キャパシター処理手数料申請要領(PDF版)

日本国内 自動車解体事業者様向け
キャパシター( i-ELOOP )
強制放電処理手数料申請要領
キャパシター搭載車全車共通
2012月12月
マツダ株式会社
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発 行 マツダ株式会社
キャパシターの処理については下記にお問い合わせください。
カスタマーサービスビジネス企画部リサイクル推進グループ
TEL 082-287-4083
FAX
082-287-5198
受付時間 : 9:00∼17:00 (土日、休日、年末、年始 を除く)
(2012年12月発行 V1.1)
本マニュアルの内容は予告なく変更する場合があります。
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目 次
1.はじめに
2.キャパシター[i-ELOOP]の機能と構造・作動
3.キャパシター強制放電処理手数料申請要領の概要
4.キャパシター強制放電処理手数料の申請要領
5.問い合わせ先、マニュアル関連掲載ホームページ
別紙 キャパシター強制放電処理手数料申請書
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1.はじめに
本要領は、日本国内の自動車解体事業者様向けに作成したものです。
マツダ㈱が製造する一部の車両には、減速エネルギー回生システム(i-ELOOP)用の
キャパシターが搭載されています。キャパシターを搭載した車両を廃車解体処理する場合は、
安全確保のため、必ず「キャパシター強制放電処理要領」に従って、引き取り後最初に
キャパシターの強制放電を実施してください。実施後、本要領に従って「強制放電処理手数料」
を申請ください。
! 警告
• キャパシタに電気が充電された状態で車両または部品が廃棄(解体)されると、
キャパシタに溜まっている電気が原因で、以下事故が発生するおそれがある。
以下事故を防ぐため、車両または部品を廃棄する際には、廃棄前に必ず
キャパシタの強制放電を行うこと。
― ショート電流により発生した火花が可燃物に引火するおそれ
― ハーネス切断時、ショート電流によりハーネス温度が上昇し、
ハーネスに触れた際に火傷するおそれ
― ハーネス切断時、濡れた人体にハーネスが触れた際に感電のおそれ
• キャパシタのサービス・プラグを取付けた状態で、以下のi-ELOOP 関連部品の
端子と 車体が接触すると、火災の発生、電気部品の故障の原因となる。
以下端子を切離す際には、切離し前に必ずキャパシタのサービス・プラグを
取外すこと。
― キャパシタのバッテリ・ケーブル端子
― キャパシタのエンジン・ハーネス端子
― DC-DC コンバータ(i-ELOOP)のバッテリ・ケーブル端子
― オルタネータB 端子
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2.キャパシター[i-ELOOP]の機能と構造・作動
□目的・機能
・キャパシタは、大電流を瞬時に充放電できる蓄電池です。最大25Vまで発電可能な 可変電圧式オルタネータと組合わせることで、短時間の発電でも効率的に充電
できます。
□構造・作動
・ キャパシタは、フロント・コンビネーション・ライト(左側)の真下に取付けられています。
・ キャパシタにはサービス・プラグが備えられています。サービス・プラグを引抜くと25V系の
電気を遮断するため、短絡を防止できます。 • キャパシタの内部には、サーミスタ式の温度センサが備えられています。温度センサは
キャパシタの温度を検出し、信号をDC-DCコンバータ(i-ELOOP)に入力します。 • キャパシタには抵抗器が備えられています。
これは、キャパシタ廃棄時の安全確保を目的とした
部品です。抵抗器を使用してキャパシタを強制放電
させることで、キャパシタがプレスされる際に短絡
しても火花が発生しません。
• バッテリは化学反応を発生させて充放電しますが、キャパシタは化学反応を発生させず
物理的に充放電します。そのため、キャパシタはバッテリよりも急速に大電流を充放電でき、
また電極の劣化が緩やかで長寿命です。
■充電時
• 電荷が電極の表面に付着します。
■放電時
• 電荷が電極の表面から離れ、移動します。
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3.キャパシター強制放電処理手数料申請要領の概要
放電作業に伴う処理手数料は次の要領でマツダ㈱がお支払致します。
(1)解体業者様がキャパシターのシリアル番号を確認し記録する。
(2)解体業者様がキャパシター強制放電処理手数料申請書を記入する。
(3)解体業者様がキャパシター強制放電処理手数料申請書をマツダ㈱へ送付する。
(4)マツダ㈱がマツダキャパシター強制放電処理手数料申請書を受理し内容を確認後
当該手数料を振り込む。
キャパシター強制放電手数料
:1,000円/台(消費税別)
【強制放電手数料支払いの流れ】
解体業者様
申請
支払
マツダ㈱
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4.キャパシター強制放電処理手数料の申請要領
申請書様式をマツダ㈱ホームページからダウンロードして申請書記入要領を参考に
必要事項を記入の上、下記要領にて送付ください。
※処理実施から30日以内に申請ください。
(1)シリアル番号の確認と記入
下図に示します放電ボックス・カバーに記載されていますシリアル番号を申請書に
ご記入ください。シリアル番号の記入がない場合は放電手数料をお支払することが
できせんので、ご注意ください。
シリアル番号
(2)送付方法
申請書は請求書を兼ねていますので、郵便で送付ください。
定型郵便の郵送料は手数料に含みます。
(3)送付先
〒730-8670
広島県安芸郡府中町新地3-1
マツダ株式会社
カスタマーサービスビジネス企画部
リサイクル推進グループ 宛
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5.問い合わせ先、マニュアル関連掲載ホームページ
マツダ株式会社
カスタマーサービスビジネス企画部リサイクル推進グループ
TEL : 082-287-4083
FAX : 082-287-5198
受付時間 : 9:00∼17:00
(土日、休日、年末、年始 を除く)
『キャパシター強制放電処理要領』、
『キャパシター強制放電処理手数料申請要領』、
『キャパシター強制放電処理手数料申請書』
関係掲載ホームページ
マツダホームページ(http://www.mazda.com/jp/) ->
CSR -> リサイクル法への取り組み ->
バッテリー類の回収/処理 -> キャパシターの適正処理
http://www.mazda.com/jp/csr/recycle/info_7.html
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別紙
宛先:マツダ株式会社 リサイクル推進グループ
〒730-8670 広島県安芸郡府中町新地 3-1
キャパシター強制放電処理手数料申請書
下記の対象車両について強制放電を実施しましたので、処理手数料を申請するとともに、手数料受
取の振込口座を下記のとおり届出いたします。
申請日
年
月
日
印
○
申請者名称
−
郵便番号
所在地
都 道
市 区
府 県
郡
解体業者等許可番号
FAX 番号
電話番号
E メールアドレス
処理手数料申請対象車両および放電ボックスシリアル番号等
No
車台番号
リサイクル券番号
放電ボックスシリアル番号
処理日
1
2
3
4
5
請求金額
① 単価(消費税別)
(円)
② 処理台数
③ 合計(①×②)
④ 消費税
請求金額(③+④)
(円)
1,000
振込口座
※預金通帳の表紙裏にある口座名義のカタカナ名がわかるように表紙裏のコピーをお送りください。
送金のために正しいカタカナ名義が必要です。
金融機関名
金融機関コード
(郵便局をご利用の場合は郵貯銀行の口座をご記入ください)
支店名
支店コード
口座番号
口座種別
1.普通
(○をつける)
2.当座
フリガナ
口座名義人
(1) マツダ株式会社は申請者様の上記申請が適正であることの確認をもって、確認された車両にかかる請求
金額を請求月の翌々月末日までに申請者様ご指定の振込口座に振り込みます。
(2) マツダ株式会社は申請者様の個人情報を、支払手続きにのみ使用し他の目的には一切使用いたしません。
支払手続き終了後は責任を持って破棄いたします。
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別紙
記入例
宛先:マツダ株式会社 リサイクル推進グループ
〒730-8670 広島県安芸郡府中町新地 3-1
キャパシター強制放電処理手数料申請書
下記の対象車両について強制放電を実施しましたので、処理手数料を申請するとともに、手数料受
取の振込口座を下記のとおり届出いたします。
申請日
2015 年
10 月
12
日
印
○
マツダ機電株式会社
申請者名称
730 − 8670
郵便番号
所在地
都 道
広島県
府 県
安芸
郡
20401000005
082-282-2304
[email protected]
解体業者等許可番号
電話番号
E メールアドレス
府中町 新地 3−1
市 区
FAX 番号
082-287-5198
処理手数料申請対象車両および放電ボックスシリアル番号等
No
車台番号
リサイクル券番号
放電ボックスシリアル番号
処理日
1
GJEFP-100001
100037725247
H000005
2016.9.20
2
GJEFW-100005
100016445212
H000007
2016.9.25
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5
請求金額
① 単価(消費税別)
(円)
1,000
振込口座
② 処理台数
③ 合計(①×②)
④ 消費税
請求金額(③+④)
(円)
2,000
100
2,100
2
※預金通帳の表紙裏にある口座名義のカタカナ名がわかるように表紙裏のコピーをお送りください。
送金のために正しいカタカナ名義が必要です。
金融機関名
広島銀行
金融機関コード
0
1
6
9
(郵便局をご利用の場合は郵貯銀行の口座をご記入ください)
支店名
向洋
口座番号
口座種別
1.普通
(○をつける)
2.当座
0
8
3
フリガナ
0
6
9
1
口座名義人
0
支店コード
0
4
マツダキデン(カ
マツダ機電株式会社
(1) マツダ株式会社は申請者様の上記申請が適正であることの確認をもって、確認された車両にかかる請求
金額を請求月の翌々月末日までに申請者様ご指定の振込口座に振り込みます。
(2) マツダ株式会社は申請者様の個人情報を、支払手続きにのみ使用し他の目的には一切使用いたしません。
支払手続き終了後は責任を持って破棄いたします。
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