東 北

東 北
東北の景況は、雇用情勢が回復に向けた動きにあるものの、個人消費、生産活
動が弱含みとなるなど、持ち直しの動きが一服。
個人消費は、百貨店販売、スーパー販売ともに減少したほか、乗用車販売も減
少し、弱含み。住宅建築は、持家が増加したものの、貸家、分譲住宅が減少し、
足踏み。設備投資は、需要の先行き不透明感から、一部に投資抑制姿勢がみられ、
伸び悩み。公共工事は、独立行政法人等が減少したものの、国、県、市町村が増
加し、横這い。輸出は、船舶、鉄鋼が増加したものの、金属鉱・くずなどが減少
し、やや弱含み。
生産活動は、輸送機械、一般機械、電子部品・デバイスが減少し、弱含み。観
光は、暖冬による雪不足から、スキー場の営業ができないものの、他の観光地では
入込客が増加するなど、総じて横這い。雇用は、卸・小売業、医療・福祉、サー
ビス業で新規求人数が増加するなど、回復に向けた動き。
先行きは、緩やかな持ち直しに向かうとみられている。
景況判断
個人消費
住宅建築
設備投資
公共工事
輸
出
生産活動
観
光
雇用情勢