別表1 管理仕様書(PDF:131.4KB)

別表1
管理仕様書
通園バス運行管理業務委託仕様書の4(1)の管理仕様書は下記のとおりとする。
記
(車両の管理、保管方法)
1 車両管理者(以下「運転手」という。)は、善良なる管理者の注意をもって管理車両の
管理、保管を行い、委託業務以外に使用してはならない。また、環境に十分配慮した
運行に努めること。
2 車両管理は、運行前点検から運行後点検・清掃までとし、常に管理車両の清潔を保ち、
適正な注油および簡易な修理、調整を行い、点検整備に努めなければならない。
なお、受託者は、点検整備等(修繕、タイヤ交換を含む)の状況(時期、内容、経費、
走行距離等)を、所定の様式にて1月毎に、翌月速やかに園長へ報告すること。
3
車両管理責任者は、前項の管理が適正に行われるよう、毎月、随時巡回し、管理車両
の現状を確認すること。
4
運行の途中に管理車両が故障し、修理に時間を要するとき、または救援を必要とする
ときは、速やかにその旨を園長および車両管理者に連絡し、その指示を受けなければ
ならない。
5
運転手は、運行の途中停車するとき、運転席から離れてはならない。ただし、やむを
得ず運転席から離れるときは、車両が動かないよう措置しなければならない。
6
運行の途中一時停止するときは、運転手および介助員の内1人が管理車両に留まらな
ければならない。
ただし、やむを得ず運転手および介助員とも管理車両から離れるときは、盗難および
損傷の防止のための措置を講じなければならない。
7
運転手は、管理車両を亡失または損傷した場合には、直ちに最寄りの警察署または派
出所に届け出るほか、臨機の措置をとり、速やかにその旨を園長および車両管理者に
連絡し、その指示を受けなければならない。
8 緊急に代車を必要とするときは、受託者で用意すること。
9 管理車両は、終業後直ちに委託者が指定した場所に保管しなければならない。
10
運転手は、車両を保管した後、委託者の指定した運転日誌を園長に提出しなければな
らない。また、月初めには前月分の走行距離、注油状況を委託者の指定した自動車運
転月報に記載し、園長に提出しなければならない。
(運行調整)
11 運行スケジュールの調整等詳細については、園長が別に定めるものとし、運転手はその
運行スケジュールに従い業務すること。また、園長が指示する打ち合わせ会等に出席す
ること。
(業務態度)
12 運転手は、幼い園児の乗車につき、車内で園児が快適に過ごせるよう、スムーズな運転
に心がけるとともに交通ルールを守り安全走行を行うこと。
介助員は、幼い園児のよき理解者であり、個々の園児の様子の把握に努め、乗り降りな
らびに乗車中の介助および安全確保に誠意を持って行うこと。
運転手および介助員は、保護者に対して、親切、丁寧な態度で対応すること。
(人事管理および研修)
13 運転手および介助員は専任とすること。専任者が都合により業務につけないときは、代
務者を担当させることとし、代務者は、専任者と同様に業務ができるよう研修しておく
こと。
14 専任者が誠実に業務を履行しない等不都合と認めるときは、専任者を交代させる等速や
かに対応すること。
15 業務の遂行に必要な研修は、受託者が責任を持って行うこととし、市および幼稚園が行
う研修や打合会等にも参加させること。なお、契約と同時に整備管理者、車両管理責任
者、運転手及び介助員の名簿ならびに研修計画書を書面により提出すること。
16 運転手および介助員の健康管理に留意するとともに、健康管理の状況を報告すること。
17 緊急やむを得ないときは、園長が運転手、介助員に指示することがあるが、園長は、事
後直ちに車両管理責任者に報告するものとする。