阪神本線(鳴尾駅付近)における下り線の高架切替

記者発表(資料配付)
月/日
(曜日)
(担当室名)
電話
2/17
(火)
阪神南県民センター西宮土木事務所
(道路第1課)
0798-
39-6124
発表者名
(担当者名)
西宮土木事務所長
阪出 裕昭
(大西 末光)
その他の
配布先
県政記者
クラブ
阪神本線(鳴尾駅付近)における下り線の高架切替
~ 踏切による交通渋滞の緩和が期待されます
~
連続立体交差事業を進めている阪神本線の鳴尾駅付近について、下り線が、平成27年3月
14日(土)の始発から高架に切り替わります。
また、鳴尾駅の下りホームは、高架駅として供用を開始します。
下り線の高架切替えにより、事業区間にある踏切(6箇所)の遮断時間は、最大で約40%
解消される見込みであり、交通渋滞の緩和が期待されます。
1.下り線高架切替日時
平成27年3月14日(土)始発から
(切替工事は前日13日の終電後から14日始発までに実施)
2.下り線高架切替区間
甲子園駅から武庫川駅西方までの間(約1.87km)
3.踏切遮断時間の短縮効果
平日ピーク時(8時台)の踏切遮断時間が最大
約40%解消される見込みです。
踏切遮断時間※
○西開踏切
42分→26分
(△16分 38%減)
○鳴尾駅西踏切
(△13分
45分→32分
28%減)
※現行ダイヤを参考に算出したピーク1時間当たりの遮断時間
【高架切替概念図】
【参
考】甲子園駅改良工事
平成27年2月21日から上りホームを拡幅し、供用を開始します。
その後、下りホームの拡幅を行い、下り線の高架切替に合わせ供用を開始します。
参 考 資 料
【事業概要】
西宮市南部を東西に走る阪神電気鉄道は、市街地を南北に分断し、踏切では道路交通に
渋滞を発生させるなど、都市機能を低下させる原因にもなっています。
これらを解消するために、兵庫県を事業主体とし、西宮市、阪神電気鉄道㈱の三者で「阪
神本線連続立体交差事業(鳴尾駅付近)」を進めております。
この事業が完成すると、甲子園駅から武庫川駅までの約1.87kmが高架化され、6
箇所の踏切がなくなり、道路交通の円滑化が図られるとともに、駅前広場などの周辺整備
により、生活環境や都市機能の向上など、多くの事業効果が期待されます。
(1)事 業 名
阪神本線連続立体交差事業(鳴尾駅付近)
(2)事 業 区 間
西宮市甲子園浦風町(甲子園駅)~西宮市小松南町(武庫川駅)
(3)延
長
鉄道高架化 延長 約1.87km
(4)踏切除却数
6箇所
(5)スケジュール
平成15年 3月 都市計画決定
平成15年 9月 連続立体交差事業 事業認可
平成20年 4月 工事着手
平成23年 7月 仮上り線切替
平成24年10月 仮下り線切替
平成27年 3月 下り線高架切替
平成28年度
上り線高架切替
平成30年度
事業完了
(6)施 工 手 順
至
武庫川駅
高架に切替
至
甲子園駅
【建設中の高架区間】
高架に切替
至
下り線ホーム
武庫川駅
仮下り線ホーム
仮上り線ホーム
至
甲子園駅
【建設中の鳴尾駅舎】