「内部事務等の整理合理化(事業仕分け)」について 1 趣 旨 4 本市は、昨年度、歳出の削減を行うため事務事業の整理合理化の取組みとして 、 初めて公開ヒアリングによる事務事業の外部評価(事業仕分け)を行いました。しか しながら、財政状況は依然として厳しい状況にあり、今後も更なる「行政コストの縮 減」に取り組む必要があります。 ○事務事業の工程のうち、事業の目的を達成するために必須とはいえない事務・業 務は廃止を検討する。 ○庁内に類似事務・業務があるかどうかを調査し、ある場合は統合を検討する。 コスト削減効果はもちろん、相乗効果が見込めるものは積極的に統合する。 そこで、人的コストに比して成果や効果が乏しいと思われるものは廃止・縮減する という方針で、庁内における照会・調査などの内部事務や、事務事業の工程のうち必 須とはいえない事務を対象に、廃止・縮減に取り組むこととします。 ○市民サービスとして実施している事務・業務について、本当に市民に必要とされ ているかどうかを検証し、廃止・縮減を検討する。 ○役所の慣例や常識として実施している事務・業務について、その実施根拠や必要 性を再確認する。 職員の労力・人的コストを縮減することにより、行政コストが縮減するとともに、 より必要とする市民サービスに対し職員の労力をふり向けることが可能となります。 対象事務・業務 ○一律の基準により一辺倒な事務処理をしていないか検証し、それぞれのレベルに 応じた事務処理に改め、不要な事務・業務は廃止する。 (注)整理合理化にあたっては、事務・業務を実施することとなった経緯等を十分考 対象は、多くの「人的コスト」を要している事務・業務です。 特に、次の事務・業務を集中取組項目とし、重点的に整理合理化に向けた取組みを 行います。 【集中取組項目】 ①庁内における事務概要書・統計書等の作成 ②庁内における照会・調査依頼 ③市民との協働会議などの第三者が参加する会議 ④計画・プランの策定 ⑤市民向け事業周知(パンフレット・イベント・コンクール(表彰含む)等) 3 推進方法 (1)各局長等のマネジメントによる自主的な取組みを基本とします。 右記の「4 見直しの視点(案)」を参考に取組みを推進する。 市長をトップとする庁内会議において、取組状況を報告するとともに、各局等で は判断できない項目を検討する。取組結果は市民に公表する。 (2)集中取組項目は、悉皆的に洗い出し、当該事務に要する人件費を明らかにしつつ、 右記の「5 判断基準(案)」により、見直しを進める。 (3)既存のマネジメントシステムの活用 ①事務事業評価システムの活用 ②目標申告制度の活用 管理職が年度当初に設定する目標に当該取組を掲げることを推奨し、その成果を評 価 ③職員提案制度の活用 当該取組を今年度の提案のテーマとし、原則として各課1提案を求める。 ④時間外勤務の縮減 見直しの視点(案) ○負担に感じている事務・業務について、その成果や効果を意識し、やめることが できないか考える。 ※事務・業務を依頼している場合は、依頼先の負担も含めて考える。 現在、市が実施している様々な事務事業には、事業費などの直接経費のほか、「人的 コスト(人件費)」がかかっています。 2 資料6 慮すること。 5 判断基準(案) ※市民向け事業周知(パンフレット・イベント等)の場合
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