平成27年度「島根6次産業化サポートセンター」業務委託に係る 企画提案募集要領 平成27年2月17日 島根県しまねブランド推進課 1.目的 農山漁村の活性化を図るためには、農林漁業者等による加工・販売分野への進出を促進するな ど、1次産業たる農林漁業と、2次産業・3次産業との総合的かつ一体的な推進を図り、農林水 産物等の資源を有効に活用して、農山漁村地域における雇用の確保と所得の向上を目指す農山漁 村の6次産業化を推進することが重要な課題となっています。 このため、本事業においては、島根県の農林漁業者等の6次産業化を推進する支援機関(以下 「島根6次産業化サポートセンター」という。)を設置し、当該島根6次産業化サポートセンタ ーにおいて、6次産業化の先達・民間の専門家(ボランタリー・プランナー、6次産業化プラン ナー等。以下「プランナー等。」という。)によるIT活用や輸出等を含めた経営の発展段階に即し た個別相談や、課題解決に向けた研修会を開催するとともに、異業種等のマッチングを目的とし た交流会等を開催し、農林漁業者等の6次産業化の取組を支援することとします。 2.委託業務の内容 (1)業務名 「島根6次産業化サポートセンター」業務委託 (2)委託期間 委託締結日 平成27年4月1日から平成28年3月31日まで (3)業務の内容 別紙「島根6次産業化サポートセンター」業務委託仕様書のとおり (4)委託上限額(予定※) 12,000,000円(消費税及び地方消費税を含む) ※今回の募集については、県の平成27年度予算が措置された場合にのみ実施する事業であるこ とにご留意ください。 ※運営財源については、6次産業化ネットワーク活動交付金を予定しており、委託上限金額につ いては国との調整により変更の可能性があります。 3.応募資格 本事業に応募することができる者は、次の要件を全て満たす者とする。 ①代表者及び従事者が、以下アからウに該当しない者 ア 成年後見制度の適用を受けている者 イ 破産手続開始の決定を受けて復権を得ない者 ウ 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成三年法律第七十七号)第三十 二条第一項 各号に掲げる者 ②県から入札等に係る指名停止を受けている期間中でないこと。 ③事業活動範囲が県域をカバーすること。 ④県域内に常設する拠点1カ所以上を設けていること。 ⑤事業実施に当たり必要な人員体制が整備されていること又は人員体制の整備が確実と見込 まれること。 ⑥直近年の収支が黒字かつ累積損失がないなど、財務状況が健全であり、年間を通じて安定 -1- した事業運営が可能なこと。 ⑦特定の農林漁業者だけを支援対象としない者であること。 (注)留意事項 ・特例民法法人が本事業に応募する場合には、「公益法人に対する行政の関与の在り方の改 革実施計画」(平成14年3月29日閣議決定)に基づき、行政から特例民法法人に交付 された補助金・委託費等を年間収入の3分の2未満にする必要があります。 ・再委託を行う場合は、補助金の50パーセント未満とする必要があります。 ・再委託を受けた第三者は、再々委託することはできません。 ・任意団体にあっては、定款、寄付行為又は規約等に基づき活動していることを必須としま す。 4.募集に関する手続き・スケジュール等 (1)募集期間 平成27年2月17日(火)から平成27年3月4日(水) 17:00まで *企画提案募集要領は、島根県しまねブランド推進課ホームペ ージで閲覧、ダウンロードできます。 (2)質疑の受付期間 質疑がある場合は、必ず企画提案質問書(様式2)にて平成 27年2月25日(水)17:00までに持参又はFAXにより提出す ること。 (3)質疑の回答方法 回答は、企画提案の資格があると通知した者に対して、各参加 者の質疑をとりまとめて全て同じものを回答。回答は企画提案 参加表明書に記載された連絡担当者に対して、FAXにより送信す るので必ずFAX番号を記載すること。 なお、FAX番号の誤記載及び各社内で受信したものの伝達の不備 等により生じた不利益については関知しないので注意すること。 (4)質疑の回答予定日 平成27年 2月26日(木) (5)企画 提 案 の 参加表 明 企画提案に参加するものは、事業企画に関する応募表明書(様 書の提出 式1)及び添付資料を平成27年3月4日(水)17:00までに持 参または郵送により1部提出すること。 *持参の場合の受付時間は、9:00から17:00(土・日・祝日は除 く)までとし、郵送の場合は、郵便書留により必着。 (6)参加資格通知予定 平成27年3月6日(金) (7)企画提案書提出期限 平成27年3月11日(水)17:00までに提出すること。 (8)提案 者 プ レ ゼンテ ー 平成27年3月16日(月)を予定 ション及び審査 *プレゼンテーションの日時、場所については、参加資格通知 者に別途通知する。 (9)委託予定事業者決定 平成27年3月中旬から下旬 【提出先及び問合せ先】 〒690-8501 島根県松江市殿町1 島根県しまねブランド推進課6次産業推進スタッフ 担 当:中林 電 話:0852-22-5283 F A X:0852-22-6859 5.企画提案書の作成、提出方法 -2- (1)作成方法 (2)提出方法 (3)その他の書類 (4)その他の留意事項 6.審査方法等 (1)審査方法 (2)審査内容 ・企画提案書(様式3、様式4)により作成する。 ・用紙の大きさはA4判縦、横書き、左綴じとする。 (図表等は必要に応じA3判の折り込みも可とする) ・計5部(正本1部、コピー4部)提出すること。 ・平成27年3月11日(水)17:00までに持参又は郵送により 提出すること。 *持参の場合の受付時間は、9:00から17:00(土・日・祝日除く) までとし、郵送の場合は、郵便書留により必着。 (1)提出書類 ①企画提案書(別紙様式3) ②積算内訳(別紙様式4) 平成27年度に本事業を実施するために必要な経費の全 ての額(消費税等の一切の経費を含む。)を詳細に記載した 積算内容 (2)企画提案書の内容 企画提案書は、項目毎に企画・提案を詳細に記載して作 成。 (1)見積書 1部 (2)その他 ①会社等の概要 会社名、代表者名、本事業を実施する部署名及びその住所 並びに本企画書の担当者名 ②過去に類似事業の実績があれば、これに関する資料(委託 元、期間及び委託業務の概要等) ③その他参考となる資料(A4サイズで1枚以内) 応募表明書又は企画提案書が次のいずれかに該当する場合には、 無効となることがあるので留意すること。 ①提出期限、提出先、提出方法に適合しないもの ②作成要領に指定する作成様式及び記載上の留意事項に適合 しないもの ③記載すべき事項の全部又は一部が記載されていないもの ④記載すべき事項以外の内容が記載されているもの ⑤虚偽の内容が記載されているもの ・提出期限以降における企画提案書の差し替え及び再提出は、 原則的に認められないので留意すること ・企画提案の採否は、文書で通知する ・本要領に基づき提出された書類は返還しない 審査会において、(2)の審査項目に沿って審査します。 必要に応じて、提出書類の他に、追加資料等の提出や別途の ヒアリングを求める場合があります。なお、提出書類の個人情 報等に配慮し、審査内容については公表しない。 事業者の選定に関する審査項目は以下のとおり。 -3- (3)応募者への採否通知 ①組織の財政的基盤は安定しているか。 ②運営の公開性、透明性は高いか。 ③主たる責任者に管理能力があり、専門的知見、経験等を有 した人的資源が十分にあるか。 ④類似・関連事業の実績(*前年から継続する場合は前年度 事業の実績等)はあるか。 ⑤現状の課題等を性格に把握し、事業の目的、趣旨と合致し ている提案内容であるか。 ⑥目的達成のための具体的な実施内容となっているか。 ⑦事業実施期間を有効に使うスケジュールになっているか。 ⑧事業内容に見合った経費で、精度の高い積算がなされてい るか。 ⑨最少の経費で、最大の効果を狙っているか。 ⑩主体的に具体的な目標を設定し、その成果・効果を検証で きる仕組みになっているか。また、事業内容及び実施方法 から判断して、期待される効果は実現可能か。 ⑪単発的な活動でなく、事業の持続性、継続性はみられるか。 また、他団体の模範となるような波及効果が期待できるか。 平成27年3月中旬までに、提案者全員に文書により通知する。 7.契約内容等 (1)契約方法等 受託予定事業者と委託内容、委託料について協議の上、見積書 を徴取し、県の別途定める予定価格の範囲内で契約を締結する。 なお、採択された者は、別記要件を満たす6次産業化プランナ ーについて、活動の意思確認を実施の上、登録し、必要な書類 を速やかに提出すること。(必要な書類については、採択決定後 に通知) (2)契約書 契約にあたっては、契約書を作成するものとする。 (3)委託料の支払 原則として精算払いとする。 委託費の額が確定した後、事業者からの適法な請求書を受理し た日から30日以内にその支払を行います。 ただし、事業者の請求により、必要があると認められる金額に ついては、部分払をすることができる。 (4)契約保証金 契約金額の100分の10に相当する額以上の契約保証金又はこれに 替える担保を納付すること。なお、契約保証金の納付の免除、 納付方法等は、地方自治法施行令及び島根県会計規則を適用す る。 (5)特許 権 等 の 知的財 産 本業務により生じた特許権等の知的財産権は、島根県に譲渡す 権 る。 (6)個人情報の保護 本事業に関して知り得た業務上の秘密は、契約期間にかかわら ず決して第三者に漏らしてはならない。 -4- (別 記) 6次産業化プランナーは、以下の(1)から(3)までの全ての要件を満たしている者としま す。 (1)学識要件 ①以下の全ての分野について一定の知見を有しつつ、そのうち1以上の分野について高度 な専門的知見を有していること。(注) (ア)県域内の農林水産物の生産実態 (イ)農林水産物の加工 (ウ)農林水産物(加工品)の流通 (エ)農林水産物(加工品)のマーケティング (オ)農政、食品安全等に関する法令、制度 (カ)経営管理 又は ② ①の(ア)から(ウ)までの分野について、一定の知見を有しつつ、輸出、IT、観光、 異業種連携等のいずれかの分野について、高度な専門的知見を有していること。 (注)「一定の知見を有する」とは、「6次産業化人材育成研修会(6次産業総合推進事 業のうち6次産業推進中央支援事業)」を受講した場合に加え、自己研鑽やOJT方式に より習得の見込みがある場合も含むこととする。 (2)経験要件((1)の②の場合は除く。) 6次産業化に関する案件について、コーディネート業務に携わったことがあること、又 は、6次産業化に取り組んだことがある農林漁業経営者であって、いずれも一定の成果 を上げていること。 (3)コミュニケーション能力要件 以下の要件を満たしていること。 (ア)6次産業化に関係する各分野の人材に精通していること。 (イ)6次産業化に関する支援措置や事業計画の作成に関し、事業者に対して丁寧に相 談に応じ、的確な助言をする能力を有していること。 ※ プランナーの選定要件は、事業の運営財源である国の6次産業化ネットワーク活動交付金 関連規定の変更により、変更する場合があります。 -5-
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