みんなで男女共同参画の輪を広げよう 男女共同参画市民情報誌ゆっパル第 号 もしものときのために 母子手帳・おんぶひも 29 オムツ・ おしり拭き 女性の視点で防災を考えよう ミルク・哺乳瓶 女 性 生理用品 持病や アレルギー かかりつけの 医療機関 使用薬 介護・福祉 サービス事業所 ※通帳口座や保険リストなど。防犯のため暗証番号は書かない。 東日本大震災で避難生活を送っ た女性から、女性の視点を災害対 策に盛り込む必要があるという声 が相次いでいます。 近年の災害で、 女性の皆さんも、 女性だからこそ感じたこと、体験 したことがきっとあるはずです。 もしものとき、自分と大事な人 を守るために、女性ならではの視 点で防災を考えましょう。 避難場所 ❶ 防災グッズを考えよう 携帯トイレ・ティッシュ スリッパ カイロ マスク 懐中電灯・ ラジオ 化粧品・ スキンケア 乳幼児のいる世帯 救急セット 紙パンツ ﹁ゆっパル﹂の由来 こ の 地 方 の 方 言 で〝 結 ぶ 〟 という意味の﹁ゆっぱる﹂と、 英 語 で〝 仲 間 ・ 友 だ ち 〟 と い う意味の﹁パル﹂からできてい ます。﹃一人ひとりの思いが結 びついて仲間をつくる﹄という 願いが込められています。 ❹ 被災時の防犯を考えよう 被災時の犯罪が平時の3倍にも 上ることを知っていますか? 特に多いのが、訪問者を装った 犯罪や夜道での犯罪です。 非常時とはいえ、突然の訪問者 を無防備に自宅に入れるのは危険 です。訪問者を装った強盗などに 注意しましょう。 また、停電の中、暗い夜道を一 人で歩いたり、避難所で夜にトイ レ へ 一 人 で 向 か う の も 危 険 で す。 必ず安心できる人に付き添っても らいましょう。 悲しいことですが、非常時の追 い詰められたストレスが弱者に向 けられることがあるのです。非常 時こそ防犯を心掛けましょう。 ❺地域の結びつきを考えよう 想像してください。災害時のパ ニックを︱。 災害時には個人だけでは解決で きないさまざまな問題が発生しま 8 2015年(平成27年)3月号 広報 広報 2015年(平成27年)3月号 9 非常食 氏名(関係) 緊急 連絡先② 電話 災 害 は い つ、 ど こ で 起 こ る か、 わかりません。自宅・職場など日 常の自分や家族の行動をイメージ して準備しましょう。 乳幼児のいる家庭は粉ミルク・ 紙おむつ・哺乳瓶など。 高齢者や要介護者がいる家庭は 入れ歯・常用薬・薬手帳・車いす など、家族構成によって必要なも のは多様です。 災害発生後、電気・ガス・水道 などが復旧するまでの数日間の生 活を不安なく過ごせるように備え ましょう。 編集 十和田市男女共同参画市民情報誌ゆっパル編集委員 木村奈生美、中野渡明美、深谷淳子 イラスト 中野渡明美 発行 総務課広報男女参画係☎ 6702 飲料水 パソコン・ 車・ガソリン 携帯電話・ スマートフォン・ 『駒らん情報めーる』の登録など ビニール袋 伺 下の図では、イラストでわかり やすく防災グッズを紹介します。 困ったことがあっても、元気で強く生きる訓練をしな くてはと痛感しました。 (F) タオル・衣類 氏名(関係) 緊急 連絡先① 電話 す。そのようなときにいきるのが、 日頃の地域の結びつきです。 日頃からあいさつをしたり、近 況 を 話 し 合 っ て﹁ ご 近 所 ネ ッ ト ワーク﹂を構築していきましょう。 それが、もしものときの大きな 防災力となります。 『ゆっぱる大賞』は、応募が少なくて残念でした。今か ら、働きやすい職場づくりの提案をして次回応募の準備 をしませんか? (N) ホイッスル 血液型 性別 ✦ 地域の防災は男女ともに 防災グッズなど非常時の準備をしているつもりでした が、十分ではないことを改めて感じました。 (K) めがね 生年月日 ❷ 家庭の防災を考えよう 氏 名 ■自宅を安全な場所に! 家具の転倒を防ぎ、安全スペー ス・ 避 難 経 路 を 確 保 し ま し ょ う。 ■子供にも防災教育を! 電気や水道が使えなくても生活 する方法を教えましょう。 ■家族が離れ離れになった時のこ とを決めておこう! 避難場所、連絡方法、子どもの 迎えなど、家族で確認しておきま しょう。 ふりがな 地域の防災は男性だけが担うも のではありません。 女性の経験や意見、気配りを取 り入れることは、今後の防災に新 たなヒントを与え、非常時のスト レスの軽減にもつながります。 男女ともに手を携えて、かけが えのない命と暮らしを守っていき ましょう。 ★編集後記 世帯・個人の 状況に合わせて準備しましょう。 十和田市男女共同参画市民 情報誌ゆっパル編集委員に よるコーナーです 災害用伝言ダイヤル☎171 情報収集・移動手段 薬 入れ歯・ 入れ歯ケース 住 所 コピーなどしてお使いください。もしものときのために裏面に家族写真を貼りましょう。 わたしの情報 お守り ❸ トイレを考えよう トイレの水が流れない、トイレ が壊れた、避難所のトイレのプラ イバシーが守られないなど、災害 時にはさまざまなトイレ問題が発 生します。 過去の災害では、トイレを我慢 して健康を損なったかたが多くい ます。トイレに行きたくなるから と水分や食事の量を減らしたりせ ず、我慢をしないでトイレに行き ましょう。 防災グッズとして、簡易トイレ を準備しておくと便利です。 円 ショップで買える物から、組み立 て式までたくさんの種類があるの で使いやすい物を準備しましょう。 100
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