H27.3月号 [729KB pdfファイル]

平成 27 年
すくすく
城北こども園
☎22-2306
城北こども園の一年間を振り返って
園庭の桜が満開に咲いている 4 月から始まり、早いもので一年が過ぎようとしています。この一年を振り返る
と、たくさんの場面で子ども達の成長がみられます。特に年長児は発表会で自分達で劇を作り上げた自信のもと、
自ら生活を進める力がついてきています。それぞれの学年に成長を感じる今日この頃です。
そして、保護者の皆様には、園の運営、行事に多大なご協力をいただき、子ども達の日々の活動に潤いを与え
ることができました。
こども園の運営は園と保護者が車の両輪となって、子どもの豊かな生活を支えるという方向で進めてきました。
その成果が、今の子ども達の成長に現れています。一年間のご協力・ご理解に感謝いたします。
※3 月 13 日の年長児お別れ遠足では、保護者会役員さんのボランティア参加のおかげで、豊橋の“ココニコ”ま
で電車に乗って行くことを計画しています。
~お家の方の声より~
3 月の行事予定
学校ごっこでは、手をあげ
リズムを一緒に
・年長児 お茶会
2
月
たり発言したりとクラス
やってみたいと
・中央こども園 来園
の中での子どもの様子が
思いました。
・メリオット体操収録
よくわかりました。
(4歳児・母)
・保護者会総会
(5 歳児・母)
・ひなまつり
3
火
6
金
9
月
10
火
・年少・中児
お茶会
・市産市食の日
・年長児 リズム交流(新城こども園)
9~
12
月~
木
・年長児 小学校給食見学
・親子リズム(自由参加) ※詳細は後日
9:30~10:30
お知らせします
自分で出来ることが増
参観日以外でも、リ
・年中児 親子給食
えていて、成長を感じ
ズムの様子をご覧
・年中児 個人懇談
ました。
になりたい方は、お
・年長児 お別れ遠足
13
金
(3 歳児・母)
・年中児以下 お楽しみ会
※全園児、お弁当の用意をお願いします。
・誕生会
18
水
20
25
申し出ください。
おねがい
新年度の準備として新しく水筒を買い替えら
・お楽しみ会
れる方もみえるかと思います。その際も引き続
金
・避難訓練
き、コップ付きの水筒を
水
・卒園式
用意していただきますよう
お願いします。
子どもの様子
みどり組
「あと〇日来ると、こども園も終わりだね。」とみんなで数えた数をさみしそうに言う一方で、
「僕、小学校の準備したよ。」
「ランドセル買ったよ。」などの会話も弾み、就学への期待をふくらませている様
子です。1 月から始めた学校ごっこでは、開始時間までに鉛筆を削るなど準備をして座ることができるようにな
り、45 分間書いたり作ったりしています。また、あお組に当番を引き継ぐために自信に満ちた表情でやり方を
見せたり教えたりしています。小学校に見学に行き、一緒に遊んでもらったり授業を見せてもらいました。授業
中の 1 年生の姿を、真剣な顔つきで見入っていました。
「係があるんだね。
」
「机の中にいろいろ入れるんだね。」
など、実際に見て様々なことに気づいたようです。この 1 年で年長らしくたくましく大きくなったみどり組。残
りわずかな園生活ですが、小学校へスムーズに移行できるよう、基本的な生活習慣の見直しや時間の見通しを持
った生活を意識し、自分の思いや考えを伝えたり、人の話に気持ちを傾けて聞くことを大切にしていきます。
あお組
みどり組さんがやっているあやとりを興味津々で見ていました。みどり組さんが部屋に来て、4 段梯
子・カメなどやって見せてくれると、真剣に見ていました。早速、あお組の子達も簡単なホウキを教えてもらい、
できるようになった子が増えてきました。その他、しっぽとりを一緒にやったり、竹馬を教えてもらう姿も見ら
れます。
そして、今までみどり組さんがやっていた“出席人数調べ”と“ウサギ小屋の掃除”の当番の仕事を教えても
らっています。
「やりたい、やりたい!」とやる気満々で、自分の順番が来る日を待っています。
みどり組さんと一緒に遊んだり、当番の仕事を教えてもらったりしながら“みどり組になれるんだ”という憧
れや期待を持って、進級できるようにしていきたいと思います。
あか組
「先生、オオカミやって!」「○○ちゃん後で一緒に遊ぼう。」など、保育士や友達と関わって遊ぶこ
とが楽しくなってきたあか組の子ども達。遊びの内容も数人で一緒に遊ぶ、転がしドッヂボール、かくれんぼ、
絵カード合わせ、ごっこ遊びなどを繰り返し楽しんでいます。
生活面では、身の回りのことを自分で行ったり、遊んだ後の片付けをしようとするなど、手順ややり方を覚え
“じぶんでできた”が増えてきました。4 月当初の頃を振り返るとたくましく成長した姿が見られます。
進級へ向けて、自分の思いを言葉に表したり、好きな友達との繋がりを感じながら遊ぶ楽しさを十分に味わっ
たりすることができるようになってほしいです。また、遊びや生活の中で異年齢の友達との交流を通して、憧れ
の気持ちを持ってひとつ大きいクラスになることを楽しみに待てるようにしていきたいと思います。
きい組
きい組がスタートして 1 年が経とうとしています。4 月当初は「先生やって―。
」と保育者の手を借
りながら生活していましたが、今では「次はトイレに行ってお支度しなきゃ。」と少しずつ見通しを持ちながら
身の回りのことをしようとしています。園服を脱いだ後も机の上に広げ、たたむ姿も見られるようになりました。
たたむことが難しくても自分なりにやってみようとしたり、保育者に手伝ってもらいながらできた喜びを感じ、
「見て!できた!」と言いに来てくれます。
『ぐんぐん成長しているなぁ』と感じています。
部屋の中では、ごっこ遊びが繰り広げられています。今までは、ままごとコーナー、でんしゃごっこコーナー
と別々で遊んでいましたが、ままごとでピクニックに行く時、
一人が「電車に乗って行こうよ。
」と言ったことがきっかけで、“ままごと”
と“電車ごっこ”が合体し遊びが広がりました。子ども同士の中で「こ
うしてみよう。
」と言う一言で遊びが様々に展開しています。子どもの「こ
うしたい!」と言う気持ちを大切にし、必要な物を一緒に作ったり、用
意をしていきたいと思います。
「みんな一緒に遊んだね。」
「友達と一緒
で楽しかった。
」をいっぱい実感してほしいと思ってます。
うさぎ組
進級・入園当初は、緊張した面持ちをしていたうさぎ組のみんなも、
「あれがしたい。」
「これが欲し
い。」
「これは嫌だ。
」など自分の思いをしっかり出せています。また、“やってみたい”“挑戦してみたい”とい
う気持ちも出てきました。給食の片付けも子ども達が自発的にやるようになり、驚きました。
その一方で、まだまだ甘えたい時期でもあります。甘えたい時は十分に気持ちを受け止めながら“やってみた
い”と思った瞬間を大事にし、子ども達の意欲を育てていきたいと思っています。
2 歳児クラスで過ごす時間もあと少し。子ども達の姿をお家の方と一緒に温かく見守っていこうと思います。
ひよこ組
ママやパパ、お家の人が大好きなひよこ組。大好きなお家の人と離れて、みんなこども園での生活
をよく頑張っていましたね。ニコニコ笑顔で登園できたこと、ハイハイしていた子が歩き始めたこと、ジャンプ
できること、お話ができるようになったこと、ミルクを卒業したこと。この一年、目覚ましく発達する姿を見る
ことができ、私達は感動の連続でした。自己主張がしっかりできる子ども達は順調に心が成長していると嬉しく
思っています。やりたいのに思い通りにならない自分の身体、気持ちに追いついてくれない自分の言葉に丁寧に
寄り添って大人が代弁したり、援助したりして対応したいと思っています。
一歳児の子たちはもうすぐうさぎ組。4 月から部屋が変わることに不安を感じないように、少しずつうさぎ組
で過ごす時間を増やしています。
これからも頑張っている子ども達を、お家でギューッと抱きしめて応援してください。