平成27年2月 保護者の皆様へ 子ども・子育て支援新制度の実施に係る利用者負担額(案)について 1.はじめに 平成 27 年4月から「子ども・子育て支援新制度」が始まります。 新制度では、保育所・幼稚園・認定こども園等を通じた共通の給付である施設型給付及び地域 型給付が創設され、奈良市は新制度の実施主体として、利用者負担額(保育料)を設定する必要 があります。 このため、奈良市子ども子育て会議において、利用者負担について検討を重ね、このたび検討 結果がまとまりましたので、その内容についてお知らせいたします。 なお、正式な決定については、国の基準(公定価格)をもとに、3月市議会での条例の議決及 び規則の制定等により定められます。 2.奈良市の利用者負担の考え方 *国の考え方を基本としています* ①世帯の所得の状況等に応じた応能負担とします。 ②市町村民税の所得割額を基に階層区分を決定します。 ③算定には、 8月までは前年度の市町村民税額、 9月以降は当該年度の市町村民税額で行います。 ④認定区分ごとに利用者負担額を設定します。 1号・・満 3 歳以上で教育標準時間認定を受けた子ども (幼稚園・認定こども園利用) 2 号・・満 3 歳以上で保育認定を受けた子ども (保育所・認定こども園利用) 3 号・・満 3 歳未満で保育認定を受けた子ども (保育所・認定こども園等利用) ⑤保育標準時間(11時間)と保育短時間(8時間)の区分を設定します。 ⑥年少扶養控除廃止前の旧税額の適用は廃止します。 ⑦多子世帯の利用者負担の軽減について実施します。 3.経過措置について(2 ページ・3 ページ参照) 市立幼稚園・市立認定こども園の 1 号認定においては (平成 27 年度) ・現行の幼稚園保育料を基本とします。 ・市立幼稚園の4歳児、市立認定こども園の3歳児については、現行の入園 料相当額を月額保育料に上乗せします。 (平成 28 年度) ・利用者負担額が 6,300 円を超える部分については 2 分の1とします。 保育所・市立認定こども園の 2 号・3 号認定においては (平成 27 年度) ・現行の保育所保育料表を基本とします。 ・階層区分の税額を市町村民税額とします。 ■経過措置期間中であっても、算定基準が所得税から市町村民税にかわることにより、また 年少扶養控除廃止前の旧税額の適用が廃止となるため、所得階層が変わることがあります。 【お問合せ先】奈良市 子ども未来部 保育所・幼稚園課 TEL 0742-34-5086 FAX 0742-36-7671 1 教育標準時間認定子ども(1号認定)の仮利用者負担額(案) 単位:円 平成27年度 平成28年度 市立 ( 経過措置1) 市の階層区分 新入園児 (認定こども園3歳児・幼稚園4歳児) 在園児 第1子 第2子 第3子以降 第1子 第2子 第3子以降 私立 (本格実施) 市立 (経過措置2) 私立認定こど も園・新制度 に移行する私 立幼稚園 在園児 新入園児 平成29年度以降 私立 (本格実施) 私立認定こど も園・新制度 に移行する私 立幼稚園 市立・私立 (本格実施) 市立施設及び私立認 定こども園・新制度 に移行する私立幼稚 園 生活保護世帯等 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 B1 市民税非課税世帯(母子等) 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 B2 市民税非課税世帯 2,800 1,400 0 3,000 1,500 0 2,100 2,100 2,100 2,100 C1 所得割額 48,600円未満(母子等) 6,300 6,300 0 6,500 6,500 0 4,700 4,700 4,700 4,700 C2 所得割額 48,600円未満 6,300 6,300 0 6,500 6,500 0 5,200 5,200 5,200 5,200 D1-1 所得割額 67,000円未満(母子等) 6,300 6,300 0 6,500 6,500 0 6,400 6,300 6,400 6,400 D1-2 所得割額 67,000円未満 6,300 6,300 0 6,500 6,500 0 6,900 6,600 6,900 6,900 D2-1 所得割額 77,100円未満(母子等) 6,300 6,300 0 6,500 6,500 0 6,900 6,600 6,900 6,900 D2-2 所得割額 77,100円未満 6,300 6,300 0 6,500 6,500 0 7,400 6,900 7,400 7,400 A D3 所得割額 97,000円未満 6,300 6,300 0 6,500 6,500 0 8,700 7,500 8,700 8,700 D4 所得割額 133,000円未満 6,300 6,300 0 6,500 6,500 0 10,000 8,200 10,000 10,000 D5 所得割額 169,000円未満 6,300 6,300 0 6,500 6,500 0 11,300 8,800 11,300 11,300 D6 所得割額 211,200円未満 6,300 6,300 0 6,500 6,500 0 12,600 9,500 12,600 12,600 D7 所得割額 301,000円未満 6,300 6,300 0 6,500 6,500 0 14,700 10,500 14,700 14,700 D8 所得割額 397,000円未満 6,300 6,300 0 6,500 6,500 0 16,800 11,600 16,800 16,800 D9 所得割額 397,000円以上 6,300 6,300 0 6,500 6,500 0 18,900 12,600 18,900 18,900 ※母子等とは、ひとり親世帯等、在宅 障害児(者)のいる世帯等に該当する 場合です。 ※B階層には、市町村民税所得割非課 税世帯を含みます。 ※市立幼稚園(4歳児)及び市立認定こども園(3歳児)については、現行 ※【多子軽減について】小学校3年以下の範囲において、 の入園料相当額を月額保育料に上乗せしています。 最年長の子どもから順に二人目は上記の半額、3人目以降 ※【多子軽減(3歳児~小学校3年生)について】 は0円とします。 平成26年度市立幼稚園就園奨励費減免制度を準用します。 2 保育認定子ども(2・3号)の仮利用者負担額(案) 単位:円 平成27年度 市の階層区分 A 2号認定(4歳以上) 2号認定(3歳) 保育標準時間 平成28年度以降 保育短時間 保育標準時間 保育短時間 3号認定(0~2歳) 保育標準時間 保育短時間 2号認定(3歳以上) 保育標準時間 保育短時間 3号認定(0~2歳) 保育標準時間 保育短時間 生活保護世帯等 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 B1 市民税非課税世帯(母子等) 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 B2 市民税非課税世帯 0 0 0 0 0 0 2,300 2,300 3,800 3,700 C1 所得割額 48,600円未満(母子等) 5,000 4,900 7,000 6,900 4,900 7,000 6,900 所得割額 48,600円未満 4,900 5,000 C2 5,000 5,500 5,400 8,000 7,900 D1 所得割額 67,000円未満 8,800 8,700 8,800 8,700 12,100 11,900 9,300 9,100 12,500 12,300 D2 所得割額 77,100円未満 15,500 15,200 15,500 15,200 19,900 19,600 14,500 14,300 20,000 19,700 D3 所得割額 97,000円未満 16,000 15,700 22,000 21,600 D4 所得割額 133,000円未満 17,700 17,400 17,700 17,400 28,700 28,200 18,500 18,200 30,500 30,000 D5 所得割額 169,000円未満 19,900 19,600 19,900 19,600 38,600 37,900 21,000 20,600 39,800 39,100 D6 所得割額 211,200円未満 22,100 21,700 47,500 46,700 22,900 46,800 46,000 所得割額 301,000円未満 23,900 23,300 D7 24,300 24,000 23,600 52,300 51,400 D8 所得割額 397,000円未満 26,500 26,000 24,300 23,900 53,000 52,100 26,000 25,600 58,300 57,300 D9 所得割額 397,000円以上 28,700 28,200 25,400 25,000 58,000 57,000 28,000 27,500 64,800 63,700 ※母子等とは、ひとり親世帯等、在宅障害児 (者)のいる世帯等に該当する場合です。 ※【多子軽減について】小学校就学前の範囲において、特定教育・保育施設等を同時に利用する最年長の子どもから順に 2人目は上記の半額、3人目以降については、0円とします。 ※給付単価を上限とします。 ※児童の年齢は年度の初日の前日の満年齢により決定し、年度途中における年齢変更はありません。 3
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