平成27年度岡南飛行場浄化槽維持管理及び水質検査 に関する業務委託仕様書 1 維持管理委託業務対象合併処理浄化槽 名称 所在地 合併処理浄化槽の人槽・処理能力・方式 岡南飛行場管理棟浄化槽 岡山市南区浦安南町 640 50 人・10 m 3/日・流量調整型嫌気生物濾過 岡南飛行場電源局舎浄化槽 岡山市南区浦安南町 639-1 21 人・4.2 m 3/日・嫌気ろ床接触曝気 岡南飛行場多目的広場浄化槽 岡山市南区浦安南町 676 65 人・10 m 3/日・嫌気ろ床担体流動生物濾過 2 維持管理業務内容 合併処理施設の維持管理業務とは、当該施設を対象に行う次の業務をいう。 (1) 施設を正常に稼働させる業務 (2) 施設を保全する業務 ア 施設の損傷及び滅失の原因を排除する。 イ 施設を最良の条件で稼働させる。 (3) 施設を点検し調整する業務 ア 点検は、点検業務内容により措置する。 イ 点検により発見した事項を措置し、故障の発生を未然に防止する。 ウ その他必要な事項を措置する。 (4) 法令に基づき放流水の水質検査を行い、この結果を報告する。 (5) 処理装置に関する業務 ア 処理水に適する薬品等を投入する。 イ 曝気槽内の汚泥物濃度を監視し調整する。 ウ 管理技術者の指示に従い、必要な事項を措置する。 (6) 清掃及び汚泥処理に関する業務 ア 施設が最良の条件で稼働するよう清掃する。 イ 機械室内及び処理施設敷地内を清掃する。 ウ 汚水処理施設の汚泥処理(年1回) (7) 合併処理施設に係る次の事項については、応急措置を行うとともに、状況及び原因を速やかに 報告し、対応を委託者と協議する。 ア 施設の修理及び改良等 イ 不測の事故 (8) 委託者が施設に係る改良及び修繕等を行う場合には、その都度協力しなければならない。 (9) 施設の機能が一時的または長期的に停止する等の事由が発生した場合には、その都度報告しな ければならない。 (10) 業務の実施後は、運転記録表を提出する。 3 点検業務内容 上記2(3)の点検業務内容とは、当該施設を対象に行う次の業務をいう。 (1) 巡回の都度点検する業務。 ア ポンプ類、破砕機及び送風機等の電圧、電流及び給油状況を確認し、異常音、振動及び軸受け の発熱の有無を確認する。 イ 曝気槽の混合液の色、臭気、温度、PH 等を測定し、送風量及び返送汚泥物量を調整する。 ウ 沈砂池内の汚泥物等の浮上の有無、曝気液の流入、越流堰入状況を確認し、汚泥物の返送率、 放流水の透視度及びスカムの掻き上げ等を調整する。 エ 消毒の状況を確認(残留塩素試験の実施)し、薬品を補充する。 (2) 月に1回点検する業務 ア 装置全体にわたる装備類の総点検 (3)年に2回実施する業務 ア 防虫剤の噴き付け作業(自動噴射式の場合は取付作業)を実施する。防虫剤は合併処理浄化槽に 対応し、浄化機能(バクテリア)に影響がないもので、人体に影響の少ない環境に配慮したもの受 託者において準備すること。 4 その他 業務の実施については、浄化槽法その他関係法令に基づいて行う。
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