学校教育推進計画の進捗状況について(PDF:187KB)

学校教育推進計画の進捗状況について
(1)趣旨
千葉市学校教育推進計画(改革期間:平成21~27年度)の実施5年目における平成25年
度の進捗状況及びアクションプランの評価をまとめた。
(2)達成指標の変更
平成25年度は、次の達成指標において実績値の表示の仕方を変更した。
①小中学校別の実績値を併記した項目(達成指標番号)
・
「人の役に立つ人間になりたいと思う」と回答する生徒の割合(22)
・海外の学校との交流活動を実施している学校数(32)
・団体貸出用資料の貸出冊数(学校専用貸出及び団体用貸出の計)
(33)
・新体力テストにおいて、各学年・種目で全国平均を上回る割合(38)
・朝食を必ず食べる児童生徒の割合(41)
・学校、家庭、地域連携によるまちづくり推進事業への参加者数(延べ数)
(47)
・学校施設の耐震化の割合(耐震化率)
(51)
②全国の実績値を併記して千葉市の実績値と比較した項目(達成指標番号)
・職場体験学習を3日以上実施する中学校の割合(20)
・
「人の役に立つ人間になりたいと思う」と回答する生徒の割合(22)
・全児童生徒数に対する不登校小学生児童数の割合(24)
・全児童生徒数に対する不登校中学生生徒数の割合(25)
・12 歳(中学1年生)のDMF指数(永久歯の一人あたりの平均虫歯指数)
(40)
・学校施設の耐震化の割合(耐震化率)
(51)
・不登校児童のうち登校できるようになった小学生の割合(83)
・不登校生徒のうち登校できるようになった中学生の割合(84)
(3)達成指標の進捗状況
達成指標の最終目標値を既に達成しているものは、全90項目の内、38項目となっており、
平成24年度の実績値と比較すると、平成25年度の実績値が上がっているものは39項目あり、
実績値が前年より下がっているものは16項目であった。
①実績値が顕著に上がっている主な項目
指標番号
達 成 指 標 と そ の 評 価 理 由
12 科学館を授業の一環で利用する市内小学校の割合
【生涯学習振興課】
前年度の91%から97%に向上し、最終目標に近づいた。科学館の教育アドバイザーが市内の
各種主任会、研修会等で、利用の呼びかけを積極的に行ったことが要因だと考えられる。
33 団体貸出用資料の貸出冊数(学校専用貸出及び団体用貸出の計)
【中央図書館】
夏休み期間中に行った教職員対象の団体貸出用資料見学会で、図書館の利活用案内を行い、授業
づくりに役立つ図書館利用の促進を図るなど、図書館と学校との連携や団体貸出について広く PR
したことにより、貸出冊数が 23,389 冊から 24,016 冊へと増加し、最終目標値を上回ることがで
きた。特に中学校への団体貸出冊数は前年度に比べ 41.7%増となり、成果を上げることができた。
38 新体力テストにおいて、各学年・種目で全国平均を上回る割合
【保健体育課】
前年度の 90.3%から 97.2%に向上し、最終目標値に近づいた。特に、前年度の課題となってい
たボール投げを重点種目として取り上げ、体育・保健体育科の指導者に啓発して強化したことが成
果につながり、この種目で全国平均を上回ることができた。
40 12歳(中学1年生)の DMF 指数(永久歯の一人あたりの平均虫歯指数)
【保健体育課】
前年度の 1.12 から 0,97 に向上し、最終目標値を上回ることができた。口腔衛生指導及び歯と
口の啓発事業等を通し、歯磨きの大切さが子どもや家庭に浸透してきたためと考えられる。
48 学校セーフティウォッチャーの登録者数
【学事課】
各学校が自治会や育成委員会へ積極的な呼びかけを行っていることや、可能な範囲での参加、関
わりで良いという事業の主旨が伝わってきたことにより、参加しやすい事業という認識が地域に広
がったことで、登録者数が 23,734 人から 25,271 人に増加した。
51 学校施設の耐震化の割合(耐震化率)
【学校施設課】
前年度の 83.5%から 91.6%に向上した。平成24年度事業の未執行分であった5校分も含め、
当初実施計画事業を上回る数の学校耐震化を実施することができた。
72 NPO 人材の活用中学校数
【指導課】
近年増加傾向にあり、前年度の17校から23校に増加した。小学校数においても増加傾向が続
いている。要因としては、各学校において、教育活動を進める上で緊急性を要する様々な人的支援
が必要とされており、それらに迅速に対応し人材派遣を行う NPO「ちば教育夢工房」の担う役割が
年々大きくなっていることがあげられる。
②実績値が下がっている主な項目
指標番号
20
達 成 指 標 と そ の 評 価 理 由
職場体験学習を3日以上実施する中学校の割合
【指導課】
前年度の79%から75%に下がっている。授業時数の増加に伴い、行事の削減、精選が求め
られている中で、職場体験学習においては、事務所への依頼や事前訪問・打合せ、レポート作成、
発表会等の事前・事後学習も行われていることから、授業時数確保のため実績値が低下している。
各種研修会等で、3日以上の職場体験学習の実施について啓発を行っていく。
28
埋蔵文化調査センターの出前授業を利用する児童・生徒数(延べ数)
【生涯学習振興課】
近年増加傾向であった延べ数が、前年度の 6,650 人から 5,232 人に下がった。小学校数は前年
度と変わっておらず、児童数の少ない学校が多かったことが要因の一つと考えられる。利用を希
望する学校の傾向として、比較的センターに近い地域の利用が多いことから、利用促進の呼びか
けに一層力を入れていく。
43
放課後子ども教室の年間延参加児童数
【生涯学習振興課】
前年度の 103,419 人から 92,474 人に下がった。児童の参加人数(実数)は前年度並みだが、1
校あたりの年間実施日数が 22.2 日から 21.2 日に減ったためである。事業開始から 7 年が経過し、
事業の中心を担うコーディネーターの高齢化、後継者の不足等が実施日数の伸び悩びの大きな原
因となっているため、25 年度には、区別情報交換会の開催、情報紙の発行等、運営支援のための
新たな取組みを開始したが、結果には至らなかった。平成 26 年度には、これまでの運営支援の継
続に加え、コーディネーターの配置基準を改正し、その負担軽減を図ることで、事業内容や実施
日数の拡充を目指していく。
さらに、今後は、地域のボランティアを主体とするこれまでの運営形態や手法を抜本的に見直
し、子どもルーム等との一体的な運営も視野に入れて、こども未来局との更なる連携の強化に努
める等、国や他市の動向を注視しながら、子どもたちの居場所づくりを総合的に検討していく。
(4)アクションプランの変更
アクションプランの名称を変更したものが1項目あった。
77
「子育てナビ」の配布 ⇒ 官民協働による子育て支援情報の発信【こども企画課】
官民協働によるウェブサイトと子育て情報誌とを連動させた利用者視点での子育て支援情報
の発信を行うことから、アクションプランの名称を「子育てナビの配布」から「官民協働によ
る子育て支援情報の発信」に変更する。事業内容としてはウェブサイト「子育てナビ」を運営
するとともに、子育て情報誌「子育てナビ」を作成し、保健福祉センター等で配布する。
(5)アクションプランの評価
全174項目のアクションプランにおける、平成25年度事業計画に対する事業実績の自己評
価は、以下のとおりであった。
評価
基
a
特に成果が高い。
b
c
準
件数
構成率
14
8%
H25年度事業計画を概ね達成している。
157
90%
H25年度事業計画が達成できなかった。
3
2%
①a評価になった14項目のうち、主なもの(アクションプラン番号)
・千葉市未来の科学者育成プログラム(193)
・官民協働による子育て支援情報の発信(77)
・新宿小、新宿中の大規模校化への対応(111-2)
・市立高等学校改革の評価・検証(122)
・児童生徒の問題行動(いじめ、不登校、暴力等)への対応(192)
・学校情報の発信(181)
②c評価になった3項目(アクションプラン番号)
・埋蔵文化財を活用した出前授業(45)
・インターナショナルスクールとの連携(170)
・放課後子ども教室の推進(82)