特 記仕 様書 第1条 本仕様書は、 「高速5号線水文調査業務(その13) 」に適用するものとする。 第2条 本業務の履行期限は、契約締結の日から平成28年3月31日までとする。 (完了検査期間とし て10日間を含む。 ) 第3条 本業務は、技術資料を受け付け、価格以外の要素と価格を総合的に評価して落札者を決定する、 総合評価落札方式(特別簡易型)の適用業務である。別添特記仕様書に総合評価落札方式に係 る特記事項について示す。 第4条 本業務は、広島高速5号線トンネル部(広島市東区中山西二丁目∼東区二葉の里二丁目)周辺 における水文調査を行うものであり、今後のトンネル設計や関係者との調整等によって、調査 結果の中間整理や調査計画の追加、また自記水位計の設置箇所の削除等の見直しが必要となる ことがある。 第5条 本業務の実施にあたっては、広島高速道路公社「調査・設計・測量業務等共通仕様書(及び別 添)[平成 20 年 2 月]」及び広島高速道路公社「広島高速道路事業における調査基準及び設計照 査要領[平成 17 年 10 月]」によるほか,この特記仕様書によるものとする。 第6条 本業務の実施にあたって、関係機関への協議に必要な資料は、受注者において作成すること。 第7条 貸与資料は次のとおりとする。その他、資料が必要な場合は、調査職員と協議の上、貸与する ものとする。 ・高速5号線水文調査業務(その12)報告書 第8条 本業務の成果物については、下記のとおりとする。なお、調査職員の指示により、業務途中に おいても必要に応じて調査職員に提出するものとする。また、報告書作成については、調査職 員と十分協議した上で行うこと。 ① 報告書(A4版) 3部 ② 電子媒体(CD−R) 2部 第9条 暴力団等からの不当要求又は業務妨害(以下「不当介入」という。 )の排除については以下のと おりとする。 1)暴力団等から不当介入を受けた場合は、その旨を直ちに発注者に報告し、所轄の警察署に 届け出ること。 2)発注者及び所轄の警察署と協力して不当介入の排除対策を講じること。 3)排除対策を講じたにもかかわらず、履行期間に遅れが生じる恐れがある場合は、発注者と 工程に関する協議を行うこと。 4)発注者と工程に関する協議を行った結果、履行期間に遅れが生じると認められた場合は、 契約約款第22条の規定により、発注者に履行期間延長の請求を行うこと。 5)暴力団等から不当介入による被害を受けた場合は、その旨を直ちに発注者に報告し、被害 届を速やかに所轄の警察署に提出すること。 6)当該被害により、履行期間に遅れが生じる恐れがある場合は、発注者と工程に関する協議 を行うこと。その結果、履行期間に遅れが生じると認められた場合は、契約約款第22条 の規定により、発注者に履行期間の請求を行うこと。 第10条 その他、本特記仕様書及び共通仕様書に定めのない事項、また業務の実施にあたって疑義を生 じた場合については、別途調査職員と協議することとし、受注者独自の判断によって処理して はならない。なお、本業務の契約数量等に変更が生じた場合には、調査職員と協議の上、契約 変更の対象とすることもある。 第11条 (業務内容) 業務内容は、別紙「実施要領」のとおりとする。 第12条 (打合せ) 打合せ協議は業務着手時・中間・成果品納入時の計3回を見込んでいる。なお、第1回及び 成果品納入時には管理技術者が立ち会うこと。 第13条 (その他) 業務を遂行する上で疑義等が生じた場合は、 調査職員と協議し速やかに処理するものとする。 実 施 要 領 調査内容、調査箇所及び調査頻度については以下のとおりで、実調査期間は 1 年間を見込んでいる。 なお、関係者との調整等により、調査の内容及び期間等を変更する場合もある。 1) 自記水位計設置(水圧式水位計) 別添平面図に示す3箇所の地下水位観測孔に自記水位計を設置する。 水位計を設置する時期および水位計の機種については別途調査職員と協議すること。 2) 地 下 水 位 観 測(自記水位計) 毎月1回の頻度で、地下水位観測孔(26箇所)及び井戸(2箇所)に設置している自記水位 計(内1箇所は超音波式水位計)の観測データを回収する。データ回収後は、これまでの地下 水位の変動が分かるようグラフにとりまとめ、毎月調査職員に報告すること。 4) 雨 量 観 測(自記雨量計) 毎月1回の頻度で、二葉山山頂付近に設置している自記雨量計の観測データを回収する。デー タ回収後は、地下水位の変動等との相関が分かるようグラフにとりまとめ、毎月調査職員に報 告すること。 5) 井 戸 調 査 4箇所の井戸について、着手時に利用状況等聞き取り調査をする。 調査結果は、一覧表にとりまとめること。 6) 井 戸 水 位 観 測(触針式水位計) 別添平面図に示す9箇所の天端開放井戸について、毎月1回の頻度で触針式水位計を用いて水 位を観測する。観測結果は、過年度調査データも含めて水位の変動が分かるようグラフにとり まとめること。 7) 井 戸 水 量 観 測(揚水量試験) 別添平面図に示す5箇所の天端閉塞井戸について、年4回(渇水・豊水期等)の頻度で揚水量を 観測する。観測結果は、過年度調査データも含めて揚水量の変動が分かるようグラフにとりま とめること。 8) 沢 水 流 量 観 測 毎月1回の頻度で、別添平面図に示す25箇所の谷筋において沢水の流量を観測する。 観測結果は、過年度調査データも含めて流量の変動が分かるようグラフにとりまとめること。 9) 簡 易 水 質 試 験 毎月1回の頻度で、別添平面図に示す25箇所の沢水及び17箇所の井戸水について、水温・ 水素イオン濃度(pH)・電気伝導度(Ec)を観測する。 観測結果は、過年度調査データも含めて各観測項目の変動が分かるようグラフにとりまとめる こと。 10) そ の 他 調査結果に異常値が確認される場合は、別途調査職員と協議し必要な措置を施すこと。 高速5号線水文調査業務(その13)特記仕様書《総合評価落札方式に係る事項》 第1章 第2章 総則 第1節 適用 1 本特記仕様書は, 高速5号線水文調査業務(その13) のうち,総合評価落札方式に係る事項に適用する。 評価内容の担保 第1節 評価内容の担保 技術資料の内容が受注者の責により,実施されなかった場合は,契約書に基づき修補の請求,又は修補に代え若しくは修補とともに損害賠償の請求を行 うことができる。また,業務成績評定の減点対象とし,減点方法は未実施の評価項目毎に5点を減じるものとする。 第2節 総合評価落札方式において評価対象としている業務分野に係る業務実施場所,業務実施体制 1 管理技術者及び担当技術者は,それぞれ兼務することはできない。 2 管理技術者は1名とし,担当技術者は最大3名まで配置できる。 また,配置した管理技術者及び担当技術者は,必ずTECRIS登録を行うこと。 3 管理技術者は,病休,死亡又は退職等の極めて特別な場合を除き原則変更できないものとし,変更する場合には同等以上の技術者を配置すること。 担当技術者は,変更する場合には同等以上の技術者を配置すること。 4 業務履行期間中に業務実施場所,業務実施体制を変更する場合には,入札時に提出した技術資料のうち,変更となる事項に係る様式及び添付資料を「業 務打合せ簿」で調査職員に提出すること。 この場合,変更内容に応じて,業務成績評定を未実施の評価項目毎に5点を減じることがある。 5 受注者は,「技術資料様式第4号」に記載した業務実施場所(特別簡易型のみ),業務実施体制について,必ず「業務計画書」に記載し調査職員に提出す ること。 第3節 担当技術者 1 管理技術者のもとで業務を担当する者を担当技術者として定義する。 2 受注者は,「技術資料様式第8号」に記載した主となる担当技術者1名について,「別記様式第1∼2号」に必要事項を記載し調査職員に提出すること。 3 担当技術者は,設計図書及び「技術資料様式第4号」に記載した業務分担に基づき,適正に業務を実施しなければならない。 第4節 管理技術者及び担当技術者に係る手持ち業務件数 手持ち業務とは,管理技術者又は担当技術者となっている契約金額500万円以上の他の業務をいう。 なお、技術者変更に伴う手持ち業務件数の判断期間は、当該業務の公告日から変更の届け出日までの期間とする。 別記様式第1号 平成 年 月 日 広島高速道路公社 様 受注者 会社名 氏 名 印 担 当 技 術 者 届 業務名: 次の者を業務の担当技術者として定めましたので,別添経歴書を添えて提出します。 氏 名 担当業務内容 備 考 別記様式第2号 経歴書(担当技術者) 住 所 氏 名 生年月日 東京都○○区○○町○○丁目○○番○○号 □□□□ 昭和○○年○○月○○日 学歴 昭和○○年○○月 ○○大学○○学部○○科卒業 昭和○○年○○月 ○○大学大学院○○研究科修了 職歴 昭和○○年○○月 ○○○○○○株式会社入社 技術士 (総合技術監理部門) 技術士 保 有 資 格 RCCM その他 年月 担当業務の 主な経歴 保有資格 資格の有無 選択科目 合格年 登録番号 資格の有無 技術部門 合格年 登録番号 資格の有無 専門とする部門 合格年 登録番号 資格の名称 選択科目 合格年 登録番号 業務経歴 業務名 有 ・ なし 有 ・ なし 有 ・ なし 有 ・ なし 発注機関 位 置 図 業務箇所 UH−1 7−1 UH−1 7−2 UH−1 7−3 UH−1 8−1 UH−1 8−2 S-40 U H−16 UH− 15 U H − 10 7 S-41 U H−13 S-18 S-17 U H−12 UH−106 UH−105 UH −10 S-19 N −1 UH−1 1 N−2 U H−14 UH − 1 0 3 S-17' S-16 S-38 UH−8 UH −7−3 U H−9 N −3 UH−7 −2 U H−5− 3 UH−102 U H− 1 0 1 ( N o . 5 ) ( N o . 6 ) ( N o . 3 ) UM− 22−1 U H − 10 0 − 1 ( N o . 4 ) UH − 1 0 0 − 2 S-26 S-22 S-21 UM−126 N−25 S-24 UM−1 7 UM−131 UM− 16−1 UM −18 N− 15−1 N− 1 1 2 N−101 S-15 S-25 UM−118 N− 15−2 N −1 1 0 N−24−3 N− 31 UH−6 UM−1 6−2 UM −15 N− 14−2 N −7 N−108 S-37 N−111 UM −12 N− 12 N −14− 1 UM−127 UM−122 N−11 N−1 0 N −21 UM−1 9 UM−125 U M− 1 2 1 UM−119 N−17 −3 N −5−1 N−109 N−107 UM−128 U M−13 N− 8 N−6 N −20 N−23 U H−7− 4 UM− 21 UM−129 UM −20 N−9− 1 N −19 N−106 ( N o . 1 ) UH−2 N −13 N− 17−1 N−105 UH−7 −1 ( N o . 2 ) UM −22− 2 N−104 N−18 UH −5−1 UM−130 N −5−2 N−17 −2 S-20 UH −5−2 UH−4 U H−1 N−4 N−1 6 UH− 3 N−100 N−9 −2 U H− 1 0 4 N−2 9−1 N−2 6 N−30 −2 N−29 −2 UM−123 U M− 1 2 0 UM − 1 2 4 N − 1 13 N−3 4 UM−115 N−3 5 S-29 UM−116 UM− 11 U M − 1 17 N− 27 N −1 0 2 N−2 8 N−3 6 UM−9 UM−8 S-13 UM−113 UM−1 0 N −37 N−3 9−2 N−3 9−1 UM−114 UM−112 UM−6 N −38 S-31 UM−111 S-12 UM−108 U M − 10 7 UM − 1 0 9 UM−4 S-6 UM−104 U M−7 U M − 1 06 UM−101 UM−100 UM −5 UM−110 UM− 3 UM−105 UM−103 N−41 Y−122 UM−2 UM−1 Y−3 UM−102 S-11 Y −35 S-4 F −1 Y−39 N−103 Y− 1 S-7 Y −37 Y−3 8 N −42 Y−4 Y−2 Y −40− 2 Y −1 2 0 Y −40− 1 Y−121 Y−4 0−3 H − 10 0 Y −7 Y −1 2 3 H−1 F − 10 0 F−3 Y−124 S-5 Y−100 Y−6 Y−5 Y−101 F−101 F−2 H −3 F−102−2 Y−8 Y−103 F−102−1 Y−102 H− 2 Y −11 Y−1 0 Y−9 Y −12 Y−4 2 Y− 1 0 4 H−101 H−102 Y−1 3 H− 6 Y−105 H −5 Y−106 Y−110 Y−32 Y−119 Y−108 Y−107 Y−109 Y −26− 3 H −4 Y− 26−2 Y−1 5 Y −1 1 8 Y −31 Y − 11 1 Y−26 −1 Y−116 Y − 1 15 Y− 14 Y−16 Y−2 7 Y−30 Y−117 Y −28 Y−29 Y−2 5 Y−23 Y −22 Y−114 Y−17 Y−21 Y−113 Y−24 Y−1 8 Y−20 Y−19 Y−112 流量観測箇所 (25箇所) 月1回。併せて簡易水質試験を行う。 沢水観測箇所平面図
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