南相馬市高齢者総合計画素案について (概要)

H27.1.9∼ パ プリック コメ ン ト
南相馬市高齢者総合計画素案について (概 要 )
1.高 齢者総合計画 …。(=者 人福祉計画 +介
・
老人福祉法第 20条 の 8に よる市町村老人福祉計画 と、
高齢者総合計画は、
介護保険法第 117条 による市町村介護保険事業計画 を連携・ 統合 させた 3
年 を 1期 とす る老人福祉施策に関す る総合的な計画。
2_計 画1こ盛り込むぬ容―
͡
______―
一―一
老人福祉法 により…・
介護保険事業計画 と一体 の もの とし、確保すべ き老人福祉事業 の量の 目
標、 日標達成 のための方策を盛 り込む。
介護保険法 によ り…・
介護給付等対象 サー ビスの種類 ごとの量 の見込み、地域支援事業 の量 の
見込み、 これ ら見込量を確保す るための方策を盛 り込む。
n描 相属市恵齢者総合計画の策定
______
(1)計 画の期間
上記 1に より、計画期 間 は 3年 を 1期 とされ てお り、今回の計画 は H27
∼H29の 3カ 年間 を計画期間 とす るものである。
͡
(2)策 定体制等
①高齢者総合計画策 定懇談会 による検討
計画 の策定 に際 しては、保健・ 医療・福祉・学経・ 関係団体及び被保険
者 か らなる計画策 定懇談会 (委 員 22名 )を 設置 し検討。
②高齢者総合計画策定部会 による検討
「
「
会長 を除 く委員 21名 によ り 「高齢者支援部会」 介護 予防部会」 介護
各部会 2回 に渡 り盛 り込む内容 の検討 を実施。
保険部会」の 3部 会を構成、
③市民アンケー ト調査
の
高齢者福祉施策や介護保険事業 に関 し、無作為抽 出 した 65歳 ∼85歳
ン
者 1,500名 (避 難者含 む)に 対 し、11月 4日 ∼ 19日 にかけて意向ア ケ
ー トを実施 した。 回収率 55.8%。
④パ ブ リックコメ ン ト
28日
計画素案 に対す るパ ブ リック コメ ン トとして、1月 9日 (金 )∼
10箇 所 に素案 を配置 し意
(水 )の 20日 間、市 HP、 長寿福祉課 窓 口ほか
見募集 を行 う。
H27.1.9∼ パ ブリックコメン ト
(3)計 画の構成
第 I部 【
総論】
、第 Ⅱ部 【
施策の展開】
、第Ⅲ部 【
介護保険事業計画 】
、第
Ⅳ部 【
介護保険料 】の 4部 構成 とした。
概要
第 I部
総論
[本 編 Pl]
「第 1部 総論」では、高齢者 を取 り巻 く現状 と課題、計画の基本的な考え
方を整理 した うえ、「南相馬市復興総合計画」の基本指針である
͡
∼ 元気、い鑢
、
健幸を目指膨て ∼
を本計画の基本理念 とした。
この基本理念 の実現に向け、本計画にお ける基本 目標 を 3点 掲げた。
基本 目標 1:高 齢者 が明 るく元気 にい きい き と生活 で きること
基本 目標 2:住 み慣れた地域 でいつ まで も自分 らしく生活で きる こ と
基本 目標 3:人 とのつ なが りの 中で安 心 して生活できること
これ ら 3つ の基本 目標 を実 現す るため、6つ の施策 を設定 し各事業 を効果
的に進 めてい くこ ととしてい る。特 に今期計画では、「介護予防・ 認知症予
防の充実」を基 本施策 に格上 げ し、前期計画か ら継続 の 「地域包括 ケアシス
テ ムの構築 」 とともに力 を注 ぐこと とした。
6つ の施策
1
2
3
4
5
6
高齢期 の健康 づ くり・ 生 きがいづ くりの支援
高齢者が健やかに 日常生活 を送 るための支援
高齢者 の不安や心配、困 りごとに対す る支援
介護予防・認知症予防の充実
要支援・ 要介護認定者に対する支援
被災高齢者 の支援
H27.1.9∼ パブ リック コメン ト
Ⅱ部
施策の展開
∼ 83事 業 ∼
[本 編 P41]
「第 Ⅱ部施策 の展開」では、第 I部 で掲げた「6つ の施策」をそれぞれ「章」
として掲げ、計画期間内に展開す る事業 の概要 について取 りまとめた。
;隔 :P42]
[オ 更
高齢期の健康 づ くり・ 生 きが いづ くりの支援
本 章 では 、高齢者 の健康づ くり、生きがいづ くりに関す る事業を相互に関連
させて一体的 に実施 し、活力 にあふれた高齢社会 を目指す こととし、健康づ く
り支援事業、交流や社会参加 に係 る事業等 13事 業を盛 り込んだ。
第 1章
第 2章
高齢者が健やかに日常生活を送るための支援
[本 編 P471
高齢者それぞれの状態やニ
高齢者 が住み慣れた地域で生活を続けるためには、
ーズに合 つた支援が必要であり、本章では、高齢者 の安心で快適な生活を実現す
るため、在宅 で の生活支援事業、見守 り事業等 26事 業 を盛 り込んだ。
りごとに
第 2章 に掲げる健やかな
高齢者が 日常生活 を送るうえで不安や心配があると、
生活が送れなくなることから、相談体制 の整備 が必要であり、本章では、高齢者
の不安や心配ごとに対応するため、相談 しやす い 窓 口の整備や虐待防止等 9
事業 を盛 り込んだ。
編 P61]
[本
第 4章 介護予防 口認 知症予防 の充実
心身 ともに健康であることが大前提で
高齢者が元気 に生活 し続けるためには、
あることから、本章では介護予防事業や認知症予防事業等 17事 業 を盛 り込 ん
だ。
P66
高齢者 が 自宅 で暮 らしなが ら利用する ことので きる在宅サー ビスの
本章 では、
必要な方 には施設 での安心 した生活を実現す るた めの事業
充実 を図る とともに、
として、介護保 険 サ ー ビス事業 、介護 者 へ の 支援事業等 11事 業 を盛 り込
んだ。
へ の支
震災や原発事故 により避難生活 を余儀な くされ てい る高齢者
本章 では、
へ
7事 業 を盛 り込ん
援、被災 した介護保 険事業所 の復 旧・再開 の支援事業 として
だ。
※計画 の体系図は本編 38頁 のとお り
H27.1.9∼ パブリックコメント
5。
今期計画期 間
(H27∼ H29)で の主 な取 り組み_
①介護予防・認知症予防の充実
今期計画では、「介護予防 0認 知症予防事業 の充実」を新たな施策 の柱
として立てています。前期計画期間中か ら実施 して きた筋力向上 トレーニ
ング事業や複合型介護予防事業 に引き続 き取 り組む とともに、介護予防・
認 知症に関す る相談事業 の実施に加 え、地域 ぐるみで介護予防に取 り組む
地域介護予防支援事業を展 開 し、介護予防のすそ野を広げてい く礎 を築い
てい きます。
②法改正に向けた対応
法改正に伴 う「新 しい介護予防 0日 常生活支援サー ビス (総 合事業)」 の
実施に向けては、既存 の介護事業者によるサー ビスに加 え、NPOや 民間
企業 、市民ボ ランテ ィアな どの多様な主体によるサー ビス提供体制を構築
す ることとされています が、質 の確保や受け皿 の確保な ど、そ の体制整備
には一定 の準備期間が必要になることか ら、
平成 27年 度は本市 の実情を踏
まえた うえで、
サー ビス提供体制 の構築について関係機 関等 と協議検討 し、
平成 28年 度 か ら実施す るもの、平成 29年 度までに実施す るもの を定めま
す。
③地域包括ケアシステムの構築
高齢者が住み慣れた地域 で安 心 して暮 らしていけるよ う、保健 医療サー
ビス、生活支援サー ビス、介護予防事業 と併せ 、高齢者 ニーズに沿 つた
住
宅の提供 とともに、要介護状態 となった場合は十分な介護サー ビスを提供
す るなど、保健医療・ 生活支援・ 介護予防・ 住まい・ 介護サー ビスの各種
サー ビス を一体的に提供す るケアシステ ムの構築に向け、本市の実情に沿
つたシステムのあ り方について検討 してまい ります。
※計画期間内において新たに取り組む事業は下記のとお りです。
高齢期の健康 づ くり・ 生きがいづ くり
・原町老人福祉 センター の充実
・ シルバー人材 センター と連携 した就業促進事業
・ 元気高齢者 を活用 したボ ランテ ィアポイ ン ト制度 の
創設や地域見守 り
活動 の推進
介護予防・認知症 予防の充実
・ 介護予防相談事業
・ 地域介護予防支援事業
・認知症相談事業
・ 認知症初期集 中支援チームの設置
など