Jヒ 区飛鳥山博物館だより 2008.9 21 飛鳥山3つ の博物館 10周 年秋期企画展 名所を愉 しむための7つ のレッスン :江 戸名所図会 の世界展 Seven lessons to enjoy a noted place8ExhllDlt口 On of Edo■ elsho Zue “ 冤料 観窯 期 場 間 日 餅館 会 会 開休 :2008年 10月 25日 (土 )∼ 12月 7日 (日 ) :特 別展示室・ホワイエ :午 前 10時 ∼午後5時 :毎 週月曜日(た だし11/3・ 11/24は 開館 )、 11/4(火 11/25(火 ) )、 蹴献 一 抄 鶴 凛 そ騨 量 を驚 ︸ 輩郷︵ オて キー ぅ Fん → ト い 妥 夕に 募籠 め らう て 朴 , 重│ 1雀 え 聾 ヽ、ヽ、こ 、 ミ゛ヾ゛ i ヽ ヽ 沐 r江 戸名所図会Jよ り 「道灌山聴虫」の場面 名所 を愉 しむための 7つ の レッス ン 江戸名 所図会 の 世界展 Seゃ elllessons to enJo/a noted p口 ace8[Xhlblt口 on of Edo lltelsho― zue 《関連イベ ン ト》 現在、世界各国で環境の激変による気候変動が懸念され、 地球環境に優 ししヽ 社会をめざ してグローバルな 取 り組みが行 1企 画展講演会 われています。まさに環境は今 日的な課題とな つています。 日時 :11月 2日 その一方で、かつての江 戸とその周辺は当時世界最大の人 口を有 しなが らI」 、緑豊かな名所に彩 られた都市景観を保 つ ていま した。 幸孝 幸成の三代 にわたる 約40年 の歳月を費やす編さん活動 によつて、今か ら約 170 年前 に出版 されま した。 7巻 20冊 に及ぶ大 部な 『江戸名所 弘氏 (東 京都江戸東京博物館教授 ) :「 環境 会場 :当 館 講堂 講師 :当 館学芸員 3.講 座 :「 環境の再発見・ 外国人の見た北区の名 所」 日時 :12月 7日 絵師 会場 :当 館 読書世界 に歓迎 され、やがで全 国各地 にひろまるだ けでな く、遠 く海外にまで江戸の賑わいを伝えま した。 本展では持続可能な環境 に配慮 した江戸の都市に息 づ く名 所の姿を、約 90点 の資 料か らお示 しして、身近な環境風土 (日 )午 後 lB寺 30分 ∼午後 3時 講堂 講師 :当 館学芸員 ★参 加 費 :無 料 ☆定 員 :各 80名 ★応募方法 :こ 希望のイベ ン ト1件 につき 1枚 の往復はがきでお の重要性、景観の魅力 についてこ紹介 します。 ぜひこ観覧 ください。 )午 後 lB寺 30分 ∼午後3時 講堂 図会』は、実地踏査にもとづ く考証の確かな記述とともに、 長谷川雪旦の精妙な挿 し絵の魅力もあいまつて江戸の (日 。風土 。名所 江戸名所 図会の世界 」 日時 :11月 23日 (日 )午 後lB寺 30分 ∼午後3時 2.講 座 これ らの江戸各地の名所を紹介する 『江戸 名所図会』 よ、 神田雉子町の町名主、斎藤幸雄 会場 :当 館 講師 :小 澤 :「 江戸 図 の魅 力」 申 し込み ください。 ☆締 切 :10月 24日 (金 )必 着 型幽艶壁 ■ 回団団 ―― 当館では毎年夏に多数親子向け講座を開催 しているが、 今回はその中で今年初めて企画 した 「ずぼんぼ作り」を紹 介する。講座を開くにあたり、低学年も参加可能であり、 郷土に関心を喚起させるものを条件にした。そこで思いつ いたのが本玩具。ずぼんぼとは近世から江戸 東京で伝承 されてきた紙製の獅子舞の玩具で、 『うなゐの友』 (郷 土 玩具の本で当館収蔵)に も掲載されている。屏風をめぐら せた中で団扇をあおぎ、浮き上がった姿を楽 しむものだ。 た。」 というコメン トがあつた。 博物館における工作教室の意義を考える時、ただ作 つて 帰るという行為だけではなく、作る ことにより資料を理解 し、そのまま歴史を体感出来ることが強みである。数時FB5 の思い出だが、工作教室を通 じて地域や歴史を知 り、興味 を持つていただけたなら有難いことである。そ してその楽 しさをダイレク トに伝えらねるよう、学芸員のアイデアと 準備の格闘は日々続くのである。 (綾 ) 準備段階では、素材選びと試作 所要時間の計測を行 い、参加者がスムーズ に取 り組めるよう細心の注意を払 う。更に演示はずぼんぼの最大の魅力である不思議な躍動 感をどのような感動をもつて伝えられるかに眼目を置いた。 当日は、初めから動く姿は見せず、期待感を持たせなが ら製作に入つた。一生懸命作つた後に実際にあおぎ、くる くると舞い上がると参加者は大喜び。一体感も高まり、全 員で楽 しむことができた。アンケー トでは、「郷土玩具 に 興味を持 つた。 他 にどのよ うなものがあるのか知 りた い。」「素本卜 な玩具にもこれほどの魅力があると感動 し ,asukavama museum tち にeカ 知 2し たず麟らば 大it・ 水・人 ブログ風 “ ネ"の あれ これ ∼正岡子規「王子紀行」 に、れて S、 中野 守 久 (当 館学芸員) 今 日はJと い うT Vド ラマ があった。主人公は浅丘 ル リ子 中野良 り、帰路 を飛鳥 山下 に定 めて一 行 は低地 に下 り て ゆ く。根岸 へ と続 く音無川 (下 郷 用水 )沿 い 子 栗 田ひ ろみが演 じる三姉妹。脇 は山村聡 の 路 の 途 中 で 小 さな祠 を見 つ け暫 し休憩、絵画 35年 ほ ど前 に 「 さよな ら 口崇 林隆三 緒方拳 原田良雄 山 原田大二 郎 談義 に花 を咲 かせ る。 不折 は この 周 │]に は遠 近 大原麗子 な ど鉾 々た る顔 ぶ れ で あった。 舞台 に なったのは新宿区下落合 の高台 に建 つ 洋館 で、出 に画作 に適 した風 景 が 多 い こと を称 賛 す るので 水川神社 ・妙正寺 西武線下落合駅 などに出没 し、相馬坂 ・ 七山 実 にのんび りとした話 で あるが、当時 の本郷台 にお ける行楽 の様子 が 良 く記 されている。 まだ電 坂 など急坂 が 多いこの町 を行 き来す る シー ンが 見 話 も時計 も普及 してい ない明治中期。 イ ンテ リと られ た。 今 か ら思 えば、番組 で は武 蔵野 台地 い えども、 自らの行動予定 は太陽 と月と体 内時計 豊 島 台 の 地 勢 が 巧 み に 撮 り込 まれ て い た よ う で決めて いた。乗物 が無 ければ、歩 いて どこまで だ。 当時 中学生 で あったが、妙 に旅 1肯 を誘 われ も行 くので ある。本来そ こに あって然 るべ き地物 た。映像 を通 して 副都 心近 くの地 勢 に惹 か れ、 その後本郷 台へ 関心 が向 か う契機 となった。 を受容 す る ことは決 して不便 な ことではな く日常 的な ことであった。 自 ら歩 けば、デ E離感 も掴めそ それは さておき、 話 は急転 して恐縮 だが、 BII治 の土 地 の性状 がよく分 か る。坂道 を介 して土地の 演者 たちが周辺 の御留山公園 川 あった (以 下略 ). 27年 (1894)(こ 正 岡 子規 が 新聞 『 日本』 に著 し た 「王 子紀行Jは 小編 なが ら味わ い深 い随筆 であ 起伏が実感で きる し、川 べ りを辿れば、上流下流 る。 その年 の8月 13日 の 午後俳人 で 同郷 の 内藤鳴 し見物 を誘 いに子規庵 を訪れ、画家 雪 が王 子の祭イ は そ う した ことか ら生 まれ るの だろ う。現 在束 京 で は 多 くの橋 や エ スカ レー ター な どが設 け ら 中村不折 をともな い3人 で 出 か けた際 の話が書 か れて い るが、 あ ま り過 ぎる と折 角 の 探訪 も興味 れて い る。少 し紹介 したい。一 行 は広小路 の豆 腐 料理屋忍川 で 夕飯 を済 ませ汽車 で上野か ら王子へ 半減 ではないか と余計 な心 配 をして い る。 の 違 い も知 る こ とがで きる。旅 の 面白 さも1つ に 行 く。 まず は王子権現 へ お もむ くのだが、肝心 の 田 楽 がや って い な い。茶店 で 今 日はな い と言 わ れ、 「田 楽見 ぬ も亦風流 な りJと 強 が りを言 い 急遠 滝野 川 見物 へ 趣 向 を変 えて しま う。 ど うも 到着 した時 間 が遅 く田 楽 が終演 して い ることに 気付 か なか っ た よ うだ .す で に人影 はな く蝉 し ぐれ が響 く音無渓 谷 の 岸辺 で 不折 は洞窟 の 前 に 作 み 数枚 の 絵 を描 く。 そ の 後 一行 は本格 的 に茶 店 に上 が り寛 い だ。 あ た りは夕間 に包 まれ樹 問 に 月が 姿 を現 して い る。子規 と鳴雪 は俳句談 議 で 数 時間 を過 ご し、不折 はただ一 人黙 々 と絵 を 描 き続 け る。 夜 もす っ か り更 け た 頃 、 汽 車 は と っ くに終 わ っ てい るため 徒歩 で戻 る こ とにな 「王子紀行」 に添えらllた 不折の絵 出輿 i講 談社刊 『子規全集J第 13巻 1976年 asukavama musoum■ Ⅵ "tett Π 口回目図日ロロ 荒川 と新河岸川 に挟まれた町、浮間。板橋 区と埼 玉 県戸 口市 と接 している “ 区境・ "の 々 い でも あ 県境 町 ります。浮間は元 、 埼 玉 県横 曽根村に属 して ました。しかし、大正 年 間 に河川改修 により荒川本流 が短 絡化 されると村 が分断された形 となり、埼 玉 県 とのつな力`り よりも当時 の東京府 との結 びつきが強くなりました。そこで大正 15年 に東 京府 に編 入されたのです。このような歴史を持 つ浮 間ですが、このところ高層住宅 が 多 く建 つようになり、様変 わりしつつあります。でも、町を歩けば澤間 を特徴付 ける歴史 的な要素がそこかしこに見られます。今でも“ 昔"が 息づく町、浮間にクローズアップ │ 桜草今昔物語 かつて「浮間が原」と呼ばねたこ の地は、 江戸の頃から桜草で名の 知れた春の行楽地でした。大正期 には田山花袋が「毛配でも敷いた ようである。Jと まで綴つているほ ど、 野生の桜草が広がつていて、 そ 浮間ヶ原 かれんな花 桜草 の情景を一 目見ようと各地から見物客が訪れたそうです。そんな 桜草を絶減の危機に追しヽ やつたのが乱獲と環境変化です。有名に なつたが故に人々はむやみに持ち去り、また、 荒川の河川改修や壁 土用の採土によつて、 桜草は次第に姿を消していつたのです。しか し、 桜草は復活 しました。戦後、数少なくなつた桜草を圃場に移植 し、 つたのです。浮 人々の手によつて保護さね、 その数を増やしてしヽ にとはしヽ きませんが、 問 いつばしヽ 今でも春になると浮 PB5ヶ 池のすぐ 側で、 小さな花をしつかりと咲かせています。(野 ) 町に残る水害の言 ]慮 ―水塚― 浮間はその音、 台風などで大雨が降り、 荒川がひとたび氾濫する とその被害に見舞われました。そこで、 浮間に住む人々は周囲より も高く土を盛り、 その上に家を建てました。このような造 りを水塚 といい、洪水がおきても浸水 しないよう こなつてしヽ ます。それでも 水が押し寄せてきたら梯子で天丼裏に上れるようになつていまし ■1菫 ヨ 7申 ■ た。また、 物置には水害時に備えた舟が吊るさねており、階上は水 が引くまで一 時的に生活できるス ペ ースでもあります。浮 FB5の 町を 歩くと、 今でも周 りよりも一 段高く 築かれた塚上の高まりが見受けら れます。荒川の改修工事のおかげ で洪水の危険がなくなつたことも あり、 人々の記憶の中で水害は薄 ヽ らし でしヽ ますが、この高 まりは先 人の工夫と水害の記憶の語り部の ように思えます。(村 ) ‐ _■ ■ ._・ 塚の上に建てらllた 納屋 信仰の厚 い、 休日の午後の太公望 かつての郷 l本 流の名残、浮間ヶ池 □ asukavama muscum,V,co 21 土手の下は赤羽」ルフ場 浮間の鎮守、氷川神社 傘屋庚申、 傘屋は 川 の流 れで厄災 を祓う一まんこリー 玄関先に色鮮やかな幣束のようなも 浮間の 町を歩 いていると、 た のを見かけることがあります。これは 日ぎんぜん 」こ挿されて しヽ ヽ 御幣なのです。何でも門や玄関に飾ることで悪病や厄災を防 しで 防止と家内安全を祈願するのだそうです。その後、日ぎんぜん」を 家に持ち帰らねるの 飾つていた御幣はこ利益を願う人々に配られ、 です。 浮間は古い伝統が息づく町です。(花 ) 「まんこり」としヽ う夏の祭事が伝 くれるのだとか。浮間には古くから ヽ えられてしますが、日ぎんぜんJは この祭事 に使う神の依り代なの です。長さ4mも ある丸太の先に藁束をくくりつけ、 それを御幣で 飾ったものです。氷川神社から新河岸川 (日 荒川)ま でこの「 ぎん ぜんJを 運び、 水難 川の中に立てて水を力Jす る剛‖みそぎ」を行い、 ぼんぜん を立てて川みそぎ 玄関の御幣 こ利益がありますように \、・昔 i讃5:= 心 、マifiξ 雪 1・ (昭 和 28年 故手川文夫氏撮影) Y¬ ヽ 鶉 、 ゛ ノ / 在りし日の浮間橋 のとかな感じが伝わります (昭 和27年 故手川文夫氏撮影) 浮間の渡船場跡に残る供養塔 お堂に納まつた子育地蔵 観音寺の梵鐘 その名も水塚酒店 !創 業 道路脇に 青面金剛庚 昔懐かしい銭湯 120年 だとか 申塔 "む │ asukavama nuseum′ いにe,日 開館 10周 年記念企画展 と3館 合同イベ ント 渋沢史料館は、今年で ま した。担当 所で 3館 の学芸員が分担 して解説をお こなしヽ 開館 10周 年を迎えました。そこで、この春の 10周 年記念 企画展の開催にともない、 「飛鳥山 3つ の博物館」として 者 と しても単独開催 にはない内容の広が りや視点の深さを おかげさまで当館と紙の博物館 実感 し、大いに東J激 を受けま した。 これまで、あ りそ うでなか つた 3館 合同イベ ン トですが、 積極的に合同イベン トを行いました。 ては、 「王子 飛鳥山」を共通 中心となる企画展につしヽ 10周 年をき っかけと して 「 1回 で 3倍 おい ししヽ 」 企画が実 ・JNけ まし テーマとして掲げ、互しヽ の特色を活かす内容を心 現 しま した。今年末 まで 10周 年合 同企画 を続々 と実施 し た。その結果、当館は 「名所の誕生∼飛鳥山で読み解く名 所 プ ロ デ ュースJ、 紙の博物館 は 「近代製紙産業 と王 ますので、この春逃 した方もぜひこ参加 ください。 (K) 子」、渋沢史料館は 「王子 滝野川と渋沢栄――住まい、 公の場、地域一」と、王子 飛鳥山の歴史 文化を多彩な 視点からこ紹介する企画展が揃いました。 た 合同イベ ン トとしては、 3つ の企画展を通 してこ覧しヽ だきたいと、リレー形式で3館 をまわる展示解説 「企画展 ミュージアム トーク」を期間中 3回 おこないました。各 館が異なる視点からこ説明するため、新 しい発見が多かつ たという参加者の声が多く間かねました。 また、史跡めぐり「学芸員と歩 く王子 飛鳥山の歴史と 産業」も合同で実施しました。飛鳥山から醸造試験所跡地 や印刷局の資料室、一里塚などを約 3時 間かけて巡り、各 企画展ミュージアム トークの様子 和三十二年 発掘現場から」 1■■籠 スコップを持つた人、シャベルを持つた 地面 を指差 して何かをみ つ けたかのような姿。みな懸命 に 人、様々な人が写 つていますが、これはいつたい 取 り組んでいます。ある生徒はお しりも真 つ黒 にな つて し まう程です。 この地点か らは、弥生時代中期の竪穴住居址 何の場面を撮詳 したものなので しようか。 実は、学生 による発掘調査の風景 を写 しとつたものなの やたくさんの土器 石器が発見されて います。 です。枠外 に 「王子工業高校生徒たちの発掘作業風景 (ア 作業 に打ち こむ生徒の風貌 は、現在の高校生 とは異な り スカ山公園内 )」 と書かれた この写真 は、平成 に入 つてか ます。 しか し、何かに一生懸命 に取 り組むその姿は、いつ らの大規模調査が行われる以前の、飛鳥山遺跡の発掘調査 の時代も変わ らないものとしヽ えるで しょう。 (0) を撮影 した貴重な 1枚 です。 調査 の指導 にあた つていた吉 田格氏の報告 によると、こ の調査 は、昭和 32年 7月 に、社会科の研究の一環 と して 行われたといいます。 この場所が飛鳥山公 園内のどこなの か、長 らく不明とされてきま したが、平成 8 9年 度 の調 査 によ り、現在の児童公園内 SL付 近であ つた ことが明 ら か とな りま した 。今で は綺 麗 に舗装 されて いる この場所 も、当時はこんなに緑が生い茂る場所で した。 写真の中の生徒 の表情 はみな生き生きと してお り、今 に も声が FE5こ えてきそ うです。土 を掘 り上げている様子や、 m asukavama museum■ Vo cc 21 魏盪肋随 物音刻 ♪八アーあの娘可愛いやニンジン姿∼ ♪と、 当館の常設展示 「東京近郊の野菜と種苗Jの コーナーに時折明るい音頭の一節が流llま す。 この曲 「種物音頭」は、滝野川の種子屋を中心 第 四と同 じ く 左 足 の前 よ り 右 足 を 進 む 方 向 へ伸 ば し 場 にて 、本年 3月 27日 の開館記念 日 に記念イベ ン トが開かれま した。江戸 姿 十第 地 に つけ る 当館正面玄関前 にある飛鳥山公園広 自 らスコ ップを使われ江戸時代の花見 の代表種であ つたヤマザクラの幼樹を 姿一十第 一ハ 地 に つけ た 右 足 の足 先 で立 ち ! 紙の博物館理事長 とともに (部 分) 口く し 右 廻 り に 国 の女 ハー の間 に 一月 廻持 す 手 の手 が 上 に なら ぬ様 注 意 す る 団理事長 一周 し た ら 進 む 方 向 に ●開館 10周 年記念日に 徳川様によるお手植えの桜 身 饉 の向 き を 定 め 付の背景には、彼女と滝野川周辺の土地との浅 からぬ縁が感 じられます。 (K) 姿 二 十第 ハ マヤ 両 手 を 前 の 上方 で指 先 を 接 す 右 足 を 前 方 に進 め 右 手 を後 方 に 塚に移り住んでからは舞踊家として活動をはじ め、田端で生まれた児童文芸雑誌 『金の星』に も重謡舞踊を発表 していさす。 「種物音頭J振 委 三 十第 ジフ 若 足 を 後 方 に戻 し て 8年 (1919)、 滝野川と隣接する西巣鴨の庚申 右 手 を 元 に戻 し て 子」。明治末頃から大正初めには、田端の高台 にあ つた 「蛇御殿」 に住む美貌の代議士夫人 「日向きむ子」として知られていました。大正 姿 四十第 ヤ 第 十 二姿 と 同 じ と す る 東 京 種 子 同 業 組 合 が 、 昭 和 11年 (1986)に 開催 した「種子祭」 を記念 して製作 したものです。 実は、この曲には振りもつけられてしヽ ます。 振付を担 当 したの は林流初代家元 「林きむ レコー ド「種物音頭」付属説明書より振付け写真 ●今年も実習生が活躍 しました 7月 29日 か ら8月 10日 までの 2週 ! 間学芸員資格取得を 目指す 3名 の大 学 植えていただきま した。現在ヤマザ ク 生が実習生 と して来館 しま した。 「夏 ラは陽光を十分に浴びて青葉をつけ、 休みわくわくミュージアム」の各種ア シスタン トや野外での取材など若い工 ネルギーを大いにぶつけて活動 してく す くす くと育 つています。 ●人物往来 今年の3月 31日 をもちま して、平成 15年 4月 よ り勤務 して しヽ た だいた博 れました。その成果の一部は今号の記 事 「クローズアップ浮間Jに 掲載 して あります。実習生の皆さん、暑い中お 物館調査員の古屋紀之さんが無事 に任 疲れさまでした。 期を全 う し離職 しま した。後任 と して 大塚由利子さんが新たに着任 しました。 今後講座等でお目にかかることがある と思いますが、宣 しくお願しヽします。 ●博物館資料 の情報 を お寄 せください ! 王子 当館では赤羽 滝野川とい つ た現在の北区域 内で使われて いた生 活 用具 古文書 古写真など当時の暮 ら しぶ りが分かる様々な資料を常 時探 し ています。心当た りのある方 は是非博 時代 8代 将軍吉宗の桜の植樹 によつて 開かねた飛鳥山園地の故実 にちなみ、 物館 (03‐ 3916-1133) までこ連絡 くださしヽ 。 徳川宗家当主の恒孝氏をこ招待 して、 日 寺代を超えた植樹式 を挙行 しま した。 当 日は桜満開の中、区長 渋沢記念財 asukavama museum ttVo ce 21 Й 一 い″ 風 き上が る ︱ に 頬 ゆる む 歓 喜 の声 夕 芸 買リレーエ ッセイ◇0◇ ◆0◇ 1 ≡ ] 一 部 で「夏のわ くわ く、冬のフムフム」 とも呼 ●特 別展 覧会「第 7回 人 間国宝奥 山峰石 と北 区の 工芸作 家展J (9/13∼ 10/13) ●ミュージアム・トー ク展示をもつと楽 しもう │ (9/14、 10/12、 11ノ 9) ばれるように、当館では夏と冬に2大 子ども向け事 ●講座「王子が生んだ女形・王子路考とその生涯 J 業を展開 しています。今年も 7月 21日 か ら 8月 31日 までの約40日 間にわた つて、その うちの一つ 「夏休みわ くわ く ●講座「実践考古学講座 ―考古資料を調 べ る一」 ミュージアム★ 2008」 を開催 しま した。 4月 に着任 したばか りの私には初めてのことばか り。「少 しでも去 「子どもたちが毎 日通 いたくなるような博 あふれ出る野望と、まだ見ぬ子どもたちの反応へ の 年 と違 うことが したい 物館に したい !」 !」 不安とがせめぎあう中での準備期間で したが、各 コーナー初 日か ら大 (9/21) (10/11、 ●企画展講演会「江戸図の魅力」 (11/2) ●野外講座「秋 の王子・飛鳥 山の歴史散歩」(11/8) ●開館 10周 年記念講演会 (11/22) ●講座「紅葉の文化 ∼滝 野川 を中心 に」 盛況 !中 には本当に毎 日通 ってきてくれる姉弟も見受けられま した。 初 めは緊張 してこわばっていた私の顔も、子どもたちの凄ま じい集中 力や、 「できたよ―」 「わか つたよ―」な どの満面の実み につ られ につこにこ'。 不安はすべ てが杞憂に終わ り、ひと て、いつのまにか “ 11/1) 18、 25、 ●講座「巡礼六阿弥陀J (10/19、 26) ●秋期企画展「名所を愉じむためのフつの レッスン :江 戸名所図会の世界 J (10/25-12/7) (11/29、 12/13) ●野外講座「幻の江戸野菜・小松菜の産地を探るJ (12/5) ●講座「環境の再発見・外国人 の見たJじ 区の名所J 安心といつたところです。 子どもたちの学習意欲の著 しい低下が叫ばれる昨今、博物館の存在 (12/7) ●ミュージアム・トーク展示をもつと楽しもう ! が、また私たち学芸員の存在が、子どもたちの学習意欲の向上 に一役 買えるよう、これからも日々努力 してまいります。よ― し !次 は冬の フムフム (「 来て、見て、さわ つて !音の道具」)だ !1(0) (12/14、 1/11、 2/8) ●小学校中学年対応事業「来て、見て、きわつて1昔 の道具」 (1/10∼ 2/28) ●講座「第 16回 新聞から読む考古学2008J(1/31) ●講座「第 2回 考古学体験講座 古代 の技術をさ ぐる一 勾玉を つ くる一J (2/21) ●講座「民話 に親 しむ ― 八尾比丘尼編 ―J (3/7) ●野外講座「第 8回 あるけおろじ― 古代 の道をた 開館時間】 【 午前 10時 から午後 5時 (有 料の展示室へ の入場は午後 4時 30 分まで) 体館日】 【 ●毎週月曜日 (国 民の休日 振替休日の 場合は開館 ) ●国民の体 日および振替休日の翌 日 (土 曜 日曜日の場合は開館 ) ●年末年始 (12月 28日 ∼ 1月 4日 ) どる」 定) (未 ●春期企画展「赤羽台の環濠集落」 (3/17∼ 5/10) メ催し物名は仮称、( )内 の実施日は予定で丸 詳細は当館発 「催し物案内」 、 北区ニユース、 1ヒ 区HPを こ覧く ださい。 イ テの ■文化の日は観覧無料となります 11月 3日 (祝 )は 常設展示室 を無料でご覧 いただけます。 この機会 にぜひご覧 くだ さい。 ! 」R京 浜東北 F 王子駅百口よ り徒歩 5分 地下鉄南Jヒ 根 西 ヶ原駅よ り徒歩7分 都電荒川線 飛鳥山停留場 よ り掟歩4分 都バス 草 64 140系 統 飛鳥山停留所よ り徒歩 5分 l・ このほ力ヽこ臨時体館 日があります。 個 一 般 人 団 体 =齢 土 通 螢 300円 240円 小 中 高 100円 ■コミバス1日 乗車券利用の方に特典 コ ミュニティバスの 1日 乗車券をご利用 される方は常設展観覧料が 2割 引になり ます。受付にてお示 しください。 ■年末年始の休館日 平成20年 12月 28日 ∼平成21年 1月 5日 ! 常設展観覧料】 【 80円 フ20円 240円 小学生未満 は無料 │よ 20名 以上 団体扱 しヽ 三館共通券は当館のほか、 渋沢史料館、 紙の博物館をこ覧になれます。 ) 発編 今夏の前半 は昨年同様強烈な猛暑で した。旧盆を過ぎると、後に「平成20年 8 月末豪雨」 と命名 されたように全国的に大雨落雷がtt‐ 繁 となり異常気象を思わ せる日々が続きま した。当館でも開館以降初めて停電を経験 しました。 さて、今年 はちょうど開館10周 年 にあた ります。本誌 が当館 と利用者 の皆様 との架け橋の1つ となるよう、館員一同新たな気持ちで取 り組み、誠心誠意尽 く していく覚1吾 です。今後も何卒 ご声援の程宜 しくお願い中 し上げます。 (守 北区飛鳥山博物館だより は い す 21 行 集 平成20年 9月 20H 北 区1に 鳥山博物館 〒1140002東 京都北区王 子113 TEL 03-3916-1133 行 東京都北区教育委員会 〒1140022東 京 都北区王 子本町 121 TEL 03 3908 1111(代 刷 川 回日 'Pl工 n asukavama museum・ V'ce 21 ) 業株式 会社 刊 行物登 録番号 20-2-018
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