平成 26 年度「新機械振興賞」への支援について

平成 27 年 2 月 18 日
各 位
平成 26 年度「新機械振興賞」への支援について
株式会社山形銀行(頭取 長谷川 吉茂)は、一般財団法人機械振興協会(会長 庄山 悦彦)
の第 12 回新機械振興賞(後援 経済産業省、中小企業庁、公益財団法人 JKA、独立行政法人
中小企業基盤整備機構、一般社団法人 日本機械工業連合会、全国商工会連合会及び日本経
済新聞社)において取引先企業をサポートし、受賞を支援いたしました。
同賞は独創性や経済性に優れた機械工業技術による製造や製品などを対象としておりますが、
本件は、株式会社ウエノ(社長 上野 隆一)の「次世代コイル自動巻線システムの開発」をサポ
ートし、機械振興協会会長賞を受賞したものです。「次世代コイル自動巻線システム」とは、従来
のトロイダルコイルに比較して、小型で高性能なウエノコイルを、機械により短時間で巻き上げる
システムです。
第 12 回新機械振興賞には全国で 24 件の応募があり、うち 7 件が表彰されましたが、東北では
株式会社ウエノが唯一の受賞企業となります。
当行では、平成 26 年 4 月より技術支援アドバイザーを配置し、金融サポートのみならず、各種
補助金等を含めた総合的な「中小企業のものづくり支援」を強化しております。引き続き山形県内
を中心としたものづくり企業等の支援をとおし、地域振興と地場産業の付加価値創造への取り組
みを支援してまいります。
本件に関するお問い合わせ先
広報室 菊地
TEL:023-623-1221(代表)
以上
別紙
1. 受賞事業者概要について
(1) 株式会社ウエノ
所在地
連結売上高
業種
備考
山形県鶴岡市三和堰中 100
3,766 百万円
電子・通信機部品製造業
当社オリジナルのウエノコイルは、従来のトロイダルコイルに比較して、
小型で高性能(広い周波数領域で高いノイズ除去性能あり)であること
が特徴。
2. 新機械振興賞について
(1) 目的等
機械工業に関わる優秀な研究開発およびその成果の実用化によって、機械工業技術の
進歩・発展に著しく寄与したと認められる企業・大学・研究機関を表彰することにより、わが
国機械工業の振興に資すること。
(2) 対象者
独創性、革新性及び経済性に優れた機械工業技術に係る研究開発及びその成果の実
用化により、新製品の製造、製品の品質・性能の改善又は生産の合理化に顕著な業績を
あげたと認められる企業・大学・研究機関及び研究開発担当者。
(3) 採択案件について
① 応募件数 24 件
② 受賞件数 7 件
③ 受賞企業について
受賞名
経済産業大臣賞
中小企業庁長官賞
機械振興協会
会長賞
同上
同上
企業名
JFE スチール株式会社
株式会社ベルソニカ
株式会社ウエノ
新日本非破壊検査株式会社
福岡県工業技術センター
機械電子研究所
マツダ株式会社
審査委員長特別賞
有限会社アリューズ
同上
株式会社松田鉄工
内容
圧延と連動した厚鋼板の
均一強冷却設備
超高張力鋼自動車部品の
製造技術開発
次世代コイル自動巻線
システムの開発
配管内を自在に走行する
検査ロボット
高効率とダイレクト感を
両立する新型 AT の開発
アタッチメント式小型
超音波加工ユニット
震災対応営農用オイル
タンクの開発