第2回金沢市中心市街地都市機能向上検討委員会 議事要旨 <武蔵エリア> ・ 老朽化した木造建築が取り壊されて小規模な駐車場がたくさんできているが、その対策は? (事務局) :賑わいコアストリートの外側に配置するという方針であり、平成 27 年度の基本計画 策定時に、駐車場の配置や集約を検討する。 ・ 商業施設をメインとするのであればどうしても駐車場を設ける必要がある。建築すれば附置義務 駐車場を設ける必要がある。コアストリートの中に駐車場を設けないことは現実的に難しい。ただ し、その駐車場にどこからアクセスさせるのかを考えなければならないと思う。 ・ 賑わいコアストリートは原則、歩行者専用にするとしているが、自転車の動線が課題である。 (事務局) :将来的に来街者で溢れる通りを目指すコアストリートでは、自転車から降りて押して 通行してもらいたい。アクセスロードについては、自転車走行指導帯を整備するなど コアストリートを迂回できるようなルートを検討していきたい。 ・ 基本方針にある「公共交通の機能向上」のイメージは? (事務局) :武蔵~片町の都心軸は既に公共交通重要路線として位置付けられており、公共交通の 機能向上が必要。具体的にはバス待ち環境をよくするような取組を想定。 ・ 観光バス駐車場がもう少しあっても良いと感じている。 (事務局) :コアストリートの外側で観光バス駐車場の整備も検討していければ。骨子案では基本 的な考え方を記載。 ・ 旧市街には観光バスのような大型車両は入れずに、外側で集約するような考え方もあったと思う。 (事務局) :高速道路網を使って来街する観光バスの需要増も検討していく必要があり、基本計画 で検討していきたい。ただし、今後の高齢化を考えると、できるだけ近くにアクセス できるような配慮も必要と考えている。 ・ 駅から武蔵間は単なるアクセスという位置づけで良いのか疑問がある。 (事務局) :コアストリートは、沿道を店舗で埋めていくという地元の意気込みが必要であり、現 時点で沿道まで手当できる見込みが少ないことからアクセスロードとしている。将来 的に、沿道が店舗で自然に埋まってコアストリートに格上げしていくことは十分にあ り得ると考えている。 <片町・香林坊・広坂エリア> ・ 各地区のワークショップに計4回参加した。大きな方向性については特段異論がなかったと感じ ている。駐車場の具体的な配置等については様々な意見があり、次年度以降は会議の頻度を上げて 議論していかなければならないと感じ、今後は古さと新しさを兼ね備えた金沢らしいまちなみにし ていかなければならないという意見が出されており、今回の資料にも反映されている。問題は、ど のように具体化していくか、誰がやるのか、来年度以降の取組みが大切だと感じている。 ・ 犀川大橋から野町方面は人の流れが悪くなっている。寺町やにし茶屋街などへの誘導、野町広小 路近辺の整備についてどう考えているか。 (事務局) :桜橋詰めからにし茶屋街までの間について重視しており、重点戦略の中でも挙げ、ア クセス経路の整備については粛々と進めていきたい。 ・ 定住人口の増加について本計画のどこかに盛り込んでいただきたい。 (事務局) :骨子案では基本構想のコアの部分をご提示しており、その周辺部の定住促進についても取 り組むべき大きな課題として基本構想にも書き込んでいきたい。 ・ コアストリートの考え方はとても良いが、市民参画によるおもてなしの大切さをバックボーンと して盛り込んでもらいたい。 (事務局) :この構想では基本的にはハード主体としており、行政としては経済活動を支える道路 などの都市基盤をつくるというスタンスである。経済活動の活性化について担当部局 と連携して推進していきたい。
© Copyright 2024 ExpyDoc