市民参加・協働事例の紹介について <協働事業提案制度> 1

資料3
市民参加・協働事例の紹介について
<協働事業提案制度>
1
平成26年度の応募状況について
(1)事業改善型提案、課題解決型提案の状況
ア スケジュール
5月15日~7月15日 提案受付(5月15日~6月13日 事前協議受付)
7月下旬
一次審査(要件審査)の実施
8月下旬~9月上旬
二次審査実施
8月28日
公開プレゼンテーション実施
9月 5日
審査委員会開催(予定)
9月中旬
事業候補決定(平成27年度予算の成立をもって事業実施決定)
イ 応募状況
事前協議
申込件数
提案件数
一次審査
二次審査
事業改善型提案
1件
0件
0件
-
課題解決型提案
6件
2件
2件
-
5件
1件
1件
-
1件
1件
1件
-
7件
2件
2件
-
地域コミュニティ形成のための空
き家有効活用に関する支援
救急車の適正な利用の促進(頻回
利用者への支援)
合
計
ウ 設定課題及び提案の概要
(ア)地域コミュニティ形成のための空き家有効活用に関する支援
①設定課題について
郊外型の団地で、高齢化と若い世代の住民の転出による少子化が進行し、空き家が
増加している。また、地域によっては新たな若年世帯の流入が少なく、世代間や地域
内の交流等も徐々に希薄になりつつある。
そこで、空き家を「負の財産」ではなく「地域の資源」として捉えてもらい、地域
コミュニティを活性化するための拠点施設として活用を進めることを期待。
②提案団体
特定非営利活動法人ちば地域再生リサーチ
③提案概要
海浜ニュータウン(美浜区)を対象地区に、空き家が増加しつつある分譲マンショ
ン団地管理組合及び戸建住宅団地自治会(町内会)と連携し、空き家の「実態把握の
支援事業」及び「活用検討の支援事業」を行う。また、事業を通じて得られた知見を
千葉市全体に広く情報発信し、継続的に空き家活用の支援に取り組む。
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(イ)救急車の適切な利用の促進(頻回利用者への支援)
①設定課題について
救急車の出動件数が増加傾向にあり、近い将来、需要が供給を上回ることが予測さ
れる中、救急車を医療機関への移動手段として常習的に利用する「不適切な頻回利用
者」が多く存在する。こうした頻回利用者に対して、声掛けを行うなど見守り的なサ
ービスを行い、日頃から対象者が社会との接点を持つような環境を作り、頻回利用を
抑制することを期待する。
②提案団体
特定非営利活動法人VAICコミュニティケア研究所
③提案概要
・救急車の頻回利用者を対象とした居場所事業を実施する。
・地域の中での見守り体制を構築するため「街かど福祉相談員養成講座」を実施する
とともに、受講者を組織化し、訪問活動、巡回活動を実施する。
・救急業務の現状を知ってもらうための講座を開催する。
(2)社会貢献型提案の状況(8月27日現在)
ア 提案状況
提案件数 1件(相談件数
1件)
<提案の概要>
①提案企業 株式会社中央牧草センター
②提案概要
提案企業は千葉市動物公園に納入する牧草の生産を行っている。こうした
事業を活かして、千葉市動物公園で行われている「エサやり体験」等の体
験型イベントに併せて、自社の圃場を使った牧草の収穫体験などのイベン
トを実施する。
イ 制度周知の状況
・ 千葉商工会議所発行の広報紙「ゆめシティちば」にチラシを同封して会議所の会員企
業へ周知(7月上旬実施)
・ 市ホームページへの情報掲載
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平成25年度採択事業の実施状況
(1)課題解決型提案
ア 男性育児参画促進事業(協働事業者:特定非営利活動法人ファザーリング・ジャパン)
父親の子育てへの参画を、家族という枠組みから子どもを通した社会の参画につなげ、父
親を地域コミュニティの資産にしていく。
(ア)プレパパママ講座
○
母・父2人が協力して、子育ての意義や産後の役割についてワークショップ等を通
じて学ぶ。特に父親が主体的に育児に取り組むことができるよう、他の参加者と親に
なる喜びや不安などを話し合いながら、パートナーとの関わり方などを学ぶ参加型プ
ログラム。
○
「コミュニケーション」「パートナーシップ」
「ファミリープラン&ビジョン」の3
講座を1シリーズとして、年間4シリーズ実施(1講座、2講座のみの参加も可)。
2
○
8月開催分までの延べ参加者数は22組(1回の定員は10組)
(イ)イクメン応援イベント
○
子どもも大人も一緒に楽しめる、スペシャルライブ。パパたちが絵本に音楽をつけ
て演奏したり、読み聞かせを行う。
○
9月6日(土)に子ども交流館で行われる「第10回子育てフェスティバル」と同
時開催。
(ウ)パパスクール
○
3回連続(9、10、11月に開催)のパパスクールと、その後のフォローアップ
(父親同士の仲間づくりのきっかけとして男女共同参画センターまつり(12月開催)
で受講者企画ブースを展開)を実施
イ
誰もが安心して暮らせるまちを目指した受診サポーター育成・運営システム構築事業
(協働事業者:地域ケアパートナー・ほっと)
患者、病院、介護現場の間の温度差を解消し、情報共有を図るため、受診サポーターを育成
し、患者、病院、介護現場をつなぐ仕組みを構築する。
(ア)アンケート調査とモデルケース実施によるニーズ把握
○
アンケート調査とモデルケースの実施を通じて、患者、医療従事者、介護事業者等
のニーズ把握を行い、制度設計に役立てるために実施する。
○
海浜病院の外来患者・医療従事者、海浜病院でボランティア活動をされているスタ
ッフ、あんしんケアセンターの利用者・スタッフを対象にアンケートを実施。(6月)
○
モデルケースは、訪問看護指示書が発行されている患者で病院と介護事業者の連携
が困難となっている事例を対象に実施し、評価を行う。
(8月以降実施予定)
(イ)受診サポーター育成講座の開催
○
10月からの開催を目指し、講習の企画、検討、外部講師への依頼等を進めている。
○
講座は10月から12月にかけて6日間実施を予定。
○
講座修了者で、受診サポーターとなる方は、1月以降実習を行う。
(2)社会貢献型事業
ア 小中学校の教育旅行等の誘致(協働事業者:JFEスチール株式会社)
○ 県内及び都内の小学校に「JFEスチール㈱千葉地区 工場見学のご案内」を5月に
送付。JFEスチール株式会社千葉地区工場と、市内の見学受け入れ可能な施設を併せ
て紹介し、体験学習等での活用を呼びかけた。(5月)
イ 認知症になっても住み慣れた地域で安心して暮らし続けることができる千葉市づくりの
推進(協働事業者:エーザイ株式会社)
○ エーザイが作成した啓発用資料の配布(区役所、あんしんケアセンターを通じて配布)
。
○ アルツハイマーデー(9月21日)に開催する街頭啓発への参加(予定)
○ 市民公開講座(10月開催予定)の共催(予定)
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