こころの探検 講演会 子ども の生きる力 育むために を 講師:畠 山 由美 氏 (NPO 法人「だいじょうぶ」 代表) 日時 ■ 平成 27 年 3 月 14 日(土)13 時 ~ 15 時 会場 ■ 高根沢町 エコ・ハウスたかねざわ 研修室(会場案内は裏面) ■ 入場無料(要申込み:町生涯学習課 028-675-3175 まで) 子育てがむずかしくなった、と感じませんか?家庭が孤立して子育てするため、心配ごとを相談しづ らく、抱え込んでしまう。そんな中では、気づかないうちに子どもの虐待につながることも…。 畠山さんは、子育てに悩む家庭を支援し児童虐待を防ぎたいと、2005年に日光市でNPO法人「だ いじょうぶ」を設立しました。その活動は、昨年新聞など(下野新聞・読売新聞)で大きく取 り上げられ、注目を集めました。現在は、養育里親として6人の子どもたちと生活を共にして おり、その話も聞くことができます。 ●講師:畠山 由美(はたけやま ゆみ) 【プロフィール】 1961 年 東京都生まれ。 1999 年 三つ子の子育てのために、自然豊かな日光市に転入。 以後、高齢者介護ヘルパーやケアマネージャーを務める。 2005 年 児童虐待防止を目的とした NPO 法人「だいじょうぶ」を設立。 同年 養育里親となる。 2010 年 「ファミリーホーム虹の家」を開所。現在は 6 人の子どもたち と生活を共にしている。 【NPO 法人「だいじょうぶ」 (日光市)主な活動】 □ 相談業務・訪問事業・ショートステイ事業・啓発活動・ネットワーク作 り・母子の居場所「Your Place ひだまり」事業など。 法人 HP http:// www.npo-daijobu.com/ 主 催:高根沢町心の探検実行委員会; 後 援:高根沢町/高根沢町教育委員会/高根沢町社会福祉協議会 保育士を目指して短大に入学する前の1年間、児童養護施設に勤務したのが、子どもの虐待防止に関わる原点となった。 「家庭で育つことができない子どもがいることを知り、研修で訪れた乳児院では、つり下げられたほ 乳びんでミルクを飲む赤ちゃんを見てショックを受けました。いつか、こんな子どもの里親になろう と心に決めました」 05年に「だいじょうぶ」を設立。児童虐待に関する相談に対応するとともに、自宅を使い、一時的に子どもを預かるショート ステイ事業を始めた。最初に受け入れたのは、ごみを捨てられずに住んでいたアパートを追い出された4人の子を持つシングル マザー。 「自分の身の上をしゃべり続ける母親を見て、孤独だったのだと感じました。彼女自身、親から十分 に育てられないまま母親になった。1日3度の食事習慣もないので、子どもたちはスナック菓子を持 って布団から起きてくる。入浴や歯磨きもできない。周囲から見ればネグレクトですが、彼女はただ、 どうしたらいいのか分からず、近くに相談する相手もいないのだと分かりました」 かつて志した里子の養育も実現した。 「初めての里子は15歳の女の子。三つ子を産んだ後で死産した子がいたので、その子が帰ってきた ような気がしました。母親から捨てられ、父親からもひどい虐待を受けてきた子で、ふらっといなく なるなど、やることはめちゃくちゃ。理想の子育てなんて考えていられない。ただひたすら寄り添い、 無条件で受け入れるという大切なことを、この子から学びました」 その後も里子を受け入れたが、いずれも長い間、親からの虐待に耐えてきた10代の子どもたちだった。 「なぜこの年齢まで救えなかったのかと悔やみました。わたしたちにできるのは、子どものすべてを 受け入れ、いつでも帰れる場所を与えること。そして、将来に希望を持てるような家庭のモデルを見て ほしいと思っています」(47NEWSより一部抜粋 http://www.47news.jp/feature/mamapapa/kids/201011post_59.html) 会 場 案 内 エコ・ハウスたかねざわ 栃木県塩谷郡高根沢町宝積寺 2021-15 Tel: 028-680-2080 ※最寄駅:宝積寺駅(JR 宇都宮線) ※車でお越しの場合:町営駐車場をご利用く ださい。 (宇都宮方面からは、国道4号線で鬼怒川を 渡り、宝積寺バイパス(県道 10 号線、烏山 方面)に入る。鷺ノ谷の次の「情報の森」交 差点を右に入り、登り切った右手テニスコー トの隣。
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