タンニン酸アルブミン

※※2012年6月改訂(新様式第5版)
※2009年6月改訂
法
保存条件
容
器
使用期限
注
意
日本標準商品分類番号 872312
承認番号 20300AMZ01014000
薬価収載
1991年12月
販売開始
1991年12月
再評価結果
1981年8月
貯
遮光,室温保存
気密容器
外箱に記載
「取扱い上の注意」の項参照
止しゃ剤,整腸剤
日
本
薬
局
方
タンニン酸アルブミン
※※
タンニン酸アルブミン
「NikP」
Al
bumi
nTannat
e
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【禁 忌(次の患者には投与しないこと)
】
1.出血性大腸炎の患者[腸管出血性大腸菌(O157など)や
赤痢菌などの重篤な細菌性下痢患者では,症状の悪化,治
療期間の延長をきたすおそれがある。]
2.牛乳アレルギーのある患者[ショック又はアナフィラキ
シー様症状を起こすことがある。]
3.本剤に対し過敏症の既往歴のある患者
4.経口鉄剤を投与中の患者(「相互作用」の項参照。)
【原則禁忌(次の患者には投与しないことを原則とするが,特
に必要とする場合には慎重に投与すること)
】
細菌性下痢患者[治療期間の延長をきたすおそれがある。]
【組成・性状】
1.組 成
1g中 日本薬局方 タンニン酸アルブミン 1gを含有する。
2.製剤の性状
本品は淡褐色の粉末で,においはないか,又はわずかに特
異なにおいがある。
【効能・効果】
下痢症
【用法・用量】
タンニン酸アルブミンとして,通常成人1日3~4gを3~
4回に分割経口投与する。なお,年齢,症状により適宜増減す
る。
【使用上の注意】
1.慎重投与(次の患者には慎重に投与すること)
肝障害のある患者[肝障害を悪化させるおそれがある。]
2.相互作用
敢 併用禁忌(併用しないこと)
薬剤名等
臨床症状・措置方法
機序・危険因子
経口鉄剤(フェロ
併 用に よ り 相 互
ミア,フェロ・グ に 作用が 減弱す る
ラデュメット,イ ことがあるので,併
ンクレミンシロッ 用をしないこと。
プ,フェルムカプ
セル)
鉄と 結 合し タン
ニン酸鉄となり,タ
ン ニン 酸に よる収
れん 作用が 減弱す
る。
3.副作用
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査
を実施していない。
敢 重大な副作用(頻度不明)
ショック,アナフィラキシー様症状
ショック,アナフィラキシー様症状を起こすことがある
ので,観察を十分に行い,呼吸困難,蕁麻疹,顔面浮腫な
どの過敏症状あるいは気管支喘息発作などの症状が発現し
た場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。
その他の副作用
種類\頻度
長期・大量投与注1)
肝障害
消
便秘,食欲不振
柑
化
器
頻
度
不
明
注1)長期又は大量投与を避けること。
4.高齢者への投与
一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量するな
ど注意すること。
【有効成分に関する理化学的知見】
一般名:タンニン酸アルブミン(Al
bumi
nTannat
e)
性 状:本品は水又はエタノール
(95)
にほとんど溶けない。
本品は水酸化ナトリウム試液を加えるとき,混濁し
て溶ける。
【取扱い上の注意】
1.アルカリにより分解する。
2.抱水クロラールやヨウ化物と混合すると湿潤する。
【包
装】
500g
※※
【問い合わせ先】
※
岩城製薬株式会社
〒1038434 東京都中央区日本橋小網町19-8
TEL:0336681573
柑 併用注意(併用に注意すること)
薬剤名等
ロペラミド塩酸塩
臨床症状・措置方法
機序・危険因子
ロ ペラ ミド 塩 酸
本 剤が ロ ペラ ミ
塩の効果が 減弱す ド 塩酸塩を 吸着す
るおそれが あ るの ること が 考えら れ
で,投与間隔をあけ る。
るなど 併用に 注意
すること。
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0300067-3