福島第一原発における高濃度のたまり水と海洋への影響について(PDF

平成 27 年 2 月 24 日
資 源 エネルギー庁
福島第一原発における高濃度のたまり水と海洋への影響について
2 月 24 日、東京電力は、福島第一原発 2 号機原子炉建屋大物搬入口屋上部で
高濃度のたまり水が検出されたことを公表しました。
福島第一原発では、敷地境界の線量について原子力規制庁から求められている
目標に向けて、排水路の清掃・除染を行ってきましたが、K排水路の濃度が十分に
下がらないことから、高線量の区域についても、K排水路に流入する可能性のある
部分の調査を行い、今回の事態が判明したものです。
今後、資源エネルギー庁は、排水路を通じた放射性物質の敷地外への流出を抑
制するため、あらゆる適切な対策を講じるよう東京電力を指導してまいります。
なお、福島第一原発の港湾外の海水の濃度は、従来から公表しているとおり、引
き続き、法令告示濃度に比べて十分に低い値となっています。
(本発表資料のお問い合わせ先)
資源エネルギー庁 原子力発電所事故収束対応室長 新川
担当者:乃田 菅野
電 話:03-3501-1511(内線 4441~4443)
03-3580-3051(直通)