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第2章 芝生管理
第9条 管理水準
以下に示す管理水準を満たす芝生管理を行うこと。
(別添56「芝生管理」参照)
ランク
管理目標
A
B
主要な広場や修景施設周辺にあり、修景性が高く、
芝生の美しさが重要な景観構成要素となっており、
利用率も高い芝生地
修景性が高く、芝生の美しさが重要な景観構成要
素となっており、動的利用も多い芝生地
管理水準
芝刈高
3~5cm 程度
雑草混入
可能な限り混入なし
茎葉密生度
高い
標準実施回数(単位;回/年)
芝刈(標準刈
14
10
込回数)
ローンボールズクロッケ 原っぱ
対象地
ーコート
ランク
管理目標
3~5cm 程度
一部混入容認
高いが一部空隙あり
8
文化ゾーン-ゆめひろば、立川口-無料区カナー
ル、カナール、渓流広場(下部)
C
D
A、Bランクに次ぐ程度の修景性や利用率がある芝生地
管理水準
芝刈高
5~7cm 程度
雑草混入
一部混入容認
茎葉密生度
低く空隙あり
標準実施回数(単位;回/年)
芝刈(標準刈
6
4
込回数)
みどりの文化ゾーン-記 み ど り の 文 化 ゾ ー ン - ゆ め ひ ろ ば 南
念館口、管理センター 側、みどりの文化ゾーン-テラス前、花
周辺、ふれ あい広場、 みどり文化センター(浮游の庭)、立川
水鳥の池、立川口駐車 口広場、ドッグラン、水鳥の池、外周植
対象地
場、うんどう広場、うんど 栽、立川口駐車場芝生広場、原っぱ
う広場コート周辺、原っ 南売店、こどもの森工芸幼児、こどもの
ぱ
森太陽のピラミッド、こどもの森ドラゴ
ン、こどもの森霧の森、砂川口、渓流
広場(上部)
主として法面等保全や緑を保持す
ることが目的の芝生
5~7cm 程度
混入容認
低い
3
2
みどりの文化ゾーン 花木園、水あ
-外周、立川口-無 そび広場、残
料 区 外 周 、 花 木 堀川沿い
園、緩傾斜護岸右
岸、緩傾斜護岸左
岸
*芝刈工以外の項目については、必要に応じて業務責任者が判断し、適宜行うものとする。
*日本庭園の管理にあたっては、別添60「日本庭園管理マニュアル」に基づき、樹木、草花、芝生
等について、機能的かつ一体的に管理を行うものとする。また、伝統的な管理技法の実施に留意す
ること。
第10条 芝刈工
1.芝生地内にある石、空き缶等障害物はあらかじめ取り除く。
2.芝生地内にある樹木、草花、施設等を損傷しないように注意し、刈むら刈残しのないよう均一に
刈込む。
4
別紙 93
3.刈込み高は管理水準を目安とするが、大幅に変更する場合は、調査職員と協議する。
4.縁切りは、寄せ植え、施設等にほふく茎が侵入しないよう、寄植類にあたっては、樹冠の垂直投
影線より 10cm程度外側で垂直に切り込み、せん除する。
5.刈り取った芝は収集し、調査職員の指定する場所に運搬・堆積するとともに、刈り跡はきれいに
清掃する。
6.芝刈り回数及び頻度については、芝草の生育状況を確認した上で適切かつ効率的な数量を設定し、
作業にあたるものとする。
第11条 芝生地除草工
1.芝生をいためないよう、除草器具等を用いて、根より丁寧に抜き取る。
2.抜き取った雑草は、収集し、調査職員の指定する箇所に運搬・堆積するとともに、除草跡はきれ
いに清掃する。
3.除根後に穴を生じた場合は、必要に応じて目土(目砂)の充填を行う。
第12条 芝生施肥工
1.過去の実績を踏まえ、業務責任者が適切と判断した施肥量を芝生面にむらのないよう均一に散布
する。
2.施肥を施す場合は、原則として降雨直後等で葉面がぬれているときは行わない。
3.施肥の時期及び回数については、芝草の生育状況を確認すると共に、芝生の利用状況予測を考慮
して適切かつ効率的な時期を設定し、作業にあたるものとする。
第13条 芝生目土掛工
1.目土は植物の根、ガレキ等がなく必要に応じて、ふるい分けした目土用土又は砂材を用いる。土
壌改良剤及び肥料を混入する場合は、過去の実績を踏まえ、業務責任者が適切と判断した混入率
となるよう入念に混合する。
2.目土は、過去の実績を踏まえ、業務責任者が適切と判断した量をとんぼ等を用いて、むらなく均
一に敷きならし、十分すり込む。
なお、芝生面に不陸がある場合は不陸整正を勘案しながら行う。
3.芝草の生育適期を選んで施工し、合わせて芝草の生育促進、芝生地表面の不陸整正の効果を最大
限に発揮できるよう施工する。
第14条 芝生エアレーション工
1.芝生土壌の硬化を防止するため、エアレーション器具または機械により土壌が膨軟となるよう効
果的に行う。
2.施工区域の設定、穴及びカッティングの深さ、間隔等は業務責任者の判断による。
第15条 芝生転圧工
転圧は、芝生面の不陸整正や芝生の根と床土を活着させるために、開始から仕上げまでは連続して
行う。
第16条 芝切工
5
別紙 94