平成26年度普及活動成果発表会について 1 開催目的 農業普及指導センターでは、産業として成り立つ魅力ある農業の実現に向けて、地域 における農業経営の発展支援や高度先進技術の指導等、課題解決のための普及指導活動 に取り組んでいます。 これらの取組を普及組織内で共有化するとともに、広く消費者、農業者、関係機関・ 団体等に普及活動の理解促進を図るため、普及活動成果発表会を毎年開催しています。 2 成果発表の内容 成果発表会では、園芸品目の導入支援(5課題)、 新潟 米の品 質向上 対策( 4課題)地 域づくり支援 (2課題)、直売所運営支援、担い手育成支援、畜産 振興支援(各1課題)について発表がありました。 (次頁「課題一覧」参照) 3 審査 学識経験者、流通関係者、消費者代表、農業者代表、関係機関・団体の6名の審査員 から審査いただき、上位3センターを決定するとともに、講評をいただきました。 4 上位3事例 (1) 魚沼農業普及指導センター 【「魚沼コシヒカリ」だけじゃない!~稲作経営体等への園芸導入~】 アンケート調査により対象者を明確にして、市、JA等関係機関、先進農業者等と 連携、役割分担して園芸振興に取り組み、成果を上げたことが評価されました。 (2) 南魚沼農業普及指導センター 【農産物直売所の集客と販売拡大への支援】 雪を逆手に取った雪国ならではの付加価値商品の開発と、販売力強化の取組が合わ さり、売上増につながりました。 (3) 柏崎農業普及指導センター 【待ったなし!柏崎・刈羽産コシヒカリの品質向上!】 重点栽培技術の絞り込みと、関係機関と一体となった適確な情報発信活動と技術指 導が、品質向上につながりました。 平成26年度普及活動成果発表会 農業普及指導 センター 村 上 新発田 課 題 課題一覧 名 「一味違うにいがた和牛村上牛」産地強化プロジェクト ~県内トップブランド和牛産地の生産基盤強化を目指して~ 「農地を生かし 人を活かし くらしに生かす」地域づくり 新 潟 契約トマト栽培で夏場の収入源を確保 ~稲作法人の園芸導入の取組み~ 新 津 稲作経営体への園芸導入推進 ~園芸生産を農業法人等の新たな経営の柱に~ 越のかがやき米の再生に向けた挑戦 ~激変する米情勢に対応した産地改革~ 巻 三 条 県央地域における新潟米品質向上の取り組み ’ 'TEAM県央’による水稲1万haの品質向上PROJECT 長 岡 「新潟米」の食味・品質の向上 ~気象変動に対応する新潟米管理指導体制の強化~ 魚 沼 「魚沼コシヒカリ」だけじゃない! ~稲作経営体等への園芸導入~ 南魚沼 農産物直売所の集客と販売拡大への支援 ~雪国ならではの付加価値商品づくりと販売力強化に向けた普及活動~ 十日町 なぜ突如として十日町地域にえだまめ大産地ができたのか ~イノベーションを起こした大規模えだまめ栽培組合の軌跡~ 柏 崎 待ったなし!柏崎・刈羽産コシヒカリの品質向上! ~管理指導体制の再構築で目標達成~ 上 越 米品質向上を手段に地域の人づくりを進める 糸魚川 地域資源を結び生かす仕組みづくり ~豊かな村づくりの実践活動経過~ 佐 経営の多角化・複合化による経営体質強化支援 ~米価下落に負けない経営の実現を目指して~ 渡 【経営普及課 農業革新支援担当 井浦 悟】
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