軽費老人ホーム等に関する基準(案)の概要

軽費老人ホーム等に関する基準(案)の概要
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サービスの種別
(1)軽費老人ホーム
(2)養護老人ホーム
(3)特別養護老人ホーム
(4)指定地域密着型サービス(定期巡回・随時対応型訪問介護看護、夜間対応型訪問介護、
認知症対応型通所介護、小規模多機能型居宅介護、認知症対応型共同生活介護、地域
密着型特定施設入居者生活介護、地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護、複合
型サービス)
(5)指定地域密着型介護予防サービス(介護予防認知症対応型共同通所介護、介護予防小
規模多機能型居宅介護、介護予防認知症対応型共同生活介護)
(6)介護老人保健施設
2 国の基準を緩和するもの
(1)居室定員【該当施設:特別養護老人ホーム・地域密着型特別養護老人ホーム】
国の基準
市の基準(案)
市の考え方
一の居室の定員は、1人と 一の居室の定員は、1人と 今後、多床室の設置が必要と
すること。ただし、入所者 すること。ただし、入所者 なった場合に備え、設置根拠
へのサービス提供上必要 へのサービス提供上必要と を残します。
と認められる場合は、2人 認められる場合は、2人と
とすることができる。
することができる。
また、市長が必要と認める
場合は、4人以下とするこ
とができる。
(2)廊下幅【該当施設:特別養護老人ホーム】
国の基準
市の基準(案)
市の考え方
廊下の幅は、1.8m以上と 中廊下 2.7m 以上(1.8m)
ユニット型特別養護老人ホー
すること。ただし、中廊下 片廊下 1.8m 以上(1.5m)
ムの基準に統一します。
の幅は、2.7m以上とする ※廊下の一部の拡幅により
こと。
円滑な往来に支障ない場合
はカッコ内数値を認める。
(3)介護職員室【該当施設:特別養護老人ホーム・地域密着型特別養護老人ホーム】
国の基準
市の基準(案)
市の考え方
特別養護老人ホームには、 業務の支障のない範囲で、 ユニット型特別養護老人ホー
次の各号に掲げる設備を 介護職員室と看護職員室を ム等については、個別に設置
設けなければならない。
同一室内に設けることを可 の義務はなく、現行の施設に
九 介護職員室
とする。
おいて特段の問題がみられな
十 看護職員室
いため、緩和を行います。
3
国の基準で示されておらず、追加する必要があるもの
・非常災害対策【該当施設:訪問系を除く全てのサービス】
国の基準
市の基準(案)
非常災害対策について、具体 訪問系を除く全てのサービス
的計画の策定及び関係機関 について、非常時に備え必要な
への通報及び連絡体制の整 物資の確保に努める規定を設
備等を定めること。
ける。
※国の基準に追加します。
4 その他条例で定めなければならないもの
(1)地域密着型介護老人福祉施設の入所定員
【条例で定める数】
地域密着型介護老人福祉施設は29人以下とする。
(2)居宅サービス及び地域密着型サービスの申請者の欠格要件
【条例で定める欠格要件】
役員等が暴力団員である団体を排除する。
市の考え方
昨年の東日本大震災においては、
美浜区でライフラインの供給が
停止する事態が発生しました。今
後も大規模な地震の発生が予測
されており、利用者の生命の維持
に関わることから、その対策を求
めるものです。