計画の概要その1

計画の位置づけ
寒河江市高齢者福祉計画及び第6期介護保険事業計画の概要
■老人福祉法第 20 条の 8 第1項に規定する老
人福祉計画と介護保険法第 117 条第1項に
規定する介護保険事業計画を一体的に策定
■計画期間
H27~H29 年度(3カ年)
基 本 理 念
(施策目標)
高齢者になっても住み慣れた地域のなかで、
健康で安心して生きがいを持って暮らせる
地域社会の実現
キャッチフレーズ
生き活きハートフル寒河江
アンケート結果
・今後を含め、介護予防に取組むとする方が
68%
・介護予防で市に期待するのは、認知症予防・
健康増進のための運動・生きがいづくり
・介護が必要になった場合、在宅希望が 61%
自宅外希望の理由の 63%が家族への迷惑
・認知症高齢者の在宅の生活のため、67%が
地域の協力を必要としている
・施設系サービスについて、50%以上が個室
の特別養護老人ホームの整備を要望
重点事項
1 地域包括ケアの推進
2 特別養護老人ホーム入所待機者の解消
施策の重点項目
Ⅰ いきがいづくりの推進と社会参加の促進
高齢者が積極的に社会参加し、地域で活躍できるよう、生きが
いづくりの推進と社会参加の促進を図る。
Ⅱ 介護予防の推進
いつまでも健康でいきいきと生活するため、高齢者へ適切な情
報提供を行い、介護予防への積極的な取組を推進する。
Ⅲ 認知症施策の推進
認知症の正しい理解を深め、見守りや支援体制の構築を図ると
ともに、各機関の連携を図り総合的な取組を推進する。
Ⅳ 在宅医療・介護連携の推進
在宅療養者が、生活の質を保ち自宅での生活を継続できるよう、
医療と介護が連携したサービスを提供する体制を整備する。
Ⅴ 地域ケア会議の推進
個別の支援内容の検討、地域課題把握、政策形成等を目的にし
た地域ケア会議を開催し、地域包括ケアの構築を目指す。
Ⅵ 生活支援サービスの充実
高齢者の在宅生活を支えるため、ボランティア、NPO等の多
様な主体との協働による生活支援サービスを提供する。
Ⅶ 地域で支え合う体制整備
高齢者が住み慣れた地域で元気に暮らしていけるよう、様々な
活動主体と連携した地域で支え合う仕組みを構築する。
Ⅷ 安心して住み続けられる住まいの確保・支援
介護保険施設等の充実を図るとともに、グループホームの整備
やその他の高齢者の住まいの確保・支援を行う。
第5期介護保険事業計画の課題
50 床
増床されたものの、需要が多く、整備水準
の整理が必要
・介護予防教室の受入れ人数に限界があり、
継続的支援ができない状況
・健康で自立した生活の継続のため、健康づ
くりから介護予防まで、一貫性・連続性の
ある支援が必要
・計画どおりに特別養護老人ホームが
現状と見込
■高齢者数
H17 10,806 人 H26 11,955 人
H29 12,329 人 H37 12,985 人
■要介護認定者数
H17 1,405 人 H26 2,324 人
H29 3,171 人 H37 3,759 人
■介護保険給付費
H17 1,969 百万円 H26 3,548 百万円
H29 4,222 百万円 H37 6,053 百万円
介護保険制度の改正
■地域包括ケアシステムの推進
・介護予防・日常生活支援総合事業
・在宅医療と介護の連携推進事業
■認知症施策の推進
■介護報酬 平均 2.27%減
■第 1 号被保険者給付費負担割合 21%→22%
Ⅸ 介護サービス・高齢者福祉サービスの充実
介護保険制度改正に対応し、団塊の世代が75歳以上となる平成37年を見据え、在宅サービスや地域密着型サービスの充実を図るとと
もに、家族介護者の支援、高齢者福祉サービスの充実を図る。
Ⅹ 介護保険制度の円滑な運営
■介護基盤整備の推進
■日常生活圏域の設定・・・1圏域
特別養護老人ホームの増床(20 名)、地域密着型特別養護老人ホ
■介護予防・日常生活支援総合事業(総合事業)の推進
ーム2施設(58 名)、グループホーム1施設(18 名)による定員増
現行の介護予防給付による訪問介護・通所介護サービスを維持
■介護保険料の設定
しつつ総合事業に移行するとともに、住民主体のサービスの整
保険料基準額(月額)5,620 円(第5期 4,370 円 28.6%増)
備、地域の実情に応じた効果的な介護予防の取組を推進する。
(3カ年の介護保険給付費が約 25 億円増加(約 26%増))