46安全安心なブドウ生産をめざして [PDFファイル/282KB]

南筑後普及指導センター活動情報
安全・安心なブドウ産地をめざして
-JA柳川ブドウ部会安全・安心研修会を開催-
活 動 情
第46号
報
平成27年2月
果樹畜産課果樹係
TEL 0944-62-4191
FAX 0944-63-4643
[email protected]
JA柳川ブドウ部会(47 戸、11.9ha)では、生産者の農薬安全使用に対す
る意識の更なる向上を目的として、5年前より安全・安心研修会を開催してい
ます。本年は、2月4日(水)にJA柳川柳川支所において開催され、34名
の参加がありました。
今回の研修会では、普及指導センターから農薬の短期暴露評価の導入に伴う
農薬使用基準の見直しを中心に説明を行いました。
昨年、新しい評価方法である「短期暴露評価」の導入に伴い、今後多くの農
薬の使用基準が変更されることが予想されるため、今までの設定方法からどの
ように変わり、食の安全と農薬の規制にどのような影響があるのかについて、
パワーポイントを使ってわかり易く説明しました。
また、従来から注意喚起を行っている除草剤の散布方法や防除履歴記帳の重
要性についても説明しました。
今回の研修を受けて、生産者からは「消費者が安心して食べられる物をしっ
かりと作りたい。」「農薬の安全使用基準の新しい仕組みが分かってよかった。」
との声が聞かれ、安全・安心農産物生産への意識を新たにしました。
今後も、普及指導センターは、安全な農産物生産意識の向上に向けた支援を
行って参ります。
この様に変わる
多く食べる人がある物質(農薬成分)を24時
間以内に食べた場合に健康に悪影響を示さ
ないと推定される一日当たりの摂取量
多く食べる人
平均的な人
<
普及指導員(右端)の説明を熱心に聴く
参加者
食べる量が増える
と、摂取量が増え
るので、農薬の基
準濃度は薄く設定
される
「短期暴露評価」をわかり
易く説明した資料