募集要領(PDF形式:810KB)

平成27年度「石油ガス供給事業安全管理技術開発等事業(安全技術普及事業(指導事業(保安専門技
術者指導等事業)
)
)
」に係る企画競争募集要領
平成27年2月19日
経済産業省
商務流通保安グループ
ガス安全室
経済産業省では、平成27年度「石油ガス供給事業安全管理技術開発等事業(安全技術普及事業(指
導事業(保安専門技術者指導等事業)
)
)
」を実施する委託先を、以下の要領で広く募集します。
1.事業の目的(概要)
平成26年のLPガスの事故件数は185件と、5年ぶりに200件を下回ったが、さらなる事故
の削減に向けて、LPガス販売事業者等の保安の指導者となるべき保安専門技術者を養成するための
講習会を実施する。また、Webサイト(以下「サイト」という。)を開設し、作成したテキスト等
の掲載等を行う。
2.事業内容
LPガス販売事業者等の保安の指導者となるべき保安専門技術者を養成するための講習会用にテキ
ストの改訂版及び追補を作成し、講習会を実施する。また、Webサイト(以下「サイト」という。)
を開設し、LPガスの保安の動向、直近の関係法令の改正、事故事例等の保安の最新動向などを反映
した情報コンテンツの作成・更新等を行う。
また、本講習会の修了者等が講師となり、別途実施する石油ガス供給事業安全管理技術開発等事業
(安全技術普及事業(指導事業(地域保安指導事業)))(以下「地域保安指導事業」という。」)
において行う、LPガス販売事業者等向けの講習会等のテキストとして、本事業で作成したテキスト
等をサイトに掲載する。
(1)保安専門技術者指導
① 保安専門技術者養成のための講習会の実施
ア 講習は、下記4テーマとする。
a 法令指導に関すること
b 保安業務指導に関すること
c CO中毒事故防止に関すること(「業務用厨房機器のメンテナンスに関すること」を含む。)
d LPガス災害対策に関すること
イ 1テーマにつき5時間以上で実施することとし、5時間に満たない場合は事業の対象としな
い。
ウ 講習の開催地は、全国9ブロック(北海道、東北、関東、中部、北陸、近畿、中国、四国、
九州・沖縄)のうち、5ブロックとする。
エ 開催場所の選定にあたっては、(4)で設置する委員会において選定を行い、その選定理由
を明示の上、経済産業省に報告する。
オ 受講者に対し、講習に対する評価等のアンケート調査を実施する。アンケートの設問につい
ては、経済産業省と調整の上、決定する。
カ 本講習会は、地域のLPガス販売事業者等の指導者となるべき者を養成することが目的であ
ることから、修了後に地域保安指導事業や他の不特定多数を対象とした講習会等の講師となり
得る者のみ参加を認める。受託者は受講申し込みに際し、受講者に対し、講師を引き受ける意
1
思のあることを確認すること。
キ 保安専門技術者養成講習を修了した者が受講したテーマでLPガス販売事業者等に講習を行
う期間を受講した日の属する年度の翌年度の開始日から5年以内とし、その旨が明示された保
安専門技術者証を交付する。
ク 保安専門技術者のデータベースを構築し、保安専門技術者講習会の受講年月日、受講テーマ、
所属する都道府県LPガス協会、地域での講習実績等の情報を管理する。また、(2)⑦情報
セキュリティ要件、(2)⑨イ個人情報の保護及び(2)⑩瑕疵担保の規定を準用する。
② 保安専門技術者講習会テキストの作成及び改訂
ア テキストは、下記8種(a〜h)について、前年度に作成したテキストを基に、直近の関係
法令の改正、LPガス保安の動向等を踏まえて見直すこととし、テキストの改訂版は経済産
業省と調整のうえ、最大4種類作成する。改訂版の作成のほか、テキストの見直しが必要な
部分については、追補を作成し、サイトに掲載する。作成するテキストには、Webサイト
の活用を促進するため、(2)のサイトのアドレス等を記載する。
a 「LPガス販売事業の手引き」
b 「保安業務ガイド「点検・調査」」
c 「保安業務ガイド「周知」」
d 「保安業務ガイド「緊急時対応・緊急時連絡」」
e 「保安業務ガイド「ヒヤリハット」」
f 「CO中毒事故を防止するために」
g 「業務用厨房機器のメンテナンスについて」
h 「LPガス災害対策マニュアル」
平成26年度に作成したテキストの表紙は以下のとおり。
図-1 各種テキストの表紙(平成26年度版)
イ テキストの印刷部数は、各300部程度と見込むが、受講者数を勘案し、決定する。
ウ テキストの作成及び講習会で使用する資料は、(4)の委員会の下に、講習会の講師を中心
とした10名程度の講習分科会(仮称)を設置し、決定する。分科会の開催数は、1テーマ3
回程度の計10回程度の開催を見込む。
③ LPガス災害対策に係るアンケートの実施
各都道府県LPガス協会に対し、LPガス災害対策マニュアルの活用状況や独自の災害対策等
2
に関するアンケートを行い、結果をとりまとめ、経済産業省に提出する。
(2)LPガス保安関係法令、事故事例等を掲載したサイトの開設、掲載用コンテンツの作成及びメ
ールマガジンの配信
① サイト開設・運営等に必要とされるサーバー及びソフトウェア等の必要な環境は、契約者が全
て用意するものとする。なお、経済産業省が平成27年度以降に管理運用するホームページのサ
イトと同等以上の作動環境が保証されたサーバー及びソフトウェアの仕様と同等又はそれ以上の
保証された作動環境を用意すること。以下に保安技術者向けWebサイトに係るサーバー及びソ
フトウェアの仕様(一例)を参考に示す。ドメイン名については、経済産業省と調整の上、決定
するものとする。
ア サーバー(移行後に使用するサーバー)
ハードウェア:Fujitsu RX100 S6
CPU:Intel Xeon X3430 2.4GHz
MEM:4GB
HDD:SATA 500GB RAID1
イ ソフトウェア(サーバー移行後に使用するソフトウェア)
a OS CentOS6 64bit
b アプリケーション
Apache-2.2系
MIME-Base64-2.21
PHP:5.3系
IO-stringy-2.108
PEARパッケージ
MIME-tools-5.411
DB-1.7
MailTools-1.60
Integrated Template
namazu:2.0.21
ML_Parser
nkf:2.08
PHP関連モジュール
T1Lib-1.3
flex-2.5.35
Text-Kakasi-2.04
bison-2.4.1
xpdf-3.3
m4-1.4.13
xpdf-japanese
autoconf-2.63
freetype-2.3.11
automake-1.11.1
kakasi-2.3.4
PostgreSQL:8.4系
libiconv-1.8
readline-6.0
t1lib-1.3
perl:5.10.1
qmail:1.03
Jcode.pm(ver0.82)
checkpassword-0.90
DBD-Pg-2.15(DBD::Pg)
daemontools-0.70
DBI-1.609(DBI)
relay-ctrl-3.1.1
Jcode-0.83
ucspi-tcp-0.88
libnet-1.17
qmail-date-localtime.patch
Email-Valid-0.15
openssh:5.3pl
File-MMagic-1.20
zlib:1.2.3
② サイトは、委託契約締結後、2~3ヶ月を目途として、④ウで提供する平成26年度の成果を
受託者にて加工した上で過去の掲載内容を中心に開設するものとし、その後随時更新する。
③ 契約期間中の維持運営
3
ア 当該サイトは、接続する者に制限はかけない(イを除く。)。
イ 配信したメールマガジンや保安専門技術者からの意見等を掲載した保安専門技術者、LPガ
ス関係団体及び行政機関のみが閲覧可能な保安専門技術者専用ページを開設するとともに、ア
クセス管理を行う。
ウ サイトの開設に当たっては、政府が公表している「電子政府のユーザビリティガイドライン」
等も参考にしつつ、利用者が容易に操作等を行えること等も考慮したものとする。
エ 「政府標準利用規約(第1.0版)」を参照して利用規約を策定すること。なお、契約締結
時に規約が改正されている場合は、改正後の規約等を参照すること。
オ サイト開設後速やかに、経済産業省及び各都道府県LPガス協会にサイトを開設した旨を通
知する。
カ サイトのアクセス総数の他、掲載コンテンツ別、日別、時間別、検索キーワード別等のアク
セス数についてカウントする。
キ 「トップページ」等にLPガスに関する知識の向上が図られたか否か、また、社内教育等に
役立ったか否か等、アクセス者を対象とした2問程度の簡単なアンケートを実施する。アンケ
ート内容は経済産業省と調整の上、決定する。
④ コンテンツ作成及び更新等
ア 直近の関係法令の改正、LPガス保安の動向、過去の事故事例等の保安の最新動向などを反
映した情報コンテンツの作成・更新を実施する他、(1)②アのテキスト等を掲載する。
イ 各コンテンツは、従前の動作環境の確保及びコンテンツがダウンロードできるような状態、
かつダウンロード後においてもサイトで閲覧する場合と同様の動作が可能な状態とする。
ウ 平成26年度に本事業で作成、掲載したコンテンツはサイトに掲載するものとし、委託契約
締結時に経済産業省から受託者に提供する。
エ 新規に作成又は修正するプログラム(動画)等の内容・仕様例は以下のとおり。
a テキスト内容(イラスト化も含む):ファイル形式 HTML
b テキスト内容のムービー化:ファイル形式MPEG1又はWMV等(1分程度のもの。)
c ムービーにはナレーションを入れる。
d 最大アクセス数はアクセスピーク時でも6人が同時視聴可能な環境。
オ 自主保安に係る申告書及びチェックシートを掲載する。これらのコンテンツに必要な情報は、
経済産業省が提供する。
カ LPガス販売事業者等から提出される自主保安に係る申告書及びチェックシートをとりま
とめ、集計の上、8月半ば頃を目処に経済産業省に提出するとともに、経済産業省と調整し、
コンテンツ作成等の検討資料として使用する。(平成26年度にLPガス販売事業者等からの
提出があった件数は約60件。)集計に必要な情報は経済産業省が提供する。
⑤ メールマガジンの配信
LPガス保安の動向等について、保安専門技術者に対し、メールマガジンを隔月で発信する。
第1回目の配信を、委託契約締結後4ヶ月以内に行うものとする。配信先については、平成26
度実績を基に契約締結時に、経済産業省から提供する。メールマガジンについては、保安専門技
術者専門ページへの掲載及び経済産業省にメールマガジンを配信することにより検収とする。
⑥ (4)の委員会の下に、作成、更新等を行うコンテンツの内容やメールマガジンの配信内容等
について検討等を行うため、6名程度のWebサイト分科会(仮称)を設置し、8回程度の開催
を見込む。
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図-2 自主保安に係る申告書及びチェックシート(一部抜粋)
⑦ 情報セキュリティ要件
ア 受託者は、契約締結後速やかに、以下に記載する事項の遵守の方法について、経済産業省に
提示し了承を得た上で確認書として提出すること。また、契約期間中に、経済産業省の要請に
より、確認書に記載した事項に係る実施状況を紙媒体又は電子媒体により報告すること。なお、
報告の内容について、経済産業省と受託者が協議し不十分であると認めた場合、受託者は、経
済産業省と協議し対策を講じ、納入期限日までに確認書に記載した事項の全てを完了すること。
イ 受託者は、本作業に使用するソフトウェア、電子計算機等に係るセキュリティホール対策、
不正プログラム対策、ファイル交換ソフト対策、アクセス制御対策、情報漏えい対策を講じる
とともに、契約期間中にこれらの対策に関する情報セキュリティ教育を作業担当者に対し実施
すること。
ウ 受託者は、貸与された紙媒体、電子媒体の取扱いには十分注意を払うこと。経済産業省内に
複製が可能な電子計算機等の機器を持ち込んで作業を行う必要がある場合には、事前に経済産
業省の許可を得ること。なお、この場合であっても、経済産業省の許可なく複製してはならな
い。また、作業終了後には、持ち込んだ機器から貸与した電子媒体の情報が消去されているこ
とを経済産業省が確認できる方法で証明すること。
エ 受託者は、貸与された紙媒体、電子媒体であっても、経済産業省の許可なく当省外で複製し
てはならない。また、作業終了後には、複製した情報等が電子計算機等から消去されているこ
とを経済産業省が確認できる方法で証明すること。
オ 受託者は、本作業を終了又は契約解除する場合には、経済産業省から貸与された紙媒体、電
子媒体を速やかに経済産業省に返却すること。その際、経済産業省の確認を必ず受けること。
カ 受託者は、契約期間中及び契約終了後においても、本作業の履行上知り得た一切の事項につ
いて、他に漏らし又は他の目的に利用してはならない。
キ 受託者は、本作業の遂行において、経済産業省の情報セキュリティが侵害され又はその恐れ
がある場合には、速やかに経済産業省に報告を行い、原因究明及びその対処方法等について経
済産業省と協議し実施すること。
ク 経済産業省情報セキュリティ管理規程(平成24年9月19日改正)、経済産業省情報セキ
ュリティ対策基準(平成24年7月25日)、「政府機関の情報セキュリティ対策のための統
一基準群(平成26年度版)」を遵守すること。なお、契約締結時に規制等が改正されている
場合は、改正後の規程等を遵守すること。
ケ 受託者は、経済産業省が実施する情報セキュリティ監査又はシステム監査を受け入れるとと
5
もに、指摘事項への対応を行うこと。
コ
受託者は、ウェブサイトを構築又は運用するプラットフォームとして、受託者自身が管理責
任を有するサーバー等がある場合には、OS、ミドルウェア等のソフトウェアの脆弱性情報を
収集し、セキュリティ修正プログラムが提供されている場合には業務影響に配慮しつつ、速や
かに適用を実施すること。また、ウェブサイト構築時においてはサービス開始前に、運用中に
おいては年1回以上、ポートスキャン、既知の脆弱性検査、DoS検査を含むプラットフォー
ム診断を実施し、脆弱性を検出した場合には必要な対策を実施すること。
サ 受託者は、ウェブアプリケーションの構築又は改修を行う場合には、独立行政法人情報処理
推進機構が公開する「安全なウェブサイトの作り方(改訂第6版)
」
(以下「作り方」という。
)
に基づくこと。また、構築又は改修したウェブアプリケーションのサービス開始前に、
「作り方」
に記載されている脆弱性の検査を含むウェブアプリケーション診断を実施し、脆弱性を検出し
た場合には必要な対策を実施すること。
シ 受託者は、ウェブサイト又は電子メール送受信機能を含むシステムを構築又は運用する場合
には、原則、政府機関のドメインであることが保証されるドメイン名「.go.jp」
(以下「政
府ドメイン名」という。
)を使用すること。なお、政府ドメイン名を使用しない場合には、第三
者による悪用等を防止するため、業務完了後、一定期間ドメイン名の使用権を保持すること。
ス 受託者は、電子メール送受信機能を含むシステムを構築又は運用する場合には、なりすまし
の防止策を講ずること。
セ 受託者は、本作業を一部再委託する場合は、再委託されることにより生ずる脅威に対して情
報セキュリティが十分に確保される措置を講ずること。
⑧ 著作権
本調達において納品される成果物の著作権は、完成検査が完了した時点で、経済産業省に移転
する。
受託者は、成果物の作成に当たり、第三者の著作権、工業所有権、ライセンス又はノウハウ(以
下「著作権等」という。)を実施・使用するときは、その実施・使用に対する一切の責任を負う。
また、受託者は、経済産業省以外の組織において成果物を活用する場合に調整が必要となる著作
権等を一覧にした「ライセンス等に関する報告書」を作成の上、提出する。
なお、本サイトに掲載された情報の二次利用を行う場合は、利用規約に従うこととする。
⑨ 機密保持
ア 機密保持
a 経済産業省が開示した情報、契約履行過程で生じた成果物(印刷した帳票を含む。)及び
本業務の履行上知り得た一切の事項について、いかなる場合にもこれを経済産業省が開示す
ることを認めていない第三者に開示又は漏えいしてはならないものとし、そのために必要な
措置を講じること。また、「機密保持体制」を作成し、当省の承認を得ること。
b 経済産業省が提供した情報を第三者に開示する必要がある場合には、事前に経済産業省と
協議し、承認を得ること。
なお、上記の開示又は漏えい防止、経済産業省の承認を得ることについては、本業務の委託
期間終了後も同様とする。
c 電子媒体によって運用するプログラム、データ及び文書等については、ウィルスチェック
を実施すること。
d データ等の授受に当たっては、経済産業省の了承なく業者間同士で直接、連絡をしてはな
らない。データ等の授受に当たっては、原則として、経済産業省が調整の上、連絡するので、
当省の調整の支援を行うこと。
e プログラム及びデータは事前に許可した機器やディレクトリのみに格納すること。
6
f プログラム、データ及びその他本作業の履行上発生した納入成果物については、当省の許
可なしに、作業実施場所から外部に持ち出したり、外部からアクセスできる状態においては
ならない。なお、当省以外の物品等を作業実施場所へ持ち込み、又は当省の物品を作業実施
場所から持ち出す場合は、事前に当省の許可を得ること。
イ 個人情報の保護
a 個人情報の取扱いに係る事項については、経済産業省と協議の上決定し、書面で提出する
こと。また、個人情報の適正な取扱いを図るための責任者を選任し、併せて報告を行うこと。
また、事業終了後速やかに、裁断、焼却等により廃棄すること。
b 個人情報を複製する際には、事前に経済産業省の許可を得ること。ただし、複製の実施は
必要最小限とし、複製が不要となり次第、その内容が絶対に復元することができないように
破棄・消去を実施すること。なお、受託者は廃棄作業が適切に行われたことを確認し、その
保証をすること。
c 受託者が、個人情報の取扱いにおいて、適正な取扱いをしなかった場合は、本業務の契約
解除の措置を受けることがある。
d 受託者が、
本業務を履行する上で個人情報の漏えい等、
個人情報の秘密保持に反する行為、
安全確保の上で問題となる事案等を把握した場合には、直ちに当省に報告すること。
⑩ 瑕疵担保
受託者は、以下の瑕疵担保責任を負うものとする。瑕疵担保責任期間は経済産業省に
よる検収後1年間とする。
ア 本作業にて納入する全ての納入成果物について、瑕疵担保責任を負う。
イ 納入成果物に瑕疵があった場合、関連する設計書、マニュアル等の納入成果物を修正の上、
提出する。
(3)地域保安指導事業用テキストの印刷データの提供
(1)②で作成した保安専門技術者講習会用テキストの印刷用データを地域保安指導事業
の受託者に提供する。
(4)保安技術普及委員会の開催
この事業全体のとりまとめを行うほか、保安専門技術者の養成計画の策定のための調査等を経
済産業省と調整のうえ実施するため、有識者を含めた10名程度から構成する保安技術普及委員
会(仮称)を設置する。委員会は3回程度を見込む。なお、保安専門技術者の養成計画の策定の
ための調査等の結果は、経済産業省に9月末までに中間報告を行い、12月末までに最終報告を
行う。
(5)事業実施期間
委託契約締結日から平成28年3月31日まで
(6)納入物
① 事業報告書電子媒体(CD-R) 1式
・サイトに掲載したコンテンツや動画等に関する設計書(例えば、コンテンツ設計書、ナビゲー
ション/サイトマップ設計書、レイアウト設計書、プログラム設計書、運用計画書等。)
・サイトに掲載した内容について、サイトを開設していた際の閲覧操作と同様の操作が可能とな
るもので委託契約期間中の最終の状態のもの。
・メールマガジン配信先一覧。
・保安専門技術者データベースの情報をまとめたもので委託契約期間中の最終の状態のもの。
事業報告書、委託調査報告書公表用書誌情報(様式1※1)、二次利用未承諾リスト(様式2
※2)を納入すること。
事業報告書は、PDF形式以外にも、機械判読可能な形式※3のファイルも納入すること。な
7
お、様式1及び様式2はExcel形式とする。
② 事業報告書電子媒体(CD-R) 2式(公表用)
事業報告書及び様式2(該当がある場合のみ)を一つのPDFファイル(透明テキスト付)に
統合したものを納入すること。
セキュリティ等の観点から、経済産業省と協議の上、非公開とするべき部分については、マス
キングを実施するなどの適切な処置を講ずること。
事業報告書は、オープンデータ(二次利用可能な状態)として公開されることを前提とし、経
済産業省以外の第三者の知的財産権が関与する内容を報告書に盛り込む場合は、①事前に当該
権利保有者の了承を得、②報告書内に出典を明記し、③当該権利保有者に二次利用の了承を得
ること。二次利用の了承を得ることが困難な場合等は、下記の様式2に当該箇所を記述し、提
出すること。
※事業報告書電子媒体の具体的な作成方法の確認及び様式1・様式2のダウンロードは、下記U
RLから行うこと。
http://www.meti.go.jp/topic/data/e90622aj.html
※1委託調査報告書公表用書誌情報(様式1)
本事業の報告書のオープンデータとしての公表に際し、データとしての検索性を高めるため、
当該データの属性情報に関するデータを作成すること。
※2二次利用未承諾リスト(様式2)
二次利用の了承を得ることが困難な場合又は了承を得ることが報告書の内容に大きな悪影響
を与える場合は、
報告書の当該箇所に出典等を明示し、
知的財産権の所在を明らかにした上で、
当該データを様式2に記載すること(知的財産権の所在が不明なものも含む)。
※3機械判読可能な形式
コンピュータプログラムがデータ構造を識別し、データを処理(加工、編集等)できること。
例えばHTML,txt,csv,xhtml,epub,gml,kml,png等のほか、
Word,Excel,Powerpoint等のデータが該当する(スキャンデータのよう
なものは該当しない)。
(7)納入場所
経済産業省商務流通保安グループガス安全室
3.事業実施期間
委託契約締結日から平成28年3月31日まで。
4.応募資格
本事業の対象となる申請者は、次の条件を満たす法人とします。なお、コンソーシアム形式による
申請も認めますが、その場合は幹事法人を決めていただくとともに、幹事法人が事業提案書を提出し
てください。
(ただし、幹事法人が業務の全てを他の法人に再委託することはできません。
)
(1)日本に拠点を有していること。
(2)本事業を的確に遂行する組織、人員等を有していること。
(3)本事業を円滑に遂行するために必要な経営基盤を有し、かつ、資金等について十分な管理能力
を有していること。
8
(4)予算決算及び会計令第70条及び第71条の規定に該当しないものであること。
(5)経済産業省所管補助金交付等の停止及び契約に係る指名停止等措置要領(平成15・01・
29会課第1号)別表第一及び第二の各号第一欄に掲げる措置要件のいずれにも該当しないこと。
5.契約の要件
(1)契約形態
委託契約
(2)採択件数
1件
(3)予算規模
44,985,000円(税込み)を上限とします。なお、最終的な実施内容、契約金額につ
いては、経済産業省と調整した上で決定することとします。
(4)成果物の納入
2.
(6)に記載のものを経済産業省に納入。
※電子媒体を納入する際、経済産業省が指定するファイル形式に加え、透明テキストファイル
付PDFファイルに変換した電子媒体も併せて納入。
(5)委託金の支払時期
委託金の支払いは、原則として、事業終了後の精算払となります。
※事業終了前の支払い(概算払)が認められる場合は制限されていますのでご注意ください。
(6)支払額の確定方法
事業終了後、事業者より提出いただく実績報告書に基づき原則として現地調査を行い、支払額
を確定します。
支払額は、契約金額の範囲内であって実際に支出を要したと認められる費用の合計となりま
す。このため、全ての支出には、その収支を明らかにした帳簿類、領収書等の証拠書類が必要
となります。また、支出額及び内容についても厳格に審査し、これを満たさない経費について
は、支払額の対象外となります。
6.応募手続き
(1)募集期間
募集開始日:平成27年2月19日(木)
締切日:平成27年3月19日(木)17時必着
(2)説明会の開催
開催日時:第一回・・・平成27年2月25日(水)10時~10時30分
第二回・・・平成27年3月3日(火)10時~10時30分
第一回、第二回の説明内容は同じです。第一回の説明会への参加を希望する方は、2月24日
(火)15時まで、第二回の説明会への参加を希望する方は、3月2日(月)15時までに10.
問い合わせ先へご連絡ください。
連絡の際は、メールの件名(題名)を「平成27年度石油ガス供給事業安全管理技術開発等事
業(安全技術普及事業(指導事業(保安専門技術者指導等事業)
)
)説明会出席登録」とし、本文
に「所属組織名」
「出席者の氏名(ふりがな)
」
「所属(部署名)
」
「電話番号」
「FAX番号」
「E-mail
アドレス」を明記願います。
なお、会場の都合により、説明会への出席につきましては、応募単位毎に2名まででお願い致
します(複数組織での共同応募を予定されている場合は共同で応募される複数組織を一応募単位
とし、その中から2名までの出席でお願い致します。
)
。説明会の会場につきましてはご登録いた
9
だきました「E-mail アドレス」にご連絡致します。また、出席者多数の場合は、説明会を複数回
に分け、時間を調整させていただくことがありますので、予めご了承ください。
(3)応募書類
① 以下の書類を一つの封筒に入れてください。封筒の宛名面には、
「平成27年度石油ガス供給事
業安全管理技術開発等事業(安全技術普及事業(指導事業(保安専門技術者指導等事業)
)
)申請
書」と記載してください。
・申請書(様式1)<申請書1部>
・企画提案書(様式2)<4部>
・会社概要票及び直近の過去3年分の財務諸表<1部・写し3部>
② 提出された応募書類は本事業の採択に関する審査以外の目的には使用しません。
なお、応募書類は返却しません。機密保持には十分配慮いたしますが、採択された場合には、
「行政機関の保有する情報の公開に関する法律」
(平成11年5月14日法律第42号)に基づ
き、不開示情報(個人情報、法人の正当な利益を害する情報等)を除いて、情報公開の対象とな
ります。
③ 応募書類等の作成費は経費に含まれません。また、選定の正否を問わず、企画提案書の作成費
用は支給されません。
④ 企画提案書に記載する内容については、今後の契約の基本方針となりますので、予算額内で実
現が確約されることのみ表明してください。なお、採択後であっても、申請者の都合により記載
された内容に大幅な変更があった場合には、不採択となることがあります。
(4)応募書類の提出先
応募書類は持参又は郵送により以下に提出してください。
〒100-8986 東京都千代田区霞が関1-3-1
経済産業省 商務流通保安グループ ガス安全室
「平成27年度石油ガス供給事業安全管理技術開発等事業(安全技術普及事業(指導事業(保
安専門技術者指導等事業)
)
)
」担当宛て
※FAX及び電子メールによる提出は受け付ません。資料に不備がある場合は、審査対象とな
りませんので、記入要領等を熟読の上、注意して記入してください。
※締切を過ぎての提出は受け付けません。郵送の場合、配達の都合で締切時刻までに届かない
場合もありますので、期限に余裕をもって送付ください。
7.審査・採択について
(1)審査方法
採択にあたっては、第三者の有識者で構成される委員会で審査を行い決定します。なお、応募
期間締切後に、必要に応じて提案に関するヒアリングを実施します。
(2)審査基準
以下の審査基準に基づいて総合的な評価を行います。
① 4.の応募資格を満たしているか。
② 提案内容が、1.本事業の目的に合致しているか。
③ 事業の実施方法、実施スケジュールが現実的か。
④ 事業の実施方法等について、本事業の成果を高めるための効果的な工夫が見られるか。
⑤ 本事業の関連分野に関する知見を有しているか。
⑥ 本事業を円滑に遂行するために、事業規模等に適した実施体制をとっているか。
⑦ コストパフォーマンスが優れているか。また、必要となる経費・費目を過不足無く考慮し、適
10
正な積算が行われているか。
⑧ 財務状況について、応募者の財務状況が当該事業を実施するに当たって十分な財務状況である
か。
(3)採択結果の決定及び通知について
採択された申請者については、経済産業省のホームページで公表するとともに、当該申請者に
対しその旨を通知します。
8.契約について
採択された申請者について、国と申請者との間で委託契約を締結することになります。なお、採択
決定後から委託契約締結までの間に、経済産業省との協議を経て、事業内容・構成、事業規模、金額
などに変更が生じる可能性があります。
契約書作成に当たっての条件の協議が整い次第、委託契約を締結し、その後、事業開始となります。
また、契約条件が合致しない場合には、委託契約の締結ができない場合もあります。
なお、契約締結後、受託者に対し、事業実施に必要な情報等を提供することがありますが、情報の
内容によっては、守秘義務の遵守をお願いします。
9.経費の計上
(1)経費の区分
本事業の対象とする経費は、事業の遂行に直接必要な経費及び事業成果の取りまとめに必要な
経費であり、具体的には以下のとおりです。
経費項目
Ⅰ.人件費
内容
事業に直接従事する者の直接作業時間に対する人件費
Ⅱ.事業費
旅費
事業従事者に対する事業を行うために必要な交通費、日当、宿泊費
会場費
事業を行うために必要な会議等に要する経費(会場借料、機材借料及び
茶菓料(お茶代)等)
謝金
事業を行うために必要な謝金(委員謝金等)
設備費
事業を行うために必要な機械装置及び工具器具備品等の購入、製造、借
用、修繕又は据付けに必要な経費
消耗品費
事業を行うために必要な物品であって備品費に属さないもの(ただし、
当該事業のみで使用されることが確認できるもの。
)の購入に要する経費
外注費
受託者が直接実施することができないもの又は適当でないものについ
て、他の事業者に外注するために必要な経費
※ただし、軽微な再委託(①50万円未満の再委託・外注、②印刷費、
会場借料(会場提供者からの付帯設備を含む。
)
、翻訳費その他これに
類するもの)については、この項目には計上せず他の適当な項目に計
上すること。
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印刷製本費
事業で使用するテキスト・リーフレット、事業成果報告書等の印刷製本
に関する経費
補助職員人件費
事業を実施するために必要な補助職員(アルバイト等)に係る経費
その他諸経費
事業を行うために必要な経費のうち、当該事業のために使用されること
が特定・確認できるものであって、他のいずれの区分にも属さないもの
例)
通信運搬費(郵便料、運送代、通信・電話料等)
光熱水料(電気、水道、ガス。例えば、大規模な研究施設等につい
て、専用のメータの検針により当該事業に使用した料金が算出でき
る場合)
設備の修繕・保守費
翻訳通訳、速記費用
文献購入費、法定検査、検定料、特許出願関連費用等
Ⅲ.再委託費
発注者(国)との取決めにおいて、受注者が当該事業の一部を他者に行
わせる(委任又は準委任する)ために必要な経費
※ただし、軽微な再委託(①50万円未満の再委託・外注、②印刷費、
会場借料(会場提供者からの付帯設備を含む。
)
、翻訳費その他これに
類するもの)については、この項目には計上せず他の適当な項目に計
上すること。
Ⅳ.一般管理費
委託事業を行うために必要な経費であって、当該事業に要した経費とし
ての抽出、特定が困難なものについて、委託契約締結時の条件に基づい
て一定割合の支払を認められた間接経費
(2)直接経費として計上できない経費
① 建物等施設に関する経費
② 事業内容に照らして当然備えているべき機器・備品等(机、椅子、書棚等の什器類、事務機器
等)
③ 事業実施中に発生した事故・災害の処理のための経費
④ その他事業に関係ない経費
10.問い合わせ先
〒100-8986 東京都千代田区霞が関1-3-1
経済産業省 商務流通保安グループ ガス安全室
担当:柳原・堀
FAX:03-3501-6544
E-mail:[email protected]
お問い合わせは電子メール又はFAXでお願いします。電話でのお問い合わせは受付できません。
なお、お問い合わせの際は、件名(題名)を「平成27年度石油ガス供給事業安全管理技術開発
等事業(安全技術普及事業(指導事業(保安専門技術者指導等事業)
)
)
」としてください。他の件名
(題名)ではお問い合わせに回答できない場合があります。
11.過去にとりまとめた委託調査報告書
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過去に取りまとめた当該事業の委託調査報告書(平成20年度~25年度)及び平成26
年度の保安専門技術者養成のための講習会の実施状況は以下から閲覧可能。平成27年度事
業の参考とすること。
①
経済産業省
委託調査報告書掲載ページ
http://www.meti.go.jp/topic/data/e90622aj.html
②
LPガス保安技術者向けWebサイト
http://www.lpgpro.go.jp/guest/information/index.html
12.その他
本事業は、平成27年度予算に係る事業であることから、予算の成立以前においては、落札予定者
の決定となり、予算の成立をもって落札者とすることとします。
以上
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(様式1)
受付番号
※記載不要
商務流通保安グループガス安全室 宛て
平成27年度「石油ガス供給事業安全管理技術開発等事業(安全技術普及事業(指導事業(保安専門技
術者指導等事業)
)
)
」申請書
企業・団体名
申請者
印または署名
代表者役職・氏名
所在地
氏名(ふりがな)
連絡担当窓口
所属(部署名)
役職
電話番号
(代表・直通)
E-mail
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(様式2)
受付番号
※記載不要
平成27年度「石油ガス供給事業安全管理技術開発等事業(安全技術普及事業(指導事業(保安専門技
術者指導等事業)
)
)
」 企画提案書
1.事業の実施方法
*募集要領の2.事業内容の項目ごとに、具体的な実施方法及び内容を記載してください。
*本事業の成果を高めるための具体的な提案を記載してください。
2.実施スケジュール(1.の実施が月別に分かること)
3.事業実績
類似事業の実績
・事業名、事業概要、実施年度、発注者等(自主事業の場合はその旨)
4.実施体制
*実施責任者略歴、研究員数等及び実施者の業務内容
*外注、再委託を予定しているのであればその内容
5.事業費総額(千円)※記載している費目は例示。募集要領9.
(1)経費の区分に応じて必要経費を
記載すること。
Ⅰ 人件費
Ⅱ 事業費
①旅費
②会場費
③謝金
④補助職員人件費
Ⅲ 再委託費
Ⅳ 一般管理費
小計
Ⅳ 消費税及び地方消費税
総額
千円(※総額は委託予定額の上限内に収めてください。
)
15
(参 考)
(サイトのイメージ)
石油ガス供給事業安全管理技術開発等事業(安全技術普及事業(指導事業(保安専門技術者指導等事業)))
※各ページについて、有用性を問うアンケートを挿入。
※ このような事故事例(2例)を第5版で追加
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【事業スキーム】
契約者
閲覧
ホームページ開設
閲覧(スキルアップ)
保
安
専
門
技
術
者
メルマガ
保安専門技術者
専用ページ開設
保安専門技術者向け
の情報発信
募集
講習会の開催
都
道
府
県
協
会
等
応募
募集
応募
LP
ガ
ス
販
売
事
業
者
等
(保安専門技術者の育成)
講習会受講者は保安
専門技術者となり、地
域での保安指導の講
師となる。
講習会への参加
設置・決定
委員会
・講習会場の選定、各分科会での成果検証
Webサイト分科会
・Webサイト内容検討
・メルマガ送付内容検討
講習分科会
・テキスト作成
・講習内容決定
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