家畜伝染病発生時における防疫業務に関する基本協定書 神奈川県

家畜伝染病発生時における防疫業務に関する基本協定書
るものとする。ただし、緊急を要する場合には、口頭又は電話等をもって
要請し、後に文書を提出するものとする。
神奈川県(以下「甲」という。)と一般社団法人神奈川県建設業協会(以下
「乙」という。)は、高病原性鳥インフルエンザや口蹄疫等の家畜伝染病の発生
(費用負担)
又は発生の恐れがある場合(以下「家畜伝染病発生時」という。)における防疫
第5条
業務に関し、次のとおり、基本協定を締結する。
乙が実施した防疫業務に要した経費は甲が負担するものとする。
2
前項の経費の算出方法については、当該地域における通常の実費用を基
準として、甲乙協議して定めるものとする。
(目的)
第1条
この協定は、神奈川県内における家畜伝染病発生時において、甲が行う
防疫業務に関して、甲が乙に協力を要請するに当たり、必要な事項を定め
(地域での連携)
第6条
るものとする。
この基本協定のほか、甲の地域県政総合センターの長と乙の支部の長は、
地域の特性に応じた協力内容に関する詳細な内容を定めることができるも
のとする。
(対象となる家畜伝染病)
第2条
この協定の対象となる家畜伝染病は、殺処分等を必要とする緊急性の高
い家畜伝染病(高病原性鳥インフルエンザ及び低病原性鳥インフルエンザ、
(連絡窓口)
第7条
口蹄疫、豚コレラ、ニューカッスル病等緊急性が高いと判断される家畜伝
染病)とする。
この協定に関する甲の連絡窓口は、神奈川県環境農政局農政部畜産課、
乙については一般社団法人神奈川県建設業協会事務局とする。
2
協力に関する事項の伝達を円滑に行うため、双方とも連絡責任者を定め、
連絡責任者に変更があるときは、双方速やかに報告するものとする。
(対象業務)
第3条
防疫業務のうち、この協定により甲が乙に協力を要請するものは、次の
とおりとする。
(協議)
第8条
(1)甲が行う防疫業務により殺処分された家畜及び家きん(以下「処分畜」
この協定に定めのない事項及びこの協定の実施について疑義が生じたと
きは、その都度双方誠意ある協議を行って決定するものとする。
という。)や病原体により汚染し、又は汚染した恐れのある物品(以下
「汚染物品」という。)を埋却するための埋却溝の掘削および不浸透性シ
(基 本 協 定 の 有 効 期 間 )
ートでの被覆
第9条
(2)埋却する処分畜、汚染物品の集積、積込み、運搬、埋却溝への投入及び
この基本協定の有効期間は、締結の日からとし、甲又は乙が文書をもっ
て協定終了の意思表示をしない限り、その効力を継続する。
その埋戻し
(3)埋却溝への消石灰の散布
(4)焼却する処分畜、汚染物品の集積、積込み、焼却場所への運搬
(5)防疫フェンスの設置及びその撤去
この協定の成立を証するため、甲と乙は、本協定書2通を作成し、双方記名押
印のうえ、各自その1通を保有するものとする。
(6)防疫業務に必要な重機、資機材の調達
(7)消毒ポイントの設置に必要な資機材の調達及び運営
(8)その他、甲が必要と認める作業
平 成 27 年 2 月 27 日
甲
神奈川県知事
(協力要請)
第4条
乙は、前項の要請があったときは、特別な理由がない限り協力するも
のとする。
3
黒岩
祐治
甲は家畜伝染病発生時に、第3条に定める業務を行う必要があると認め
たときには、乙に協力を要請することができるものとする。
2
神奈川県横浜市中区日本大通1
甲から乙に対する第3条に定める業務への協力への要請は、文書によ
乙
神 奈 川 県 横 浜 市 中 区 太 田 町 2 丁 目 22 番 地
一般社団法人神奈川県建設業協会
会
長
小俣
務