別紙4 尼崎市生涯スポーツ振興計画(前期)の実績及び評価 実績 事業 H23 H24 成人のスポーツの振興 数値目標 全く運動・スポーツをしていない人の割合の10%減 週1回以上のスポーツを実施する人の割合の各 年代10%増 ス 具体的施策 ・スポーツ教室の開催 ポ ・スポーツリーダーやボランティアの育成 ・市民スポーツ大会やイベントの開催 ー ・スポーツによる健康づくり・生きがいづくりの推進 ツ に ・スポーツ情報の収集と活用の促進 健康づくり教室 トレーニング指導 参加者数 参加者数 111,786 78,657 108,622 75,643 スポーツ推進委員の委嘱・研修 スポーツリーダー講習会 市民スポーツ祭 会長杯・市長旗大会 あまがさき市民マラソン大会 あまがさき市民ウォーク スポーツのまち尼崎フェスティバル 生涯スポーツサービスシステム月例行事 さわやか地域スポーツ活動 がんばりカード 市報・公式サイトによる情報発信 フェイスブックによる情報発信 委嘱数 65 参加者数 2,612 参加者数 17,482 参加者数 18,733 参加者数 1,201 参加者数 未実施 参加者数 17,400 参加者数 1,938 参加者数 2,265 特別表彰 0 59 2,468 17,735 18,581 1,561 624 17,133 1,941 3,738 1 H25 アンケート 認知度 未達成 H17:25.4%→H25:22.6%(△2.8%) 全く運動やスポーツをしていない人の割合は、10%の目標には達しなかったものの前回より減少した。 達成 H17:9.7%→H25:25.6%(+15.9%) また、週1回以上のスポーツ実施率については、アンケートの対象者が、平成17年度は小中学校の保護者や老人福祉施設等の来館者であったのに対し、平成25年度は 達成 H17:18.7%→H25:30.3%(+11.6%) 全市民からの無作為抽出となっているという違いはあるものの、各年代とも前回より週1回のスポーツ実施率は向上しており、40歳代を除き、10%増という目標を達成し 未達成 H17:22.6%→H25:27.1%(+4.5%) ている。引き続き、スポーツ実施率の向上に取り組む。 達成 H17:18.8%→H25:39.8%(+21.0%) スポーツを体験する機会として、スポーツのまち尼崎フェスティバルにおいて各種スポーツの体験教室を行うほか、初心者向けのスポーツ教室として総合体育館におけるトレーニング指導や地区体育館における健 康づくり教室など、初心者向けの教室を開講、スポーツ初心者や活動機会のなかった市民にスポーツ活動へのきっかけとなる場を提供するとともに、サルーススポーツ教室やスポーツプラザ(地区体育館の一般開 放)といったスポーツ活動を継続する場も設け、スポーツ活動を継続できるような環境を提供している。それぞれの事業は、一定数の利用者もあるが、平成26年2月に実施した市民アンケートでは、本市事業の中で は比較的認知度は高いものもあるが、それでも2割を下回っていることから、今後認知度の向上に取り組む中で、参加者の増加を図っていく。 生涯スポーツの取組みにおけるリーダーとしてスポーツ推進員を委嘱し、その育成を図るとともに、各種スポーツリーダー講習会の実施により、各種スポーツ団体の指導者育成を行っている。また、スポーツ指導者 5.0% に対する保険により、これら指導者が安心して指導に当たることができる環境を整えている。 市等が主催する各種スポーツ大会やイベント等を実施し、地域間の交流を図っている。平成26年2月に実施した市民アンケートでは、他事業に比べて認知度が高いものもあるが、最も認知度が高いものでも4割を下 12.6% 回っている。毎年一定数の参加を頂いているが、認知度を高めることにより更なる参加者の増加に取り組む。 39.9% 28.4% 18.6% 10.8% さわやか地域スポーツ活動におけるペタンクやグラウンドゴルフのような誰でも気軽に参加できるものから、市民スポーツ祭のような競技志向の大会まで、様々な種類のスポーツイベントを実施している。また、あま 6.6% がさき市民マラソンでは、日頃の練習の成果を測る種目からファミリー志向の種目まで、様々な種目を用意している。それぞれ一定数の参加を得ているが、事業によっては認知度が低いものもあり、更なる普及・振 2.7% 興が今後の課題である。 66.1% 市報や尼崎市のホームページは一定の認知を得ているが、その他のメディアの認知度は低く、市等からの情報発信には更なる工夫が必要である。今年度からフェイスブックページ「あまスポ」を開設する新たな取 3.5% 組みも行っており、今後、情報発信手段の多様化などの工夫にも取り組んで行く。 (20歳代) (30歳代) (40歳代) (50歳代) 102,917 17.1% 77,601 5.2% 63 2,709 17,243 17,504 2,013 248 16,977 1,755 4,609 1 子どもの体力向上プランの策定 数値目標 小中学生の体力・運動能力の水準を兵庫県平均 値まで引上げ 具体的施策 ・時間づくり こどもたちの体力づくりモデル事業 参加者数 623 616 526 3.3% ・空間づくり スポーツのまち尼崎促進事業 観戦者数 26,908 27,654 43,798 9.0% ・仲間づくり スポーツのまち尼崎フェスティバル(再掲) 市民スポーツ祭(再掲) 会長杯・市長旗大会(再掲) 参加者数 参加者数 参加者数 生涯スポーツサービスシステム月例行事(再掲) 参加者数 地域運動会(学校開放事業) 参加者数 17,400 17,482 18,733 1,938 8,263 17,133 17,735 18,581 1,941 7,646 16,977 17,243 17,504 1,755 7,544 18.6% よ る 笑 健康・福祉施策との連携強化 数値目標 日常生活における歩数の1,000歩増加 日頃から日常生活の中で健康の維持増進のた めに意識的な身体を動かす習慣のない人達の 割合の10%減 具体的施策 ・運動習慣のない高齢者や虚弱な高齢者に対す る働きかけ 顔 ・高齢者の健康づくり事業の拡充 づ スポーツのまち尼崎フェスティバル(再掲) マスターズ選手権大会 17,400 1,415 1,938 2,265 9,421 111,786 17,133 1,529 1,941 3,738 13,963 108,622 16,977 1,712 1,755 4,609 11,657 102,917 こどもたちの体力づくりモデル事業(再掲) 健康づくり教室(再掲) あまがさき市民マラソン大会(再掲) あまがさき市民ウォーク(再掲) 参加者数 623 参加者数 111,786 参加者数 1,201 参加者数 未実施 616 108,622 1,561 624 526 102,917 2,013 248 ・障害者のスポーツの充実 ・スポーツを通じた子育て環境の充実 く り 参加者数 参加者数 生涯スポーツサービスシステム月例行事(再掲) 参加者数 さわやか地域スポーツ活動(再掲) 参加者数 スポーツ要請指導 参加者数 健康づくり教室(再掲) 参加者数 評価 12.6% 未達成 小学校においては、5年男子を除き、兵庫県平均と同等又は上回る項目数は19年度を下回っているが、中学校においては、1年女子及び2年男子を除き、兵庫県平均と同等又は上回る項目数は19年度を上 回っている。平成19年度との比較では小学生は悪化、中学生は改善したといえるが、その中学生にしても、1・2年男子を除き、概ね半数の項目で兵庫県平均を下回っており、目標を達成したとは言えない状 態である。 子どもの体力づくりの観点からは、「子どもたちの体力づくりモデル事業」として、子どもたちにスポーツの楽しさや必要性を理解してもらい、子どもたちが普段自分たちだけでも楽しんでできるような、遊びを取り入れ た運動やスポーツ指導を行っているが、子どもたちが身体を使った運動遊びを行うための時間づくりについては取り組みができておらず、今後の課題である。 スポーツに関わる「場」として、「スポーツ観戦」としては、スポーツのまち尼崎促進事業(誘致事業)において、サイン会や子供向け教室等の実施により、一般の子どもたちにも関心を持ってもらえる工夫をした。ま た、身近なところでは、学校開放施設を活用した個人プログラムの実施など、子どもたちが身体を使った運動遊びを行うことができる場所の確保にも努めている。更には、スポーツのまち尼崎フェスティバルにおいて も、様々なスポーツ体験コーナーを設けるとともに、ステージイベントを充実させることで、子どもたちの関心を高め、より多くの子どもたちに参加を促す取組みを行っている。しかしながら、平成26年2月に実施した市 民アンケートでは認知度は低いため、今後は、こうした取組みをより広めるとともに、公園の活用など、「場」の拡大に努める必要がある。 地域や世代を超えた交流の場として、スポーツのまち尼崎フェスティバル、スポーツのまち尼崎促進事業(誘致事業)、あまがさき市民マラソン大会、あまがさき市民ウォーク、地域運動会、学校開放事業などさまざ まな事業を実施している。これらの事業は、他の事業に比べて認知度は比較的高いとはいえ2割を下回っており、認知度を高めていくとともに、今後とも子どもたちが参加しやすくなるような取組みを行っていく必要 がある。 10.8% - 未達成 H17:43.4%→H25:64.5%(+21.1%) アンケートの対象者が、平成17年度は小中学校の保護者や老人福祉施設等の来館者であったのに対し、平成25年度は全市民からの無作為抽出となっているという違 いや、質問の仕方の違いはあるものの、健康を意識した運動やスポーツを心がけていると回答しなかった人の割合は平成17年度の調査よりも増加しており、引き続きス ポーツ実施率の向上に向けた取り組みが必要である。 18.6% さわやか地域スポーツ活動など、運動習慣のない高齢者や運動が苦手な高齢者にも参加しやすいイベントや、健康づくり教室のような初心者向けの教室を開催。一定の参加者を得ている。これとは別に、「元気は 12.6% つらつ教室」などの介護予防事業、市民健康開発センターハーティ21における医師・スポーツ指導員・管理栄養士が連携した健康運動教室などのプログラムが実施されている。 10.8% 6.6% 5.2% 17.1% 健康づくり教室において、高齢者も含め、スポーツを通じた健康づくりの取組みを行っており、一定の参加者を得るとともに、認知度も比較的高い。その他、保健所において、健康についての各種学習会等への保健 師等の派遣や生活習慣病予防検診、特定検診等を実施、健康づくりに関する知識の普及啓発を行っている。 スポーツ振興事業団においては初級・中級障害者スポーツ指導員の有資格者を配置するとともに実技の研鑽にも取り組んでいる。また、健康福祉局において、障がい者スポーツの取組みを行っている。スポーツ振 興課における取組みとしては不十分であったため、今後、スポーツ振興事業団や他局との連携も含め、いかに充実させるかが課題である。 3.3% スポーツのまち尼崎フェスティバル等の事業において、親子やファミリーで参加できる種目を設けるほか、子どもたちの体力づくりモデル事業において、遊びを取り入れた運動やスポーツ指導を行っている。それぞ 17.1% れ一定の参加者を得ているが、平成26年2月に実施した市民アンケートでは、他事業に比べれば認知度は高いとはいえ4割を下回っており、認知度の向上に取り組む中でイベント参加者の更なる増加を図るなど、 39.9% 一層の普及振興の取組みが必要である。 28.4% コミュニティスポーツの中核となる「スポーツクラブ21」の発展 数値目標 スポーツクラブ21への加入者数を年に1%増員 具体的施策 ・スポーツリーダー講習会や実技研修会等の実施 ・スポーツクラブ運営基盤確立に向けた支援 未達成 H22:△2.0%、H23:△0.2%、H24:+0.9%、H25:△14.7% 平成24年度を除き減少傾向にあるため、加入者数の拡大に向けた取組が必要 代表者会において研修を行うほか、全県スポーツサミットに役員を出席させるなど、指導者としての資質向上に努めている。 各クラブの活動のサポートとして、クラブアドバイザーの各クラブへの派遣は既に一巡しているが、今後とも必要に応じて活用するほか、連絡協議会における情報交換等も行っている。各クラブの運営基盤について はばらつきがあり、今後、クラブの運営やそれに対する支援のあり方について検討する必要がある。 尼崎市スポーツクラブ21連絡協議会やスポーツクラブ21ひょうご阪神南連絡協議会・全県連絡協議会等が中心となって、クラブ間の交流事業を実施しているが、それぞれ多くのクラブの参加を得ており、地域コミュ ニティの活性化に寄与している。 ・既存団体及び各クラブ間との連携強化 競技力の向上に向けて∼体育協会やスポーツクラブ21との連携∼ ま 具体的施策 ・地域スポーツ団体と各スポーツ組織・学校との 連携による競技力向上 スポーツ振興激励金事業 スポーツ顕彰事業 ち づ く り ・スポーツ指導者育成プログラムの策定 ・レベルの高い競技会の継続的な開催 体育功労者表彰 スポーツリーダー講習会 スポーツのまち尼崎促進事業(再掲) 受給者数 47団体 125人 受賞者数 2団体 15人 受賞者数 4人 受講者数 2,612 観戦者数 26,908 45団体 124人 2団体 8人 3人 2,468 27,654 51団体 99人 3団体 8人 3人 2,709 43,798 スポーツ振興団体の役割と連携強化 具体的施策 ・各団体・組織間のネットワーク強化 ・継続的なスポーツニーズの収集 ・事業内容の融合 ・地元企業との連携 身近なスポーツ施設の活用と将来的な施設整備の方向性 具体的施策 ・スポーツ施設の利用促進 ・学校施設の開放事業の整備 5.0% 各種目別協会において指導者講習を実施。また、体育協会競技力向上委員会において、各種目別協会における競技力向上の取り組みをサポートしている。 9.0% スポーツのまち尼崎促進事業として全国大会等を誘致。昨年度から、誘致大会のPRに努めるとともに、サイン会等のイベントにより、市民の関心を高める工夫を行っている。 十分な対応が行えておらず、今後の課題である。 スポーツ振興事業団と連携をとりながら取り組んでいるところであるが、スポーツ振興課の取り組みという面では十分な対応ができているとは言えない。 十分な対応が行えておらず、今後の課題である。 各種イベントにおいてご協賛を頂いている。引き続きどのようなご協力をいただけるか検討を行う。 トレーニング指導(再掲) スポーツプラザ 屋内プール一般開放 スポーツのまち尼崎促進事業(再掲) 学校開放事業 学校プール開放事業 学校プール開放支援事業 ・身近なスポーツ施設の有効活用 ・活動空間の利用の見直し 0.3% 体育協会において、各種目別協会における競技力向上の取組みをサポートしているが、他の地域スポーツ団体との連携については具体的な取り組みができておらず、今後の課題である。 スポーツ推進委員関係事業 利用者数 利用者数 利用者数 参加者数 利用者数 利用者数 利用者数 78,657 50,159 4,674 26,908 824,183 12,598 904 75,643 52,173 4,380 27,654 717,083 12,348 733 77,601 53,374 5,030 43,798 660,041 12,379 207 5.2% 指定管理者と連携する中で、地区体育館で実施している各種スポーツ教室やスポーツ施設の利用促進、誘致事業に取り組んでいる。 14.5% 9.0% 20.7% 学校開放事業については、現在その見直し作業を進めており、引き続き管理運営体制の見直しについて検討を進める。そうした中で、スポーツクラブ21と学校開放運営委員会のあり方についても検討する。 老朽化設備の整備については、予算の関係もありなかなか難しく、十分な対応ができていないが、必要な補修については引き続き対応していく。その他、施設の有効活用や市内の高校や大学の学校体育施設の活 用については、十分な検討ができていないので、引き続き検討を行う。 地域スポーツ振興のリーダーとしてスポーツ推進委員を委嘱しており、積極的に活動していただいているが、その3分の2は60歳以上と年齢に偏りがあるため、その活動の継続のための方策について、検討する必 要がある。
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