天皇に愛された女の物語 −日記文学「とはずがたり」と鎌倉時代− クラス コード 43A15 曜日時限 木曜13:15~14:45 受講料 25,200円 定 員 20名 単 位 2単位 鎌倉時代、政権を武家に奪われ弱体化していく朝廷、作者はその朝廷に仕えた 日記文学を、日本の歴史や文化と共に読んでいきます。初めての方でも十分お分かりいただ けるように準備をしていますので、お気軽にご受講ください。 講 師 柳町敬子 中世文学会・日記文学会会員 文学博士 専門/日本中世古典文学 前立教大学講師、元獨協埼玉中学高等学校講師 テキスト とはずがたり(下)全訳注 (次田香澄著/講談社学術文庫) 1,650円+税 内 容 5月14日~12月3日(全12回) ❶ 5月14日 ❷ 5月21日 作品「とはずがたり」について 歴史と人物 「有明の月」のこと 鎌倉紀行について ❸ 5月28日 作者が滞在した鎌倉を訪ねる ❹ 日帰りツアー:下記の 2「とはずがたり」を歩く を参照ください。時間などの詳細は講座内でご案内します ❺ 6月11日 ❻ 6月25日 ❼ 7月9日 「後深草院」に秘密を告白 院のはからいと予言 「雪の曙」の来訪 院の計画 ❽ 10月15日 「後深草院」と「有明の月」 ❾ 10月29日 ❿ 11月5日 院の嫉妬と作者二条の立場 「雪の曙」の恨み言 ⓫ 11月19日 意図的な「扇の使い」の意味するもの ⓬ 12月3日 法輪寺に籠もる 鎌倉を訪ねて <日記文学作品「とはずがたり」の理解を深める為に次のことを行っています> 1 古典文学の基礎知識Q&A 毎回の講座の中で、古文の読み方について分かりやすく解説する時間を設けます。また、テキストとは別 に私訳「とはずがたり」をお配りします。 2 「とはずがたり」を歩く 作品にある場所を訪ねる「日帰りツアー」を行っています。作者が滞在した鎌倉を予定しています。別途交 通費、昼食代がかかります。 よくわかる「百人一首」の世界 −和歌から古典の世界をひもとく− クラス コード 42A16 曜日時限 木曜10:45~12:15 受講料 16,800円 定 員 20名 単 位 2単位 概 要 古くから日本の文化として受け継がれてきた「百人一首」は、鎌倉時代に藤原 定家によって選ばれた秀歌集です。和歌の意味を知り、味わいつつ、歌人にまつわる逸話な どを通して、今もかわらぬ豊かな世界を感じ取っていただけたらと考えています。 テキスト プリントを配付します 講 師 柳町敬子 中世文学会・日記文学会会員 文学博士 専門/日本中世古典文学 前立教大学講師、 元獨協埼玉中学高等学校講師。 多角的視野で日本古典文学を研究、和歌に言及す る論文も多数 内 容 5月14日~7月9日(全8回) ❶ 5月14日 ❷ 5月21日 ❸ 6月4日 ❹ 6月11日 ❺ 6月18日 ❻ 6月25日 ❼ 7月2日 和歌百首の内容は四季折々の自然を詠んだ歌、恋の歌、日々 の思いを詠む歌など様々です。時代順に配された百首を、一 回につき数首読んでいきます。和歌の表現技巧、語句の意味、 その時代の背景について分かりやすく解説を行ったうえで、 ご一緒に鑑賞していきたいと思います。声に出して読む「音 練(おとれん)」や、ちょっと触れてみる伝統文化「かるた 遊び」の試みもお楽しみください。 本学図書館所蔵「百人一首かるた」 (江戸中期作) ❽ 7月9日 15 教 養 概 要 女官でした。天皇に愛された為に数奇な運命をたどることとなった半生を物語風に叙述する
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