解答と解説 - 難関私大文系専門 増田塾

2015 入試解答速報
難関私大文系専門予備校
2 月 18 日
早稲田大学(人間科学部)英語
解答と解説
解 答
※この人間科学部の問題は難問が多いので、是非解説までお読みください。
(満点︓50 点)
Ⅰ(25 点 各 1 点×25)
(i)
1.(C)
2.(D)
3.(D)
6.(A)
7.(D)
9.(D)
10.(C)
4.(D)
(ii)
5.(D)
(iii)
8.(B)
(iv)
11.(A)
12.(A)
13.(A)
(v)
14.(C)
15.(A)
16.(D)
(vi)
17.(D)or(C)
18.(D)
19.(B)
(vii)
20.(A)
21.(C)
22.(B)
24.(B)
25.(D)or(B)
(viii)
23.(B)
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解答速報の著作権は増田塾に帰属します。許可無く⼀切の転⽤・転載を禁じます。
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Ⅱ(15 点 各 1 点×15)
26. I
27. F
28. J
29. E
30. I
31. L
32. L
33. B
34. I
35. L
36. E
37. H
38. F
39. I
40. L
Ⅲ(10 点 各 1 点×10)
41. E
42. B
43. B
44. B
45. C
46. C
47. E
48. B
49. B
50. B
(※配点は予想配点です)
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解 説
Ⅰ
(i)
1.(C)
選択肢(A)は既に有名になった“Big Daddy“が最近になって⾏ったことなので不適。選択肢(B)の根
拠となるような記述は無い。選択肢(C)については、冒頭文に「彼の輝かしい経歴に新たなる記録を加
える」という記述があり、彼が「スピードの記録を打ち⽴ててきた⻑い経歴」で有名であると判断する
には十分である。残る選択肢(D)に関しては、やはり oldest=「最年⻑の」が本⽂で明⽰されていない。
2.(D)
問題文に含まれる unique=「独特の / 唯一の / 比類の無い」に注目。選択肢(A)〜(C)のいずれの
文言も本文に存在はするが、どれが this electric vehicle にしかない特徴であるかは明示されていない。
そこで選択肢(D)の「十分な情報が与えられていない」を正解とする。
3.(D)
選択肢(A)〜(C)について、はっきりそれだと断定できるような記述は本文に全く存在しない。そこ
で選択肢(D)の「十分な情報が与えられていない」を正解とする。
4.(D)
各選択肢を吟味してみると、
(A)は焦点が“Big Daddy“の年齢にのみ向けられてしまっている点が、
(B)
、
(C)は話の中心になっている“Big Daddy“に⼀切触れられていないことがそれぞれ不適。⼀⽅で選択肢
(D)については、Racing Legend が“Big Daddy“を指しているものと判断できれば、本⽂の適切な題
名であると分かる。
(ii)
5.(D)
第 1 段落最終⽂には「最近の研究によれば、読む速さを⾼めるものは、実際には内容理解の妨げとなる
ようだ」とある。そこで選択肢(D)の「(速読用のアプリは)理解を妨げる」を正解とする。
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6.(A)
第 2 段落冒頭に「⾃然な早さでものを読む時、目は⽂の上を⾏ったり来たりする」とある。素直に本⽂
中の⾔葉で Back and forth=「前後に / ⾏ったり来たり」とある選択肢(A)を正解とすれば良い。
7.(D)
選択肢(A)〜(C)を正解とする根拠となるような記述は無い。一方で選択肢(D)については、第 2
段落第 6 ⽂にほぼそのままの形で記述があり、それを⾏うことが「⽂章の内容をよりよく把握するため
に必要だ」と書かれているので、正解であると判断できる。
(ⅲ)
8. (B)
第 3 段落にある具体例がヒントである。家で個々の機器が無線通信で連携して機能する様が述べられて
いるので、選択肢(B)の「トースターと煙探知機がワイヤレスネットワーク上で通信しあう」を正解と
する。
9. (D)
第 2 段落冒頭に「IoT に関して同意済みの定義はない」とあり、選択肢(A)の内容と一致する。また第
3 段落第 4 ⽂に「すべてのものが協⼒して機能する」や「本当の Internet of Things は複数の機器の調
和だ」などの記述があるので、これらは選択肢(B)と(C)の内容と一致する。したがって選択肢(D)
の「上記のものすべて」を正解とする。
10. (C)
問題文にある the main idea という⾔葉が気になるところ。内容⾯から⾔えば、本⽂を通して筆者が「⾏
っている」ことは選択肢(C)の「IoT が定義され、説明されている」と⾒てこれを正解とするのが無難
なところであろうが、第 2 段落冒頭の内容からすると「定義され」はややあやしいとも思える。そこで
最初に述べた the main idea という⾔葉にこだわってみれば、むしろ選択肢(A)の形だけが正解に相応
しいものになっていると考えられなくもない。問題⽂の英語を適切に組み合わせれば the main idea of
this passage is that (A) connecting various household appliances is now possible=「この文の
主題は、様々な家庭用機器を結びつけることが今や可能となっているということである」となる。この
ような言い方は他の選択肢(B)〜(D)ではできない。例えば、選択肢(C)の場合には「この文の主
題は IoT が定義され、説明されている」となり、厳密には正しいとは言えない。先にも述べたように、
「IoT
が定義され、説明されている」というのは本文の主題ではなく、それを通して筆者がしようとしている
ことである。この点で、大学当局が選択肢(A)を正解としている可能性も絶無ではなく、悩んでしまう
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受験生も少なくなかったのではないか。これに限らず、今年の本学部の試験には設問⾃体に難があるよ
うに思われるものが少なくない。誤解を恐れずあえて強い言い方をすれば、本学部の入試は一定数の受
験生の人生を左右し得る重要性を持つものである。そういった学生たちの試験問題として、より素直で
答えがはっきりと一意的に導けるものへと内容が改善されることを、心から願ってやまない。
(ⅳ)
11. (A)
第 1 段落第 1 ⽂が根拠である。
「貧しい家庭に⽣まれた⼦どもはより不健康であり、より早死である」と
あり、裏を返せば裕福な家庭に⽣まれた⼦どもはより健康であると推測できるので選択肢 A を正解とす
る。
12. (A)
第 1 段落第 3 文が根拠である。
「貧しい環境で育ったが、集中的な 5 年のデイケアプログラムに参加した
子どもは、彼らが 30 代になった時、同じデイケアを受けず貧しい環境で育った子どもよりかなり健康で
あった」とあるので、選択肢 A を正解とする。
13. (A)
本⽂のメインテーマは幼児教育によって貧しい⼦どもたちがより⻑くより健康に生きられるという話で
ある。したがって選択肢 A を正解とする。
(v)
14. (C)
リード文の How did birds survive「どのようにして鳥は絶滅を免れたのか」を、第 1 段落第 3 文の
…successful:…=「…うまくいった。つまり…」と重ね合わせれば、後続の文と選択肢(C)に同内容
を読み取ることができる。選択肢(A)は、選択肢(C)とまぎらわしいが、接続詞が when となって
おり、⿃が⼩型化した時期と恐⻯が絶滅した時期との時間的関係が本⽂と合わない。
15. (A)
リード文は「どうやって paleontologists はこの研究のデータを集めたか」である。第 3 段落第 2 文に
「時の経過にしたがって、どのように恐⻯の⼤きさが変化していったかを突き⽌めるために、
paleontologists は 426 の異なる種類の恐⻯の体の⼤きさを推定した」とある。もちろん現存しない恐
⻯の⼤きさを直接計測することはできない(→選択肢(C)×)ので、「化石化した後ろ足の骨の厚みか
ら、全体重を割り出した」とある(→選択肢(B)(D)×)。
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16. (D)
選択肢(A)と同内容を第 1 段落第 1 文の後半部分で読み取ることができるが、本文の main idea では
ない。選択肢(B)「飛ぶことで絶滅を免れた」という言及は本文にない。選択肢(C)の同内容は第 1
段落第 1 文の前半部分で読み取ることができるが、これも本文の main idea ではない。よって選択肢(D)
「体が⼩型化したことが⼀部の恐⻯を絶滅から救った」が正解。⿃が恐⻯の直系であることは、第 1 段
落第 1 文中の ones = dinosaurs から分かる。
(vi)
17. (D)or(C)
リード⽂は、
「⾃転⾞に乗ることは、どうすることに役⽴ち得るか︖」である。この問いかけを広く解釈
すれば、第 1 段落第 1 文の enjoy rushing down a steep mountain, … or commuting to work の部
分を、選択肢(A)「アウトドアを楽しむ」と選択肢(B)「仕事に⾏く」両⽅の根拠と⾒なし、なおかつ
第 1 段落第 1 文の後半部分 bicycling can help you reach the government’s recommended … を選
択肢(C)
「政府の推奨に応える」の根拠として、
(A)
(B)
(C)すべて本文に言及あり=選択肢(D)が
正解となるだろう。ただし、リード文の can bicycling help を狭義に解釈すると、選択肢(C)のみが
正解と⾔えなくもない。この⼿の曖昧さで受験⽣を苦しめる問題は、きわめて残念だ。
18. (D)
選択肢(A)
「関節に優しい」は第 3 段落第 1 文に、選択肢(B)「覚えるのが簡単」および選択肢(C)
「覚えておくことが簡単(=ふつう忘れない)」は第 1 段落第 2 文の冒頭に同内容を読み取ることができ
る。したがって正解は選択肢(D)
「上記((A)
(B)(C))のすべて」となる。
19. (B)
選択肢(A)
「優れた暇つぶし」、選択肢(C)
「政府の推奨にかなう」、選択肢(D)
「関節に問題を抱える
ランナー」のいずれも本文で言及されてはいるが、いずれも話題の一部であり、本文の main idea とは
言い難い。したがって選択肢(B)「⾃転⾞に乗ることは健康上いろいろな利点がある」が正解となる。
(ⅶ)
20. (A)
「ミツバチと野生の受粉媒介者の違いでないもの」を答える問題である。すなわち、裏返せば両者の共
通点を答えとすればよい。したがって、第 1 段落、第 2 段落の内容から、両者ともに減少していること
が分かる。したがって選択肢(A)を正解とする。
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21. (C)
第 2 段落及び、第 3 段落に注目する。第 2 段落で、
「受粉媒介者の減少は、⾷糧⽣産だけでなく、我々を
囲む環境にも影響を与える」とあり、第 3 段落第 3 ⽂で、
「これらの植物が無ければ、世界は不⽑なもの
になってしまう」とある。したがって、選択肢(C)「我々の⽇常環境が衰退する」が適切。
22. (B)
本文の趣旨は、
「受粉媒介者の減少が植物の繁殖の減少につながり、人間の生活にも影響を及ぼす」とい
うことである。したがって、昆虫の未来にしか触れていない(A)、アメリカのミツバチにしか触れてい
ない(C)は切れる。(D)は悩ましいところだが、重要性はあくまで「受粉媒介者の減少とその影響」
である。当該選択肢は「受粉媒介者があまり大衆から注目を受けていない」と言う意味で、
「減少・影響」
に全く触れていない。そこで、残った(B)だが、「野生の受粉媒介者」に限定している点がやや引っか
かるが、⼈⼯的に飼育されるミツバチよりも、野⽣の受粉媒介者は管理ができず、正確なデータも得に
くいという記述が最終段落に⾒られるので、こちらに重点を置くことも可能であろう。したがって、選
択肢(B)を正解とする。
(ⅷ)
23. (B)
第 2 段落第 2 文参照。2012 年の結果は、2009 年やそれ以前のものと同様とある。
24. (B)
第 1 段落第 2 文の while 以下参照。
「アメリカの学生は、工業国の間で、競争相手に後れを取り続けてい
る」とある。この部分で continue to V「V し続ける」が使われていることから、アメリカは以前から試
験の結果も芳しくなかったことが分かる。
25. (D)or(B)
第 2 段落を⾒ると、確かにアジアの都市や国がランキングを席巻していること読み取れ、選択肢(B)を
正解にしてもよさそうである。また、選択肢(D)であるが、「都市の学⽣は、他の⼤国の学⽣を凌駕し
ている」というのは、第 1 段落第 2 文の、
「アジアの都市が、ランキングを席巻している」や、第 2 段落
最終文「韓国と日本だけが、トップ 10 に入る国家」を、city-state の方が large countries よりすぐれ
ていると分かる。ただ、あくまでも本問の狙いは、”main idea(主題)”であるので、全体的な視点から
言えば、
(D)の方に軍配が上がるが、
(B)を選ぶことも不可能ではないので、解答には両者を併記した。
このような問題は受験⽣を惑わせるばかりで、決して良い問題とは⾔い難い。
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Ⅱ
26. I
miss out=「〔チャンス・仕事・楽しいことなどを〕逃す」という自動詞的な用法が miss にはある。
27. F
come out of ~=「〔結果などが〕〜から⽣まれる / 〜から得られる」である。この全体で⼀つのイデ
ィオムとして覚えていなくても out of ~ ≒ from ~を知っていれば正解に辿り着くことはできる。
28. J
take up arms=「戦争を始める」である。もちろん take up だけでも「〔仕事や趣味など〕を始める / に
着⼿する」という意味になり、その知識は必須。
29. E
まず、vain は、of / about を伴い、
「〜に酷くうぬぼれて」と⾔う意味があるが、それを解答としてしま
うと、重解になってしまう。受験の鉄則から言えば、同じ意味の選択肢は答えにならないと考え、in his
appearance「彼の外⾒において」と考えても意味が通る。したがって、作問者の意図を汲めば、E が正
解だろう。
30. I
take out ~=「〔強い感情など〕をぶちまける / を発散する」である。もちろんそれはここでの使い方
で、基本的には「を持ち出す / を連れ出す」といった意味。
31. L
自・他動詞の区別をして単語を覚えているかどうかだけが試されている。outweigh は「〔重さや価値な
どの点で〕を上回る」という意味の他動詞。
32. L
自・他動詞の区別をして単語を覚えているかどうかだけが試されている。discuss は「を論じる / を話
し合う」という意味の他動詞で、この手の文法問題では頻出のもの。絶対に得点したい。
33. B
空所を埋める前置詞の目的語が moments と「時点」を表わすものとなっている。「時点」は基本的に
at で取る。at odd moments=「時々 / 時折 / 暇を⾒て / 合間合間に」である。
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34. I
keep out ~=「〜を防ぐ / 〜を中に⼊れない」である。
35. L
urge のみで「を奮起させる」という意味になる。後には目的語となり得る名詞が無いので空所に前置詞
が入ることはなく、特に余計な副詞(ここでは out や up など)を入れる必要も無い。
36. E
in disguise=「変装した」である。
37. H
on one’s arrival=「到着次第 / 着くやいなや」である。前置詞 on の持つ物理的・時間的な「接触(近
接)」のイメージと絡めて覚えておきたい重要表現の一つ。
38. F
come of age=「成年に達する / 成人する」である。
39. I
for crying out loud=「お願いだから / 頼むよ」である。
40. L
carry A to B=「A を B に運ぶ / AをBに連れて⾏く」である。
Ⅲ
41. E
正解の候補として他に考えられそうなものがあるとすれば選択肢 A であろうか。しかし think to V=「V
することを考える」という⾔い⽅は存在し、進⾏形も可能。進⾏形であれば「Vしようと思っている」
といった意味。
42. B
equipment は最も有名な不可算名詞の⼀つ。information や advice などと並ぶ頻出語である。
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43. B
選択肢Aの Had there been は if を省略して倒置した結果。元は If there had been である。If を消去
して、正しく倒置されている(疑問文の形になっている)ので、この箇所に誤りは無い。また、この箇
所が過去完了形になっていることに着眼すれば、仮定法を考えることができる。実際、⽂は仮定法とし
て無理なく解釈できるものなので、そのように考えると、選択肢 B のところで、will が用いられている
のがおかしいことになる。正確には would と、助動詞の過去形を使う必要がある。
44. B
「暗くなる」を表現したくて darken を使うのであれば、それをそのまま自動詞として用いるのが自然で
あり、grow を使うのであれば grow dark などと言う。
45. C
仮に文意が全く分からなくても、選択肢Cの箇所において、終わりが have で後ろに過去分詞を要求する
形になっているにも関わらず、そこに loosen と原形の動詞が続いていることに気が付ければ、それが誤
りであり、正解だと判断することができる。
46. C
選択肢Cに続く the sale of alcohol を prohibit( を禁止する)のは law であろうから、選択肢Bの that
は関係代名詞と考えることになり、そうであればその後ろからは law が当てはまるべき場所にある語が
消えるはず。つまり law を指しているものと思われる it は不要であり、この箇所に誤りがあると判断で
きる。
47. E
be not sure if SV…=「SV…かどうかは分からない」である。他の箇所を確認しても、与えられた文に
誤りと思われるような部分は無い。
48. B
選択肢Bの箇所を⾒ると、受動態になっているにも関わらず、さらにもう⼀つ目的語(後ろの the hospital
という名詞)が置かれてしまっている。元になる動詞の leave には確かに目的語を 2 つ取り、leave A B
で「AにBを残す」という用法もあるが、それに基づいて問題の文を解釈すると「その負傷した生徒は 3
日後、病院を残された(与えられた)」となり、常識的には意味が通らない。他の部分には何ら誤りとな
りそうなところは無いので、選択肢Bの箇所から was を取り去るなどして修正することを考える。そう
すれば「その負傷した生徒は 3 日後、病院を去った(退院した)」ということで、意味が通る。
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49. B
仮に選択肢Bが正しいとすると、それは関係代名詞として使われているものだと考えることになる。そ
こでそれが関係代名詞であるとすれば、それに続く部分(関係詞節内)には何らかの欠け(「あるべき目
的語が無い」など)が確認できるはずであるが、この⽂の場合にはそれが⾒られない。後続の the use of
English is necessary に誤りがあるようにも思われないので、やはり選択肢Bの箇所において関係代名
詞を単体で用いていたことが誤りであったと判断し、それを正解とする。正しくは in which か where
を用いるべきである。
50. B
選択肢Bの箇所が受動態になっていることを確認する。know ~=「〜を知る」に 2 つの目的語は不要で
あり、よってこのように受動態にした際に、後ろにさらにもう一つ名詞(her)を置いたりはしない。文
意を考えれば、her は残し、むしろ been を消して能動態にして「私が彼⼥を知らなかったならば」とす
るのが正しい。
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