレーシア税関を管轄として、2015 年 4 月 1 日から適用されることとなりました。GST はマレーシア国内で課税対象者が提供する全て の物品販売、サービス提供を対象として課税されます。また輸入物品、輸入サービスも GST の 対象となります。GST 導入に伴い、現行の Sales Tax(販売税)、Service Tax(サービス税)は廃 止されます。 <2015 年 4 月以降> ・GST 6% (課税範囲が拡大) <現行> ・販売税 ・サービス税 10%(ほとんどの商品) 6% GST 導入までのスケジュール マレーシア政府は 2013 年 10 月に、GST を 2015 年 4 月 1 日から税率 6%で導入すること を発表しました。法案は 2014 年 4 月に下院を通過、5 月に上院で可決成立し、1 年弱の準備 期間を経て導入されることとなりました。現在、税関側では GST 課税業者の登録手続きが急ピ ッチで進められると同時に、企業側では GST 対応のためのシステム導入や担当者の研修など が行われています。 2 <タイムライン> 2013年10月 2014年4月 2014年5月 2014年10月 2015年4月 上院通過 GST課税業者 登録開始 GST導入予定 下院通過 GST導入発表 マレーシア GST 取引の種類 課税対象となる物品販売、サービス提供には、標準税率の 6%が適用されます。物品販売 やサービス提供を行った場合に徴収した GST は「アウトプット税(仮受税金)」と呼び、申告納 税が必要となります。一方、仕入時に支払った GST は「インプット税(仮払税金)」として、納付 税額から控除することができます。現在マレーシア税関の HP にて取引の具体例等が示されて いますが、いまだに全体像は不明確なため、運用開始以降にも様々な問題が発生することが 予想されています。 <GST課税例> GST納付額 サプライヤー 原材料売上 GST(6%) 製造業者 購入費 付加価値 売上高 GST(6%) 卸売業者 購入費 付加価値 売上高 GST(6%) 小売業者 購入費 付加価値 売上高 GST(6%) 消費者 購入費 GST(6%) = = = = = = = = = = = = = = = = RM RM RM RM RM RM RM RM RM RM RM RM RM RM RM RM 1,000 60 1,000 100 1,100 66 1,100 200 1,300 78 1,300 300 1,600 96 1,600 96 アウトプット税 RM 60 RM 60 インプット税 RM アウトプット税 RM 60 66 RM 6 インプット税 RM アウトプット税 RM 66 78 RM 12 インプット税 RM アウトプット税 RM 78 96 RM 18 GST負担額 96 RM 事業者が納 付したGSTは 最終的に消 費者が負担 GST 導入のインパクト 財務管理への影響…課税売上高の規模に応じ、月次もしくは四半期での決算を行う必要 が生じます。また GST に対応した会計システムを導入する必要があります。そのため、経理処 理手続きの合理化や、会計システムの変更が必要となる可能性があります。 キャッシュフローへの影響…GST は従来の販売税、サービス税と比較して幅広い取引を課 税対象としています。そのため、仮払税金支払いによるキャッシュアウトが増加することが予想 されます。その後、仮受税金受取でキャッシュインの増加も見込まれますが、取引のほとんどが 輸出の場合、仮受税金を受領することができない(輸出取引は GST0%課税)ため、企業のキ ャッシュフローを圧迫する要因となります。 3 3.おわりに マレーシアの GST は、法案可決から 1 年弱の準備期間しかない中で本格導入されるという ことで、現在は政府・民間事業者ともに準備に追われている状況です。現地日系企業からは、 「システム導入の投資や従業員教育も事業コスト上昇要因になり、負担感は高い。」「制度に関 して不透明な部分も多く、導入以降に順次取扱を確かめながら進めていかざるを得ず、不安が 残る」等の声が聞かれました。今回のマレーシアにおける GST 導入は、税務・会計上の問題に とどまらず、様々な課題発生が予想されます。不安な点は早急に専門家等に相談するなど、対 応を急ぐ必要があります。 今月のバンコクトピックス 「タイ人観光客を千葉県へ」 アジアからの訪日観光客が増加しています。なかでも、タイ人観光客は、最近 10 年間で約 6.3 倍と急増しました。「観光」は、旅行業、宿泊業、運輸業にとどまらず、飲食業、小売業、農 林水産業、製造業など、様々な産業への波及効果がある裾野の広い産業であり、「地方活性 化の切り札」といわれています。そのため、千葉県は、タイ等のアジアからの観光客を誘致する 活動を行っています。 今回のバンコクトピックスでは、タイ人観光客の特徴を探るとともに、観光客誘致に向けた千 葉県の取り組みについてみていきます。 1.タイ人観光客増加の背景 訪日タイ人観光客数 推移 千人 タイ人の訪日観光客は、10 万 5 千人 % 700 100 (2004 年)から 65 万 8 千人(2014 年)まで 600 80 10 年間で約 6.3 倍と急増しました。この背景 500 60 には、以下の 3 点があると考えられます。 400 40 300 20 第一に、「訪日タイ人観光ビザの免除」が 200 0 挙げられます。2013 年 7 月より日本政府が 100 -20 短期滞在(15 日間以内)のタイ人観光客の 0 -40 2004 年 査証(ビザ)を免除しました。2013 年後半に 2006 年 客数(左軸) 訪日客が急増した最大の要因は同政策にあ るといえるでしょう。 2008 年 2010 年 2012 年 2014 年 前年比増加率(右軸) 出典:観光庁「平成 25 年度訪日外国人消費動向調査」 第二に、「円安バーツ高」が挙げられます。2012 年 12 月以降の円安ドル高の動きに比例し て、対バーツでも円は 40%以上下落しています。このため、タイ人にとって訪日観光は「お得 感」があるものとなっています。 4 第三に、「日本向け航空便の拡充」があります。タイ国際航空は、2012 年末にバンコク-札幌 線を増便するとともに、バンコク-成田線に大型機を導入し、輸送能力を向上させました。また、 LCC(格安航空会社)の路線増加も観光客増加に寄与しています。 2.タイ人観光客の特色 観光庁が発表した「平成 25 年度 訪日外国人消費動向調査」を基に、タイ人観光客の特色 について考えてみます。まず、リピーターが多いことが挙げられます。同調査によると、タイ人の 日本への来訪回数は複数回が 60.3%と高い結果が出ています。また、団体ツアー参加状況 は 26.3%と低いことから、日本来訪経験のある観光客(リピーター)が、過去の観光に満足し、 情報を集めて個人で再訪するケースが多いと考えられます。 旅行支出のなかでは、「買物代」が 41.4%と大 平成25年 訪日タイ人旅行支出内訳 きな割合を占めています。なかでも、高い購入率 その他, 0.9 を示している品目は、菓子類(80.8%)、化粧品・ 医薬品等(47.9%)、服飾品(42.2%)です。 宿泊料金, 31.0 タイ人観光客の 50.8%を女性が占めており、 買物代, 41.4 女性の関心の高い日本ブランドの菓子や化粧品 が人気を博していると考えられます。 また、タイ人観光客は、他のアジア諸国に比 べて、マナーが良く、観光客の受け手から評判 が高いといわれています。 娯楽サービス費, 1.3 交通費, 9.4 飲食費, 16.0 出典:観光庁「平成 25 年度訪日外国人消費動向調査」 3.千葉県の現状と取り組み 千葉県は、海外からの表玄関である成田国際 平成25年 千葉県 国・地域別外国人宿泊客数 構成比 空港を有し、首都東京に隣接するという立地条 件に加え、豊かな自然や多種多様な食材にも恵 中国, 20.0 その他, 36.4 まれた環境にあります。 県の調査によると、平成 25 年には千葉県の 北米, 17.6 外国人宿泊客は 203 万人に上りました。国・地 域別にみると、中国、北米、台湾でほぼ半分を 占めています。一方、タイは 3.2%に留まってい タイ, 3.2 欧州, 3.8 ます。 香港, 台湾, 12.2 6.8 出典:千葉県「第 2 次観光立県ちば推進基本計画」 5 次に、タイ人観光客による都道府県別訪問率をみると、 タイ人都道府県別訪問率 千葉県は第 7 位(10.7%)に入ります。しかし、成田国際 空港や東京からのアクセスの良さや全国トップクラスの集 客力を誇る「東京ディズニーリゾート」の存在を考慮する と、千葉県は、まだ優位性を十分に生かしきれていない といえるでしょう。 千葉県は、平成 26 年 3 月に「第 2 次観光立県ちば推 進基本計画(平成 26 年~30 年度)」を策定し、県の観 光振興、経済の持続的発展に結びつけることを目指して います。基本計画の中で、重要課題として 7 つの項目が 挙げられています。 順 位 都道府県 1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位 10位 東京 大阪 京都 山梨 北海道 神奈川 千葉 愛知 奈良 栃木 訪問率 (%) 56.3 28.8 18.2 15.4 13.3 11.1 10.7 6.5 6.2 6.4 出典:千葉県「第 2 次観光立県ちば推進基本計画」 【千葉県観光振興のための 7 つの重要課題】 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 人口減少・少子高齢化社会への対応、少子高齢化社会への対応 首都圏からの観光ニーズへの対応 「安全・安心」の確保とPR 東京五輪を見据えた成田空港の活用による観光振興 東京湾アクアライン・圏央道の優位性の発揮 ITC※の活用による個人旅行客への対応 新たな観光需要の開拓 ※ 情報・通信に関連する技術全般(Information and Communications Technology) このなかで、6 の「ITC の活用」は東南アジアの観光客にとってとくに重要な課題といえます。 タイを初めとした東南アジア各国では、スマートフォンの普及率が高く、インターネットを常時利 用する環境が整っています。そのため、LINE や Facebook などの SNS を利用してリアルタイム の観光情報や口コミ情報を入手し、旅行に行く際の参考とするケースが増えています。 7 の「新たな観光需要の開拓」については、タイではドラマや映画の舞台を巡るツアーが人 気を博しています。そのため、千葉県はタイの人気ドラマのロケ地を成田、佐原など県内各所 に誘致することで、観光客を呼び込んでいます。 また、千葉県は、タイ等の現地の旅行会社を県内に招き、ツアーの商品化を働きかける活動 や、現地の大学生をモニターとして招き、県内のアウトレットモールやいちご農園を巡るツアー を実施し、ブログ等で情報発信をしてもらい若い世代の観光客を誘致する活動を行っています。 6 5.おわりに 外国人観光客が増えている中で、タイ人観光客はマナーも良く、消費意欲も旺盛であること から、受け入れ先にとって魅力的なターゲットです。前述の重要課題を踏まえた環境の整備や、 観光客誘致の仕組みづくりを図ることで、さらに多くのタイ人観光客を千葉県に誘致することは 十分、可能であると考えられます。 バンコク駐在員事務所でも、現地の情報を発信するとともに、千葉県をアピールして参ります。 7 アセアン ニュース短信 シンガポールへの投資表明額、3%減 【シンガポール】 シンガポール経済開発庁(EDB)は、2014 年の企業による固定資産投資(FAI)の表明額が、 前年比 2.5%減の 118 億 S ドル(約 1 兆 260 億円)であったと発表しました。主要製造業であ る電子関連業が前年から半減した一方、情報通信・メディアは 6 割増加しており、生産から研 究開発へと製造業の構造が変化していることが背景にあると考えられます。 FAI を国・地域別にみると、欧州企業が 31 億 S ドル(約 2,697 億円)で全体の 26.3%と最 大の比重を占めています。2 位はシンガポール企業で 20 億 S ドル(16.9%、約 1,740 億円)、 3 位が米国企業で 18 億 S ドル(15.3%、約 1,566 億円)でした。日本は 3 億 S ドル(2.5%、約 260 億円)となり、前年の 7 億 S ドルから大きく減少。順位も中国に抜かれ 4 位から 5 位に転 落しています。 EDB は今年の FAI について「世界経済の先行き不透明感が広がっていることや、シンガポ ール経済発展の度合いを考慮すると、緩やかな伸びにとどまる」と予測しています。 日・タイ首脳会談実施 【タイ】 安倍首相は 2 月 9 日、来日したプラユット暫定首相と首相官邸にて会談しました。報道によ ると、その中で、①タイ鉄道の整備、②タイが開発協力しているミャンマー南部「ダウェー経済 特区」での連携、③安全保障面の協力、等において合意が得られた模様です。 また首相会談に合わせ、太田国土交通相とプラジン運輸相が、「タイの鉄道整備での協力 に関する覚書」に調印しました。このなかで、バンコク~チェンマイを含むタイ全土の鉄道整備 での協力を探り、貨物輸送の効率化でも連携することが謳われています。 日本政府は、昨年 5 月の軍事クーデター後、タイの軍事政権とは距離を置いてきており、プ ラユット首相にとっては、国際会議を除く先進国への公式訪問は今回が初めてとなりました。日 本は対タイ投資の 6 割を占めており、双方にとって協力関係の構築は急務といった政治的な 思惑が働いたことで、今回の首脳会談が実現したものと考えられます。 8 アセアン マーケット情報(為替・金利) ○シンガポールドル(対円・対米ドル) 100 1.00 0.90 80 0.80 70 0.70 60 0.60 0.50 2015 2010 ○タイバーツ 35 0.35 30 0.30 25 0.25 20 2005 0.20 2015 2010 ○インドネシアルピア 5.0 0.050 1.50 100IDR/JPY 100IDR/USD(右軸) THB/USD(右軸) THB/JPY 4.0 1.25 0.040 3.0 0.030 2.0 2005 0.40 MYR/USD(右軸) MYR/JPY 90 50 2005 40 SGD/USD(右軸) SGD/JPY 0.020 2015 2010 ○フィリピンペソ 0.150 0.125 1.00 0.100 0.75 0.075 0.50 2005 0.050 2015 2010 ○ベトナムドン 3.0 0.030 2.5 0.025 2.0 0.020 1.5 0.015 1.00 100VND/JPY 100,000VND/USD(右軸) 10.0 0.75 7.5 0.50 5.0 PHP/USD(右軸) PHP/JPY 1.0 2005 ○マレーシアリンギット 2010 0.010 2015 0.25 2005 2010 2.5 2015 ○政策金利推移(シンガポールは 3 か月物銀行間金利、ベトナムはベースレートを記載) 15 6 マレーシア タイ シンガポール 5 4 ベトナム インドネシア フィリピン 10 3 5 2 1 0 2005 2010 0 2005 2015 9 2010 2015 お知らせ 千葉銀行 シンガポール駐在員事務所及びバンコク駐在員事務所では、アセアン地域への 進出等を全面的にサポートしております。 現地法人設立の手続きやオフィス・工場物件のご紹介、税制等の情報、販路・調達先のご 紹介など、幅広いサービスを提供させて頂いておりますので、弊行お取引店を通じ、お気軽に ご相談ください。 以 上 ※ ここに掲載されているデータや資料は、情報提供のみを目的としたもので、投資勧誘等を目的とし たものではありません。投資等の最終決定は、ご自身の判断でなされるようお願いいたします。 ※ また、弊行は、かかる情報の正確性や妥当性については、責任を負うものではありません。 本レポートに関するお問い合わせは、千葉銀行 市場営業部 海外支店統括グループ (Tel:03-3270-8526、e-mail:[email protected]) までお願いいたします。 ≪出典≫ NNA、時事通信、JETRO、マレーシア政府各 HP、Bloomberg、バンコクポスト、 平成 25 年度 訪日外国人消費動向調査(観光庁)、第 2 次観光立県ちば推進 基本計画(千葉県) 10
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