No. ALT-20150217007270 報道関係者各位 NEWS RELEASE 2015 年 2 月 26 日 株式会社アルティマ アルティマ、研究用途向けに RAW データでの解析可能な セ フ ァ ソ ニ ッ ク ス シークエスト グリフィン Cephasonics社製超音波フロントエンドシステム「cQuest GriffinTM」を出荷開始 ~医療用超音波診断装置/産業用非破壊検査装置向け 256ch / 512ch 高画質・小型の製品ラインナップ~ 半導体・システム機器の輸入、販売および技術サポートを手がける株式会社アルティマ(本社:神奈川県横浜市 港北区新横浜 1-5-5、代表取締役社長:三好 哲暢、以下アルティマ)は、このたびアルティマが取り扱う リ チ ャ ー ド トバイアス Cephasonics, Inc.(本社:米国 カリフィルニア州 サンタクララ、CEO:Richard Tobias、以下セファソニックス社) シークエスト グリフィン の新製品である、多チャンネル超音波システム「cQuest Griffin」ファミリの出荷開始したことを発表致します。 一般で販売されている超音波診断装置や非破壊検査装置は、診断/検査用途としてつくられているため、ビームフ ォーミングされた後、ノイズなどが除去された画像処理後のデータを出力しています。しかし、研究用途としてはビ ームフォーミングされる前の RAW データ等を元にした解析並びにデータ処理が不可欠とされています。そのため、 多くの研究者は RAW データに直接アクセスできるシステムを独自で開発しなければならず、時間やコストがかか ることが課題でした。 セファソニックス社はそのような需要に応え、RAW データでの処理が可能な多チャンネル超音波フロントエンドシ ステム「cQuest Griffin」を開発、256 チャンネルまたは 512 チャンネルで、高画質かつ小型化を実現した同製品を このほど出荷開始しました。これにより、研究者は自前でシステムを開発することなく、手軽に RAW データに直接 アクセスすることができ、研究期間の大幅な短縮、研究費の削減につながります。 「cQuest Griffin」は、ベースとなる 64 チャンネルシステムを複数台重ね合わせて多チャンネルを構成する方法で 実現しています。これらのシステムは PCIe にて 450MB/s 以上のバンド幅を維持し、ピーク時には 64 チャンネル 毎に 500MB/s を実現します。また様々なレベルでのデータアクセス機能、チャンネルキャプチャーデータ(RAW デ ータ)、ビームフォーミング RF データ)、IQ ダウンコーバートデータ(アナログ・デジタル変換)等が搭載されていま す。これらの機能により、ビームフォーミングをソフトウェアでしか処理できない方式に比べて、飛躍的に高速デー タ処理が可能となっています。 さらにユーザは、自身のアルゴリズムを C++、 C#、 Java、または MATLAB インタフェースを通じて直接書き込 むことが可能です。今回出荷開始した製品は、「256 チャンネル Griffin」と「512 チャンネル Griffin」の 2 つのモデ ルとなっています。 アルティマは、国内で唯一のセファソニックス社販売代理店であり、今後主に「cQuest Griffin」を RAW データでの 解析が不可欠な研究所や、検査機関への販売を見込んでいます。 ■製品仕様 ・ サイズ:29.4cm(W) x 14.3cm(D) x 47.2cm(H) <256 チャンネル Griffin> ・ サイズ:29.4cm(W) x 28.5cm(D) x 47.2cm(H) <512 チャンネル Griffin> ・ 256ch/512ch 超音波システム ・「cQuest Ultrasound API™ソフトウェア」搭載 ・Cephasonics 受信 AFE モジュールおよび AutoFocus™ 受信ビームフォーマー ・送信ビームフォーマーで 3 レベル & 5 レベルパルシング(最大 200Vpp ) ・40Msps、12bit 受信アナログ・フロントエンド ・カラー各モードに対応(CFM, PWD, PDI, CWD) ■「cQuest Griffin」ファミリ の詳細 http://www.altima.co.jp/products/cephasonics/griffin.html ■セファソニックス製品について http://www.altima.co.jp/products/cephasonics/index.html -1- 「cQuest Griffin」ファミリ ■「256 チャンネル Griffin」:64 チャネルシステムを 4 台重ね合わせた構成 サイズ:29.4cm(W) x 14.3cm(D) x 47.2cm(H) ■「512 チャンネル Griffin」:64 チャネルシステムを 8 台重ね合わせた構成 サイズ:29.4cm(W) x 28.5cm(D) x 47.2cm(H) 株式会社アルティマについて アルティマ製 「Cyclone III Base Board」 について 株式会社アルティマは 1991 年に設立され、日本市場へ半導体をはじめとする世界の最先端で高性能な製品の販売、サービ スおよび技術支援を提供しています。同社は設立当初より米国アルテラ社の CPLD/FPGA 製品の販売において、世界をリー Innova Card について ドするディストリビュータの 1 社であり、アルテラ社製品を使用した開発のサポート、技術サポート、プログラミングおよびその他 トータル・サポートを提供しています。 また、通信機器、産業機器、ディジタルコンスーマ機器、コンピュータ・ストレージ装置、OA 機器、クラウド・データセンタなど、 幅広いアプリケーションをターゲットとする多種多様な先端製品を取り扱い、同様に技術サポートを提供することにより、さらに トータルソリューションをお届けしています。 アルティマに関する詳細は以下の Web サイト(URL:http://www.altima.co.jp/)をご覧ください。 Cephasonics(セファソニックス)について Cephasonics(セファソニックス) は 2012 年 3 月に米国カリフィルニア州サンタクララに設立された、小型・多チャンネルの超 音波イメージング機器を開発・販売しているメーカです。チップレベルからモジュール、ソフトウェア、さらに完全なレファレンス デザインまで、超音波診断装置のフロントエンドを設計するために必要な要素を、お客様が必要とされる様々なレベルで提供 しています。Cephasonics に関する詳細は以下の Web サイト(URL:http://www.cephasonics.com/)をご覧ください。 本プレスリリースに関するお問合せ先 <お客様からのお問合せ先(製品)> ■株式会社アルティマ プロダクトセールス 3 部 浦田 TEL:045-476-2195 お問合せフォーム:https://www.altima.co.jp/inquiry/inquiry.html ※本リリースに記載されている会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。 -2-
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