花見川団地自治会(PDF:414KB)(別ウインドウで開く)

支え合い活動事例
花見川団地自治会
活動の目的
花見川団地は、高齢化の進展に伴い一人暮らしの高齢者も増加し、
約5,700世帯のうち、独居の高齢者世帯が650世帯となって
います。
花見川団地自治会では、「絆を支える会」を結成し、「ふれあい見
守りネットワーク」を構築するなど、地域で支え合う高齢者が安心
して暮らせる街をめざしています。
花見川団地ふれあいの家「絆」
団地内商店街の空き店舗を利用し、高齢者や子どもなど地域住民
誰もが気軽に立ち寄ることのできる「花見川団地ふれあいの家
絆」
を週3日開設しています。
自作の絵画や手芸品の展示などもあり、コーヒーや紅茶を飲みな
がら、会話を楽しむふれあいの場となっています。
また、サロンを認知症高齢者の徘徊に対応する拠点とし、警察や
支え合い活動事例
交通機関等との情報交換や徘徊模擬訓練など、見守りのためのネッ
トワークを構築しました。
自治会で運営を続けるには、財政的な面で厳しいものがあり、特
定非営利法人を立ち上げました。地域のネットワークを活用し、継
続的な活動を目指しています。
また、健康マージャン教室を開設するなど、地域のかたの要望の
実現に取り組んでいます。
支え合い活動事例
徘徊模擬訓練
認知症高齢者の見守りネットワーク構築のため、認知症徘徊模擬
訓練を実施しました。徘徊者をできるだけ早く発見するための協力
体制を作るとともに、地域住民に認知症についての理解や対応を周
知・啓発することも目的としました。
当日は、3人の認知症患者役を6班体制で(1班あたり2~3人)
捜索を実施。対策本部の立ち上げから発見通報、本人確認、保護ま
でをシュミレーションしました。
区役所、区社会福祉協議会、あんしんケアセンター、地区民生委
員児童委員協議会、社協地区部会、地区連協、警察、UR、病院、
社会福祉法人、認知症の人と家族の会、老人クラブなど18団体に
ご協力いただきました。
支え合い活動事例
階段会議
「遠くの親戚より近くの他人」のことわざどおり、団地の階段は
地域コミュニティの最小単位であり、防災、助け合い、見守りなど
の「絆」が必要不可欠です。
階段ごとに会議を持つことで、要援護者がいることを認識するこ
とができ、「階段単位で見守りを」の意識が持つことができます。
あんしん登録カード
「もしも」の時に安全と安心を守る取り組みの一つとして緊急連
絡先などを記入したあんしん登録カードを作成、URと共有してい
ます。