諮 問 の 趣 旨 市では、平成１９年度に策定した「一般廃棄物（ごみ）処理基本 計画」において、焼却ごみの目標値を２５４，０００トンに掲げ、 ごみステーションでの早朝啓発や、自治会・公民館・コミュニティ センター等でのごみ減量説明会、小学生を対象としたごみ分別スク ールなど、市民・事業者の皆様の協力のもと、ごみ減量のための様々 な取り組みを行ってまいりました。 その結果、平成２３年度の焼却処理量は約２６万５，０００トン、 平成１９年度の計画開始時と比較して約６５，０００トン削減でき たところであり、計画の目標値である２５４，０００トンまで残り １１，０００トンとなっております。しかしながら、２３年度は急 速に削減量が落ち込み、平成２３年度は目標値の６，０００トンに 対し、２，０００トンの削減となっており、今年度の目標達成も厳 しい状況となっています。 前計画の目標値の達成のため、ごみ削減に有効な施策が必要であ り、排出抑制や減量に向けた市民意識の向上、排出量に応じ手数料 を徴収することによる市民負担の公平化、焼却ごみ削減による将来 の清掃工場建設費用の節減のための施策として、家庭ごみ手数料徴 収（有料化）の導入について考えています。 なお、平成２３年７月に受けた計画策定に係る基本的事項の答申 の中で、「家庭ごみ手数料徴収（有料化）については、「できるだけ 早期に実施する必要がある」とされており、この答申を反映して、 前計画に引き続き、手数料徴収を位置付けた「一般廃棄物（ごみ） 処理基本計画」を策定いたしました。 つきましては、貴審議会において、家庭ごみ手数料徴収（有料化） の制度について、ご審議いただきたく、ここに諮問いたします。
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