愛媛県立医療技術大学エレベーター設備保守点検業務委託契約書 公立大学法人愛 媛 県 立 医 療 技 術 大 学 ( 以 下 「 甲 」 と い う 。) と 「乙」という。)とは、次の条項により契約を締結する 。 (以下 (委託業務の内容) 第1条 甲は、愛媛県立医療技術大学エレベーター設備保守点検業務(以下「委託業 務」という。)を別添、愛媛県立医療技術大学エレベーター設備保守点検業務実施 基準仕様書(以下「仕様書」という。)により乙に委託し、乙はこれを受託する。 (委託料) 第2条 甲は乙に対し、委託料として金 税額金 円)を支払う。 円(うち消費税及び地方消費 (委託の期間) 第3条 乙は、平成27年4月1日から平成28年3月31日までの間に委託業務を行なう ものとする。 (契約保証金) 第4条 契約保証金は、免除する。 (権利義務の譲渡等の禁止) 第5条 乙は、この契約によって生じる権利又は義務を第三者に譲渡し、貸し 付け、又は担保に供してはならない。ただし、あらかじめ甲の書面による承 諾を得た場合は、この限りでない。 (再委託等の禁止) 第6条 乙は、委託業務の処理を他に委託し、又は請け負わせてはならない。ただし、 あらかじめ甲の書面による承諾を得た場合は、この限りでない。 (事業計画書の提出) 第7条 乙は、契約締結後速やかに事業計画書を提出するものとする。 (事業内容の変更) 第8条 乙は、事業計画書の内容を変更しようとするときは、事前に事業変更計画書 を提出するものとする。ただし、軽微な変更は除く。 (調査等) 第9条 甲は、必要と認めるときは、乙に対して委託業務の処理状況について調査し、 指示を行ない、又は報告を求めることができる。 (実績報告書及び完了検査) 第10条 乙は、委託事業が完了するごとに、遅滞なく甲に対して実績報告書を提出し なければならない。 2 甲は、前項の実績報告書を受理したときは、その日から起算して10日以内に委託 事業の完了について検査を行うものとする。 (委託料の支払) 第11条 2 委託料の支払は、年12回払いとし毎回の支払額を金 円とする。 甲は、毎月乙の委託業務の完了確認後、前項に定める支払額を、原則 として 乙 の適正な請求書を受理した月の翌月の末日までに支払うものとする。 (契約の解除) 第12条 甲は、乙が次の各号のいずれかに該当すると認めたときは、この契約を解除 することができる。 (1) この契約に違反したとき (2) 2 この業務を遂行することが困難であるとき 前項の規定により契約を解除したときは、甲は、委託料の全部若しくは一部を支 払わず、又は既に支払った委託料の全部若しくは一部の返還を乙に請求することが ある。 (損害賠償) 第13条 乙は、その責めに帰する理由により、委託業務の実施に関し、甲又は第三者 に損害を与えたときは、その損害を賠償しなければならない。 (個人情報の保護及び秘密の保持) 第 14条 乙 は 、 委 託 業 務 の 履 行 に 関 連 し て 知 り 得 た 個 人 情 報 及 び 秘 密 を 他 に 漏 洩してはならない。この契約が終了し、又は解除された後についても同様と する。 2 乙は、前項の個人情報の保護及び秘密の保持について、その従事者に周知 し徹底しなければならない。 3 甲は、必要があると認めるときは、乙の個人情報の保護等の状況について 調査を実施することができる。乙はこの調査に協力しなければならない。 (法律に基づく検査) 第 15条 乙 は 、 建 築 基 準 法 に 基 づ く 定 期 検 査 に つ い て 、 法 令 に 定 め ら れ た 項 目 を検査し、所轄官公庁に報告する。 (契約外の事項) 第16条 この契約に定めのない事項については、 政府契約の支払遅延防止等に関 する法律(昭和24年法律第 256号)及び公立大学法人愛媛県立医療技術大学会 計規程によるもののほか、必要に応じて甲乙協議して定めるものとする。 この契約を証するため、本書2通を作成し、双方記名押印のうえ各1通を所持する ものとする。 平成27年 月 日 甲 乙 伊予郡砥部町高尾田543番地 公立大学法人愛媛県立医療技術大学 理事長 橋 本 公 二 愛媛県立医療技術大学エレベータ ー設備保守点検業務実施基準仕様書 この仕様書は、愛媛県立医療技術大学のエレベーター設備の保守点検整備に ついて規定する。 1 委託業務の内容 ( 1) 乙が甲から委託を受けて行う保守点検業務の対象となるエレベータ ー設 備は、次のとおりとする。 なお、詳細については別紙のとおりとする。 ア 油圧式乗用エレベーター(日立製HPF-11-CO60) 2台 ・地震、火災管制装置付 ・停電時自動着床装置付 ・車椅子仕様 ・遠隔監視診断装置付 イ 小荷物専用昇降機(日立製DF-200SR-B30) 1台 ( 2) 乙は、前項の設備について常時遠隔監視(乗用エレベータ ーのみ)を 行 うとともに、技術者を派遣し毎月1回保守点検を行うほか、事故、故障等 の 緊 急 、 異 状 発 報 受 診 時 に は 、 原 則 60分 以 内 に 来 所 の う え 速 や か に 措 置 す るものとする。なお、保守点検日は別途甲の指示するところによる。 2 実施要領 ( 1) 乙 は 、 設 備 を 安 全 か つ 最 良 の 状 態 に 維 持 す る と と も に 、 不 測 の 事 故 や 故 障に当っては、直ちに修理等の適切な措置を講 じるものとする。 ( 2) 技 術 員 は 、 乙 の 直 接 雇 用 契 約 者 で 業 務 遂 行 に 必 要 な 専 門 知 識 及 び 十 分 な 実務経験を有する者を派遣するものとし、甲は乙に対し、技術員の教育記 録、主な担当実績、経験年数、定期検査員についてはその氏名、資格証番 号等を記載した書面の提出を求めることが できる。 ( 3) 乙 は 、 初 回 保 守 点 検 時 に 昇 降 機 部 品 の 経 年 劣 化 を 考 慮 し た 年 間 修 理 計 画 書を提出し、計画書に基づき、消耗品的部品はこれを取替えるものとし、 また修理を要する状況の場合は、乙の報告に基づき、甲乙協議のうえ対策 を講じるものとする。 3 支給品 なし。 消耗品、雑材料、工具、測定器、その他保守点検業務に必要な機材、物 品等は乙で調達すること。 4 一般事項 (1) 保守点検業務は、必要に応じ甲の立会のうえで実施すること。 ( 2) 保 守 点 検 業 務の 実 施 に あ た っ ては 、 乙 は 、 大 学 の 運営に 支 障 が 生 じ な い よう前月までに甲と協議し、承認を得るものとする。 ( 3) 保 守 点 検 業 務 が 期 間 内 に 完 了 し な い と き は 、 工 期 を 延 伸 す る も の と す る。 (4) 本仕様内容に疑義を生じたときには、甲と協議のうえ実施する。 5 保証 保守点検完了後、今回の保守に起因する不具合が生じた場合、乙は速や かに無償修復を行うこと。 6 法律に基づく検査 建築基準法に基づく定期検査について、法令に定められた項目を検査し、 所轄官公庁に報告する こと。 7 特記事項 この仕様書に記載されていない事項であっても、軽易な作業で設備の管 理保全及び事故防止上、甲が必要と認めた作業は、 乙は契約金の範囲内に おいてこれを実施するものとする。 別紙 油圧式乗用エレベータ ー(間接式) 1 緊急対応 遠隔監視又はエレベーター内に通信機器を設置することにより、 24時間 365日 体 制 で 緊 急 対 応 に 備 え 、 異 常 や 故 障 発 生 時 に は 、 直 ち に 技 術 者 を 派 遣し、修理等の適切な措置を講じる。 年度当初に、緊急対応にあたる者の名簿(3名以上、氏名・連絡先記 載 ) を 提出し、他の業務や 休暇等による対応の遅れがないよう万全の措 置 を講じること。 2 定期点検、定期整備の対象 (1) 機械室関係 パワーユニット及びタンク廻り、ポンプ及び電動機 受電盤、制御盤、信号盤、オイルクーラー 漏油回収装置、地震管制装置、火災管制装置 停電時自動着床装置 (2) 出入口関係 各階インジケーター 各階ドア及びロック装置 各階押ボタン (3) 乗かご関係 かご廻り各機器及び非常止め装置 ドア開閉機構、運転盤、外部連絡装置、停電灯 (4) 昇降路関係 主レール、ブラケット 油圧ジャッキ装置、プーリー (スプロケット) ロープ(チェーン)、ガバナロープ 各階ドア装置 各リミットスイッチ及び着床装置 テールコード、緩衝装置 3 修理又は取替範囲 (1)機械室関係 〇パワーユニット 〇ポ ン プ 及 び 電 動 機 〇 受電盤、 制御盤及び信号盤 〇漏 油 回 収 装 置 エア・ブリーザー、ストレーナ、高圧ゴムホース、圧 力 計 、 カ ム ス イ ッ チ取 替 、 作 動 油 取 替 、圧 力 調 整 バ ル ブ、方向制御バルブ、流量制御バルブ取替 巻線替、ベアリング類、オイルシール類取替 リレー、計器類、コイル、抵抗類、コンデンサー類、 半導体類取替、スイッチ類取替 油量検出スイッチ、ポンプモーター取替 ( 2) 出 入 口 関 係 ハッチドア用ハンガーローラー、ハンガーレール、シ ュー関係、ドアクローザー、ドアスイッチ、インジケー タ用ランプソケット、シェード、押ボタンスイッチ類取 替、ドアロック機構修理 ( 3) 乗 か ご 関 係 運転盤関係ソケット及び各スイッチ類、スローダウン スイッチ、ドアマシン関係及びドアマシン位置スイッチ、 ドアハンガーローラー、ハンガーレール及びシュー関係、 ガイドシュー又はガイドローラー、プーリー、カーライ トの修理又は非常止め装置、秤装置用スイッチ類、光電 装置機構部品取替 ( 4) 昇 降 路 関 係 テ ー ル コ ー ド 取 替 え 、 主 ロ ー プ (チ ェ ー ン )、 ガ バ ナ ロ ープ、プーリー(スプロケット)及び各スイッチ類、緩衝 器、ベアリング類取替え、シリンダー部、プランジャー 部、グランド部パッキン及びオイルシール、Oリング類 取替 (5)そ の 他 一般配線、配管、インターホン修理及び取替作業に必要 な消耗部品を提供する。 カ ー ボ ン コ ン タ ク ト及 び フ ィ ン ガ ー 、 カー ボ ン ブ ラ シ、ヒューズ類、リード線、 ランプ類(インジケータ、 ア ナ ン セ ー タ 及 び か ご 内 照 明 用 )、 油 脂 類 一 切 ( 作 動 油、マシン油、グリース類)、ウエス等 小荷物専用昇降機 1 定期点検、定期整備の対象 ( 1) 機 械 室関係 巻上機、電動機、マグネットブレーキ、受電盤、制御 盤、そらせ車 ( 2) 出し入れ口及びボックス関係 各 階ボ ック ス位 置灯 、各 階ドア 及び ドア ロッ クスイ ッ チ、各階運転ボタン、ボックス廻り ( 3) 昇 降 路関係 主レール及びカウンターウェートレール、ブラケット 関係、各スイッチ、主ロープ、カウンターウェート、 リミットスイッチ 2 修理又は取替範囲 (1)機械室関係 〇巻上機 〇 出し入れ口ボックス関係 ウォームギヤ、各ベアリング類、シーブ、マグネット ブレーキ用ライニング取替、オイルシール取替、分解、 歯当り調整、電動機巻線替、ベアリング類取替、受電 盤、制御盤、信号盤、コイル、抵抗類、リレー、フィ ンガー ド アスイッ チ、 ドアロー プ、運 転ボ タンスイ ッチ類 取 替、ボックスガイドシュー取替 ( 2) 昇 降 路関係 カウンターウェートガイドシュー、スイッチ類、主ロ ープ、リミットスイッチ取替 ( 3) そ の 他 一般配線、配管、イン ターホン、電話機の 補修及び 取 替作業に必要な消耗部品を提供する。 カ ー ボン コン タク ト及 び フィ ンガ ー、 ヒュ ー ズ類 、リ ード線、ボックス位置灯ランプ補充用油脂類一切(ギヤ 油、マシン油、グリース類)、ウエス等
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