都市再生整備計画(第 5回 変更 )

だ い
か い へ ん こ う
都市再生整備計画(第5回変更)
ち
ば
ちゅうおう だ い ろ く しゅうへん
ち
く
千葉中央第六周辺地区
ち
ば けん
ち
ば
し
千葉県 千葉市
平成21年8月
都市再生整備計画の目標及び計画期間
都道府県名
千葉県
計画期間
平成
チバ
市町村名
17
年度 ~
シ
千葉市
平成
21
地区名
千葉中央第六周辺地区
年度
交付期間
面積
平成
17 年度 ~ 平成
21
65.5
ha
年度
目標
大目標:千葉中央第六周辺地区の再生と安心、元気に、楽しく暮らせる生活環境を創出する街づくり
目標1:土地建物の共同化、不燃化により建物の更新を図り、当地区の「顔」となるランドマークを形成するとともに、行政・商業・業務機能の一層の集積、地域振興のための魅力的なイベント・ソフトを開発する
ことによって地域のアイデンティティを確立し、空洞化が進む中心市街地の活性化を図る。
目標2:市民のための地域交流センター、こどもから大人まで幅広く楽しめる科学館、文化施設、健康増進施設、ボランティアの活動拠点等の設置により、市民サービスの向上を図る。
目標3:地区内に点在する主な商業・行政・業務拠点に情報発信装置を配置するとともに特定経路のバリアフリー化整備を行い、街の回遊性の向上、各施設間で機能 の連携を図る等、地域資源のネットワーク
化を推進するとともに、まちづくり社会実験を実施し賑わいの再生を図る。
目標設定の根拠
まちづくりの経緯及び現況
○千葉都心は、千葉市の行政・経済・文化の中枢機能が集積されており、今後ともその都市機能の更新が求められている。
○この中で特に当地区は、戦前・戦後を通じ中心市街地の一画として賑わっていたが、経済社会状況の変化により、大型商業施設の撤退が相次ぐなど空洞化が進んでいる。
○当地区内にある「千葉中央第六地区」では、平成2年に地元権利者が中心となってまちづくり組織を立ち上げて、官民一体となった市街地再開発事業として平成15年に都市計画決定し、同年組合設立、
16年に権利変換認可がなされたところである。
○また、[栄町地区」はその地盤沈下が著しく、新たな試みとして地域の特性を活かした企画等(実際に必要なもの出来るもの)を民間等から募集し、「まちづくり社会実験」として実施することとしている。
○一方、当地区の千葉駅からの玄関口に位置している郵便貯金地域文化活動支援施設(ぱ・る・るプラザ)は、郵政公社の民営化に伴い廃止することが決定されているが、その施設の存続が望まれている。
○今後は、千葉中央地区の再生と周辺の既存機能との連携・相乗効果を足がかりとして、地域全体の活性化につなげていくことが望まれている。
課題
○大型店の撤退が目立ち、街の賑わいが失われ新たな機能更新が必要となっている。
○安心して子育て、児童教育ができる環境が必要となっている。
○こどもからシルバー層まで、世代を超えて幅広く利用できる"文化交流"や"生涯学習"を楽しむことができる文化機能が必要となっている。
○地域コミュニティの再生、多様な市民活動を支援するため、ボランティアやNPOの活動拠点が必要となっている。
○地域内に商業、行政、文化機能が点在しているものの、ネットワーク化されていないため、「まち」としての面的な魅力につながっていない。
将来ビジョン(中長期)
○平成11年度策定の「千葉市中心市街地活性化基本計画」において、平成13年度から概ね5年以内に再開発事業を実施すべき地区として位置付けている。
○「千葉市新5か年計画(H13~17年度)」では、情報発信およびこども・子育て支援として、こども科学館や子育て支援センターなどの公共公益施設を整備することを定めている。
目標を定量化する指標
指 標
単 位
定 義
歩行者数
人/日
歩行者交通量
施設利用者数
人/年
科学館等の公益施設の利用者数
%
子供の学習に関する意識調査
イベント開催数
回/年
地区内のイベント開催回数
乗客数
人/年
都市モノレール「栄町駅」の乗車人員
理科が好きな子供の数
目標と指標及び目標値の関連性
賑わい度を商店街通りの歩行者数の増加により表す。
(地区内6地点計 休日)
地域住民の交流の活性化を、賑わいの拠点施設としての成果を
地域交流センター・科学館などの施設利用者数により表す。
実験・体験学習を通じて子供の理科・科学への興味の関心の向上
を表す。(中学生)
商店街の賑わい度を、地区内でのイベント開催数で表す。
栄町の来客者数を、最寄り駅の乗客数で表す。
従前値
基準年度
目標値
目標年度
33,462
14年
38,500
20年
0
14年
750,000
20年
60
15年
70
20年
45
14年
70
20年
83,852
15年
90,000
21年
都市再生整備計画の整備方針等
計画区域の整備方針
方針に合致する主要な事業
整備方針1(中心市街地活性化の拠点)
・建物の共同化、不燃化を図り、都心地区の「顔」となる高質な都市景観を創出するため、再開発事業の実施により新しい施設建築物を整備する。
・再開発ビル内に地区周辺の商業、事務所、文化、福祉、産業振興機能を統合・再編・新設し、アクセス性、利便性の高い施設を構成する。
市街地再開発事業(基幹事業/組合)
整備方針2(地域コミュニティの再生、少子化対策、市民活動支援)
・再開発ビルだけではなく、都心地区全体に賑わいを取り戻すため、商店街、町内会、広域的なイベントや活動の場となる屋内アトリウムを整備する。
・地場産業の活性化、新しい産業の育成を目指して、産業振興会館内に同業者/異業者間の交流、共同開発/創業者支援等を促進する場を整備する。
・子育て環境、児童教育の充足を図るため、子ども交流館や子育て支援館内に親子・親/子供同士のコミュニケーションを促進する場を整備する。
・それぞれの施設の運営について積極的に市民団体等の提案・事業参画を促し、ボランティア、NPOや民間企業に活動の場を提供する。
高次都市施設(地域交流施設・基幹事業/市)
地域創造支援事業(創業者支援施設・提案事業/市)
整備方針3(科学技術教育、生涯学習、文化・健康、市民活動支援)
・子供たちの理科離れの改善、市民の科学技術への理解、シルバー層の生涯学習の場を提供するため、こどもから大人まで、体験・実験を通じて楽しく
学べる科学館を整備する。
・地域の文化芸術活動や健康増進等に寄与する場を提供するため、「郵便貯金地域文化活動支援施設」を整備(購入)する。
・施設の運営について積極的に市民の提案・事業参画を促し、ボランティア、NPO民間企業に活動の場を提供する。
地域創造支援事業(科学館整備・提案事業/市)
高次都市施設(地域交流施設・基幹事業/市)
地域創造支援事業(健康増進施設・提案事業/市)
整備方針4(地域資源のネットワーク化)
・来客者に地区内の観光資源を知ってもらい、「まち歩き」を楽しんでもらえるような回遊性の高いまちづくりを進めるため、地区内に点在する主な交通・
商業・文化拠点に地域資源をネットワーク化する情報発信装置を配置するとともに特定経路のバリアフリー化整備を推進する。
・地域活性化、まちづくりに寄与するイベント企画組織の立ち上げ、イベントのコーディネートや地域振興につながるソフト開発(広告媒体など)や賑わい
の再生を図る社会実験を実施する。
道路(基幹事業/市)
地域創造支援事業(情報発信装置整備・提案事業/市)
事業活用調査(地域活性化ソフト開発事業・提案事業/市)
事業活用調査(まちづくり社会実験調査・提案事業/市)
まちづくり活動事業(地域活性化社会実験・提案事業/民間等)
その他
○市街地再開発事業(準備組合)
・千葉中央第六地区に近接する2つの地区(第三地区、第五地区)で、それぞれ平成3年度に市街地再開発準備組合が設立されており、権利者が中心となって共同化、機能更新についての検討を実施している。
○無電線化による美しい街並みの形成
・千葉市では、「無電柱化推進計画(H16~20年度) 」に基づき、電線類の地中化を重点的に進める、都市景観や防災性の向上、安全で快適な通行空間の確保等を図る。
○TMOによるまちづくり活動
・千葉市では平成12年3月に中心市街地活性化法に基づく基本計画(=中心市街地活性化基本計画)をJR千葉駅、中央公園を中心とした商業地域(一部、近隣商業地域を含む)と千葉城周辺地域の約150haを対象として策定した。
これを受けて、千葉市のTMO構想の認定を受けたTMOが、中心市街地の活性化に向けた事業を推進している。
交付対象事業等一覧表
交付対象事業費
13,187.4
交付限度額
5,065.6
国費率
0.384
(金額の単位は百万円)
基幹事業
事業
細項目
事業箇所名
京成千葉中央駅線
中央赤井町線
道路
公園
河川
下水道
駐車場有効利用システム
地域生活基盤施設
高質空間形成施設
高次都市施設
事業主体
直/間
規模
千葉市
千葉市
直
直
L=370m
L=70m
-
-
-
千葉中央第六地区内
市民文化活動支援施設内
-
-
千葉市
千葉市
直
直
千葉中央第六地
区市街地再開発
組合
間
(参考)事業期間
開始年度
終了年度
20
21
20
20
交付期間内事業期間
開始年度
終了年度
20
21
20
20
(参考)全体
事業費
130
32.8
交付期間内
事業費
うち官負担分 うち民負担分
130
130
32.8
32.8
交付対象
事業費
130
32.8
18
18
19
18
18
18
19
18
2,684.6
946
2,684.6
946
2,684.6
946
2,684.6
946
15
19
17
19
8,565
6,467.4
4,311.6
2,155.8
4,311.6
12,358.4
10,260.8
8,105.0
2,155.8
8,105.0 …A
既存建造物活用事業
土地区画整理事業
千葉中央第六地区
市街地再開発事業
住宅街区整備事業
地区再開発事業
バリアフリー環境整備促進事業
優良建築物等整備事業
拠点開発型
住宅市街地 沿道等整備型
総合整備
密集住宅市街地整備型
事業
耐震改修促進型
街なみ環境整備事業
住宅地区改良事業等
都心共同住宅供給事業
公営住宅等整備
都市再生住宅等整備
防災街区整備事業
合計
提案事業
事業
細項目
科学館整備
健康増進施設整備
地域創造
支援事業
創業者支援施設整備
情報発信装置整備
地域活性化ソフト開発
事業活用調
地域活性化社会実験調査
査
建築物と附帯駐車場の実態調査
まちづくり活 まちづくり社会実験
動推進事業
合計
事業箇所名
事業主体
直/間
千葉中央第六地区内
市民文化活動支援施設
千葉中央第六地区内
-
-
栄町
-
栄町
-
千葉市
千葉市
千葉市
千葉市
千葉市
千葉市
千葉市
民間等
直
直
直
直
直
直
直
間
規模
-
-
-
-
-
-
(参考)事業期間
開始年度
終了年度
18
19
18
18
18
19
19
24
18
21
18
21
20
20
19
21
交付期間内事業期間
開始年度
終了年度
18
19
18
18
19
19
19
19
18
21
18
21
20
20
19
21
(参考)全体
事業費
3,915.4
781
250
26.6
31.4
8.8
5.9
88.3
5,107.4
交付期間内
事業費
うち官負担分 うち民負担分
3,915.4
3,915.4
781
781
225
225
26.6
26.6
31.4
31.4
8.8
8.8
5.9
5.9
88.3
88.3
5,082.4
5,082.4
(参考)関連事業
事業
合計
事業箇所名
事業主体
所管省庁名
規模
直轄
(いずれかに○)
補助
地方単独
民間
事業期間
開始年度
終了年度
全体事業費
0
0.0
合計(A+B)
交付対象
事業費
3,915.4
781
225
26.6
31.4
8.8
5.9
88.3
5,082.4 …B
13,187.4
都市再生整備計画の区域
千葉中央第六周辺地区(千葉県千葉市)
面積
65.5 ha
区域
中央一丁目の一部、中央二丁目、中央三丁目、中央四丁目の一部、富士見一丁目、本町一丁目の一部
本町二丁目の一部、本町三丁目の一部、栄町、要町、院内一丁目、本千葉町の一部
千葉中央第六周辺地区都市再生整備計画区域