計画作成対象者の拡大について(PDF:177KB)

<案>法改正に伴う計画作成対象者の範囲の拡大について
1 基本的な考え方
平成26年度末までに、すべての障害福祉サービス利用者に「サービス利用計画」を作成
平成24年度から段階的に拡大するが、拡大方針については市町村に裁量がある
懸案事項
計画作成者対象者について、平成24年4月から「大幅に拡大」との方針とした場合、
○運用にあたり、利用者、事業者、区窓口との間で混乱が生じるのではないか
○サービス利用計画の作成にあたり、質の底上げを図る機会が必要ではないか
方向性
サービス利用計画の大幅な拡大により、
○利用者一人ひとりの生活環境や人間像を捉えながら、
○日常生活や地域生活における課題解決や適切なサービス利用に向けた、
○ケアマネジメントによるきめ細かな支援が実現されることとなる
が、「本人主体の支援」を推進するためには、極めて慎重な対応が必要
平成24年4月の施行当初には、対象者の大幅な拡大はせず、
計画作成にあたっての問題点の抽出や、その考え方を共有するとともに、
他の相談支援専門員との意見交換の場を設ける必要がある
2 拡大方針(案)
平成24年4月
厚生労働省が計画作成
を必須とする者
原則、以下の組み合わせによる「新規利用者」のみを対象
○施設入所支援+就労継続支援
○施設入所支援+生活介護(障害程度区分認定が低い者に限る)
平成24年10月
<サービス利用計画作成に関するスキルアップ?>
計画作成にあたっての問題点の抽出と課題の共有
本人主体の計画作成に関する考え方の共有
他の相談支援専門員との意見交換の場の提供
原則、以下の対象者を追加
①新規利用者(利用更新者のうち、大幅に変更した者を含むか?)
②現行のサービス等利用計画作成対象者
厚生労働省が優先的に
③施設入所者
作成対象とする者
平成25年4月
特定相談支援事業者の指定状況、計画相談の運用状況を踏まえ、随時作成対象
者の拡大範囲を検討し、事業者説明会等で周知する?併せて、サービス利用計画
を評価するシステムを構築する必要があるか、併せて検討をすすめる?