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学校適正配置「磯辺地区と高洲・高浜地区の地域の枠組み
(話し合いの枠組み)に係る検討会」議事録
1 日時・場所・参加者
(1)日時
11月6日(火)18時∼20時
(2)場所
美浜区役所3階会議室
(3)参加者 委員は別紙のとおり、他傍聴者10名
2 討議の内容要旨(敬称略) ※議長は企画課長
松山哲 事前説明の時は、松風通りが危険なのでそこで線引きを行ったと聞いたが、(当初の)
案をとる段階で説明はなかった。町名にこだわらず線引きをした方がよいだろう。
武田
議長
黒い枠で示されると、学区をこの中で決めるように見える。
このあたりの経緯をもう少し説明してはどうか。
事務局
パブリックコメントで「地域コミュニティーとの整合を図った方がよい」という意見が
あったので、それを重視し変更した。線の引き方が従前と異なるので、関係する自治会
長さんには説明に伺った。もっと詳しく説明すべきだったと考えている。
議長
線引きについては、話し合いの枠組みとして整理したことをご理解いただきたい。
松山泰
市にはたいへん誠意ある対応していただき感謝している。自治会長さんや保護者会会長
さんへの説明は(当初の)案での説明であったと聞いている。変更のプロセスが若干強
引だった。実際の学区割りは時間をかけて議論すべきである。子どもたちにとって重要
な問題なので、枠組みを作ることは理解できる。子どもたちのコミュニティー、子ども
たちの目線、子どもを育てるという視点で考えてほしい。そう考えると、現在の学校区
との整合性への配慮が必要だろう。保護者には、松風通りを渡る抵抗感がある。子ども
たちの遊びの世界への制約も出るだろう。(当初の)案は、そういった意味で整合性が
あると考える。
議長
プロセスについて指摘されたが、決定は手続きどおりに行った。学区の変更については、
住民合意が基本なので、その点では不十分だった。学区割りについては、地元代表協議
会の中で、十分議論していきたいと考えていた。線引きは話し合いの枠組みであり、協
議のスタートとして枠組みである。なお、松風通りは広い通りだが、高浜第二小の子ど
もたちは、現在、松風通りを渡って通学していることもご理解いただきたい。
山崎
私の自治会はどっちの線引きにしてもかかわる。説明のときには、「あくまで案だ」と
聞いているので、どうして今日の話し合いが必要なのかがわからない。高浜第二小の保
護者会からも話がないので、今はまだ話し合う時期ではないだろう。高浜3丁目は過去
の経緯で学区を変えてもらった。今の状況はわからないが・・・。
武田
私の自治会も両方の協議会に出ることになるので、当初の枠組みでも、パブリックコメ
ントを経て示した枠組みでも変わらない。地元としても、今後検討していきたい。
大野
学区割りについては、これまで説明はなかった。今後、各地域の中でよく話し合ってい
くことが必要だ。自分としては、来年度あたりからじっくりと検討する問題だと捉えて
いた。一部の言い分と地域一般の考え方は違う。今後、検討していくことが必要だろう。
この段階で枠を決めてしまうことは納得できない。
議長
原点にかえることも大切である。
(当初の)案をベースにして話し合いの枠組みを作り、
2年くらいの期間をかけてじっくりと話し合っていただきたい。皆さんの了解が得られ
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荻原
れば、
(当初の)案に戻って話し合いを進めていきたい。
高浜第二小は、どちらの話し合いにも参加させてほしい。今の段階では保護者や地域の
方の考えは聞いていないので、勝手に線を引かれるのも困る。どちらの協議会にも、高
浜第二小として話し合いに参加したい。
議長
話し合いの枠組みには高浜第二小学校として参加していただきたい。
大野
どの学校を残していくのかはまだ決まっていないと聞いている。通学路がどうなるのか
が大切だろう。もし、(通学するのが)磯辺第二小になったらどうなるのか。高浜地区
にしてもどこになるのかわからないとなると、見通しがたたない。地域の人たちはどう
議長
考えるだろうか。
説明会をスタートとし、協議会により決まっていく。今の段階ではどことどこを統合し、
新設校をどこにするかは決まっていない。
松山泰
大野委員に賛成である。あくまで住民意識が大切である。話し合いの枠組みの中で子ど
もたちにとって最適なのは何かという住民意識を問うていくものだ。高浜5丁目の中で
議論していくことが必要だと考えている。ひとまず(当初の枠組みに)戻し、住民意識
議長
をしっかりと聞くことが大切だろう。
教育委員会としても、合意形成が基本であると考えている。各地域で十分話し合ってほ
しい。それを代表協議会に持ち寄り、議論を深めたい。
吉岡
議長
小学校を決めたら、中学校は必然的に決まるのか。小・中学校区との整合性を図るのか。
具体的には、高浜第二小のことを指していると思う。基本的には、地域コミュニティー、
小・中学校区との整合を図りたい。学区変更の弾力的な運用を取り入れたい。新1年生
吉岡
議長
からは、新しい学校へ通うことになる。
それはいつ頃か。
説明会がスタートで、合意形成、子どもたちのケアを考える交流事業、校舎等のリニュ
ーアルの設計と工事を考えると、4年は必要だろう。ただし、合意形成が早くまとまれ
ば、早く進むこともありうる。
事務局
学区変更の運用について補足したい。一つは、現在通学している子どもたちは、そのま
ま通学できること、二つ目は兄弟関係があるときは、同じ学校に通学できることである。
ここまでは従前のものであるが、地元代表協議会の話し合いの中で要望が出れば、慎重
石塚
に検討したい。
学校がどうなるのかが、はっきりしていない。話し合いの枠組みを決めないと前には進
まないだろう。
山崎
松山哲
各地域での話し合いに目鼻がつかないと、代表協議会は立ち上がらないだろう。
(当初の)案で話し合いを始めた方がよいのではないか。
荻原
小学校の代表として参加したときにどういう立場をとればよいのか。小学生を持つ親だ
議長
けの意見でよいのか。
地元としての話し合いの場は代表協議会だが、並行して(各組織内の)話し合いをして
いく必要があるだろう。各単位自治会で話し合っていただきたい。
龍崎
いろいろな話を伺い、保護者の方たちの意見もわかる。しかし、市教委は50年後、
100年後を見通して考えたいのだろう。もっと先のことを考えて、(地域と学校区と
の)ねじれをなくすよう十分な話し合いをしていく必要があるだろう。もっとレベルの
高い視点で協議したい。それが地域の活性化につながる。行政レベルよりも上で、物事
を考えていかないとだめだろう。5年くらいの見通しで考えると、大きな間違いを犯す
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尾坂
のではないか。普段の考え方では、けんかになる。もう一つ上の立場で考えたい。
PTAの設立についても、保護者会の役員が毎年入れ替わり、3年かけてもまとまらな
別所
い。代表協議会で検討し、地域で話し合いを進めてほしい。
どちらの線引きでも、(該当する自治会や保護者組織が)両方の代表協議会に出ること
には異議はない。磯辺地区については、今週末の金・土曜日の説明会でスタートする。
その中で、小学校を2校、中学校を1校とするという基本的な線について話し合ってい
くことになる。場合によっては、マリーナストリートという大きな通りを渡ることもあ
る。松風通り同様、通学路について考えていく必要があるだろう。(実際の学区につい
篠塚
ては)磯辺地区の動向も踏まえ、検討していけばよいのではないか。
自治会として、高浜5・6丁目は、(地区連29地区組織として)同じ地域である。基
本は自治会組織である。同じ地区連の自治会なので、そのことも併せて考えてほしい。
松山泰
5丁目の中でも議論はある。大きな視野でどう地区を作っていくか重要な課題である。
我々の生活とともに「子どもたちのために」を考えるとどうすればよいのか、保護者は
子どもだけに目がいきがちだが、自治会と一緒に子どもたちのよりよい環境づくりに向
山崎
けて、知恵を出し合いたい。
今回、高洲4丁目についてはなぜ磯辺地区に残っているのか。
事務局
今回の適正配置は学校の配置と同時に規模の面からも考えている。磯辺第三小の子ども
の半分は高洲4丁目から通学しており、この地区を磯辺地区に入れないと規模のバラン
スがとれない。また、京葉線の高架下は不審者出没の情報も多いため、磯辺地区に組み
入れた。
山崎
荻原
それなら、
(話し合いの枠組みとしては、当初の)案のままでもよいのではないか。
「教育だよりちば」は小・中学生を持つ保護者に配布している。小学生以下の子どもを
山崎
持つ親にも確実に情報が渡るようにしてもらえないか。
自治会として、回覧はしている。
松山哲
今回は事前の説明と実施方針とが違っていた。
(当初の)案をたたき台にして考えたい。
議長
実施方針(案)に戻って検討していくことでいかがか。
(
「異議なし」の声)
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