「 平 成 27 年 度 男 女 共 同 参 画 普 及 啓 発 事 業 」 業 務 委 託 仕 様 書 1 委託事業の名称 男女共同参画普及啓発事業 2 事業の目的 本 市 に お い て は 、 平 成 18 年 度 ~ 27 年 度 を 計 画 期 間 と す る 「 大 阪 市 男 女 共 同 参 画 基 本計画-大阪市男女きらめき計画-」にもとづき各種男女共同参画施策を推進してい る 。 同 計 画 に つ い て は 平 成 23 年 3 月 に 計 画 の 後 半 期 ( 平 成 23 年 度 ~ 27 年 度 ) に 向 け た 改 訂 を 行 い 、後 半 期 の 重 点 的 取 組 み と し て「 魅 力 あ る ま ち づ く り 」を あ げ て い る 。 男女共同参画の施策を進めるにあたっては、市民の生活に密接にかかわる地域での 取組みが極めて重要であり、地域団体・NPO・企業など地域社会の多様な担い手に よる協働や、地域の特性・実態に応じた取組みを進めることが求められている。 本事業は、男女共同参画センターの男女共同参画事業と連携した啓発事業 、各区の 事業と連携した啓発イベント、全国規模で実施される週間や運動における取組みを通 して、子育てや防災、地域での活動や仕事な どの生活の身近な場面で男女共同参画の 視点を持つことの重要性について市民一人ひとりが理解し、さらに家族や友人にも伝 えていただくことによってさらにその重要性の理解を広めることを目的とする。 3 契約期間 契 約 締 結 日 か ら 平 成 28 年 3 月 31 日 4 事業内容 (1)男女共同参画センターの男女共同参画事業と連携した啓発事業 男女共同参画センターで実施している事業の認知度や利用が促進されるよう啓発 を 行 い 、 男 女 共 同 参 画 に 対 す る 知 識 や 理 解 を 深 め 、 今 日 的 な 課 題 (テ ー マ )を 考 え るきっかけとなる啓発事業を実施する。 (単に施設や事業の紹介するだけに留まら ない事業とし、5 テーマ全てを網羅すること) ① 開催時期 契約締結日から平成28年3月末までの期間 ② テーマ 1、防災について 2、子育てについて 3、女性の活躍促進について 4 、 ド メ ス テ ィ ッ ク ・ バ イ オ レ ン ス ( DV) に つ い て 5、男性にとっての男女共同参画について ③ 開催場所 大 阪 市 内 5 か 所 (実 施 場 所 は 特 定 の 地 域 に 偏 ら な い こ と ) な お 、大 阪 市 立 男 女 共 同 参 画 セ ン タ ー 5 館 及 び 同 ビ ル 内 の 住 ま い 情 報 セ ン タ ー 内ホールを利用する場合は施設利用については減額免除が可能 ④ 目標数 事業目的を踏まえた成果目標項目・目標達成数値を考え、受注者としての成果 目標の提案すること (2)各区の事業と連携した啓発イベント 各区で実施するイベント(区民まつり)等において、 区のイベントに参加する 区民を対象にPRブースを設置し、下記のテーマに基づき啓発を行う。 ① 開催時期 契約締結日から平成28年2月末までの期間 ② 開催区及び事業 港区を除く23区の区民まつり ただし、区の希望により他のイベントで実施することもある。 ③ 啓発テーマ 地域における男女共同参画について 例 )防 災 、DV、子 育 て 、男 性 に と っ て の 男 女 共 同 参 画 、女 性 の 活 躍 促 進 な ど より身近な場での男女共同参画 ④目標数 事業目的を踏まえた成果目標項目・目標達成数値を考え、受注者としての成果 目標の提案すること ※本市所有の啓発パネルなどを貸し出すことは可 (3)男女共同参画週間、女性に対する暴力をなくす運動における啓発イベント 下記の期間に、 「 男 女 共 同 参 画 週 間 」及 び「 女 性 に 対 す る 暴 力 を な く す 運 動 」の 周 知 、 男 女 共 同 参 画 の 重 要 性 や DV に つ い て の 理 解 、 DV 相 談 窓 口 の 周 知 の た めの啓発イベントを実施する。手法は、街頭啓発、集客施設におけるイベント 等を地域女性団体と協働して実施するなど多くの市民に広報・啓発できる取組 みとする。 ① 実施時期 男女共同参画週間 (6月23日から6月29日の期間のうち1日) 女性に対する暴力をなくす運動 (11月12日から11月25日の期間のうち1日) ②開催場所 大 阪 市 内 に 所 在 す る 公 共 施 設 等 (市 庁 舎 な ど 公 共 施 設 を 利 用 す る 場 合 は 事 前 の 申し込みが必要なため、契約後直ちに実施日の調整を行うこと ) ③目標数 事業目的を踏まえた成果目標項目・目標達成数値を考え、受注者としての成果 目標の提案すること 5 委託業務内容 (1)実施計画書等必要資料の作成及び提出 ①実施計画書(事業内容、全体スケジュール等)を提出する。 各事業について、実施場所、実施時期、講師、手法 、目標数、5(6)の事業 目標等の企画内容を記載した計画書を提出すること。 ②企画内容については、多くの市民が興味を持ち参加が期待できるものとするこ と。 ③企画内容について事業者の都合による変更は認めない。 (2)広報業務 ① 目標数を達成するため、募集に最も効果的な広報手法について具体的に提案 すること。 ② 大阪市ホームページでの広報は大阪市で作成するため、広報物のデータにつ い て は 、 事 前 に 大 阪 市 に 提 出 す る こ と 。( デ ー タ は PDF と す る ) (3)当日運営 ① 施設の利用にあたり施設管理者との必要な調整は事業者側が行うこと。 ② 当 日 の 会 場 設 営 ・ 撤 収 、 受 付 な ど 、事 業 開 催 に か か る 運 営 を 事 業 者 が 実 施 す ること。 ③ 会 場 使 用 料 や 付 帯 設 備 使 用 料 、 舞 台 人 件 費 等 、施 設 側 へ の 支 払 い を 要 す る 費 用 に つ い て は 、委 託 料 に 含 む 。た だ し 、大 阪 市 立 男 女 共 同 参 画 セ ン タ ー 及 び 、 住まい情報センター内ホールの会場使用料は、減免対象となる。 ④ 「 男 女 共 同 参 画 セ ン タ ー の 男 女 共 同 参 画 事 業 と 連 携 し た 啓 発 事 業 」に つ い て は、案内表示すると同時に会場内においても、看板を設置すること。また、 施設管理者である指定管理者と連携・協議を行うこと。 ⑤ 「 各区 の事業 と連 携した 啓発 イベ ント」につい ては 、その 事業(区民 まつ り 等)の実施主体と連携・協議を行うこと。 当日使用するレジュメ印刷、配布については、事業者側で実施すること。 ⑥ あらかじめ本市が選定した本市施策等の資料配布・設置を行うこと。 ⑦ ⑦ 当日の事業状況が分かる写真撮影をすること。 その他市民が参加しやすい環境をととのえること。 (4)事業報告 ① 事業目標に対する、効果の分析及び結果を報告書にまとめること。 提出した事業報告書について、ヒアリングを行う場合がある。 ② 本委託業務の収支を明らかにし、 「 各 区 の 事 業 と 連 携 し た 啓 発 イ ベ ン ト 」に つ いては、区ごとに算出し報告すること。 (5)実施にあたっての留意事項 ①実施にあたっては、各区の地域団体と連携、協力すること。 ②政治的・宗教的中立性を確保して実施すること。 ③本業務に関連して参加者から入手した個人情報については 、大阪市個人情報保 護 条 例 に 基 づ き 、適 切 に 管 理 し 、本 業 務 に 関 連 す る 用 途 以 外 に 使 用 し な い こ と 。 (6)経費について ①業務完了後、本市の検査を経て、業務完了報告に基づき受注者の請求により支 払うこととする。 ②本委託に関する帳簿や領収書等関係書類を常に整備し、これらの帳簿及び関係 書類を当該業務が完了した日の属する年度の終了後5年間保存する。 ③委託金額の減額変更 契約額のうち5%は成果と連動することとし、次の 事業目標が到達できなかっ た場合は、契約額から減額を行うこととする。 事業目標 ・男女共同参画を進めるために、男女共同参画の視点が身近な生活の中で重要 であることなどを理解してもらうという目的を踏まえ、 成果目標項目・目標 達 成 数 値 を 4( 1 )、4( 2 )の 事 業 そ れ ぞ れ に お い て 考 え 、受 注 者 と し て の 成果目標の設定を記載することとし、その記載内容については当事業の成果 目標を図る項目及びその項目の成果目標達成数値を企画提案書で提案するこ と。 (7)その他 ①業務の進行にあたっては、大阪市と十分に協議して実施すること。 ②個人情報の取扱いについては、本市個人情報保護条例を遵守し、個人情報の漏え い 、滅 失 、棄 損 の 防 止 そ の 他 個 人 情 報 保 護 に 必 要 な 措 置 を 講 じ な け れ ば な ら な い 。 ③本委託で生じる成果物の所有権・著作権については、大阪市に帰属する。 ④本業務の実施にあたって必要な経費は、すべて受託者が負担す ること。 ⑤本市から業務改善を指摘された場合は、必要な措置を取りその改善対策の報告を しなければならない。また、その経過及び改善対策方法の報告書を作成し、指定 された期日までに提出しなければならない。 ⑥本仕様に定めのない事項及び当該事業遂行中に疑義が生じた場合を含め、業 務 の遂行にあたっては本市と綿密な連絡、報告、協議を行い、本市より指示等があ れば遵守する。 公益通報等にかかる特記仕様書 (条例の遵守) 第 1条 受 注 者 お よ び 受 注 者 の 役 職 員 は 、当 該 業 務 の 履 行 に 際 し て は 、 「職員等の公正な 職 務 の 執 行 の 確 保 に 関 す る 条 例 」( 平 成 18 年 大 阪 市 条 例 第 16 号 )( 以 下 「 条 例 」 と い う 。) 第 5 条 に 規 定 す る 責 務 を 果 た さ な け れ ば な ら な い 。 (公益通報等の報告) 第 2条 受注者は、当該業務について、条例第 2 条第 1 項に規定する公益通報を受けた ときは、速やかに、公益通報の内容を大阪市市民局総務部総務課(連絡先: 06-6208-7311) へ 報 告 し な け れ ば な ら な い 。 2 受注者は、公益通報をした者又は公益通報に係る通報対象事実に係る調査に協 力し た 者 か ら 、 条 例 第 12 条 第 1 項 に 規 定 す る 申 出 を 受 け た と き は 、 直 ち に 、 当 該 申 出 の 内 容 を 大 阪 市 市 民 局 総 務 部 総 務 課 ( 連 絡 先 : 06-6208-7311) へ 報 告 し な け れ ば な ら な い。 3 発注者と本契約を締結した受注者は、この契約の履行に関して、発注者の職員から 違法又は不適正な要求を受けたときは、その内容を記録し、直ちに大阪市市民局総務 部 総 務 課 ( 連 絡 先 : 06-6208-7311) に 報 告 し な け れ ば な ら な い 。 (調査の協力) 第3条 受注者及び受注者の役職員は、発注者又は大阪市公正職務審査委員会が条例に 基づき行う調査に協力しなければならない。 (公益通報に係る情報の取扱い) 第4条 受注者の役職員又は受注者の役職員であった者は、正当な理由なく公益通報に 係る事務の処理に関して知り得た秘密を漏らしてはならない。 (発注者の解除権) 第5条 発注者は、受注者が、条例の規定に基づく調査に正当な理由なく協力しないと き又は条例の規定に基づく勧告に正当な理由なく従わないときは、本契約(協定)を 解 除 す る こ と が で き る 。( 指 定 管 理 者 の 指 定 を 取 り 消 す こ と が で き る 。) (発注者:大阪市 受注者:委託先事業者) 暴力団等の排除に関する特記仕様書 1 暴力団等の排除について (1) 受 注 者( 受 注 者 が 共 同 企 業 体 で あ る と き は 、そ の 構 成 員 の い ず れ か の 者 。以 下 同 じ 。) は 、大 阪 市 暴 力 団 排 除 条 例( 平 成 23年 大 阪 市 条 例 第 10号 。以 下「 条 例 」と い う 。)第 2 条 第 2号 に 規 定 す る 暴 力 団 員 ( 以 下 「 暴 力 団 員 」 と い う 。 ) 又 は 同 条 第 3号 に 規 定 す る 暴力団密接関係者(以下「暴力団密接関係者」という。)に該当すると認められる者 と下請契約、資材・原材料の購入契約又はその他の契約をしてはならない。 (2) 受 注 者 は 、条 例 第 7条 各 号 に 規 定 す る 下 請 負 人 等( 以 下「 下 請 負 人 等 」と い う 。)に 、 暴力団員又は暴力団密接関係者に該当すると認められる者と下請契約、資材・原材料 の購入契約又はその他の契約をさせてはならない。 また、受注者は、下請負人等が暴力団員又は暴力団密接関係者に該当すると認めら れる者と下請契約、資材・原材料の購入契約又はその他の契約をした場合は当該契約 を解除させなければならない。 (3) 受 注 者 は 、 こ の 契 約 の 履 行 に あ た り 暴 力 団 員 又 は 暴 力 団 密 接 関 係 者 に 該 当 す る と 認 め ら れ る 者 か ら 条 例 第 9条 に 規 定 す る 不 当 介 入( 以 下「 不 当 介 入 」と い う 。)を 受 け た ときは、速やかに、この契約に係る本市監督職員若しくは検査職員又は当該事務事業 を所管する担当課長(以下「監督職員等」という。)へ報告するとともに、警察への 届出を行わなければならない。 また受注者は、下請負人等が暴力団員又は暴力団密接関係者に該当すると認められ る者から不当介入を受けたときは、当該下請負人等に対し、速やかに監督職員等へ報 告するとともに警察への届出を行うよう、指導しなければならない。 (4) 受 注 者 及 び 下 請 負 人 等 が 、 正 当 な 理 由 な く 本 市 に 対 し 前 号 に 規 定 す る 報 告 を し な か っ た と 認 め る と き は 、 条 例 第 12条 に 基 づ く 公 表 及 び 大 阪 市 競 争 入 札 参 加 停 止 措 置 要 綱 による停止措置を行うことがある。 (5) 受 注 者 は 第 3号 に 定 め る 報 告 及 び 届 出 に よ り 、本 市 が 行 う 調 査 並 び に 警 察 が 行 う 捜 査 に協力しなければならない。 (6) 発 注 者 及 び 受 注 者 は 、 暴 力 団 員 又 は 暴 力 団 密 接 関 係 者 に 該 当 す る と 認 め ら れ る 者 か らの不当介入により契約の適正な履行が阻害されるおそれがあるときは、双方協議の 上、履行日程の調整、履行期間の延長、履行内容の変更その他必要と認められる措置 を講じることとする。 2 誓約書の提出について 受注者及び下請負人等は、暴力団員又は暴力団密接関係者でないことをそれぞれが 表明した誓約書を提出しなければならない。ただし、発注者が必要でないと判断した 場合はこの限りでない。
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