平成 27 年度女性への暴力相談「週末ホットライン」委託業務仕様書 1 業務委託の趣旨 女性への暴力が社会問題として顕在化し、「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保 護等に関する法律」が制定・施行された中で、「配偶者暴力相談支援センター」の相談体 制の充実の一環として、女性への暴力相談「週末ホットライン」の運営を委託する。 2 事業の目的 相談員による電話相談窓口を受託先に開設し、女性への暴力の被害者に対する支援の 充実を図る。 3 事業の概要 (1) 名称 :平成 27 年度女性への暴力相談「週末ホットライン」 (2) 実施期間:平成 27 年4月1日から平成 28 年3月 31 日まで (3) 事業内容 夫や恋人等から暴力を受けている女性及びその者の家族又は一時保護後に地域で自立 して生活するDV被害者等の悩み全般について相談を受けるため電話相談窓口を開設し、 必要な助言その他適切な対応を行う。設置日及び開設時間等は次のとおりとする。 ア 開設日 ※ :土曜日、日曜日及び祝日(平成 28 年 1 月 1 日、2 日、3 日は除く。) 平成 27 年度 日曜日(祝日は除く)49 日 土曜日(祝日は除く)51 日 祝日 17 日 イ 開設時間:土曜日・日曜日は午後5時から午後9時まで 祝日は午前9時から午後9時まで(土日が祝日の場合は祝日として開 設する) ウ 4 設置場所:受託者が県内に設置(受託者の事務所内等) 業務内容 (1)相談体制 受託者は、本仕様書に定められた相談を適切に実施できる相談員を確実に確保する。 (2)相談の受付記録 受託者は、相談を受けた場合は、相談者フェイスシート(様式1)に相談内容その他 の必要事項を記録し、これを保管する。 (3)報告 受託者は、毎月、「週末ホットライン」実施状況報告書(様式2)を速やかに県に提出 する。 (4)相談に伴い緊急一時保護が必要な場合の取扱い 相談を受けた案件のうち、緊急一時保護の必要があるものについては、次のとおりと する。 ・ 「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律」の対象である場合に ついては、警察署を通じて同法に基づく一時保護を求めるよう助言する。 ・ 「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律」の対象外である場合 については、警察署に保護を求めるよう助言するものとする。 (5) 専門性向上のための研修等 暴力相談についての専門性の向上に必要な研修を行うなど、相談員の専門性の向上を 図る。 5 実施条件 契約は以下に提示する条件に従い行う。 (1) 支払方法 四半期ごとの概算払いとし、事業終了後精算する。 (2) 個人情報の保護 受託者は、業務を実施するために個人情報を取り扱う場合は、神奈川県個人情報保護 条例の趣旨に照らし、別添特記事項のとおり、適正な取扱いをしなければならない。 (3) 業務に関する疑義 本仕様書に定めのない事項及び疑義が生じた事項については、委託者と受託者が協議 のうえ決定する。 (4) 打合せ等 受託者は業務の遂行にあたり、県担当者と適宜打合せを行う。打合せ場所は県担当者 指定の場所で行う。 (5) 秘密の保持 受託者及び個々の相談員は本業務遂行に際し知り得た内容について、第三者に漏洩し てはならない。この契約が終了し、又は解除された後においても同様とする。
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