議員定数の削減と報酬の大幅カットを求める。(原文)

議員定数の削減と報酬の大幅カットを求める。(原文)
財政難が叫ばれ中、安平町の議員報酬は年間約300万円である。
他方、年間収入200万円以下の労働者が全国に1,120万人もいる。
ワーキングプアーと呼ばれる人達だ。彼等の多くは毎日働いていてこの収入だ。
そもそも、町議会議員は非常勤の特別職であるから報酬は生活給ではない。
議会活動への対価である。従って、議会活動の時だけの報酬で十分ではないか。
福島県矢祭町では、平成20年以来、議会や町の公式行事に参加する時だけ1日3万円支
給されている。いわゆる、議員報酬の日当制だ。
安平町だって、決断すれば日当制の導入も可能ではないか。いずれにせよ、年収約300
円は高額すぎる。
新聞報道によれば、白老町では議員定数を15人から14人に減らし月額報酬を5%自主
削減したという。白老町の人口は安平町の2.2倍以上なのに議員定数は同じだ。
明らかに安平町の場合白老町に比し多すぎる。人口比から言えば7人で十分ではないか。
町長に望みたい。町長は議会に議員定数の削減と報酬の減額を求めるべきだ。議員報酬は
税金によるものだから定数削減・報酬減額を求めて当然のことだ。
維新の会の橋下代表は大阪府知事時代、府議の定数削減を公約に掲げ109から88に
削減した。その例に学ぶべきだ。
さらに看過出来ない問題が起こっている。
安平町議会基本条例で議員が政務活動費の受給を可能とする条文が作られた。
これ以上、議員に税金をつぎ込むなど言語道断である。
※「広報 あびら」に掲載されたのは、「紙面の都合により」と言うことで、
一部修正されてたものです。(本人了解の上)
回答文(2月5日掲載予定)は、1月21日郵便にて受け取る。(1月16日付け)
回答文読んで、以下の文章を同月21日に総務課に送信する。
回答文は、「広報
あびら」(2月5日号)に掲載される。
なお、「広報」には、「匿名」としてありますが、これは、「意見そのもの」を客観的に
偏見なく読んで判断してもらいたいからです。
なお、「ていあんくん」(役場)に文書を出すときは、当然のことですが、
氏名を名乗って投稿しています。
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「町長回答」に対する意見(H27・1・21)
「住民提案に対する回答について」を読みました。
回答文には、「議会と協議しながら検討していかなければならない」とありました。
手順的にはそうなるだろうと思います。
ただ、「行財政改革の側面のみならず、総合的に検討する必要がある」との見解が
何を意味するのか、そこに、大いなる「懸念」があります。
議員定数や報酬額は、自分(議員)たちで決められるという「特殊性」が、
高額な報酬や過剰な議員数を生み出しています。
国民の(町民の)平均的な労働実態と平均収入額とは無関係に決められている「特殊性」
が、議員報酬のみならず、いい加減な政務活動費を生み出しています。
なお、、将来、仮に報酬を減額されたとしても、それに代わって、政務活動費が支払われ
れば、看板の書き換えに過ぎません。
議員の中から、そんな意見が出てきそうですが、そんな「小細工」は許されません。
「議会との協議」においては、「町民の平均収入・労働実態」と議員の「非常勤の労働実
態」との比較を総合的に検討されることを希望しておきます。
以上、「回答文の受領」に換え、意見を申し上げました。
なお、「議員の定数と報酬は、何を基準に決められるべきか」に関しては、別途、機会を
得て
発言していきます。
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