沖 縄

沖 縄
沖縄の景況は、個人消費、観光が回復に向けた動きにあるなど、拡大。
個人消費は、百貨店販売で衣料品、スーパー販売で食料品が増加したほか、乗
用車販売も軽乗用車が増加するなど、回復に向けた動き。住宅建築は、分譲住宅
が増加したものの、持家、貸家が減少し、横這い圏内の動き。設備投資は、建築
着工床面積が増加するなど、緩やかな持ち直し。公共工事は、独立行政法人等が
減少したものの、国、県、市町村が増加するなど、回復に向けた動き。輸出は、
石油製品が減少するなど、足許減少。
生産活動は、横這い圏内の動き。
・プラスチック製品は生産水準が低下したものの、金属製品、化学・石油製品が上昇し、11
月の鉱工業生産全体では前月比上昇。
・12 月の生コン出荷量は、前年比増加。公共工事が空港関連や港湾関連工事向けで増加、米
軍関連工事向けが減少。民間工事が商業施設関連工事向けで増加、戸建て住宅関連や貸家
関連工事向けで減少。
・12 月のセメント出荷量は、2か月ぶりに前年比増加。
観光は、国内客、外国人客ともに増加し、好調。
・12 月の入域観光客数は、沖縄方面への継続的な旅行需要や航空路線の拡充などから、国内
客が増加したほか、外国人客も航空路線の拡充などから増加し、全体では 27 か月連続で
前年比増加。
・12 月の主要ホテル客室稼働率は、4か月連続で前年比上昇。売上高は、13 か月連続で前
年比増加。
・12 月の主要ゴルフ場入場者数は、2か月連続で前年比増加。
雇用は、有効求人倍率が上昇するなど、回復に向けた動き。
先行きは、拡大の動きが続くとみられている。
景況判断
個人消費
住宅建築
設備投資
公共工事
輸
出
生産活動
観
光
雇用情勢