13巻 4号 (1981年11月発行) - 東京大学 大学院理学系研究科・理学部

13巻3号 昭和56年11月
東京大学理学部
合成関数の高階導関数
目 次
文化功労者となられた森野米三先生‥‥・‥備津耕三‥・2
キャニオンランド印象記…………=‥‥=………・・……‥4
理学部図書掛の現状と要望
理学部図書職員一同=…………‥=……………7
く学部消息〉=…‥=……………………・=‥‥………・…・8
合成 関数 の高階導関数 (表 紙 の説 明)
前号 と同 じ く初等 的 な話 を のべ る。 y=f(x),F=g(y)と
お くとき
,
Fの xと しての導 関数をllF次 求め る。
F′
F′
(X)=g′ 。f′
′ (X)=g″
(fっ
2+g′ ●f″
′(f)3+3g″ ・ f′ ・ f′ ′+g′ ・ f/′ ′
F″ (X)=g′ ′
・¨
・
F(IV)(X)=g(Ⅳ )(fぅ 4+・・
等
この とき ,n階 の導 関数 の 公式 を つ くるの も簡単 な こ とで ,微 積分 の つ く
られ た頃 ,既 に得 られ ていた とい う。解析概論 (高 :木 著 )の 問題 にもと り
あげ られ ていた か ら試 み られ た方も多 いで あろ う。
合成関数の微分と言 ゎな くても,高 次対称微分 の基本演算か らも同 じ式
が自然 にえ られ ,こ の立 場 に立 つ と,n階 の場合 の公式 が極めて簡単 に導
かれる。
数学の立場からは一般 の公式は有用で ,対 称群 の表現論 とも関連 して面
白いが具体的な数値を手で数多 く求めるのは無意味な上に ,大 変面倒 で あ
る。
しか し ,時 代 は移 り ,今 のよ うにパ ー コンが普及 して くると ,手 計算で
は考 え もつ か な い こ とが容易 にで きる。 10階 位迄 な ら数 分 の後 に 出て くる。
御笑覧 のため に ,
6,7,8階
の場合を計算 時間 つ きで表紙 にのせ る oプ
ログ ラムが ,せ こ く,だ さい こ とは言 う迄 もな い 。 1回 使 えば終 りの プ ロ
グ ラムだか ら,笑 って見す ご していた だければ幸 いとい う所 。
表 の見方
010100
Q(3)=15 deg=2
は , 15g″・ f″ o lW
の 意 味。同様 に
又 は15g″ d2y
d4y
,
01200000
Q15)=280 deg=3
1ま
)2 又 は 280 g″ ′d2y (d3y)2
, 280 g″ 。f″・ (f″ ′
の意味 で あ る。
-1-
文化功労者 とな られた森野米三先生
朽 津 耕 三
した 。)現 在 とちが って市販 の分光器 が な く,分
理学 部 名誉教 授
の森野米 三先生 は
(化 学 )
,
光器 を何 台 も手 作 り され ,水 銀線 によ る ラマ ン線
このたび文 化 功労
を長 時間 か けて撮影 す る重労働 が続 いた。その 中
者 の栄誉を受 け ら
か ら世界 的発 見が生 まれ た。 1,2-ジ クロ ロェ タ
れ た 。新 聞 によ る
ンに トラ ンス・ ゴー シ ュ回転異 性体 が存在 する こ
と,構 造 化学 分子科学 の基礎 を確立 され た功績 が
との発見 で あ る。 これ は構造化学 を 作 り変 えるほ
その主 要 な理 由 とされてい る。化学教 室で先生 の
どの影響 を与 えた。
教 えを 受 けた私 た ちの喜 びは大 きい 。先生 の御略
歴 とお 人 柄 につ いては ,広 報 の 1巻 5号 4ペ ー ジ
(1969)に 記 されてい る。
森野先生 は ゴー シュ型 が どんな形 なのかを さら
に 調 べ るため に電 子回折 の 研究を始 め られ た 。
1943年 に名大 に赴任 され た とき ,物 理 教 室の上 田
森 野先生 は 1908年 に大 阪 に生 まれ ,高 校 まで大
は
阪で過 された。高 校 で片 山 正 夫先生 の 化学 本論 "
良 二先 生 の協力 で実験装置第 1号 が動 き出 し,そ
に感 激 し,師 を慕 って東大入学 を決意 され た とい
折 の研 究 がず っと続 け られ た。先生 は回転 スペ ク
う。 この本 は熱力学 に基 いて化 学 を体系化 した も
トル の研 究 に 強 い興味を持 ってお られたが ,1956
ので あ る。森野先生 の化学 統計力学 の 名講 義
のの ち東大 に帰 られ てか らも新 しい装置 で電子 回
年 にアメ リカ出張 か ら帰 られた頃 か らマ イ クロ波
(Fowler― Guggenheimの Statistical
分光 の研 究 を始 め られ た。それ には物理教室 の霜
ThermodynamiCsの 影響 が濃 か った)を 聴 いた学
田 光一 先生 の強 い支援 と協力 があ った。 さ らに赤
生 た ちは ,先 生 が青年時代 に愛読 され た とい う熱
外分光 や核 四極子共鳴 の研 究 も進 め られ た 。
力学 と統 計力学 が先生 の学風 の 基礎 に あ る ことを
思 った 。
これ らの 研究 の 中心 テ ーマは ,多 原子 分子 の幾
何 学 的構 造 と分子 内 ポテ ンシ ャル 定数を正 確 に 決
学 位論文 は片 山研究室 での表面 張力 の研究 で あ
め る ことで あ った。 その方法論 を確立 し,そ れを
ったが ,ま もな くラマ ン効果 の 研 究を始 め られ た 。 用 いて 分子構造定数 をで きるだ け正 確 に求 め るた
これ は水 島三一郎 先生 の協力者 と して分子 内回転
めに ,研 究 室員 の活発 な討論 と実験 が 日夜続 け ら
を分 光学 的 に解 明 しよ うとい う当時 まった く新 し
れ た。研究 の 面 白 さで もあ り難 しさで もあ ったの
い研 究で あ った。 (先 生 が発 表 され た初期 の論文
は ,構 造 に対 す る分子振動 の影響 で あ った。C02
の タイ トルに 1ま
, “Free Rotation"
という虐
講葉
分子の例を あげ よ う。 この分子 は直線形 なので
,
がみ られ る。エ タ ンの C― C結 合軸 の まわ りで 二
C-0結
つ の メチ ル基の回転 が 自由で ない こ とはわか りか
さにな る筈 で あ るが ,実 測 してみ ると 2倍 よ り少
けて いたが ,そ の ポテ ンシ ャル が どのよ うな形を
し短 い 。森野 先生 はそれ を分子 の折 れ曲 り振動 の
してい るのか につい てはほ とん ど知 られて い ない
効果 と して説 明 され た。分子 が どの よ うに曲 って
時代 で あ った。水 島・ 森野 らの ラマ ン効果 な どに
も三角形 が 出来 るので ,0-0は
よ る研究 は ,こ の問題 の解 決 に大 きな役割 を果 た
も短 い。測定 して い る長 さはあ らゆ る振動 にわた
-2-
合 の長 さを測 って 2倍 す ると O-0の 長
C-0の 和 よ り
る平均 で あ るか ら,上 記 の結果 とな る。 この 現象
にはM orinoの 名 が つ け られ てい る
(イ
の人 だと思 った とい う外 国 人 もい る)。
先生 の研 究 に対 す るひたむ きな情熱 を物語 るエ
タ リア系
ピ ソー ドは多 い 。 その一端 を ここに述 べ るよ りも
岡武史 教
理学部広 報 (7巻 12号 3ペ ー ジ,1976年 )に 掲載
授 (現 在 シカ ゴ大学 )と 共 同で発表 された平面分
された先生 の小文 "新 幹 線か ら赤 富士 を眺め る"
子 の慣性 欠損の研 究 も著 名で ある。 マ イク ロ波分
を 一読 され る ことを薦 めたい。 まず 目標を設 定 し
光 に よる非 直線 XY2型 分子 の平衡 構造 と非調和
自然 の状況 と人間の条件 を慎 重 に検 討 した上 で果
ポテ ンシ ャル定数 の 決定 ,二 原 子 ラジカル の構造
敢 に実行 に移 され る先生 の研 究 の進 め方 が その ま
定数 の決定 もハ イ ライ トの一 つ で あ った。 これ は
ま現 れ た物語 で あ る。そ こに も語 られてい るよ う
広 田栄治 教 授 (現 在分子研 )ら の協力 で な しとげ
に ,先 生 は 山の 自然 が何 よ りもお好 きで あ る。 山
られ た も ので あ る。 これ らの成果 は ,化 学 は もち
歩 きは先生 の高校 時代以来 の 最大 の楽 しみ の一つ
ろん量子 エ レク トロニ ク ス ,電 波 天文学 ,大 気環
で あ り,現 在 で も しば しば高 い 山に行 かれ る。座
境 科学 な どに も大 き く貢献 してい る。
談 で も山 のお話 が出 て くると特 に 面 白 く,と どま
森野先生 の研究方針 の特 色 は次 の よ うなものだ
った と思 われ る。 まず実 験装置 の ほとん どを 自作
,
,
る所 を知 らないほ どで ぁる。
先生 は昔 か ら計算尺 と計 算器
(当
時 は手 回 し型 )
し,改 良 を重 ねなが ら測定 に用 いた ことで あ る。
がお好 きで あ ったが ,1955年 の滞米 中 に電 算機 を
物理 学 の最先端 の 実験 技術 を化 学 の 研究 に取入 れ
実際 に使用 され て,い か に有 用 であ るかを体験 さ
よ うとい う意欲 の表れであ った。その点 で上 記 の
れ た。帰 国 され てか ら,先 生 は東 大 に高速 計算機
上 田・ 霜 田両教 授 をは じめ多勢の物理学 者 の惜 し
を整 備す る計 画 の発 起 人 の一人 と して活動 され た 。
み ない協力 が得 られ た こ とは ,先 生 にとって幸運
高橋 0後 藤 両先生 の PC 2計 算機 によ る理学 部計 算
で あ った。 また測定 デ ー タを解析 す るための理 論
セ ンターの創設 (1958)を 経 て大型計算機 セ ンタ
的基盤 を 明確 にす ることを 目指 して努力が続 け ら
ーの創 設 (1966)に いた る過 程 には,先 生 の並 々
れた。上 記 の よ うに分子振動 の効果 を解 明で きた
な らな い粘 り強 い御努力 があ った 。
の も この ためで あ る。1955年 ごろ分光 法 と回折法
先生 は相模 中央 化学研 究所所 長 と して長 い問多
の 精度 が向上 して きた とき ,両 方か ら求 めた結 果
忙 な 日々を送 ってお られたが,最 近 にな って多少
に矛盾 の ある こ とが話題 とな っていた。森野 先生
の暇 を得 て,三 原子分子 の ポテ ンシ ャル定数 の計
は ミシガ ン大学 の B rockway教 授 か らこの ことを
算 な どを楽 しんでお られ る。分子構 造総合討論 会
聞かれ ,基 準振動 に基 く計算を されて ,そ の矛 盾
で 自 ら発表 され ,ま た いつ も会場 の最 前列 で熱心
は測 って い る平均値 の 内容 が違 うためで あるとい
に討論 に参加 され てい る。そのよ うな機会 には
う解答 を与 え られ た。 これ が契機 とな って ,森 野
戦 中戦後 の辛 酸 を切抜 けなが ら全心 全霊 を こめて
研究 室で は分 光法 と回折法 の併用 解 析 とい う技術
育 て見守 って こ られた 日本 の構造 化学 が今 日の隆
が発 展 した。 この ように "両 刀 "を 使 え る研究室
盛 をみた こ とにつ いて ,無 量 の感慨 をお持 ちの こ
は ,そ の ころ世界 で ただ一つで あ った。森野 先生
とで あろ う。 このたびの御受賞 を心 か らお祝 い 申
は この よ うな業績 によ って ,1964年 に 日本学士院
し上 げ ,今 後 もます ます御研 究 と山歩 きをお 楽 し
賞 ,1973年 に藤 原賞 を受 け られ た。
み にな るよ うお祈 り申 しあげ る。
-3-
,
キ ャ ニ オ ン ラ ン ド印 象 記
俣
博 (数 学 )
野
本年 (1981年 )6月 ,米 国 ユ タ州 南東部 の キ ャ
り立 った メ ー サ (台 地 )の 群 れ 。 地 底 奥 深 く口を
ニ オ ンラ ン ド国立 公園で ,数 理生 物学 の フ ィール
開 け た 谷 。林立 す る 巨大 な石 柱群 。天 空 に懸 か る
ドワー ク シ ョップが開かれた。会期 は 5日 間 ,参
荘 大 な岩 の ア ー チ。 これ らの驚異 的 な造 形 の ひ と
加者 は米 国か ら20名 ,カ ナ ダ,イ タ リア ,日 本 か
つ ひ と つ が ,悠 久 の 昔 か らの 人 智 を超 え た大 自然
ら各 1名 の ,計 23名 で あ った。会 場 は人里 遠 く離
の 力 に よ って生 み 出 されて きた 。 その無 言 の威 容
れ た岩 山の 中の 浅 い洞穴 に設 け られ ,参 加者 は付
は ,こ こを訪 れ る者 の 魂 を ゆ さぶ らず には おか な
近 の岩 場 にテ ン トを張 って寝泊 ま りし,セ ミナ ー
い 。私 は地 質 学 の 専 問 家で な い ので 詳 しい こ とは
を続 けた 。文字通 りの field workshop(野 外研 究
知 らな いが ,ユ タ南 部 の 荒 野 は地 質 学 的 に も極 め
集会 )で あ ったわ けた 。
て 変 化 に富 ん だ 場 所 だ とい う話 だ 。私 な どの素 人
ユ タ州 は ,そ の 中央を走 る ロ ッキ ーの支脈を除
目に もそ う見 え る。実 際 ,同 じ荒 野 の 中で も ,場
け ば ,全 体 と して緑 の少 い ,広 大 な乾燥 地帯 であ
所 ご とに地質 ,気 象 条 件 ,造 山運 動 の 影 響 の受 け
る。 コロ ラ ド,ワ イオ ミング ,モ ンタナ等 と とも
方 の違 い な どか ら景 観 の 変 化 が著 し く,ひ とた び
・ ウェス ト (旧 西部 )と 呼 ばれ る地
に ,オ ール ド
場 所 を 変 え る と眼 前 に全 く異 質 の 風景 が展 開す る
域 に組 み入 れ られ る。 目覚 ま しく発展 したお隣 り
の に 驚 か され る こ とが しば しば あ る。 ちなみ に
,
ァー・ ウェ ス ト)か ら取 り残
全 米 41ケ 所 の 国立 公園 の うち ,5ケ 所 が この ユ タ
され ,か っての西 部開拓 時代 の名残 りを今 だに多
南部 に集 中 して い る の も ,無 理 か らぬ こ とに思 わ
くとどめて い る地域 だ。州の北部 には ,海 水 の 6
れ る。
の大 平洋岸地 区
(フ
倍 もの高濃度 の塩水 を たたえ た グ レー ト・ ソル ト
今 回 の フ ィー ル ドヮ ー ク シ ョップは
,詳 し くは
Salt Creek Canyon
レー クが広 が り ,そ の ほ とりに栄 え る州都 ソル ト
キ ャニ オ ン ラ ン ドの Upper
レー ク・ シテ ィーは ,末 日聖徒 イエ ス キ リス ト教
とい う場 所 で 開 かれ た 。 ここは ナ ヴ ァホ砂岩 か ら
会 (モ ルモ ン教 会 )の 本拠地 として名高 い。 19世
な る岩 山 の 連続 す る地域 で ,岩 の 表 面 は ザ ラザ ラ
紀 半 ば ,一 夫多妻 を認 め る異端宗 派 と して迫害を
して丸 み を おび て お り ,ゴ ツ ゴ ツ した感 触 は な い 。
受 け ,東 部 を追 われ た モルモ ン教徒 た ちが 初め て
そ れ で も高 さが 50m以 上 に及 ぶ断 崖 絶壁 は ザ ラで
この辺境 の地を踏 んでか ら 1世 紀半 。彼 らのた ゆ
あ り ,そ ん な岩 山 と岩 山 の 間 には 催木 に おお わ れ
まぬ努力 で ,か って の不 毛 の大 地 に多 くの人間 が
た砂 地 が 広 が って ,小 さな川 が流 れ て い た りす る。
住 め るよ うに な り ,町 は発展 した。現在 もユ タ州
,
そ の 川 も ,日 中 は干 上 が って しま う こ とが多 い 。
と くに ソル トレー ク・ シテ ィーで は ,優 に半数以
また ,13世 紀半 ばの隆 盛 期 を 最 後 に ,突 如 この 地
上 の 人間が モルモ ン教徒 だ といわれ る。
域 か ら姿 を 消 した ,Anasaziイ
ンデア ンの 住居 跡
い くらか発展 した北部 に対 し,州 の 南部 には殆
も点在 して い る。 メ キ シ コの 先進 文 明 の 影響 を 受
ど手付かず の荒野 が広 が る。地形 的 に も ,北 部 と
け ,当 時 の北 米 イ ンデ ア ンの 中で は比 較 的進 ん だ
は かな り異 な ってい るよ うだ。見渡 す限 り続 く砂
文 化 を 誇 って い た とい わ れ る。彼 らの住 居 は ,岩
漠 。その砂漠 の Ftt所 に島 のよ うに浮 かぶ異 様 に切
の 薄 片 を レ ンガの よ うに積 み上 げ て ,練 り土 で 固
-4-
めた壁 か らで きて い る。外敵 の侵入 に備 えてか
,
―ル ドワー ク シ ョップ」 とい うのは耳慣れ な い言
ときに断崖 の 申腹 部 の横穴 に作 られ ていた りもす
葉 で あ った 。 Field workshOp,直 訳 す れば「 野
る,そ れで も長 い年月 によ る自然風 化 や過 去 の盗
外 での研 究集会 」とな る。生 物学 や社会学 でお な
掘 のた めに ,遺 跡 の多 くは ひどい損 傷 を受 けて い
ork"(野 外作 業 ,実地調 査 )に
じみの "fielふ ′
る。彼 らが ここで生活 を営 ん でい た当時 は,も っ
通 じる響 き もあるのだ ろ う。 フ ィール ドワー クシ
と緑 が多 く農耕 も盛 んで あ ったそ うであ るが,今
ョ ップに参加す るのは,私 に とぅては今 回が勿論
で は土地 の乾 燥 が進 み ,砂 に まみれ て色 あせ た濯
初 めての経験 だ ったが,実 は他 の 参加者全 員 にと
木 の群 れ が ,わ ずか に往時 を しのばせ て いるに過
って も事情 は同 じであ ったよ うだ 。だ いた い,数
ぎない。我 々が ここを訪れ た 6月 は,夜 間 は しの
学的 な理論 分析 が中心 の この セ ミナ ーの性格 か ら
ぎやす いが 日中は 最 も苛酷 に なる季節 であ り,雲
して,こ れを野外 でや らねば な らぬ理 由は見 当た
ひ とつ な く晴れ渡 った空 か ら,眩 しい太 陽 の光 が
らな い 。そ れを敢 えて野外 で, しか も人里 離れ た
乾 いた大地 の上 に容赦 な く降 り注 いで いた 。
辺 ぴな 山中でキ ャンプ生 活 まで しなが らや った の
フ ィール ドワー ク シ ョップは 6月 8日 か ら始 ま
は ,発 起 人 の Fif e教 授 (ア リゾナ大学 )に ,数 理
った。数 学 を専 門 とす る私 に とって , この「 フ ィ
生物学 とい う学 問 の あ り方 に対す る彼 なりの深 い
きのこ状の奇岩 。後方に1見 えるのはエンジェルアーチ
-5-
考 え があ った か らだ。 しか しまた一方 で ,無 類 の
ック スで き る時 間 で あ る。食 事 係 の テ ン トの 周 囲
ハ イキ ング好 きであ る Fif e教 授 の 個人的趣味 が
に集 った一 同 の あ ち らこ ち らで ,様 々な議 論 に花
今回 の フ ィール ドワーク シ ョップ開 催 の大 きな原
が 咲 く。昼 間 の講 演 内容 を 掘 り下 げ た話 もあ った
動力 とな った こ とも否め ないだろ う。彼 の呼 びか
し,ス タ ンフ ォー ド大学 の 」.B Keller教 授 のよ
けに応 じて方 々か らテ ン トと重 い荷物 を背 負 って
うに,そ の博識 を生 か して毎晩違 った興味深 い話
集 って きた参加 者 た ち も,考 えてみれば物 好 きな
題 を取 り上 げて は熱心 に話 し込む人 もいた。
連中 では あ る。とは言 え ,参 加者 それ ぞれ が ,そ
夕食 が済 み ,時 計 も 9時 を回 る と,さ す が にあ
れぞれ な りに , Fif e教 授 の考 え方 に共鳴 で きる
た りも暗 くな って くる。 それで も,ラ ンプの光 や
もの を持 って いれ ば こそ ,こ う して集 って これた
月明 か りをた よ りに,ま だ あ ちこ ちで話 が続 く。
ので あ る。
夜 も更 けて くる と,学 問的 な話題 は次第 に減 り
,
セ ミナーは ,天 然 の大 ホ ール とも言 うべ き巨大
誰 かが うまい リム リック
(limerick)を
考 えつ
な浅 い洞穴 で行 われた 。洞穴 とい って も,岩 壁 の
いて皆 を笑 わせ た りす る。 リム リックとは ,俗 な
上部 にひ さ しが付 いてい る程 度 の もの を想 像 して
話 を題材 に した五行戯 詩 で , 1・ 2・ 5行 と 3・
いただ ければよ い。 とにか くこのひ さしのおか げ
4行 が それぞれ韻 を踏んで いる。 リズムの良 さに
で , 日射病 の心 配 もな く快適 な セ ミナーを続 け る
加えて機知 と ユーモアが要 求 され ,米 国で は毎年
こ とがで きた。黒 板 の代用品 と して,段 ボール板
リム リック大会 が催 され るなど,な かなか根強 い
の上 に特殊 な ツル ツル の紙 を張 った急 ご しらえの
人気 があ る とい う。私 は Kell∝を 始 め何人かの リ
ホワイ トボー ドを ,枯 れ枝 の ス タ ン ドの上 に置 い
ム リックを 聞か せて も らったが ,俗 語 が多 いので
て使用 した 。これ は Fif e教 授 の手 製で,彼 の 自
悲 しいかな解 説を聞 いて初めて意味 がわか るとい
称 masterpieceで あ る。
う有 り様 だ った 。
,
講演 は午前 と夕 方 に行 われた。夕 方 とい って も
皆 が銘 々の テ ン トに戻 り,寝 静 まる頃 ,あ た り
午後 6時 か ら 8時 までの 2時 間 で, 日中 はず っと
を 夜 の静寂 が つつ む 。近 くを流れ ていた小 川 のせ
フ リータイムで あ る。その時間を利用 して,参 加
せ らぎ も,今 は沈黙 してい る。 日中の暑 さで千 上
者 の多 くは周辺 の 山 々を各 々好 き勝手 に散策 して
が って しま って いるのだ 。川 が流れ を取 り戻す に
回 った 。岩 か げを歩 いてい る うちに思 いが けず イ
は ,明 け方近 くまで待 たねばな らないだ ろ う。 そ
ンデア ンの遺 跡 を発 見 した り,切 り立 った尾根 の
の頃我 々は深 い眠 りの中 にい る。
上 か ら眼下 に巨大 な天然 の岩 のア ーチを 見つ けて
最終 日,今 回 の フ ィール ドワー クシ ョップにつ
ハ イキ ングは,童 心 に
ノ
]ヽ 曜 り した りな ど,毎 日の
いての反省会 が もたれ た .セ ミナーのあ り方 につ
かえ った我 々の冒険心 を十分 に堪 能 させ て くれた 。 いて忌憚 のな い 意見 がかわ され たが ,結 局来 年 も
夕食 は午後 8時 か ら始 ま る。夏 時間 (daylight
同様 の野 外 セ ミナーを開 くこ とで合意 した 。参加
saving time)を 採 用 してい るので, 8時 で も
者全 員 に とって初 めて の試 みで あ った この フ ィー
かな り明 るい。食 事係 と して ユ タ大学 の 3名 が毎
ル ドワークシ ョップは,ま ずは成功 だ った と言 え
日の夕食 の面倒 を見 て くれた。ただ し,食 器洗 い
よ う。
は全 員が交替 でや った 。一 日の スケ ジ ュール が終
わ り,酷 暑 もおさま った この夕食 時 が ,最 も リラ
-6-
理 学 部 図 書 室 の 現 状 と要 望
理 学 部 図書 室職 員 一 同
東京大学理学 部 は ,東 京大学 の中 で図書掛 のな
(3)理 学 部宛寄贈図書 の配置場所 と利 用支障 。
の他 の理 学 部事務 と して行 わな ければ な らな い事
1)国 会 図書館発 行 の新収洋書 目録 は
理学部 中央図書 室 があれば ,そ こに配置 し共 同
利用 され るべ き性質 の もので あ るが,現 在 1図
書 室 に保 管 され てお り,理 学 部 内 では所在 さえ
務 のかな りの部分を総合 図書館 にお願 い して来 ま
明 らかで ない。
い唯一 の学部 です 。 この事 につ いては,十 数年前
よ り掛 を置 く様 に要 望 して いま した 。しか し,掛
の ないため,54年 の 3月 迄 は,図 書 登録事務 ,そ
した 。 と ころが ,54年 度 よ り会計上 の規 則 が変 わ
(例
(例
,
2)東 京大学 の博士論文審査要項 は ,各
り,総 合 図書館 に依 頼 で きな くな り,現 在 は登録
学 部宛 一部 のみ発送 を行 うよ うに変更 された よ
事務 ,そ の他 の庶務 的事務 ,及 び文部省 によ るネ
うだが ,現 在 その所 在 は不 明で あ る。
(4)LCカ
ッ トワー ク (国 立大学等間文献複 写業務 )の 複写
ー ドの検査 員
(Library Of Congressヵ ― ド)。
事務 に至 るまで理 学 部事務 にお願 い して います 。
その為 ,登 録事務 は用 度掛 ,庶 務 的 な こ とと複
図書 目録 の機械 化 に先立 って ,文 部省 か ら各
写 申込 につ いては庶 務掛 ,複 写事務 の会計的 な こ
とは司計掛 ,と い う様 に理 学 部事務 室 に様 々な こ
図書室 に LCヵ ― ドが無料 で希 望枚数 配 布 (理
学部 へ の配 布枚数 は,56年 度 は約 10,000枚 とな
とでお願 いす る こ とが増 え ま した 。理学 部 の各図
る見込 み )さ れ る。 これ らにつ いては ,各 教室
書室 の ま とめ役 と して ,ま た 東京大学 附属 図書館
に配 布 され る ご とに検査 を行 い ,こ の検 査書 の
の機構
検 査員 は,本 部 の指 示 によ り羽鳥 が行 っ て ぃる 。
(図 書 行政商議会 一幹事会 一 S系 学部部会
一学 部図書館・ 室 )か らい って も図書係 はぜ ひ必
15)カ ー ド複写機
(理 学部全 図書室共有 :当 面
,
要 です 。古 くは ,複 数 の図書 職員 が居 る数 学 ,物
数学 図書室設置 )の 一年 間 の各教室 の利用枚数
理 ,化 学 ,近 年は ,全 図書室 の交代 で行 ってきた
消耗 品 の1費 用 の配 分 を ,現 在 は数学 図書室 で行
こ と も,最 近 の様 に図書室業務 が複雑 多様 にな り
い,移 算事務 は ,理 学 部司計掛 に依頼 してい る。
ます と,理 学部 に図書掛 がない ため,現 在 ,次 の
,
16)現 在,理 学部 内の資料 の検索 は容易 に出来 な
よ うな諸 問題 をかかえ てい ます 。
いが,中 央図書室 が 出来 れば ,何 らかの解 決方
(D
登録 事務 につ い て
法 を見 い 出す こ とがで き ,理 学 部 内 の 蔵 書 調
蔵書 が飽 和状態 にあ る現在 では ,登 録 す べ き
整及 び資 料 の有 効利用 に役立 つ もの と考 え られ
もの ,登 録 しな くて もよ い ものの判断 が必要 に
る。
な って きて い る。 しか も教 室 の特殊性 によ って
(71 国立大 学等 の所 蔵 して い る文献 の複写 につ い
異 るので ,各 教 室 の意見 を尊 重 して登録 事務 を
ては,文 部省 の指示 によ り,国 立大 学 等文献複
す るこ とが望 ま しい。
写業務規定 に基 づい て行 なわなけれ ばな らな い 。
12)紀 要 との交 換雑 誌 の保 管場所 が 一貫 しないで
,
その窓 口は ,学 部単位 とな って い るが,何 れ の
分散 してい る。そ の為 ,利 用 出来 ない場合 もあ
図書室 も窓 口にな り得 ないので ,現 在依頼連絡
り,教 室 間の意見 もまとま っていない 。
事務 は庶 務掛 が ,そ の移算事 務 は司計掛 が行 っ
-7-
て い る。依頼 に関 して このよ うに事務 が煩雑 な
上 ,複 写 の受付 に関 しては総合 図書館 にゆだね
可能 の機械 が 開発 されて い る。 この機械購入 に
つ いて も研究 す る余 地 が充分 ある。
,
理学部 としては窓 口 と しての義務 を果 していな
00
外 国雑誌一括購 入委員会 ・図書館 の窓編集 委
い 。相互利 用 のた てまえか らす ると,中 央図書
員会・ 外国雑誌検 討委員会・ 幹事会・ 自然科学
室 が窓 口 とな った依頼 と受 付 を行 な うこ とが望
系学 部部会 。自然科学研究所部会 な どの委員 又
ま しい。
は出席 な ども,各 教室 と しては ,複 数 図書職 員
18)検 索 用端 末機設置 に つ いては ,理 学部 は附属
が居 る所 よ り出す こ とが多 く,こ う した事 も一
貫 性 に欠 け,事 務 上支障を来 している。
図書館 の中では極 めて遅 れ てお り,55年 度藤原
lJ
前図書館長 時代 か らの懸 案事項 で あ る。これ に
東京 大学理 学 部 で発行 してい る紀要 は ,各 図
つ いては,理 学部 は建 物 が分散 してい る為 ,各
書室 が該 当分野 を所 蔵 して いる 。外部 か らの利
号館 に置 くのが適 当 ではないか と,藤 原 前図書
用 な どを考慮 す ると,な おか つ 全 SectiOnが 集
館 長 及 び各教 室図書室 職員 で 相談 の上 ,要 望書
中保管 されて い る こ とが望 ま しい 。
を理学 部長 宛56年 2月 6日 付 で提 出 してい る。
これ は総合 図書館 と して , 5年 後 を メ ドに今迄
以上 のよ うな問題 点 を解 決す るため に,さ らに
の 目録業務 システ ム (今 は ,カ ー ドシス テ ムを
近 い将来具体 的 に検 討 され るであろ う資料 の分担
用 いてい る )を 閉 じる計 画 に対 応す るための も
収集 ,業 務 の機械 化 ,た とえば情報検索 , コ ンピ
ので あ る。その為 ,近 い将来 の機械 化 に そなえ
ュー タによる 目録 システ ム等 に積 極 的 に取 組 んで
て理 学部図書職 員 が勉 強 しな けれ ばな らな い状
ゆ く上 に も,中 央 図書室 の設置 が切 に望 まれ ます。
態 で あ る。
(文 責 :羽 鳥 )
19)マ イ ク ロ リー ダ ー も最近 で は同時原 物大複写
≪学部消 息 ≫
教
授
△
メ
)定 例教 授会
理 学部 4号 館 1320号 室
9月 16日
(D
モ
10月 21日
(水
OК )定 例教授会
理学部 4号 館 1320号 室
前 回 議事 録 承 認
(1)前 回議 事 録 承 認
12)人 事 異 動 等報 告
12)人 事異 動 等報 告
13)昭 和 56年 度流 動 研 究員 の受 入 れ に つ いて
(3)研 究 生 の入 学 に つ いて
14}評 議 員 改 選 につ いて
(4)研 究生 の 期 間延 長 につ いて
(5)人 事 委 員 会報 告
(5)昭 和 56年 度奨 励研 究 員 の受 入 れ につ いて
(6}教 務 委員 会報 告
(6}人 事 委 員 会 報 告
(7)そ の他
(71 会 計 委 員 会 報 告
18)教 務 委 員 会報 告
(9)そ
の他
(次 回予 定 :11月 18日
-8-
(水 )午 後
1時 30分 よ り )
教 室 主任会 議 メ モ
9月 16日 (水 )理 学部 4号 館 1320号 室
(1)デ ータ・ ター ミナル購入 に つ いて
12)そ の他
丁
イ
事
9月 2日 (水 ) 会計実地検 査
(4日
17日
(`金
)
25日
(金 ) 放 射線管理 委員会
30日
(水 ) 職員 一般定期健康診 断
(∼ 10月 6日
10月
臨海実験所 )
(木 ) 組 換 え DNA委 員会
モ
22日
(木 )中 国科学 院代 表団視察
24日
(土 )PrOf
(ノ
Siv George Porter博 士
ーベ ル化学 賞受 賞者 )講 演会 。懇談 会
29日
(木 )第 56回 国立
9大 学理学 部長会議・
懇談 会
(火 ))
11月 9日
8日 (木 ) 給与簿監査準 備調査
21日
メ
16日
(水 ) 陸上運 動会
21日
(月
)組 換 え DNA委 員 会
∼19日 中間子 科学 国際 シ ンポ ジウム
(土 )理 学部 関係名誉教授懇談会
◎ 昭和57年 度科学研究費補助金の公募について
一試験研究の趣旨などが明確に一
特定研 究 には ,来 年 度 か ら新 た に「情報化社会
とに金額を記入す ることとし,(た だ し,特 に必
にお け る言語 の標準化 」 ほか 7領 域 が加 わ り,こ
要 があると考 え られる場合 には例示の事項以外の
れ に対 し,「 原子過程科学 の基礎 」 ほか 6領 域 が
事項を記入しても差し支えない)と した②継続課
題の研究計画調書用紙を新たに設けなЭ特別研究
本年 度 で終 了す るこ とにな りま した 。
公募要領 に は ,研 究分担 者 につ いて ,大 学 など
の研 究機 関 に所 属 す る研究者 だけで な く,国 公立
と特定研 究 の研 究計画調書 の提 出部数 を改 めた一
な ど。
試験研 究機 関,民 間企業 な どの研究者や 日本学術
なお,応 募 に あた っては,各 教室・ 施 設 の事務
振興 会 の奨 励 研究員 な ども加 え る こ とがで き る こ
を経 由す るもの と し,種 目別提 出書類 ,部 数 及 び
とが明記 され た。
期 限は次 の とお りであ りますので遺 漏 のないよ う
また ,研 究計画調書 につ いて の変更点 は① 研究
経費 の明細 の記入 につ いて簡 略化 を図 り,事 項 ご
-9-
願 います。
特
定
研
本部提 出期限
究究
が自
男特
特害
研M②
触
ん
田
種
理学部提 出期 限
提
出
計画 調書
部
数
8部
(翫 :
鷲
半
frt詈 言
み
)3部
(罰 :
56 10 31(Jl)
究
(2)
環境科学特 別研 究
個 人 申請 票
2部
(正 )
核 融 合 特 別 研 究
エ ネ ル ギ ー特 別 研 究
(A)
画 調 書
諾 書
(研 究 分担 者 ご とに)
個 人 申請 票
計
承
究
(B)
研
般
口謂 ①
組螂郷
研
合
8
総
11 14(土 )
究
(A)(B)(C}
56. 10 31(⊃
励
奨
験
(A)
究
研
物
銘
賄% 図
術晰物
学
(2)
刊行
不二
一
学 に行
軟 般馴畑
馴
獅
定
特
究
馴
同
慟
試
研
術
5612.10k)∼
文部省大学学術局
情 報 図書 館 課 ヘ
5日 (土 )
直接
文部 省
別 添 公募 要項 参照
図 書
デ ー タ ベ ー ス作 成
備
1
考
提出期限 は厳守のこと。 (期 限より遅れた もの は受付 けません。)
2TI:[[i:ま
3
II][:;鷹
[堰 言
:書 秀
馨
醤
冨
島
襟
I壁 番
曇
穫
よ
凛
醤
£
Kaξflξ
liギ ;'勒 葬
研究代表者分又は研究分担者が外国出張 。国内出張その他の理由により長期 にわた って所属研究機関を離れ研
究代表者及び研究分担者の責任を果たせな くなる場合 には,原 則と して研究費は交付 され ない。
したが って ,以 上のよ うな事態 が予想 され る研究者 は,研 究計画をたて るとき研究代表者叉は研究分担者 にな
ることを さけ ること。
4.総 合研究 (Al。 (Bl及 び試験研究 について,研 究費を申請 しようとす る者で 2つ ない し3つ の細 目 (又 は分科)で
審査を希望す る場 合は,研 究計画調書 はそれぞれ次の部数を提 出すること。
① 2つ の細目 (又 は分科)で 審査を希望する場合 ………11部
② 3つ の細目 (又 は分科)で 審査を希望する場合 ………14部
総合研究(Al,一 般研究(Al。 (B)及 び試験研究について研究費を申請 しようとする者のうち,「 広領域」で審査を
希望する場合は研究計画書は 11部
一-10
◎ 轟野米
=名
誉教震文化功労奢に
今年度つ蘇卸権鑢鑑帥軋 さるЮ月2o H‐ の間議で ご稀躍をお折り申し上げますJ
R定 動数さ│れ 感誉教授森野米二集肇 (化 掌教菫r tti顕 彰式は11月 4尋 ,自立教育会館で行わ
商オ)証11は│え はる.ご鑑資をされました壕
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-12-
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ポ
鮭 親 2年 )で ある。
外国人客員研究員
所属 受入れ教官
国籍
氏
地 質 島崎助教授 大韓民国 李
名
日
文
現
職
備
研 究期間
考
ソウル大学 校 師範 大 56. 7. 16 日本学術振興 会
学 副教授
S
科学 者交 流 事業
成
56. 8 15
化 学 原 口助教授 タ イ 国 Tasnee
Attanandana
化 学 朽 津 教 授 ポ ラ ン Marek」 .Wojcik
昌
化 学 不 破 教 授 アメ リカ J.D WinefOrdner
カ セ サ ー ト大学
助教授
56
ヤギ イ ロニ ア ン大学
講自
T
56. 7. 7 日本 化学会等
フ ロ リダ大学化学 科
教授
56
9.10 日本学術振興会
東南 ア ジア諸 国
S
56 10 24 学術 交流事業
S
56. 8. 8
7.20 日本学術振興会
S
56. 10.10
地
地
物 岸 保 教 授 エ ジプ ト
Abdel Rchim
lmamm Bayoumi
物 岸 保 教 授 エ ジプ ト EL― SA
A/10hamed
YED
畢嘉
Abdelrahman
化
学 不 破 教 授 カ ナ ダ
カ イ ロ大学理学部
教授
口大学理 学 部
56. 8. 3 外 国人受託 研修
S
1
56. 8
3 外 国人受託 研修
S
56
CoL.C hakrabarti
員
56. 9.
9.
1
員
カール トン大 学化学 56. 8.31 日本学術振興会
科 教授
S
科学 者交流事業
56
9.12
化
学 不 破 教 授 カ ナ ダ 」.C.Vanloon
トロ ン ト大学地質 化 561 9. 1
学科 教授
S
数
学 服 部 教 授 日
カル フ ォル ニ ア大学 56. 9.25 日本学術振興 会
S
教授
外 国人招 へ い研
56.12 24 究員
物
理 中井 助教授 フ ラ ンス 」.C.Falvre
56
本 小
林
昭
七
EN Saclay研 究
57.
昌
情
理 岸 保 教 授 中華人民 朱
共和 国
抱
真
1 サ ク レー研 究所
(フ ラ ンス)
1.31 東大 。高 エ ネル
ギ ー研究所
2
S
58‐
物
9,30
中国科学院大気物理 56. 9. 15
学研究所 研究員
S
日本学 術振興会
科 学者交流事業
ハ ンガ リー応用 シス 56. 10
テ ム分析 教育局
S
日本学術振興会
科学 者交流事業
56. 9.27
報 後 藤 教 授 ハ ンガ リ Endre
Huiber
8
56 10.29
植
物 田沢 教 授
H・
R Luhring
チ ュー ビンゲ ン大学 57. 1 10
嘉兵名畳
58
-13-
日本学術振興会
科 学者交流事業
S
1
日本 学術振興 会
若手研 究者招致
9 事業
D
東 京大学名誉 教授 の称 号授 与
両 光
水 田
ヽ
定 霜
56. 5.19
藤
原 鎮
男
竹
内
均
秦 原 五 郎
東 京大学職 員 の 永年勤続 表彰
天文学科
今 成
、
4 津 殿
56.930停 年 による退職 に際 し,表 彰 され,記 念品が贈 られた。
0
海
外
渡
(7
所属
官職
名
氏
航
者
月)
渡航期 間
渡 航 先 国
渡
航
目
的
浅
見
真
年
ア メ リカ合 衆 国
7.
素粒 子
助教授
山
田
作
衛
ドイ ツ連 邦共 和
国
7.10∼
58. 7. 9
国際協 同実験 ,電 子 0陽 電子衝突
実1験 のため
地物研
教
授
福
島
直
カ ナ ダ ,連 合 王
国 , ドイ ツ連 邦
共和国
7.23∼ 8.22
国際則 地学・ 地球物理学連合執行
ア メ リカ合 衆 国
7. 4∼ 8 21
コ ンピュー タグ ラフ ィ ックスに関
す る共 同研究及 び研 究討論並 び に
コ ンピュー タ グ ラフ ィ ック ス国際
会議, コ ンピュー タ・ ソフ トウエ
ア国際会議論文委員会 出席 のため
7. 3∼ 7.26
日書間化合 物 の物理 」国際会議
ル ミネ ッセ ンス国際会議 出席 及 び
開発途 上国学 者指導 のため
化
学
助
報
教
授
国
井
物
理
教
授
上
村
物
理
助
手
岩
佐
人
類
助教授
西
田
化
学
助
鈴
木
利
泰
洸
情
手
利
イ
手
ド国
和
,
ア
共
り邦
夕連
イツ
日米 シ ンポ ジウム「 不斉 の化 学反
応 とプ ロセス」出席 のため
5-7. 13
層 臭貪物塁撃織曇軍驚暴 基 L澤 房
ため
,
泉
ス イ ス , ドイ ツ
連邦 共和国
7. 2-7. 16
固体 中 の内部摩 擦 と超音波 吸収 に
関す る国際会議 出席及 び 固体物理
学 に関す る研 究連絡 のため
貞
タ ンザ ニ ア連 合
共和 国 ,連 合 王
国 ,フ ラ ンス
7 22∼
ア フ リカ大型類 人猿 の比較研究 の
ため
薫
ア メ リカ合衆 国
′
-14-
57
1 21
7. 13∼ 8. 19
準 安定希 ガ ス原子 と気相及 び凝縮
相分子間 の エ ネル ギ ー移動過程 に
関す る共 同研 究実施 並 び に第 12回
電子原子衝突 物理学 国際会議 出席
のため
所属
化
学
官職
教
授
氏
田
名
丸
渡 航 先 国
渡航 期 間
中華 人民 共 和 国
7.29∼ 10
フ ラ ンス, ベ ル
ギ ー,ハ ンガ リ
ー ,ユ ー ゴ ス ラ
ビア, オ ラ ンタヽ
連 合 王 国 , ドイ
ツ連 邦 共 和 国
ソ ビエ ト連邦
謙
,
渡
9
航
目
的
固体 触 媒 作 用 の機 構 の研 究 及 び 国
際 純 正 応 用化 学 連合 総 会 , ヨ ー ロ
ッパ 触 媒 化学 会 出席 並 びに触 媒 化
学 に関 す る研 究連 絡 の た め
,
化
学
教
授
朽
津
植物園
助
手
邑
田
地
助
手
池
田
理
耕
安
三
ア メ リカ合 衆 国
7. 21-7 27
ポ
関
するシン
」
省I個 寄慮考ムに
仁
中華人 民 共 和 国
7 27∼ 8
植物分 類学 の資料収集 のため
隆
台
7 14∼ 7 27
湾
4
絆ぎ尊 垢閲紘
動
物
物
理 教
化
学
助教授 代
谷
次
夫
ア メ リカ合 衆 国
山
崎
敏
光
フ ラ ンス, ス イ
ス , ドイ ツ連 邦
共和 国
助教授 近
藤
保
ア メ リカ合 衆 国
授
る調査 及 び共 同研究
7
6∼ 9
5
放 射線生物学 に関 す る研究調査 の
ため
7
6´ -7
29
第 9回 高 エ ネル ギ ー物理 と原子核
構造 国際会議出席及 び原子核物理
学 に関す る研 究連絡 のため
7
5∼ 8 20
準安定 希 ガ ス原子 と気 相及び凝縮
相分子 間 の エ ネル ギ ー移動過程 に
賜 広 蒻奎 昆菖響 香醤 鋒雲曇霊 像倉
原子衝突 に関 す る国際 会議 出席 の
ため
植
物
助
手 原
山
重
明
ア メ リカ合 衆 国
720∼ 1010
物
理
助教授 長
澤
信
方
ドイ ツ連 邦 共 和
国 , ドイ ツ民 主
共和国
7 17∼ 8
生
化
教
授
田
吉
美
フ
ス
731∼ 8,9
第 5回 国際 ウイル ス学会 出席 のた
め
地物研
助
手 林
幹
治
カ ナダ ,連 合 王
国
7 15-8. 16
脈動型 オ ーロ ラの物理機構 の研 究
実施 のため
理
教
授
二
宮
敏
行
シ ンガ ポ ール
7 20∼ 7.24
シ ンガ ポ ール にお け る 自然科学 分
野学術事情調査 実施 のため
助教授
國
分
征
カ ナ ダ ,連 合 王
国
7.15∼ 8 16
脈動型 オ ーロ ラの物理機構 の研 究
のため
教
後
藤
一
シ ンガ ポ ー ル
7.20-7. 24
物
地物 研
情
報
授
岡
英
ラ
ン
1
光合 成細 菌 ロ ドシュー ドムナ ス・
ス フェ ロイデ スの遺伝 子解析研究
のため
淫設 5先 華場進撃 だ籠甲管含 葬墨
絡 のた め
野学石 彗情調査糞え ら見螢
生
大
野
助教授 飯
島
嘩
司
フ ラ ンス ,ス イ
ス , ドイ ツ連 邦
共 和 国 ,ベ ル ギ
7 31´ -8. 19
健
連合 王 国 ,デ ン
マーク
7 28∼ 8 19
(8
地
理
教
授
阪
口
豊
第 5回 国際 ウイル ス学会 出席及 び
子 生物学 に関す る研 究
糧惚偲躍盆
るの
す席
関出
に議
析会
解際
地物研
師
呻
[
び
T
¨
[
秘
化 講
科学 分
月)
中華 人民共 和国
8 1∼ 815
―-15-
泥炭 地学 に関す る調査研 究 のため
化
学
氏
官職
助
手
内
藤 中 田
所属
鉱
物
助
手
山
物
理
助
手
梶
情
報
教
授
山
田
素粒 子
助
手
蓑
輪
名
渡 航先 国
航
目
的
第 10回 有機金属国際会 議 出席及 び
式
ダ
8. 7∼ 8 22
局
光
゛
カナタ,ア メ リ
カ合衆 国
8 10,8 29
第 12回 国際結 晶学連合会議 出席 及
び鉱 物学 に関す る研究連絡 のた め
晃
示
アメ リカ合衆 国
8.12∼ 9
6
第 16回 低温物理学 国際会 議並 びに
第 4回 二 次元系 の電子 物性 に関す
る国際会議 出席 及 び低 温物性 に関
す る研究連絡 のため
尚
勇
アメ リカ合衆 国
8.
3
人工知能 の応 用 に関す る共 同研 究
並 びに情報科学 に関す る研 究連絡
のため
ドイッ連邦共和
8 1∼
58. 7 31
国際協同実験 ,電 子・ 陽電子 衝突
実験 のため
8 17∼ 8.26
第 16回 低温物理学 国際会議 出席 の
ため
8 29-9.
5
興奮性細胞 の構造 と機能 に関す る
国際会 議 出席 のため
1´ V8
19
国際地球電気磁 気学協 会第 4回 科
学会議 出席 のため
リカ合衆 国
8. 9´ ヤ8.20
国際電波科学連 合 20回 総会 出席 の
ため
リカ合衆 国
8 20∼ 8 31
アメ リカ化学会第 182年 会 出席及
び放 射化学 に関す る研 究調査 のた
め
8 30´ ヤ
国際天 文学連 合 コロ キウ ム「太陽
と′
lH星 の脈動 の諸問題 」出席 及 び
星 の非動径振 動 と安定性 の研 究 の
ため
周
真
ナ
国
小
林
生
化
教
授
洒
井
地
物
教
授
/]ヽ
山
島
天
文
教
授
高
倉
化
学
教
授
富
永
天
文
助
手
柴
橋
物
教
授
化
助教 授
物
理
助
手
小
野
嘉
鉱
物
教
授
竹
内
地
物
助
手
宮
化
学
教
授
物
理
教
化
学
教
化
学
博
一
資
ア メ リカ合衆 国
メ メ メ
助教 授
ア 連 ア ア
理
リカ合衆 国
合
王
国
ソ ビエ ト連 邦
ベル ギ ー
,
8.
2∼ 9
57
触媒 化学 に関す る研 究調査 のため
8.15∼ 9
7
第 13回 国際植 物学会議 出席 及 び野
外植 物 の学術調 査 のた め
アメ リカ合 衆 国
メキ シ コ
8 14´ V8. 31
蛋 白質 分子 の 自己形成 セ ミナ ー準
備会 ,本 会議 出席 及 び第 7回 国際
生物物理 学会 出席 のため
之
ア メ リカ合 衆 国
8.14∼ 8.28
第 16回 低温物理 国際会議 出席 及 び
固体 物理 学 に関す る研究 のため
慶
夫
カ ナ ダ ,ア メ リ
カ合 衆 国
8. 15∼
8.30
第 12回 国際結 晶学連合総 会 出席及
び鉱 物結 晶学 の研 究調 査 のため
田
元
靖
ア メ リカ合 衆 国
3.30∼
向
山
光
昭
中華 人 民 共和 国
8
授
山
崎
敏
光
ハ ン ガ
8 29∼ 9
授
黒
田
晴
雄
ア メ リカ合衆 国
8
助教 授
池
本
勲
ア メ リカ合衆 国
郎 篤
オ ー ス トラ リア
敏
9
伯 飼
9
佐 猪
植 生
物
一
稔 雄 健
俊 彦 達
0
渡
渡航 期間
カ
,
リー
-16-
57
2.20
2∼ 8. 7
海 洋物理学 の共 同研 究 のため
新 しい合 成手法 の開発 と天然有機
化合物 の合成 の研 究実施 のため
7
核 プ ローブによ るアモル フ ァス系
の研究 国際会議 出席 のた め
7∼ 8 27
分子構造設 計 の開発 に関す る共 同
研 究実施 及 び 1次 元導体 に 関す る
研究連 絡 のため
8. 1∼ 8 20
分 子構造設計 の開発 に関す る共 同
研究実施 のため
所属
情
報
氏
官職
助教 授
前
渡 航先 国
名
渡
渡航 期 間
和
谷 田
古
教
理
物
授 授
教
物
植
守
ア メ リカ合衆 国
雅
樹
オ ース トラ リア
昭
允
ア メ リカ合 衆 国
メ キ シコ
川
8 22∼
57. 6. 15
,
航
目
的
情報科学 に関す る共 同研 究 のため
8 18∼ 8 29
第 13回 国際植物学会 出席 のため
8 14∼ 8.
31
蛋 白質 分子 の 自己形成 セ ミナ ー準
備会 ,本 会議及 び第 7回 国際生物
物理学会議 出席 のため
情
報
教
授
後
藤
英
一
ア メ リカ合 衆 国
82∼ 8.9
1981年 度計算機学 会 シ ンポジウム
「記 号数 式処理 」出席 のため
化
学 教
授
朽
津
耕
三
カ ナダ ,ベ ル ギ
ー, ドイ ツ連 邦
共和 国
8. 14´ -9.
国際結 晶学連合 理 事会 ,第 28回
IUPAC会 議 ,第 12回 国際結 晶学
連合総会 ,第 31回 IUPAC総 会 出
席 及 び物理 化学 の研究 のため
植
物
助教授 駒
嶺
穆
オ ー ス トラ リア
シ ンガ ポ ール
イ ン ドネ シア
,
7
8 18-9. 12
第 13回 国際植物学会議 出席 及 び植
物生理学 に関す る研 究連絡 のため
第 16回 低 温 物理 国際会議 及 び フオ
ノ ン物理 国際会議出席並 びに固体
物理学 の研 究連 絡 のため
,
助
手
岩
佐
泉
ア メ リカ合 衆 国
8 17′ V9.
数
学
助教授
塩
田 徹
治
ア メ リカ合 衆 国
8 28 ∼ 9 20
「 フェル マ ーの大定理 に関連 す る
整 数論 の最近 の傾 向 に関す る会議」
参加及 び代数幾 何学 に関す る研 究
調査 のため
物
理 助教授
江
口
徹
ドイツ連邦 共和
国
8.22-9 12
第 10回 高 エネ ル ギ ー電子 ,光 子 相
互 作用 国際会議 及び研究集会 「素
粒子物理学 と統計物理学 の構 造要
素 」出席 のた め
植
物
助
手 新
免
827∼ 11 7
植 物細胞 膜 の生 物物理学 的研 究 の
ため
地
物
教
授
岸
保
8.15∼ 9. 1
第 3回 国際気象 学及 び大気物理学
協会学術総会 出席 のため
鉱
物
助教授
武
田
8 26
国際隕石学会第 44回 年会 ,評 議員
会 出席 及 び隕石鉱物 に関 す る研 究
調査 の ため
物
理 教
授
山
口
-9.5
高 エ ネルギ ーにお け る軽 粒子 と光
子 の相互作用 に関す る国際 シ ンポ
ジウム並 びに第 7回 国際純粋応 用
物理学連合総 会 出席 のため
物
理 教
授
植
村
9.21
第 4回 二 次元電子系物理学 国際会
議 ,狭 いバ ン ドギ ャプ半導体 国際
会議 ,低 温物 理学 国際会議 出席並
び に半導 体 物理学 の研究連 絡 のた
め
地
理
助教授
小
堀
8.30∼ 9 15
国際半乾 燥熱帯作 物研究所理事 会
出席及 び人 類生態学 に関す る研 究
連絡 のた め
物
理
助教授
若
林
8.20∼ 9. 6
第 7回 国際生物物理学会 出席 及 び
物理学 に関す る研 究連絡 のため
和 和 王 邦 和
共国 共 合連 共 ス
邦 王 邦 連 ツ 邦 ン
連 合 連 ,イ 連 ラ
ツ連 ツ スド 国 ツ フ
イ ,
イ イ 和 イ
,
ド国 ド 国 ス国,
共 ド国
理
男 郎 弘 夫
三
昇
輝 勘 〓
物
8. 14∼
8.22′
スリ ィ ォ メ
一メ ド 国 ア
,
オ ア 和 ルタ 国
,
,
国土 一ル コ舟︵
, ハ エボ シ
ダ,ア
衆 邦 合
ナ リ合 連 ジ ト キ カ
メリ
カト カ ツ 二 一
忠 巌 之
泰 健
8. 14∼
一-17-―
6
│
¬
(9
所属
官職
氏
名
月)
渡航期 間
渡航 先 国
3∼ 9. 28
渡
航
目
的
臨
海
助
手
雨
宮
昭
南
アメ リカ合衆 国
9
物
理
教
授
猪
木
慶
治
ソ ビ エ ト連 邦
9 14-9 21
第 6回 高 エネル ギ ー物 理問題 国際
研 究集会 出席 のため
数
学
助
手
川
又
雄 二郎
ア メ リカ合 衆 国
9 1∼
代数幾何学 の研 究 のため
ウニ及 び海産無 脊椎 動物卵 の受精
並 び に初期発 生 の過 程 と機構 に関
す る日米科学 協 カ セ ミナ ー 出席 及
び発生生物学 に関す る研 究連絡 の
ため
57. 8 21
動
物
助
手
井
尻
憲
一
連
合
王
国
9.26´ V
5710. 5
地
理
助
手
池
田
安
隆
ニ ュー ジ ー ラ ン
ド
9.14∼
物
理
教
授
有
馬
朗
人
ドイ ツ連 邦共 和
国
9
動
物
助
手
馬
場
昭
次
動
物
教
授
高
橋
景
動
物
助
手
真行寺
化
学
教
授
物
理
助教授
中 破 江
手
尾 不 釜
助
ニ ュージー ラ ン ド北 島の第 四紀地
殻変動調査 のた め
原子核 におけ るク ラス ター現 象 に
関す る国際会議 出席及 び原子 核 に
関す る研究のため
アメ リカ合衆 国
9 8∼ 9.17
繊 毛運動 の機構 と制御 に関す る国
際会議 出席及 び動物生理学 に関す
る研 究連絡 のため
一
アメ リカ合衆 国
9.7∼ 916
繊毛運動 の機 構 と制 御 に関す る国
際集会参加及 び動物生理 学 に関す
る研 究連絡 のため
千佳子
ア メ リカ合衆 国
9 8∼ 916
繊毛運動 の機構 と制 御 に関す る国
際集会 出席及 び細 胞生 理 学 に関す
る研 究連 絡 のため
嶋 馬
小 有
授 授
教 教
物 理
地 物
文
9
3∼ 9 19
103
希 ガ スの地球化学研究 に関す る研
究連 絡のため
スペ イ ン, イ タ
リア
926∼ 1011
原子 核 に関す る国際集会 出席並 び
に原子核物理 に関す る研 究連 絡 の
ため
アメ リカ合衆 国
9.17∼ 10.18
天文学 に関す る調 査研 究 のため
敬一 郎
大
9
9-9 14
ソ ウル 国際分光学 会 出席及 び無機
化学 に関す る研究連 絡 の ため
常 好
ドイツ連邦共和
国,ア メ リカ合
衆国
930∼ 1025
国際会議 「 HERAの 見地 にた った
討論 会 を兼ねた EP衝 突装置 にお
け る物理学 」出席及 び 日米科 学協
力事業「電子・ 陽電子衝突型 加速
器 によ る新粒子検 出実験 」の ため
朗
天
57.1
放射線生 物学 に関す る研 究 のため
稔
ソ ビ エ ト連 邦 9.23∼
人
敬
韓
民
国
(10
月)
川 口 保
士口 山 岸
授 授 授
教 教 教
理 理 物
地 物 地
虎
雄
ニ ュー ジー ラ ン
ド
1031´ V1220
ニ ュー ジー ラ ン ド北 島 の第 四紀 地
殻 変動 調 査 の た め
嘉
夫
ソ ビ エ ト連 邦
1019´ V10.24
ICFA(将 来 の加速 器 に 関す る国
際 委員 会 )第 6国 会 議 出席 のた め
勘二郎
イ ン ドネ シ ア
1023∼ 1031
モ ンスー ン観 測実験 に関す る科学
的成果 国 際会 議 出席 の た め
-18-
授
地
理
講
師
市 之
教
恵 伸
類
本 倉
人
尾 米
官職
名
氏
所属
渡航期間
渡 航 先 国
渡
航
目
的
フ ィ リ ピ ン
10.12∼ 1025 人類学 に関す る研 究連 絡 のため
ニ ュー ジー ラ ン
ド,西 サ モ ア共
和 国 ,フ ィ ジー
ナ ウル 共 和 国
ア メ リカ合 衆 国
1010.∼ 11
7
中部太平洋 にお ける海面変動 とテ
ク トニ ク ス予備調査 のため
一
ア メ リカ合 衆 国
10 6∼ 1018
国際天文学連合 コロキ ウ ムm68
「球状星 団 の天 体物理 パ ラメ ー 列
出席及 び恒 星天文 学 に関 す る研 究
連絡 のため
勅
イ ン ドネ シ ア
10.24´
-1031
「 モ ンス ーン実験 」 に関す る国際
会議 出席 のため
彦
オ ラ ンダ ,連 合
王国
1024∼ 11 3
,
,
天
文
助教授
地
物
助
手
新
田
情
報
助 教授
佐
藤
物
理
助
手
坪
野
夫
アメ リカ合衆 国
1010-1025
重力派 の検 出 に関す る共 同研 究実
施 のため
植物園 助
手
邑
田
仁
中華 人民共和国
1018-1026
植 物分 類学 に関す る資料収集 のた
め
情
報
教
授
米
田
夫
オ ラ ンダ ,連 合
王 国 ,ア メ リカ
合衆 国
1024-11.12
国際情報処理連 合「算法言語 」国
際 シ ンポ ジウム出席及 び ソフ トウ
エ アエ 学 に関 す る調 査研 究 のた め
化
学
教
授
向
山
昭
アメ リカ合衆 国
1016∼ 11 2
有機合成化学 に関す る調査研究 の
ため
化
学
助教授
原
口
呆
タ
1013∼ 12.11
熱 帯 におけ る水 田の高度利用 と窒
素循環 の研究 のため
物
理
教
授
飯
田
ー
ア メ リカ合衆 国
10.31∼
1116
第 27回 磁気 学及 び磁性 材料 国際会
議 出席並 び に磁気学 に関す る研 究
連 絡 のため
化
学 教
授
大
木
則
ア メ リカ合 衆 国
10.27´
平
桂
雅 公
信
光 紘 修
道
イ
情
議出
席及び
報科
魔
倉
昇
愛冒
量流
Vl1 8 大学教育 に おけ る化学 の基礎 ,市
民 と しての最低必要原理 セ ミナ ー
本会議 出席並 びに化学 教育事情研
究 のため
毎 月 1日 は
「省 エ ネル ギ ー」
す。
―
-19-
編
集
原稿が集 まらなければ:そ れなりのうすい広報
後
記
―
の うすいものであ ぅた。本来は1本 文の研究 の発
よいのだろうかし それが│
を出すこ とに してい るので,こ の編集‐
とぃう作業
端かわか│る よ うな隷
は言ってみれば気鼻tも 1の .で ある。しかし,表 紙
表紙になりえない0が ,数 学の特買なのであろう。
でした。
(い │)
今回│は 、機分螂
│に
は苦労 させ られる。 とくに蔀 1号 の表紙は│,か げ
│ら
っても る 儘議鐵醍詢 ′
│ヽ
本郷構内は 颯棒天1国 ,と いわれていますもいたるところで
泥棒 (盗 難)の 被害にあっていますoあ なたのちょぅとし
た注意で被害をくいとめられますo
∼最近被害続‐
出∼
-20-
機熱由轟お藁轟
轟轟轟歯一
およ ふ ‡議 凛 歯 詭典 歯由轟
◎泥棒力端
│が
紘 雄●孝 恵
・高 崎.平 木︱本
集・飯 矢 小 露 .
尾
編
茂 Q畔 )
‐ (物 理 )
内1線
4053
4123
― (天 │え )
41258
彦 0ヒ 学)
市 (人 類)
4357
4432