議題7資料

市連会2月定例会説明資料
平成 27 年2月 12 日
狂犬病予防事業について
狂犬病は、日本の周辺国を含む世界のほとんどの地域で依然として発生しており、侵入に備え
た対策が重要となっています。
そこで、狂犬病予防に係る知識の普及、予防意識の向上のため、啓発を強化し、犬の鑑札及び
狂犬病予防注射済票の交付等事務を動物病院等に委託し、手続きをワンストップ化することによ
り市民の利便性向上を図りつつ、屋外の集合注射会場での狂犬病予防注射をより安全で衛生的に
実施可能な動物病院での実施に段階的に転換します。
1 見直しの概要
(1)手続き窓口の拡充
・犬の鑑札や狂犬病予防注射済票の交付と手数料の収納を、ほとんどの動物病院でできるよ
うにします(注射をしたその日に、狂犬病予防注射済票などの交付が受けられます)。
・一部のペットショップで、犬を購入したその場で犬の登録手続きができるようにします。
(2)集合注射会場の転換
・公園や町内会館等をお借りして実施していた屋外の集合注射会場での注射を、3年を目処
に、より安全で衛生的な動物病院での注射に段階的に転換します。
(3)啓発の強化
・ハガキで行っていた狂犬病予防注射の案内を封書形式に変更します。
・手続きができる動物病院や集合注射会場を、居住区分だけでなく全市分掲載して情報量を
増やします。
・毎年の狂犬病予防注射や犬の登録など「飼い主の義務」や、狂犬病予防の重要性を啓発す
るチラシを同封します。
2 進捗状況
(1)受託事業者の見込み
市内 292 か所が受託見込みとなっています(平成 27 年1月 22 日時点)
≪内訳≫
横浜市獣医師会 249 か所、横浜市獣医師会会員以外の動物病院 36 か所、
市内ペットショップ(2社7店舗)
(2)集合注射会場の転換
平成 26 年度:延べ 146 日 253 会場
(14.7%転換)
(3)今後の予定
平成 27 年3月
→
平成 27 年度:延べ 124.5 日 220 会場
広報よこはま市版、区版に案内を掲載
犬の飼い主あて個別通知を郵送(ハガキから封書に変更)
担当
健康福祉局動物愛護センター
センター長 本間 豊
電話
045-471-2111
犬の登録・狂犬病予防注射に係る手続きの流れ(現行)
その場で手続きが完結できるが、
日時が限定されている(多くの市
民にとっては年に1~2回のチャ
ンスしかない)。
ペットショップ
購入代金
登録手数料
犬
Hxx
鑑札
鑑
横浜市
第 00000 号
札
飼
狂犬病予防注射済
平成 xx 年度
横浜市
第 000000 号
区
役
い
接種料金
交付手数料
主
狂犬病予防注射済
注射済票
平成 xx 年度
注射済票
横浜市
第 000000 号
集 合 会 場
所
注射済証
交付手数料
登録手数料
犬
Hxx
注射済証
接種料金
鑑
横浜市
第 00000 号
札
鑑札
注射のお知らせ
動 物 病 院
動物愛護センター
登録時は
ペットショップ→区役所
注射時は
動物病院→区役所
それぞれで手続きが必要となる。
犬の購入時に、その場で
登録手続きが可能
予防注射の重要性の啓発も
同時に行うことができる。
犬の登録・狂犬病予防注射に係る手続きの流れ(見直し後)
購入代金
登録手数料
ペットショップ
(委託なし)
購入代金
犬
Hxx
登録手数料
犬
Hxx
鑑札
狂犬病予防注射済
平成 xx 年度
横浜市
第 000000 号
役
鑑
横浜市
第 00000 号
札
ペットショップ
(委託あり)
鑑札
+
札
い
主
接種料金
交付手数料
注射済票
所
狂犬病予防注射済
注射済票
平成 xx 年度
横浜市
第 000000 号
注射済証
登録手数料
犬
注射済証
Hxx
動 物 病 院
(委託なし)
動 物 病 院
(委託あり)
犬の登録、
予防注射の
機会増
交付手数料
接種料金
注射のお知らせ
啓発資料 など
鑑
横浜市
第 00000 号
飼
区
犬の登録の
機会増
鑑
横浜市
第 00000 号
札
鑑札
注射のお知らせ
啓発資料 など
啓発資料
など
動物愛護センター
これまで:限られた日時
↓
見直し後:動物病院の診療時間
内は手続き可能
集 合 会 場
より安全で衛生的な
動物病院での注射に
段階的に転換