第7号 発行 平成 平成27年2月20日 管内 管内市町村生涯学習・社会教育担当者 社会教育担当者研修会 目的 目的「事業の成果や課題等について情報交換し、 、連携を推進する」より I n d e x ■ スキルアップ ◎ 管内市町村生涯学習・社会教育 担当者研修会 ...........................................2 ◎ 魅力満載 事業紹介 .......................2 ◎ 社会教育委員との連携...................3 ■ ネットワーク ◎ 地域で考え行動する公民館機能 活性化事業「ジャンボおらほのいろ はカルタ~弘前~大会」...................4 ◎ 藤崎町教育委員会主催事業 藤 崎町町合併 10 周年記念「藤崎町小 中俳句大会」 ...........................................4 ◎ 大鰐町教育委員会主催事業「第 2 回男 子厨 房に 入っ て料 理を 作ろ う!」 ..........................................................4 ◎ 田舎館村教育委員会後援事業「第 17 回田舎館村子ども会雪合戦大 会」 ...............................................................4 №1 中南の社会教育 生涯学習・社会教育の活性化を図るためには、自らの創意工夫はもちろ んですが、先進的な取組や他市町村の事例などから学ぶことが大切です。 研修会は、青森県武道館の会議室で開催され、各市町村が事業を紹介し、 それに対して成果や課題等を情報交換しました。 参加者からは、「他市町村の事業について知ることができ、今後の事業 の取組の参考になった。」 「意見交換で、気になることを聞けたり、いろん な質問が出たりして、大変参考になった。 」などの意見が寄せられました。 事業紹介をする田舎館村教育委員会 社会教育係長 田村 友則さん 西目屋村冬期自然体験教室 Let’s 白神探験隊「西目屋お宝探し」 各市町村の事業を紹介します。 弘前市「JAXA へ行こう!」 中学生・高校生が JAXA の施 設を訪問して我が国の高度な科 学技術に触れながら見識を深め ます。 弘前市出身で「はやぶさプロ ジェクト」のマネージャーとし て活躍された川口淳一郎教授などから、宇宙、科学、 夢や目標の達成に必要なことなどを学びます。 黒石市「実年式」 60歳を迎える方々が一堂に 会し、今後の人生において生き がいのある生活を送るため、経 験豊かな知識を活かして、仲間 づくりや情報交換を図り、より 一層の社会参加と地域づくりへ の理解を深める機会を提供します。 平川市津軽路ロマン国際ツーデ-マーチ 津軽富士と呼ばれる秀峰・岩 木山を仰ぎながら、りんご園、 田園地帯に囲まれた津軽平野を コースに開催されるウォーキン グ大会です。豊かな自然との対 話、文化と歴史、温かい人情に 触れながら、2日間ゆっくり歩いて津軽のよさを堪 能し、心と体の健康づくりを進める祭典です。 №2 西目屋村にある素材を生かし、 自然体験活動や環境教育を通して 参加者の児童が協力しながら一つ のものを達成する喜びを体験しま す。 藤崎町チャレンジデー2014 毎年5月最終水曜日に人口規模 がほぼ同じ自治体間で、午前0時 から午後9時までの間に、15分 間以上継続して運動やスポーツな どの身体活動を行った住民の「参 加率」を競うイベントです。 大鰐町出前俳句教室 名誉町民である増田手古奈先生 が残された俳句の功績を受け継ぎ、 俳句を町の文化の核とするために 学校や公民館で俳句教室を開催し、 町民の俳句に親しむ・楽しむ文化 力を育てます。 田舎館村白寿大学 村在住の高齢者(60歳以上) を対象に「教養講座」 「健康講座」 「施設見学」の3種類を月ごとに 実施します。8月下旬には参加者 で学級委員会を組織し、今まで実 施してきた事業評価と9月以降 に実施する講座について意見や希望等を話し合って います。 第7号 これからの社会教育行政には、まちづくり部局や福祉部局など他の行政部局との連携 まちづくり 連携・協働を強めるとともに、 地域のNPO団体や大学・企業等と連携 連携・協働したネットワーク型行政を推進してい いくことが求められており、 社会教育委員が、社会教育主事と連携 連携しながら、地域づくり・絆づくり、そして地域をよりよい をよりよいものとするため、 主体的に活躍されていくことが期待されています されています。 社会教育委員とは、社会教育法に に定められており、都道府県及び市町村の教育委員会 教育委員会に委嘱された非常勤の 特別職の地方公務員で、学校教育及 学校教育及び社会教育関係者、家庭教育の向上に資する活動 活動を行う方が委嘱されてい ます。 ① 地域の社会教育に関する諸計画 諸計画の企画・立案 ② 教育委員会の諮問に対しての意見具申 意見具申 ③ 地域の課題解決などに必要な調査研究 調査研究 全国社会教育委員の調査(平成23 23年)によれば、社会教育委員の約三分の二がその がその役割と活動について「現状 は十分でない」と回答しています。しかし しかし、その理由からは、社会教育委員としての役割 役割を果たすため、委嘱の方 法、会議の回数、会議の運営、意見の の反映の仕方などについて工夫・改善してほしい、 、との主張が読み取れます。 ≪事例 神奈川県の取組≫ 普及資料の作成と委員の意識啓発 意識啓発 社会教育委員の職務は、社会教育法に規定されていますが されていますが、会議の開催回数の少なさや委員の交 代等もあって十分浸透していないのが現状です。 そこで、神奈川県教育委員の会議としてはニュースレターを としてはニュースレターを活用し、活動の可視化を図る情報発 信を始めました。続いて、社会教育委員の課題を明 明らかにしつつ、県内市町の社会教育委員の理解 をうながすハンドブックを編集しました。(http://www.pref.kagawa.lg.jp/kenkyoui http://www.pref.kagawa.lg.jp/kenkyoui ) 社会教育委員と社会教育主事が両輪となって、社会教育実践 社会教育実践に活力を与えることが重要です。こ れからも社会教育委員制度の充実を目指し、学び続 続けて、発信し続けます。 №3 第7号 中南教育事務所では各市町村の事業を取材し、情報の共有及び ネットワークづくりを支援しています。 「地域に愛着と誇りをもってもらいたい」そんな思いからこの事業が行われました。 地域住民に読み札の文を募集したところ、1,525件もの応募があり、その中から45作を選考し、 絵札を地域の画家である山内崇嵩さんが描き、川嶋寛巳実行員会長が版下を作成し、普通版カルタと ジャンボカルタを完成させました。 大会には、約 100 名の地域の子どもたちと保護者が参加し、チーム対抗でジャンボカルタの争奪 戦を行いました。競技が始まった当初の参加者は遠慮がちでしたが、中盤からは熱が入り、他チーム に負けじとカルタを取っていました。 大会に参加しなかった子どもたちにも、地域の素晴らしさを理解してほしいと、弘前市立大成小学 校、弘前市立第三大成小学校、弘前市立文京小学校及び弘前市立第三中学校に普通版カルタ 1 組が寄贈されました。 公民館や学校等との連携がしっかりしています。また、スタッフの役割分担が明確で、円滑な大会運営でした。 藤崎町在住で俳誌「童子」主宰の辻桃子さんが昨年、唐糸御前史跡公園に句碑を建立したのをき っかけに、子どもたちに俳句作りの活動を通して表現する楽しさを体験させようと、今年度初めて行 われました。 この日は、表彰式と俳句会が行われました。表彰式は、小学校 3 年生から中学校 3 年生までの児 童生徒の応募作品 802 句の中から、辻さんと俳誌「童子」副主宰の阿部元気さんが学年ごとに最優 秀賞 1 句、優秀賞 3 句、入選10句の計 42 句を選出し、表彰しました。その後、受賞者が辻さん の指導のもと俳句会を楽しみました。 15 年前に東京都から藤崎町へ転居し、俳誌「童子」主宰として活躍している辻桃子 さんを発掘し、地域の人材として活用しています。また、小・中学校と連携を密にし て取り組んでいます。 男性の子育てに対する関心を高めるきっかけをつくり家族で絆を強めるとともに、子育て世代の交 流の場を提供することを目的に昨年度に継いで行われました。 男性が「お弁当作り体験」、女性が「花育体験」、子どもは託児所で過ごすという内容を「わにっこ おもてなし隊」が企画し、準備や受付、司会などの運営も「わにっこおもてなし隊」が行いました。 「お弁当は作り体験」では、ハンバーグや鳥唐揚げ、ポテトサラダなどを作り、 「花育体験」では、 牛乳パックを使ったフラワーアレンジメント作りを行いました。 最後は、ホールに集まり、女性の作ったフラワーアレンジメントを愛で、男性の作ったお弁当を頬 張りながら、それぞれの体験の話題に笑みがこぼれていました。 事業の企画・運営を「わにっこおもてなし隊」が行えるよう行政が積極的に関わっています。 講師や託児ボランティア、食材など地元にこだわり、町の魅力再発見に繋げています。 雪に親しみ、屋外で遊ぶ楽しさを体験し、冬期間健康で明るく過ごすために体力づくりをすること を目的に、田舎館村子ども会育成連絡協議会の主催で行われています。 開会式を中央公民館で行った後、役場裏の田んぼを会場に競技が行われました。1 チーム 7 人の 4 チームのリーグ戦で行われ、応援に駆け付けた保護者が大きな声援を送っていました。 準備や運営に教育委員会が積極的に協力し、子ども会の継続的な取組を推進していま す。 №4 【問い合わせ】中南教育事務所 主任社会教育主事 山本 孝一 電話 0172-32-1137(直通) FAX 0172-36-6584
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