吹田市立こども発達支援センター条例の一部改正の骨子案に対する市民

 平成27年3月3日
(2015年)
吹田市立こども発達支援センター条例の一部改正の骨子案に対する市民意見と市の考え方
※国が定める児童発達支援センターの指定基準である「保育所等訪問支援事業」を平成27年(2015
年)4月からこども発達支援センター地域支援センターで実施するため条例改正を行うことに対する意
見募集の概略
1 意見提出期間 平成26年(2014年)12月1日(月)~平成27年(2015年)1月5日(月)
2 意見提出者 計11名
3 提出方法別 計11通(郵送0通、ファックス10通、電子メール1通)
4 意見の趣旨別 計16件(巡回相談の今までどおりの実施:4件、職員体制の充実:3件、
療育システムの充実:9件)
5 市民意見と市の考え方 下表のとおり
主な市民意見
市の考え方
・保育所等訪問支援事業は、個別給付の
仕組みであることから保護者の申請手続
きや利用者負担が必要となります。障が
いの受容が難しい保護者も多いことか
ら、保育所等訪問支援事業が実施されて
も、吹田市が実施している巡回相談は、
従来どおり実施してください。
・吹田市の保育園、留守家庭児童育成室
での巡回相談を保育所等訪問支援事業に
置き換えることはせず、棲み分けをし
て、今までどおり巡回相談を実施してく
ださい。(他2件)
・現在吹田市では、保育園や留守家庭児
童育成室等において、巡回相談事業を実
施しています。平成27年4月から児童発
達支援センターが行う法定の給付サービ
スとして保育所等訪問支援事業を実施す
る予定ですが、現在の巡回相談事業を保
育所等訪問支援事業に置き換えることは
せず、巡回相談事業は今までどおり実施
してまいりたいと考えています。
2 職員体制の充実
・療育対象児童が増加している中で、発
達指導員等の専門職の体制を充実してく
ださい。 (他2件)
・発達指導員については、現在2名の欠
員がありますが、平成27年4月から正職
補充される予定です。その他の専門職の
体制整備についても、今後第2次整備を
進めていく中で、センター全体で一体的
な運用をすることにより充実を図ってま
いりたいと考えています。
3 療育システムの充実
・今まで母子保健を入口に創りあげてき
た吹田市療育システムの支援体制を充実
してください。
・早期発見、早期療育のシステムを積み
上げ、現行の発達支援制度を継続してく
ださい。
・療育が必要なすべてのこどもが、必要
な時期に療育を受けることができるよう
にしてください。(他6件)
・吹田市療育システムにつきましては、
早期発見、早期療育を基本に障がい児施
策を行う各関係機関が連携しながら療育
の必要な児童や保護者に対する支援の充
実に努めています。今後とも療育の必要
な児童が、必要な時期に何らかの療育の
支援につながるよう関係機関と連携しな
がら努力してまいりたいと考えていま
す。
1
巡回相談の今までど
おりの実施