第 24 号議案 神戸市療育センタ一条例の件 神戸市療育センタ一条例を次のように制定する。 平成 27 年 2 月 1 7 日提出 神戸市長 久 7c 吾 造 神戸市療育センタ一条例 神戸市総合療育センタ一条例(平成 1 1 年 1 月条例第 34 号)の全部を改正する 。 (目的) 第 l 条 精神又は身体に障害のある児童及びその疑いのある児童(以下「児童 」 という。)又はその保護者に対し,相談,指導,検査及び医療の提供並びに療 育訓練を行うことにより,障害の早期発見及びその軽減を図り,児童の福祉の 向上を図るため,神戸市療育センター(以下 「 療育センター」という。)を設 置する。 (設置) 第 2 条 療育センターの名称及び位置は 次の表 の とおりとする 。 名称 位置 神戸市総合療育センター 神戸市長田区丸山町 2 丁目 3 番 50 号 神戸市西部療育センター 神戸市垂水区高丸 8 丁目 1 1 番 14 号 (事業) 第 3 条 療育センターにおいては,第 1 条の目的を達成するため,次に掲げる事 業を行う。 ( 1 )児童に係る相談に関すること 。 ( 2)児童の医学的判定及び心理学的判定に関すること。 ( 3)児童の療育,指導,検 査及び機能 回復訓練に関すること 。 (4) 児童の保護者に対する適切な療育の方法についての指導 に関 すること 。 ( 5)前各号に掲げるもののほか,市長が児童の福祉の増進を図るため必要が あると認める事業 (施設) 第 4 条 神戸市総合療育センターに次に掲げる施設を置く。 ( 147 ) 1) ( 医療法(昭和 23 年法律第 205 号)第 1 条の 5 第 2 項に規定する診療所(以 下「診療所 J という。) 2) 神戸市立児童福祉施設等に関する条例(昭和 ( 33 年 4 月条例第 l 号)別表 第 1 に規定する神戸市立丸山学園 3)神戸市立児童福祉施設等に関する条例別表第 ( 1 に規定する神戸市立あじ さい学園 (4) 神戸市立児童福祉施設等に関する条例別表第 1 に規定する神戸市立あけ ぼの学園 5)体育室 ( 6)駐車場 ( (7) ホールその他の便益施設 神戸市西部療育センターに次に掲げる施設を置く。 2 )診療所 1 ( 2)神戸市立児童福祉施設等に関する条例別表第 1 に規定する神戸市立のば ( ら学園 3) ( 駐車場 (療育センターを利用することができる者) 第 5 条 療育センターを利用することができる者は,次に掲げる者とする。 1)本市の区域内に居住する児童 ( 2)前 号 に掲げる児童の保護者その他市 長が 利用を認めた者 ( (使用料又は手数料) 第 6 条 診療所において,診療,検査文は機能回復訓練(以下この条において 「診療等」という 。) を受けよ う とする者は,別表の左欄に掲げる種別に応じ 同表の右欄に掲げる額の使用料文は手数料を市長が指定する日までに納付しな ければならない。 2 前項の規定にかかわらず,健康保険法(大正 11 年法律第 70 号)その他の法令 の規定に基づき診療等を受ける者に係る使用料又は手数料については,当該法 令の定めるところによる。 3 前 2 項の場合において,当該使用料文は手数料の額に 10 円未満の端数がある ( 148 ) ときは,その端数金額を切り捨てるものとする。 (使用料等の減免) 第 7 条 市長は,規則で定める特別の理由があるときは 規則で定めるところに より,前条に規定する使用料文は手数料を減額し,文は免除することができる。 (利用の制限等) 第 8 条 市長は,次の各号のいずれかに該当する者に対しては,療育センター (第 4 条第 1 項第 1 号及び第 5 号から第 7 号まで並びに同条第 2 項第 1 号及び 第 3 号に掲げる施設に限る。以下この条において同じ。)への入館を拒絶し, 療育センターの利用を制限し,文は療育センターからの退館を命ずることがで きる。 ( 1) 公の秩序文は善良な風俗を害するおそれがある者 ( 2)他人に危害を及ぼし,又は他人の迷惑になるおそれがある者 ( 3)他人に危害を及ぼし,又は他人の迷惑になるおそれがある動物その他の 物を携帯する者 (4) 施設又はその附属施設(以下 「 施設等 J という。)を汚損し,損傷し ,又 は滅失させるおそれがある者 ( 5) 療育センターの管理上支障がある行為を行い,又は行うおそれがある者 (損害の賠償等) 第 9 条 は, 療育センター内において,施設等を汚損し,損傷し,文は滅失させた者 これを原状に回復し,文はその損害を賠償しなければならない。 (施行細目の委任) 第 10 条 この条例の施行に関し必要な事項は,規則で定める。 附則 (施行期日) 第 1 条 この条例は,平成 27 年 4 月 1 日から施行する。 (経過措置) 第 2 条 この条例の施行前にした改正前の神 戸 市総合療育セ ン タ一条例の規定に よる処分,手続その他の行為は,改正後の神戸市療育センタ一条例(以下 条例 j 「 新 という。)の適用については,新条例の相当規定によってしたものとみ ( 149 ) なす。 (準備行為) 第 3 条 市長は,この条例の施行の日前においても,この条例に規定する事務の 実施に必要な準備行為をすることができる。 別表(第 6 条関係) 種別 額 診療報酬の算定方法(平成 20 年厚生労 診療報酬の算定方法別表第 1 医科診 働省告示第 59 号)別表第 1 医科診療報 療報酬点数表により算定した額 酬点数表に掲げる診療行為の使用料又 は手数料 診断書又は証明書の交付に係る手数料 1 通につきし 500 円の範囲内におい て規則で定める額 その他の使用料文は手数料 市長がその都度定める額 理由 児童福祉法の改正に伴い,障害児の療育体制の再構築を図るため療育センター を設置するに当たり,条例を制定する必要があるため。 ( 150 )
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