平成27年度岐阜県観光季刊誌等制作事業委託業務仕様書

平成27年度岐阜県観光季刊誌等制作事業委託業務仕様書
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委託業務名
平成27年度岐阜県観光季刊誌等制作事業委託業務
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委託業務期間
契約締結の日から平成28年3月31日(木)まで
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事業目的
本事業は、岐阜県の魅力を効果的な方法で発信することにより、本県の認知度を高め、本県
への誘客の促進、観光消費額の増加を図ることを目的とする。
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業務内容
岐阜の魅力を掘り起し、効果的に情報発信するため、以下の(1)~(3)の業務を実施す
ること。なお、業務の実施に当たっては、岐阜県と協議のうえ進めること。
(1)岐阜県観光季刊誌「岐阜っぽ。」の制作、発送業務
1)旅行検討者に直接、本県観光情報を発信するため、旅行雑誌等とタイアップして、季
刊誌「岐阜っぽ。」を制作すること。タイアップする旅行雑誌等は、四半期ごと以上
の発行、各回3万部以上の発行部数があるもので、効果的に県外から岐阜県への誘客
につなげられる雑誌を選定すること。
2)旅行雑誌等とのタイアップは、ブック・イン・ブック形式を採用することとし、旬の
観光情報を広く発信する他、より岐阜県の魅力を引き出すこと。なお、発行回数は秋
季、冬季、春季の3回とし、発行月は県と協議のうえ決定すること。
3)ブック・イン・ブックを行う誌面は、4色カラー印刷、12頁以上とすること。掲載内
容については、本県の「観光イケメン公務員G(ギフ)メン」を活用し、各季節折々の
魅力を効果的に発信すること。また、選定した雑誌購読者層にターゲットを当てて、岐
阜県の観光情報を発信できるよう受託者が素案作成の上、県と協議し決定すること。な
お、校正は原則3回以上行うこととし、完成具合により校正回数を増やすことがあるこ
と。
4)県内の各観光資源の持つ最新の魅力を発信するため、季刊誌発行ごとに取材・撮影等を
行うこと。
5)3)で制作した誌面のデザイン・内容をもとに、以下の仕様により、季刊誌「岐阜っぽ。」
として抜き刷りを別途制作すること。
・印刷部数は、各回4万部以上とし、県の指示する250箇所へ配送・納品する他、よ
り効果的に配布すること。
・サイズ等は、A4判仕上がり×12頁以上 針金中綴じ とすること。
・用紙の材質は、マットコート紙 四六判 90kg以上 とすること。
・印刷面・色数は、4色カラーの両面印刷 とすること。
(2)季刊誌連動の誘客キャンペーンホームページの制作
1)(1)で完成した原稿データを保存・納品すること。
2)季刊誌発行ごとに、岐阜県観光季刊誌の内容を基とした誘客キャンペーンの特設ページ
を制作し、岐阜県観光季刊誌の原稿データとともに県内観光情報の総合サイトである一
般社団法人岐阜県観光連盟ホームページ内に公開させること。なお、別途本県が実施す
る「インターネット宿泊予約サイトPR事業 ※」と連携すること。
※ 2サイト以上の宿泊予約サイト(各サイトに登録の県内宿泊施設数が200以上
あるサイトに限る)において、県内での宿泊プランをPRする特集ホームページを
制作し、本県への誘客を促進させる事業。
(3)岐阜県観光季刊誌「岐阜っぽ。」全国育樹祭特別版の制作、発送業務
1)第39回全国育樹祭の開催にあたり、
(1)で作成する秋季の岐阜県観光季刊誌「岐阜っ
ぽ。
」制作のための取材を活用しつつ、全国育樹祭情報や全国育樹祭と併せて楽しめる観
光スポット・イベント・グルメ・お土産情報等を紹介する情報誌を制作すること。
・印刷部数は、5万部以上とし、県の指示する250箇所へ配送・納品する他、より効
果的に配布すること。
・サイズ等は、A5判仕上がり×24頁程度 針金中綴じ とすること。
・用紙の材質は、上質軽量コート紙(四六判、55kg) とすること。
・印刷面・色数は、4色カラーの両面印刷 とすること。
・納品日は平成27年8月下旬とすること。
2)掲載内容については、受託者が素案作成の上、県と協議し決定するが、下記については
必須項目とする。なお、校正は原則3回以上行うこととし、完成具合により校正回数を
増やすことがあること。
・全国育樹祭情報
・JR岐阜駅、JR岐阜羽島駅、全国育樹祭会場付近の観光情報
・MAPの作成
※ 県内の最新の地図を作成し、縮尺スケールを表示すること。
※ トレースする内容は、道路、鉄道、駅名、河川、池、湖、市町村界、県市町村名、
高速道路のIC名、SA・PA名、JCT名、道の駅等を表示すること。
※ 県内主要観光地、全国育樹祭開催会場、育樹祭サテライト会場を記載すること。
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業務完了後の提出書類
受託者は本業務完了後、速やかに以下の(1)~(2)の書類を提出すること。
(1)以下①~②の内容を含む実績報告書
① 業務の実施期間及び内容
② その他、業務の実施状況
(2)委託業務完了届
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支払条件等
① 本業務に係る経費は、業務開始以降に支払うものとする。
② 業務の遂行上、必要がある場合には、受託者は概算払いを請求することができる。
7 業務の適正な実施に関する事項
(1)業務の一括再委託の禁止
受託者は、受託者が行う業務を一括して第三者に委託し、又は請け負わせることができな
い。ただし、業務を効率的に行う上で必要と思われる業務については、県と協議の上、業務
の一部を委託することができる。
(2)守秘義務
受託者は、委託業務を行うに当たり、業務上知り得た秘密を他に漏らし、又は自己の利益
のために利用することはできない。また、委託業務終了後も同様とする。
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著作権等の取扱いについて
別添著作権等取扱特記仕様書のとおりとする。
業務の継続が困難となった場合の措置
県と受託者との契約期間中において、受託者による業務の継続が困難になった場合の措置は、
次のとおりとする。
(1)受託者の責に帰すべき事由により業務の継続が困難となった場合
受託者の責に帰すべき事由により業務の継続が困難となった場合には、岐阜県は契約の取
消しができる。この場合、岐阜県に生じた損害は、受託者が賠償するものとする。なお、次
期受託者が円滑かつ支障なく当事業の業務を遂行できるよう、引き継ぎを行うものとする。
(2)その他の事由により業務の継続が困難となった場合
災害その他不可抗力等、岐阜県及び受託者双方の責に帰すことができない事由により業務
の継続が困難となった場合、業務継続の可否について協議するものとする。一定期間内に協
議が整わない場合、それぞれ、事前に書面で通知することにより契約を解除できる。
なお、委託期間終了若しくは契約の取消しなどにより次期受託者に業務を引き継ぐ際は、
円滑な引き継ぎに協力するとともに、必要なデータ等を遅滞なく提供すること。
10 「岐阜県が行う契約からの暴力団の排除措置に関する措置要綱」に基づく通報義務
(1)妨害又は不当要求に対する通報義務
受託者は、契約の履行にあたって、暴力団関係者等から事実関係及び社会通念等に照らし
て合理的な理由が認められない不当若しくは違法な要求又は契約の適正な履行を妨げる妨害
を受けたときは、警察へ通報しなければならない。なお、通報がない場合は入札参加資格を
停止することがある。
(2)受託者は、暴力団等による不当介入を受けたことにより、履行期間内に業務を完了するこ
とができないときは、県に履行期間の延長変更を請求することができる。
11 その他
(1)本仕様書に明示なき事項、または業務上疑義が発生した場合は、両者協議により業務を進
めるものとする。
(2)委託契約後、速やかに業務実施に係る計画書(実施内容、スケジュール等を記載)を提出
し、県の承認を得ること。また、業務の実施にあたっては、県と十分協議したうえで行うこ
ととする。
別添
著
作
権
等
取
扱
特
記
事
項
(著作者人格権等の帰属)
第1 印刷製本物が著作権法(昭和 45 年法律第 48 号)第2条第1項第1号に規定する著作物(以下
「著作物」という。)に該当する場合には、当該著作物に係る同法第 18 条から第 20 条までに規定す
る権利(以下「著作者人格権」という。)及び同法第 21 条から第 28 条までに規定する権利(以下「著
作権」という。)は受託者に帰属する。
2 印刷製本物に係る原稿、原画、写真その他の素材が著作物に該当する場合には、当該著作物に係
る著作者人格権及び著作権(著作者人格権を有しない場合にあっては、著作権)は、提供した者に
帰属する。ただし、発注者又は受託者が第三者より利用許諾を得ている素材が著作物に該当する場
合については、当該第三者に帰属する。
(著作権の譲渡)
第2 印刷製本物が著作物に該当する場合には、当該著作物に係る受託者の著作権(同法第 27 条及び
第 28 条に規定する権利を含む。)を当該著作物の引渡し時に発注者に譲渡する。
2
印刷製本物の作成のために受託者が提供した印刷製本物に係る原稿、原画、写真その他の素材が
著作物に該当する場合には、当該著作物のうち、次に掲げるものの著作権(同法第 27 条及び第 28
条に規定する権利を含む。)を当該著作物の引渡し時に甲に譲渡する。
一
二
三
写真
映像
ロゴ、イラスト
3 前二項に関し、次のいずれかの者に印刷製本物及び当該印刷製本物に係る原稿、原画、写真その
他の素材の著作権が帰属している場合には、受託者は、あらかじめ受託者とその者との書面による
契約により当該著作権(著作権法第 27 条及び第 28 条に規定する権利を含む。)を受託者に譲渡させ
るものとする。
一 受託者の従業員
二 本件契約によって実施される業務の一部が再委託される場合の再委託先又はその従業員
4 第1項及び第2項の著作権の譲渡の対価は、契約金額に含まれるものとする。
(著作者人格権)
第3 受託者は、発注者に対し、印刷製本物及び当該印刷製本物に係る原稿、原画、写真その他の素
材(以下「印刷製本物等」という。)が著作物に該当する場合には、著作者人格権を行使しないもの
とする。
2 発注者は、印刷製本物等が著作物に該当する場合において、当該印刷製本物等の本質的な部分を
損なうことが明らかな改変をすることはできない。
(保証)
第4 受託者は、発注者に対し、印刷製本物等が第三者の著作権その他第三者の権利を侵害しないも
のであることを保証するものとする。
(印刷製本物等の電子データが入った納入物の提供)
第5
受託者は、発注者に対し、印刷製本物等の電子データが入った納入物(DVD)を当該印刷製
本物の引渡し時に引き渡すものとする。
2
前項の規定により引き渡された納入物の作成の対価は、契約金額に含まれるものとする。
3
第1項の印刷製本物等の電子データが入った納入物の所有権は、当該印刷製本物の引渡し時に甲
に移転する。